鞍掛山(478m)

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Byよっし~

2013年2月24日(日) 曇り時々雪

おかんさんから、前回登った鬼ヶ岳のコメントで、
『登山道の雰囲気が、小松の鞍掛山とすごく似ています。』
という情報をいただいた。
IMG_5850.jpg
鞍掛山は加賀大日山(1368m)、富士写ヶ岳(942m)と並んで加南(江沼)三山とされ、その名の通り、をおいたような山容で、北前船がこの山を目印にしたことから、別名「船見山」とも呼ばれる。

標高478mと鬼ヶ岳より60mほど低いが、登山路は約1.6㎞とほぼ同じ。
尾根筋の急登や岩稜を直登で登る様子など、登山道の雰囲気は確かに鬼ヶ岳に似ている。
しかも平日や荒天時にも誰か登っているほど地元に愛されている点や、山頂付近には避難小屋まであるなど、調べれば調べるほど鬼ヶ岳にそっくり。
当初は雪解け後にと思ったが、無性に登りたい衝動に駆られ、鞍掛山へ。
 
また登山道は小松市側から6ルート、加賀市側から3ルートと豊富で、これ以外にも案内板に載っていないルート(送電線コース)もあるそうだ。
今回はおかんさんのレポを参考に、小松市の滝ヶ原地区から登ることにする。

R8で石川県に入り、黒瀬交差点で山代温泉方面へ。県道11を那谷寺方向に進んでいく。
登山口の場所はネットでざっと頭に入れてきたが、イマイチ自信がない。
一度は通り過ぎかけたが、か細い記憶を頼りに宇谷野工業団地入口の看板を右折。

しばらく細い道が続いたので不安になるが、ようやく案内標識が見え始め、ホッとひと安心。
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滝ヶ原の集落を抜けて鞍掛大橋を渡ると、舗装された農道に入る。
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道幅が1~1.5車線ほどと狭く、しかも雪の轍があるので、ほぼ一方通行状態
所々待避箇所もあったが、雪に埋もれているので入ったらスタックや脱輪しそうで怖い。
前からこないでね~

10:50 第1駐車場(標高約97m)
IMG_5855.jpg
情報通り先客の車が8台ほど。人気のある山なんだな。

案内看板によると、この滝ヶ原登山口から山頂までは、
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西ノ谷登山道(1.6km)、中ノ谷登山道(1.3km)、行者岩登山道(1.7km)の3つの登山コースがある。初めてなので、一番ポピュラーとされる西ノ谷登山道で登ることにしよう。

念のためザックにアイゼンを入れて、登山開始(10:55)
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林道を歩き始めて1分ほどで、中ノ谷・行者岩登山道と分岐。右手へ進む。
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10:57 西ノ谷登山道入口(標高約107m)
IMG_5859.jpg
ここで林道と分かれ、木橋を渡って登山道に入る。

最初はゆるやかに谷筋を登っていく。
IMG_5860.jpg
鬼ヶ岳同様、残り距離を表示してくれるのもありがたい。

入口から3分ほど進むと、登山道は斜面にとりつきだす。
IMG_5861.jpg
ここら辺りも鬼ヶ岳とパターンが似ている。

尾根筋に入ると、最初の急登が出現。
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雪質はやや湿気が多いが、しっかり踏み固められているので、ガボることもスベることもほとんどなく、歩き易い。

11:06 頂上まで1.2㎞地点
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傾斜は鬼ヶ岳の方が幾分キツイ感じで、ここではまだ余裕の状態。でも長続きしないだろうな(笑)

11:08 小ピーク(標高約265m)
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ここで最初の急登が終了。この先はしばらくなだらかになるが、100mほどで終了。
そうそう、鬼ヶ岳も小鬼展望台から少しだけ木道でなだらかになるんだよな~

11:12 頂上まで1.0㎞地点
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ここからまた急登になるが、立ち止まることもなく、依然好調をキープ。
今日はドーピングしていないんだけどな~?(笑)

11:19 舟見平(標高約296m)
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ここまでで24分。まだ誰とも出会っていない。

広くなっており、小さいベンチもあった。
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ここでアイゼンをつけようかとも思ったが、立ったまま軽く息を整えるだけにする。

振り返ると眼下には小松ドーム木場潟が望め、その先には日本海も。
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視線を南側に移すと、鞍掛山山頂が聳える。
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まだあんなに登るんだ(汗)

11:25 頂上まで700m地点
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後ろから足音が聞こえてきたので振り返ると、先ほど駐車場におられた方が登ってこられた。
明らかに私より健脚のようなので、すかさず道を譲る。

みたび急登に差し掛かる。
IMG_5875.jpg
ここは鬼ヶ岳以上の傾斜で、しかも距離もあるので、立ち止まりが目立ち始める。
前を行くお二方も楽勝ではなさそう。

三度目の急登が終わると、再びなだらかになるが、これもほんのひと時。
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ロープが張られた急登になる。
IMG_5877.jpg
もう先行者の姿はすっかり見えなくなってしまった。

この辺りの積雪は50cmほど。
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アイゼンがなくても滑ることは少ないが、やっぱり履けば良かったかな・・・

尾根筋の急登が終わると、頂上まではもう少し。
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ここからは斜面をつづら折れに登っていく。この辺は鬼ヶ岳より優しいかも。

12:00 鞍掛山山頂(標高477.7m)
IMG_5881.jpg
後半失速し、1時間5分。でも無雪期の標準タイムが1時間らしいので、まずまずなのかも。
山頂には先行者はおろか、誰もいなかった。

山頂を示す標識が2つあり、こちらは477mだったが、
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もう1つは478m。どちらが正しいんだ??
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家に帰ってから調べたところ、正確な標高は477.7mで、小数点切り捨てと切り上げの違いのようで、今回当レポでは後者を採用しました。

こちらは中ノ谷登山道
IMG_5890.jpg
トレースがなかったので、こっちを選択したら1人ラッセルでハマっていたかも(笑)

先ほどより雲が増え、僅かに小松市街が見えるだけ。
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南側の加越国境方面も厚い雲が立ち込め、富士写ヶ岳や小倉谷山は望めなかった。
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天気が良いと白山連峰が望めるようだが、もちろん雲の中。残念。
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おっと、記念の三角点(二等・鞍掛山)タッチも忘れずに。
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方位盤が三角点を保護するように被さっているので、危うく見落としそうになった。

みんな避難小屋に向われたようなので、私も寄ってみよう(12:05)
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避難小屋は後山との鞍部にあり、標高差30mほど下っていく。
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小屋が見えてきた。
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12:08 鞍掛山避難小屋(標高約446m)
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中には先客が7名。私も仲間に入れさせてもらう。

広さは4坪と、鬼ヶ岳の4分の1ほどしかないが、驚いたのがコレ
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中央にストーブ代わりのバーベキューコンロがあり、木炭が赤々と燃えていた。暖まるな~
なんでも毎日登られる常連さんたちが、木炭を運んでこられるそうだ。ありがとうございます。
金網の上で栗やお餅を焼くなど、それぞれ山めしを楽しんでおられた。

一番目を見張ったのが、先客のお一人が作られていたとり野菜みそ鍋
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しっかりした鍋に、大量の鶏肉と白菜。これらを全て背負ってきたそうだ。
この方、夏の白山でも素麺や鰻の蒲焼などを楽しまれているとのこと。なんか私と似てますね(笑)

一方私の山めしは、簡単にカップ麺のみ。
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初めての山で、しかも急登ということで、ザックを軽くすべく道具を減らしてきた弱気の自分に反省。山めし道を改めて考えさせられる(笑)

食事を済ませ、コンロを囲んでしばし山談義に華が咲く。
しばらくすると、2人組の登山者が入ってこられた。この方たち、案内MAPには載っていない送電線コース(巡視路)から登ってこられたそうで、ラッセルしっぱなしで大変だったそうだ。
混んできたので席を譲るべく、そろそろ降りることにしよう。

小屋に居た4名の方は、その送電線コースから下山されるべく、後山方面に向われていった。
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後山獅子岩はまた次回の楽しみにしよう。

当初はピストンしようかとも思っていたが、下りは趣向を変えて行者岩登山道へ(12:50)
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単に登り返すのがイヤだっただけだが・・・(笑)

行者岩コースは、谷筋の急斜面にとりつきながら下っていく。
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降りる少し前に、ワカンを履いた2人組がこのコースを登ってこられた。

そのトレースを踏むように降りていくが、西ノ谷道より締まっておらず、踝までガブる。
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もっとも雪の締まり具合より、私の体重のせいかもしれないが(笑)

樹氷も所々で見られ、目の保養になった。
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ようやく沢が見えてきた。
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ここからは沢沿いになだらかに下っていく。
IMG_5912.jpg

途中何回か沢を渡渉する。
IMG_5913.jpg
浮石があり、危うく落ちそうになった。

道幅が広くなってきた。どうやら林道に出たようだ。
IMG_5915.jpg
ところで行者岩って見かけなかったけど、どこにあったのかな?

この辺りは元々は巨大な岩塊だったようで、沢の底面もコンクリート舗装されたような感じ。
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程なく両側が手入れされた杉林となる。
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13:21 中ノ谷・行者岩登山道分岐(標高約127m)
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駐車場までは残り400mほど。

ようやく見覚えのある箇所まで戻ってきた。
IMG_5920.jpg

13:28 第1駐車場(標高97m)
IMG_5921.jpg
下りは38分。巡視路コースに行かれた方たちはまだ戻られていなかった。

本当に鬼ヶ岳に似た厳しいながらも楽しい山でビックリ!
鬼ヶ岳よりコースバリエーションがあり、今度は是非、無雪期や違うコースも歩いてみよう。
おかんさん、情報ありがとうございました。

鞍掛山(477m)
標高差380m
登り 1時間5分、下り 38分、TOTAL 2時間38分

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Comments 6

おかん  

よっし~さん、こんにちは!
丁寧なレポで私の方が勉強になりました(笑)
次回は小屋でメスティンを披露していただいて
「なんじゃそれ~!」と皆さんを驚かせてください♪

2013/02/25 (Mon) 11:02 | EDIT | REPLY |   

よっし~  

Re: タイトルなし

おかんさん こんにちは。

おかんさんのブログにも書きましたが、雰囲気や登山道のキツさが本当に鬼ヶ岳にそっくりでビックリしました。

> 次回は小屋でメスティンを披露していただいて、「なんじゃそれ~!」と皆さんを驚かせてください♪

メスティンじゃ驚きますかね?
ダッチオーブンでも担いでいかないと、呆れてくれないかも(笑)

春になったら、また登りいこうと思います。

2013/02/25 (Mon) 15:36 | EDIT | REPLY |   

とくさん  

昨日は私が小屋締めでした。見つけちゃいました。
やはりUPしたのね!鳥野菜味噌のおっさんです。
何処の山に行っても旨い物食べたい、それが山での楽しみです。仲間内ではもっと凄い奴もいます。みんな食い意地の張ったヤマノボラーです。
鞍掛山は私の知っているコースは10ルートですが未だあるみたい。初めてで長文になりました。ごめんなさい。又逢いましょう。

2013/02/25 (Mon) 18:36 | EDIT | REPLY |   

よっし~  

Re: タイトルなし

とくさん こんばんは。
当ブログへようこそ。

見つかっちゃいましたね(笑)
小屋でお伝えした通り、とくさんのとり野菜みそ鍋の画像、アップさせていただきました。

> 何処の山に行っても旨い物食べたい、それが山での楽しみです。仲間内ではもっと凄い奴もいます。みんな食い意地の張ったヤマノボラーです。

まさに私と同類の方々ですね。山めしを食べるために、敢えて苦しい山登りをする。それが私のモチベーションです。

> 鞍掛山は私の知っているコースは10ルートですが未だあるみたい。

本当に奥の深い山ですね。すっかり気に入りました。
春になったらまた登ってみようと思います。

また何処かの山でお会いしましょう。

2013/02/25 (Mon) 20:16 | EDIT | REPLY |   

川端正人  

こんにちは、初めてブログ読ませていただきました。
詳細に感動しました、私も今年から鞍掛山に登り体力作りに励んでいます10月4日現在で16回目です。(笑い)
鞍掛山ばかりや・・・・

2016/10/04 (Tue) 15:46 | EDIT | REPLY |   

よっし~  

Re: タイトルなし

川端正人さん はじめまして
コメントありがとうございます。

今年から鞍掛山に登られて、もう16回ですか・・・
すっかりハマっておられますね(笑)

もっとも鞍掛山は低山ながらコースバリエーションが多彩で、急登もあって鍛錬にも最適。
避難小屋での触れ合いもあるので本当にイイ山だと思います。

鞍掛山ばかりのようですが、私の地元の文殊山もおススメですよ。

2016/10/05 (Wed) 09:42 | EDIT | REPLY |   

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