文殊山(365m)
2011年5月17日(火)
【文殊山】は標高365mの比較的登りやすい山で、名前は山頂(大文殊)に祀られた文殊支利菩薩に由来する。
白山、日野山、越知山、吉野ヶ岳とともに、越前五山とも称され、古くから崇められてきた。
【文殊山】は標高365mの比較的登りやすい山で、名前は山頂(大文殊)に祀られた文殊支利菩薩に由来する。
白山、日野山、越知山、吉野ヶ岳とともに、越前五山とも称され、古くから崇められてきた。
この山に登るのは、実は今回が2回目。
1回目は今を遡ること30ウン年前の中学校時代で、文殊菩薩の知恵を授かるために登ったことがあり、そのご利益が今も残っている(←大ウソ)
登山口は福井市側に、二上(ふたがみ)コース、大村コース、角原(つのはら)コース。鯖江市側に大正寺コース、南井(なおい)コース、四方谷コースなどがあるが、今回チョイスしたのは、大村コース。
頂上(大文殊)まで約2.4kmと一番長いが、緩やかなコース。
7:30 自宅を出発。
8:10 大村登山口のある楞厳寺(りょうごんじ)に到着。
砂利敷きの駐車場があり、5~6台は駐車可能。
愛車を停めさせていただき、登山開始!
登り口には、「熊出没注意!」の看板。
一応熊除けの鈴を持ってきたが、大丈夫だろうか・・・
登山道はすごく整備されていて、幅も3m近くあり、軽トラなら充分通れるほど広い。
最初少し急な登りになっており、すぐに額から玉のような汗が噴き出す。
15分ほど登っていくと、木になにやら手書きの看板が。
ここから小平という尾根までは、【ツチノコ坂】と呼ばれており、平成6年にここで目撃されたらしい。
「気をつけて通って下さい」とあるが、本当か?!
8:27 ツチノコ坂入口
周囲に注意を払いながら、ツチノコ坂を登っていく。
8:34 ツチノコ坂休憩所(小休止)
ツチノコ坂の途中のベンチで小休止。
まだ誰とも出遭っていない。
もしかしてヤツがどこからか、俺を監視しているかも・・・
8:46 七曲合流点
二上コースとの合流地点で、ここから室堂(小文殊)まではおよそ10分。
登山道は尾根沿いを歩いているが、眺めはほとんどなし。微かに木々が切れたところから、麓の田園風景が垣間見える。
なんか見覚えのある風景が見えてきた。
9:00 室堂(小文殊)到着
割と広い広場になっていて、昔ここでお弁当を食べた。
天狗が棲みついていたという伝説が残る天狗杉や、阿弥陀如来像を祀る小文殊室堂がある。
室堂で参拝した後、そのまま大文殊方面へ。
実はここから先は初めて。
前回(中学時代)の登山の時も、ここでうだうだしていた記憶がある。
9:05 角原口合流地点
9:10 展望台
大文殊の手前にある展望台。鉄筋コンクリート製の2階建てになっており、下では雨宿りもできる合理的な設計。
ここからは、北側の福井市方面、南側の鯖江・越前市方面いずれも眺めることができるのだが、この日は黄砂のせいで空が霞んでいてほとんどよく見えなかった。残念。
福井市市街地方面(北側)
鯖江・越前市方面(南側)
黄砂がなければ、日野山も見えるのだろうが・・・残念
ここまで誰とも遭わず、寂しいのと怖いのとが入り混じっていたのだが、ようやく地元の方と思しきご年配の方と遭遇。あ~よかった!
9:25 大文殊(山頂)到着
ここが文殊山の山頂で、365m。文殊支利菩薩を祀る本堂がある。
本来ここからの眺めも素晴らしいのだが、黄砂のせいでここからも視界不良。
ここで初老の登山者の方とご一緒になった。
この方たちはこれから【奥の院】に行くらしい。
大文殊から奥の院へは片道およそ15分。往復すると30分かかる。
結構アップダウンがあるらしく、一度は止めようかとも思ったが、せっかくなので行ってみることにする。
奥の院への道は、これまでの整備された登山道とは打って変わり、なんとかすれ違えるかといったぐらい道幅が狭い。昇り降りも結構急で、足元を確かめながら進んでいく。
先ほど大文殊で一緒になった女性が降りてこられた。
「ここから最後がキツいよ」と脅かされる(笑)
え~、まだ登るんですか・・・
9:45 胎内くぐり
奥の院の手前にある【胎内くぐり】と呼ばれる巨岩。
この岩の隙間をくぐれば、知恵を授かり、安産のご利益があるとされる。
しかし邪心があるものがくぐると、たちまち門が閉ざされてしまうそうだ。
果たして私の場合は・・・
当然のことながら、私に邪心がないことが確かめられました(笑)
なおここをくぐらなくても、奥の院には行けます。
9:50 奥の院
奥の院で沢山願い事をお願いした後、大文殊方面へ戻る。
この時間帯になると、すれ違う登山客が増えてきた。
平日だというのに、結構登っているんだ。
10:20 展望台
ここでちょっと早いがお昼とする。
持参してきた簡易ストーブでお湯を沸かし、カップ麺をいただく。
なんてことない昼食だが、山頂で食べるとまたひと味もふた味も違う。
食後コーヒーも入れて、しばしまったり過ごす。
10:40 下山開始
下りはなだらかな坂道だが、気をつけて歩こう。
また決して後ろを振り返らずに。
何でも振り返ると、授けられた知恵が失われてしまうという言い伝えがあるからだ。
中学時代、友達と互いに振り返らそうと悪戯し合ったな~
そのせいか、文殊の知恵は授けられなかったみたいです(笑)
11:30 大村口(楞厳寺(りょうごんじ))
50分かけて無事下山。今回は後ろを振り返らずに降りることができた。
これで文殊の知恵のご利益間違いなし !?(笑)
黄砂のせいで眺めはイマイチだったが、木々の青葉を愛でながら楽しく登ることができた。
今度は別のコースからも登ってみよう。
文殊山(365m)(大村コース)
標高差339m
登り 1時間10分、下り 50分、TOTAL 3時間20分
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1回目は今を遡ること30ウン年前の中学校時代で、文殊菩薩の知恵を授かるために登ったことがあり、そのご利益が今も残っている(←大ウソ)
登山口は福井市側に、二上(ふたがみ)コース、大村コース、角原(つのはら)コース。鯖江市側に大正寺コース、南井(なおい)コース、四方谷コースなどがあるが、今回チョイスしたのは、大村コース。
頂上(大文殊)まで約2.4kmと一番長いが、緩やかなコース。
7:30 自宅を出発。
8:10 大村登山口のある楞厳寺(りょうごんじ)に到着。
砂利敷きの駐車場があり、5~6台は駐車可能。
愛車を停めさせていただき、登山開始!
登り口には、「熊出没注意!」の看板。
一応熊除けの鈴を持ってきたが、大丈夫だろうか・・・
登山道はすごく整備されていて、幅も3m近くあり、軽トラなら充分通れるほど広い。
最初少し急な登りになっており、すぐに額から玉のような汗が噴き出す。
15分ほど登っていくと、木になにやら手書きの看板が。
ここから小平という尾根までは、【ツチノコ坂】と呼ばれており、平成6年にここで目撃されたらしい。
「気をつけて通って下さい」とあるが、本当か?!
8:27 ツチノコ坂入口
周囲に注意を払いながら、ツチノコ坂を登っていく。
8:34 ツチノコ坂休憩所(小休止)
ツチノコ坂の途中のベンチで小休止。
まだ誰とも出遭っていない。
もしかしてヤツがどこからか、俺を監視しているかも・・・
8:46 七曲合流点
二上コースとの合流地点で、ここから室堂(小文殊)まではおよそ10分。
登山道は尾根沿いを歩いているが、眺めはほとんどなし。微かに木々が切れたところから、麓の田園風景が垣間見える。
なんか見覚えのある風景が見えてきた。
9:00 室堂(小文殊)到着
割と広い広場になっていて、昔ここでお弁当を食べた。
天狗が棲みついていたという伝説が残る天狗杉や、阿弥陀如来像を祀る小文殊室堂がある。
室堂で参拝した後、そのまま大文殊方面へ。
実はここから先は初めて。
前回(中学時代)の登山の時も、ここでうだうだしていた記憶がある。
9:05 角原口合流地点
9:10 展望台
大文殊の手前にある展望台。鉄筋コンクリート製の2階建てになっており、下では雨宿りもできる合理的な設計。
ここからは、北側の福井市方面、南側の鯖江・越前市方面いずれも眺めることができるのだが、この日は黄砂のせいで空が霞んでいてほとんどよく見えなかった。残念。
福井市市街地方面(北側)
鯖江・越前市方面(南側)
黄砂がなければ、日野山も見えるのだろうが・・・残念
ここまで誰とも遭わず、寂しいのと怖いのとが入り混じっていたのだが、ようやく地元の方と思しきご年配の方と遭遇。あ~よかった!
9:25 大文殊(山頂)到着
ここが文殊山の山頂で、365m。文殊支利菩薩を祀る本堂がある。
本来ここからの眺めも素晴らしいのだが、黄砂のせいでここからも視界不良。
ここで初老の登山者の方とご一緒になった。
この方たちはこれから【奥の院】に行くらしい。
大文殊から奥の院へは片道およそ15分。往復すると30分かかる。
結構アップダウンがあるらしく、一度は止めようかとも思ったが、せっかくなので行ってみることにする。
奥の院への道は、これまでの整備された登山道とは打って変わり、なんとかすれ違えるかといったぐらい道幅が狭い。昇り降りも結構急で、足元を確かめながら進んでいく。
先ほど大文殊で一緒になった女性が降りてこられた。
「ここから最後がキツいよ」と脅かされる(笑)
え~、まだ登るんですか・・・
9:45 胎内くぐり
奥の院の手前にある【胎内くぐり】と呼ばれる巨岩。
この岩の隙間をくぐれば、知恵を授かり、安産のご利益があるとされる。
しかし邪心があるものがくぐると、たちまち門が閉ざされてしまうそうだ。
果たして私の場合は・・・
当然のことながら、私に邪心がないことが確かめられました(笑)
なおここをくぐらなくても、奥の院には行けます。
9:50 奥の院
奥の院で沢山願い事をお願いした後、大文殊方面へ戻る。
この時間帯になると、すれ違う登山客が増えてきた。
平日だというのに、結構登っているんだ。
10:20 展望台
ここでちょっと早いがお昼とする。
持参してきた簡易ストーブでお湯を沸かし、カップ麺をいただく。
なんてことない昼食だが、山頂で食べるとまたひと味もふた味も違う。
食後コーヒーも入れて、しばしまったり過ごす。
10:40 下山開始
下りはなだらかな坂道だが、気をつけて歩こう。
また決して後ろを振り返らずに。
何でも振り返ると、授けられた知恵が失われてしまうという言い伝えがあるからだ。
中学時代、友達と互いに振り返らそうと悪戯し合ったな~
そのせいか、文殊の知恵は授けられなかったみたいです(笑)
11:30 大村口(楞厳寺(りょうごんじ))
50分かけて無事下山。今回は後ろを振り返らずに降りることができた。
これで文殊の知恵のご利益間違いなし !?(笑)
黄砂のせいで眺めはイマイチだったが、木々の青葉を愛でながら楽しく登ることができた。
今度は別のコースからも登ってみよう。
文殊山(365m)(大村コース)
標高差339m
登り 1時間10分、下り 50分、TOTAL 3時間20分
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