紅葉ハイク 杣山(492m)

author photo

Byよっし~

2020年11月21日(土) 雨のち曇り一時晴れ

里山にもどんどん降りてきており、福井県内の紅葉はそろそろ終盤。
南越エリアの紅葉ハイクの〆を飾るべく、今日も南越前町(旧南条町)のこの山へ。

杣山(そまやま)
RIMG1903s.jpg
すっかりご無沙汰で、8年前のこの時期に一度登ったきり。
かつて山頂に杣山城という山城があり、南北朝期に南朝方の新田義貞公がこの城に立て篭もったとされる。
山名の由来は、杣山城の修復の為に杣人(そまびと)を募集したところ、山に杣人が溢れるほどになったという言い伝えが残る。
 
9:27 第2(中)登山口駐車場(標高約108m)
RIMG1906s.jpg
車が2台停まっていたが、どうやらハイカーではなさそう。

隣で杣山城居館跡の整備工事をしていたが、ハイクには特に支障なし。
RIMG1907s.jpg

前回は1㎞ほど先の花はす公園側の第3(東)登山口から登ったが、
RIMG1905s.jpg
今回は第1(西)登山口から登るつもり。

ここには水洗トイレのほかに大きな休憩所もある。
RIMG1909s.jpg
時折山友さんたちが宴会する場所ですね(笑)

弱い雨がまだ残っていたが、天気は回復傾向にある予報。
RIMG1908s.jpg

OPP対策も済ませハイク開始(9:37)
RIMG1910s.jpg

この一帯には南北朝期に城主だった瓜生氏の居館があったとされる。
RIMG1912s.jpg

設置されている電気柵はなんと7段
RIMG1913s.jpg
通常はイノシシ除けで3~4段までのモノが多いが、シカ除けも兼ねているのだろう。

前方からショベルカーがやってきたので手前で待機。
RIMG1914s.jpg

工事の方が「帰りは電気柵が稼働しているので外して通過して下さい」とのこと。
RIMG1915s.jpg

9:40 西コース登山口(標高約110m)
RIMG1916s.jpg
直進すると、前回下りで利用した姫穴や殿池を経由する中コース(標準CT75分)だが、今回は西コースをチョイス。標準CT70分なので、目標CTは90分

序盤から急な階段を登っていく。
RIMG1918s.jpg

いつの間にか雨は止み、晴れ間が覗いてきた。
RIMG1920s.jpg

この付近はほとんど落葉していた。
RIMG1921s.jpg

前方に屋根らしきモノが見えてきた。
RIMG1922s.jpg

9:51 文殊堂(標高約170m)
RIMG1924s.jpg

文殊山同様、文殊菩薩を祀っている。
RIMG1925s.jpg
かつては神仏習合されており、山頂の杣山神社とも深い関係にあったようだ。

紅葉はほとんど終わっており、少し遅かったようだ。
RIMG1929s.jpg

道端には所々石仏が置かれている。
RIMG1930s.jpg
これは十一面観世音菩薩かな?

階段をよたよた登っていく。
RIMG1931s.jpg

10:12 第1(西)登山口駐車場(標高約265m)
RIMG1933s.jpg
ここまで32分。手前で登山道が左に進んでいたのでスルー。

あれ? 駐車場に降りてきたぞ!?
RIMG1934s.jpg
だったらそのまま駐車場に進めばよかった(笑)

ここまで車でくることも可能だが、周回する場合大変になるので利用しなかった。
RIMG1935s.jpg

これは聖観音菩薩
RIMG1936s.jpg

急な階段が多いが、中コースと比べて道幅も広く歩きやすい。
RIMG1937s.jpg
杣山城の大手道だったのかも。

この付近は黄葉が残っていた。
RIMG1939s.jpg

キレイだな~
RIMG1940s.jpg

前方に山頂部が見えてきた(10:33)
RIMG1941s.jpg

開けた場所からは野見ヶ岳(678m)などが望めた。
RIMG1942s.jpg

これを登り切れば西御殿跡か?
RIMG1944s.jpg

まだ先がありました(笑)
RIMG1945s.jpg

前方に石標が見えてきた。
RIMG1948s.jpg

10:54 西御殿跡(標高約410m)
RIMG1949s.jpg
最後の城主瓜生保(うりゅうたもつ)が北朝方の足利勢との戦の際、麓の居館を捨てここに臨時の居館を移したとされる。

10:55 中コース(殿池・姫穴)合流点(標高約405m)
RIMG1950s.jpg
左に進むと殿池姫穴に至る。前回下山時に利用し、怖い体験をしたのだが…

山頂まで20分ほどだが、合流点の先の広くなったところで小休止(10:56)
RIMG1953s.jpg

さて山頂までもうひとふんばり(11:02)
RIMG1954s.jpg

モミジも赤くなっておらず、あまり映えない。
RIMG1955s.jpg

木の真ん中にある大きな
RIMG1956s.jpg
病気や虫が原因でできた傷を修復して成長してきたたくましさが感じられる。

前方のピークが山頂でないことは学習済(笑)
RIMG1957s.jpg

南西側には今週登った藤倉山(643m)や鍋倉山(516m)
RIMG1959s.jpg

11:10 袿掛岩(うちかけいわ)(標高約445m)
RIMG1961s.jpg

瓜生保の奥方や侍女たちが、この岩に袿をかけ飛び降りて自害したそうだ。
RIMG1962s.jpg

前回はこの辺りの紅葉が見事だったが、やはり少し遅かったようだ。
RIMG1963s.jpg

ようやく山頂が見えてきた(11:16)
RIMG1964s.jpg

堀切と土橋
RIMG1965s.jpg
山頂周辺には山城の遺構が随所に残っている。

11:18 杣山山頂(標高492m)
RIMG1967s.jpg
タイムは1時間38分。山頂には4人組のパーティがおられた。

お約束の三角点(三等・杣山)タッチ。
RIMG1968s.jpg

山頂からは日野山(795m)
RIMG1969s.jpg

先週登ったホノケ山(737m)
RIMG1970s.jpg

同じく先週登った野見ヶ岳(678m)
RIMG1976s.jpg

今日の一杯はマルちゃん 焼豚たっぷりチャーシュー麺生姜醤油味
RIMG1973s.jpg
確かにチャーシューが多いが、小間切れなので底の方に沈んでなかなかありつけなかった(笑)

4人組はツェルトを張って中で宴会中。
RIMG1975s.jpg
にならないのかな?

ひと足先に下山開始(11:53)
RIMG1977s.jpg
東(犬戻駒返)コースで第3登山口に降りようかとも思ったが、西御殿跡側へ。

もう少し早く来たかったな~
RIMG1978s.jpg

12:02 西御殿跡(標高約415m)
RIMG1979s.jpg

12:03 中コース(殿池・姫穴)分岐点(標高約405m)
RIMG1980s.jpg
前回同様、中コースで降りることにする。

12:05 殿池(標高約380m)
RIMG1981s.jpg

城中唯一の水場で夏場でも枯れず、篭城の際にも使われていたとされる。
RIMG1982s.jpg
一段と水量が減った感があり、池というより単なる水溜まりにしか見えない(笑)

前回怖い体験をしたと述べたが、また自ら好んで怖い体験をしたい訳でなく、
RIMG1983s.jpg
経験の浅かった8年前からどれぐらい成長しているかを確かめるため(ウソ)

最初の難所の岩場に差し掛かる。
RIMG1985s.jpg
相変わらず急峻で、雨で路面も濡れているので慎重に下っていく。

12:19 姫穴(標高約320m)
RIMG1987s.jpg

新田義貞公の夫人匂当内待が一時身を隠したことから名付けられたとされる。
RIMG1986s.jpg

いよいよ核心部鎖場に差し掛かる。
RIMG1988s.jpg

右手は垂直な岩塊、左手は断崖で、道幅僅か30㎝ほどの道をトラバースする。
RIMG1990s.jpg
8年前はこの道に腰が引けてしまい、岩肌にへばりつきながら恐る恐る進んだが、今回意外と普通に通過。

一番の理由はが新調されて太くなっていた点。
RIMG1989s.jpg
以前はお情け程度のロープや鎖しかなく、しかも途切れ途切れだったが、丈夫な鎖がしっかりと設置されていたのでかなり頼もしかった。

無事トラバースエリアを通過(12:27)
RIMG1992s.jpg
前回は靴底がツルツルにすり減った靴だったのも恐怖を感じた一因かも。ちなみに今日はスパイク長靴です(笑)

鮮やかなイエローカーペットの上を進んでいく。
RIMG1993s.jpg

見覚えのある東屋が見えてきた(12:33)
RIMG1994s.jpg

ここは分岐路にもなっており、左へ行くと東御殿跡を経由して山頂に至る。
RIMG1995s.jpg

12:40 旧キャンプ場(標高約155m)
RIMG1996s.jpg

12:43 第2(中)登山口(標高約125m)
RIMG1997s.jpg
下りは50分

後は広大な居館跡をなだらかに下っていくだけ。
RIMG1998s.jpg

電気柵のところまで戻ってくる(12:46)
RIMG2000s.jpg
7段全てが稼働中で、注意書きに「3本外して通過して下さい」と書いてあり、上から3本なのか、下から3本なのか迷うも、跨ごうと上から3本にする。
一番上(7段目)はかなり硬かったがなんとか取り外し、6段目も解除。
厄介なのが5段目(上から3番目)
絶縁部となるプラスチック持手が外れており、金属部が剥き出し状態
素手で触れば感電するので、登山ポールの先端で引っかけて外そうとすると、
バチッ‼ 痛っ‼

感電し、思わずポールを離す。
ポール自体も金属なので、絶縁体のプラスチックの握り手を持っていたのだが、なぜかその握り手越しでも感電してしまったようだ??
もしかするとスパイク長靴を履いているので、靴底の金属ピンを伝わって地面に電流が流れようとしたのかも。

なお柵に流れる電圧は最大10,000ボルトにも及ぶ高電圧だが、常時流れている訳ではなく、100分の1秒から1,000分の1秒程度の極めて短い間隔で断続的に電気を流すパルス出力のため、感電死することはなく、誤って触ってしまっても多少痛い思いをするぐらいなのでご安心を(笑)

それじゃ跨ぐのは止めて、下段を外して潜り抜ける方法に変更。
図体が大きいので3段だとひっかかる可能性があるので、4段目までを外し、匍匐前進でなんとか通過(笑)

電線を元に戻そうとして取手を触っていたら、再び感電

画像を見て分かるように電線を外す際、進行方向(向こう側)に外すと匍匐前進する際に邪魔になるので、自分側(手前)に外して進んだのだが、通過後に戻そうとすると上3段が残っているので、大きく手を伸ばす必要がある。
しかも外した4本が絡み合うので、それを解きほぐそうとしているうちに、誤って他の電線に触れてしまったようだ。
通過する際は、向こう側の左の方に寄せて外した方が元に戻すのがラクかも。

電気柵を通過するのに5分以上もかかってしまった(笑)
RIMG2001s.jpg


やっぱり、山っていいね!


杣山(492m)
標高差382m
登り 1時間38分、下り 50分、TOTAL 3時間15分
今年1回目・通算2回目
出会った人 4人 出会った動物 なし
2020年:70座目

☆☆☆ランキング参加中です。☆☆☆


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村
応援のポチッ、お願いします。

↓こちらもポチっとよろしくお願いします。
関連記事
スポンサーサイト



Comments 2

なタソ  

昨年春に花はす温泉から登って周回しましたが、低山の割にはアルプスのような雰囲気もある良い山でした*\(^o^)/*
登る前にリトリートたくらで行われていた蕎麦バイキングで蕎麦をしこたま食べたのでお腹が重く、序盤の階段地獄で全然足が出なかったのも、今となっては笑える思い出です(笑)
また、以前乗っていた車のナビに、北陸道敦賀付近を走っていると「瓜生保の墓」とわざわざ表示され、瓜生保についてはウィキって調べていたのですが、こちらが居城という事で驚きでした。

秋の杣山も紅葉が綺麗で良いですね。あちこち紅葉が素晴らしい山が多いのですが、週休2日の社畜の身分では、楽しめる山は限られてしまうのでもどかしいです。

2020/11/25 (Wed) 06:40 | EDIT | REPLY |   

よっし~  

Re: タイトルなし

なタソさん こんにちは

杣山ハイクの前に蕎麦バイキングですか(^^ゞ
相当な変態ですね(笑)

ナビに「瓜生保の墓」なんて表示されるんですか。
県民でも知らない人がほとんどだと思われる人物なのに、県外の人なら「誰?」と思うでしょうね。
私も杣山に登るまで知りませんでした。
また「瓜生保」3文字で苗字と思う人や「うりゅう」とは読めず、「うりせいほ」と読む人もいたりして(笑)

2020/11/25 (Wed) 11:09 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply(コメントをどうぞ)※認証後に表示されます

文殊山 (273)
二上コース (134)
二上コース(裏・旧道) (29)
大村コース (15)
角原コース (22)
半田・鉾ヶ崎コース (2)
帆谷コース (3)
西袋コース (4)
大正寺コース (23)
南井コース (4)
四方谷コース (9)
橋立(酒清水)コース (3)
北山コース (2)
徳尾コース (1)
青葉台コース (2)
文殊やまのぼり大会 (4)
花火を眺める会 (6)
熊遭遇! (3)
ナイトハイク (1)
奉仕活動 (1)
MAP・他 (5)
白山 (51)
別山 (4)
白山釈迦岳 (1)
福井県の山(奥越) (70)
荒島岳 (6)
経ヶ岳 (6)
三ノ峰 (4)
能郷白山 (2)
銀杏峰 (8)
取立山 (5)
赤兎山・大長山 (6)
越前甲 (2)
大師山 (2)
飯降山 (3)
保田経ヶ岳 (6)
バンビライン (6)
天子山 (8)
福井県の山(福井・坂井) (54)
浄法寺山・丈競山 (5)
吉野ヶ岳 (2)
大佛寺山 (3)
下市山 (5)
城山(じょうやま) (12)
三峯城山 (3)
一乗城山 (3)
二本松山 (2)
鷹取山 (3)
丹波岳 (2)
広野山 (1)
福井県の山(南越) (118)
日野山 (14)
鬼ヶ岳 (26)
三床山 (13)
ホノケ山 (5)
三里山・南三里山・行司岳 (5)
蛇ヶ獄 (2)
権現山 (3)
乙坂山 (4)
越知山 (3)
夜叉ヶ池 (3)
冠山・金草岳 (3)
野見ヶ岳(武周ヶ池) (2)
杣山 (2)
藤倉山・鍋倉山 (2)
妙法寺山 (2)
矢良巣岳 (2)
部子山 (2)
福井県の山(嶺南) (26)
野坂岳 (6)
岩籠山 (3)
西方ヶ岳・蠑螺ヶ岳 (2)
三十三間山 (2)
三国山・赤坂山 (1)
大谷山 (1)
大御影山 (1)
石川県の山 (26)
富士写ヶ岳 (4)
火燈山・小倉谷山 (4)
医王山 (3)
鞍掛山 (8)
新潟県の山 (4)
福島県の山 (9)
東京都の山 (1)
長野県の山 (5)
滋賀県の山 (26)
伊吹山 (4)
霊仙山 (2)
賤ヶ岳 (3)
綿向山 (2)
繖山 (2)
赤坂山・大谷山 (1)
岐阜県の山 (20)
舟伏山 (3)
金華山 (4)
愛知県の山 (1)
京都府の山 (6)
奈良県の山 (4)
大阪府の山 (3)
兵庫県の山 (2)
三重県の山 (8)
鳥取県の山 (3)
島根県の山 (2)
岡山県の山 (2)
四国の山 (3)
北アルプス (67)
槍ヶ岳 (7)
双六岳・三俣蓮華岳 (7)
笠ヶ岳 (5)
燕岳 (5)
常念岳 (3)
徳本峠 (5)
湯俣温泉 (3)
焼岳 (1)
御嶽山 (1)
立山 (4)
剱岳 (9)
大日岳 (1)
阿曽原温泉 (5)
白馬岳 (5)
唐松岳 (3)
太郎兵衛平 (3)
中央アルプス (3)
木曽駒ヶ岳 (3)
南アルプス (6)
北岳 (6)
八ヶ岳 (6)
ウオーキング・マーチ (9)
お遍路 (16)
山行インデックス (11)
山めし・山ごはん (83)
麓の山めし (36)
道具 (14)
山百(百均)グッズ (4)
B級グルメ (130)
福井のおすすめスポット (16)
石川のおすすめスポット (3)
滋賀のおすすめスポット (1)
岐阜のおすすめスポット (1)
長野のおすすめスポット (1)
東京のおすすめスポット (2)
三重のおすすめスポット (1)
京都のおすすめスポット (3)
兵庫のおすすめスポット (1)
岡山のおすすめスポット (2)
島根のおすすめスポット (1)
おすすめ温泉 (1)
旅 (4)
日常 (11)
山雑記 (15)
青春の想い出の曲 (16)
よっし~のコレクション (3)
よもやま話 (3)
未分類 (0)