晩秋の赤岳 1泊2日ハイク 2日目その2

author photo

Byよっし~

2017年10月28日(土) 曇りのち雨

1泊2日での初めての八ヶ岳(赤岳)
いよいよ下山編です。

ここまでのハイクの様子はコチラをどうぞ↓
晩秋の赤岳 1泊2日ハイク 1日目その1
晩秋の赤岳 1泊2日ハイク 1日目その2
晩秋の赤岳 1泊2日ハイク 1日目その3
晩秋の赤岳 1泊2日ハイク 2日目その1

山頂でゆっくりしていたかったが、雨が落ち始めてきたので下山開始(8:18)
DSCN0552_20171102183451cb2.jpg
入れ違いでソロの男性が登ってこられた。赤岳鉱泉から硫黄岳・横岳を経由されてきたそうだ。
 
文三郎・中岳ココ下るのペイント。
DSCN0553_20171102183453c5f.jpg
正面に見えるのは中央が権現岳(2715m)で、右端が編笠山(2524m)、左端が三ツ頭(2580m)

鉄製の梯子を下る。
DSCN0554_201711021834547fc.jpg

もう1本梯子を下るが、どちらも傾斜はそれほどでなく長さも短い。
DSCN0555_201711021834566cd.jpg

分岐指導標が見えてきた。
DSCN0556_20171102183517390.jpg

8:25 竜頭峰分岐(標高約2865m)
DSCN0557.jpg
直進すると、竜頭峰を経て権現岳に続くキレット縦走路真教寺尾根ルート

右折して鉄鎖を頼りに慎重に核心部を下っていく。
DSCN0559.jpg

だいぶ雪も溶けたようで、ツボ足でも問題なさそうだがアイゼンは履いたまま。
DSCN0561_20171102183522d70.jpg

こんなところを下っています。
DSCN0562_2017110218352302f.jpg

登山者向けの応援プレート
DSCN0563_20171102183549f3e.jpg
下山者向けはないの?(笑)

ソロの男性とすれ違う(8:39)
DSCN0564_20171102183551c7c.jpg
この方今朝、美濃戸口から御小屋尾根ルートで、阿弥陀岳、中岳と縦走してきたそうで、
標準CT6時間30分のところ3時間30分ほどと超健脚。すげー

8:42 キレット・権現岳分岐(標高約2780m)
DSCN0565_201711021835523c4.jpg
左は赤岳山頂に向かわずキレット方面に向かうトラバース路。

核心部の岩場が終了。
DSCN0566_20171102183554dcc.jpg
この付近から雨がに変わってきた。
♪雨は8時過ぎに 雪へと変わるだろう さいでんな~ ほうでんな~

8:50 中岳・阿弥陀岳分岐(標高約2750m)
DSCN0568_201711021835551d0.jpg
直進すると中岳(2700m)を経て阿弥陀岳(2805m)に至る。
なお中岳のコル(中岳ルート)からも行者小屋に降りられる。

稜線と分かれ、文三郎尾根を下っていく。
DSCN0569_20171102183617c95.jpg

文三郎尾根は階段道で、階段が延々と続く。
DSCN0571_20171102183620981.jpg
天望荘の小屋番の方に伺ったところ、あまりの多さに何段あるか分からないそうだ。

階段の段鼻部分にあるマンモス(マムート)のエンブレム。
DSCN0570_201711021836181c4.jpg
別名、マムート階段と呼ばれるそうだ。

雨雲がますます下がってきて、北アルプス方面は全く見えなくなってしまった。
DSCN0572_20171102183621186.jpg

降りているとハイカーらしきが聴こえてきた。
DSCN0573_20171102183623466.jpg
しかし前方にも後方にもハイカーの姿は見えず、ふと赤岳側に視線を移すと、

いたー!
DSCN0575_201711021836546f8.jpg
2人のクライマーが赤岳山頂に続くルンゼを登はん中。

よくもこんな天気の中、あんな怖いところを登るなんて、私には絶対無理。
DSCN0580_20171102183700b54.jpg

♪雨は9時過ぎに 雪へと変わるだろう さいでんな~ ほうで・・・・
DSCN0576_20171102183656a51.jpg
脳内でリフレインしながら降りていて、

滑落しました!
DSCN0577_20171102183658f7f.jpg
状況はこうだ。

鉄製の階段に差し掛かった際、右足のアイゼンの歯が左足のズボンの裾にひっかかり、体勢を崩したかと思ったら身体が回転し始める。
左手で鎖を握っていて、一回転して階段脇の鉄網部分で一度止まりかかるも、勢いがついているので再び回転。
このままだと岩場部分に激突するので、とっさに身体をよじって階段側に方向転換し、
階段の踏板に両膝を強打してようやく停止

いてぇ~

膝に激痛が走り、しばらくその場に倒れ伏す。
その時間は1分ほどだったと思うが、とても長く感じられた。

そして少し落ち着き、痛みがやや収まったところで座ったまま状況を確認。
アソコから落ちたということは3mほど滑落したのか。
膝の激痛はあるが、ズボンの破れや出血している様子はなく、両足とも普通に動く。
ズボンの上からなので強打した部分は不明だが、右膝より左膝の方が痛みが強い。
また頭や腕には痛みはなく、こちらも傷や出血はない。

意を決して鎖を頼りにゆっくりと立ち上がる
両膝に0.1トン弱の巨体がのしかかり痛みがまた襲ってきたが、直立でき、
足の屈伸や上げ下げは可能。
痛みは残るがどうやら歩行可能のようだ。

よし、降りよう!(9:11)
DSCN0578.jpg
変な替え歌を歌っていたので、タツローの怒りをかったのかも。
下山中の一連の出来事は”山の下タツローの呪い”といわれる(大ウソ)

その後も急な階段の下りが続く。
DSCN0582_20171102183725f8e.jpg
この付近になると雪から雨に変わっていた。
♪雪は9時過ぎに 雨へと変わ・・・  もう止めよう(笑)

再びアイゼンを引っ掛けぬよう、1歩ずつ足取りに注意しながら降りていく。
DSCN0583_201711021837263c3.jpg

ようやく階段ゾーンを抜け、樹林帯に入る(9:31)
DSCN0584_20171102183728984.jpg

9:40 阿弥陀岳分岐(中岳道)(標高約2390m)
DSCN0586_2017110218372925d.jpg

ますます雨足が強くなってきた。
DSCN0587.jpg

行者小屋が見えてきた(9:47)
DSCN0590_2017110218374974e.jpg

9:50 行者小屋(標高約2350m)
DSCN0592_201711021837519b9.jpg
赤岳山頂から1時間32分。標準CTが1時間20分なので、負傷した割にはまずまず。
天望荘でご一緒だったソロの男性も下山されていた。

小屋前では雨宿りしながら、山行の続行・中止の判断に悩むハイカーが多く、
DSCN0595_20171102183755ff1.jpg

文三郎尾根を降りてきた私に、登山道や稜線の状況を尋ねてくる。
DSCN0596_2017110218381727f.jpg
「稜線部はが降ってます。階段は濡れて滑り易いの気をつけてくださいね。
 滑って滑落しちゃいました(てへ)」


脅かし?が効いたのか、ほとんどのハイカーが登頂を断念(笑)
DSCN0593_20171102183752192.jpg
このTシャツ、欲しかったが、4000円以上とボッタくり、高額だったので断念。

軒先でアイゼンを外し、防寒着からカッパに着替える。
いてて・・・ 足を上げようとすると激痛が走る。
行者小屋まで降りてきてホッとしたのか、痛みがぶり返してきた感じ。
様子を見たい衝動に駆られるも、ヘタに見てショックを受けるかもしれないので
パス(結果からいうと正解だったかも)

やや小降りになってきたので下山開始(10:29)
DSCN0598_20171102183818dc6.jpg

下りは北沢で降りようと思っていたが、遠回りになるので南沢へ。
DSCN0600_20171102183820100.jpg
下り坂の天気だが、登ってくるハイカーにちらほらすれ違う。

ジブリアニメに出てきそうな森の中を下っていく。
DSCN0601_20171102183821c25.jpg

この辺はなだらかなので歩行には支障なし。
DSCN0602.jpg

コケたちは雨に濡れて昨日より輝いている感じ。
DSCN0603_201711021838487fa.jpg

振り返ると横岳の稜線が望めた。
DSCN0604_20171102183849c80.jpg
どうやら一番ヒドい時間帯に文三郎尾根を下っていたようだ。

路面に大岩が増えてくると膝への負担が増してくる。
DSCN0607_2017110218385165c.jpg
”K・H・K(下りは速い子)”は返上し、”K・O・K(下りは遅い子)”モード

沢にかかる橋を渡ったところで小休止(11:27)
DSCN0609_201711021838544cc.jpg

実は橋を渡った先の段差部分で、スリップして尻餅
DSCN0608_20171102183852c87.jpg
お肉の厚いお尻とザックのおかげで、今回は怪我はなし(笑)
この部分は本当に滑りやすく、行者小屋でハイクを断念して引き返してきた後続のグループの男性もコケていた。

痛みはだいぶ収まってきたが、時折左足の脛を熱いモノが流れるのを感じる。
DSCN0610.jpg
強打による打撲だと思っていたが、やはり出血もしているようだ。
確認したいところだが、ガマンして降りていく。

カラマツ(唐松)の黄葉も終盤。
DSCN0611_20171102183922418.jpg

7本目の橋を渡ると、美濃戸はあと僅か(12:27)
DSCN0612_201711021839236e1.jpg

12:40 赤岳山荘(美濃戸)(標高約1690m)
DSCN0614.jpg
行者小屋から2時間11分。下りの標準CTが1時間40分なのでだいぶスローペース。

お腹がペコペコなので、山荘内で昼食。
DSCN0615_20171102183926c52.jpg

肉うどん(750円)を注文
DSCN0618_201711021839442ea.jpg
牛肉とキノコがたっぷり入っており、温かいうどんが染みる。

あげないよ~(笑)
DSCN0619_201711021839461db.jpg

ここでハイク終了でなく、美濃戸口まで2.6kmの林道歩きが待っている(13:06)
DSCN0620_20171102183947668.jpg

紅葉を愛でながら林道をよたよた下っていく。
DSCN0621_20171102183949390.jpg
誰か乗せてってくれないかな?(笑)

美濃戸まで車で来なかったことを少し後悔するも、
DSCN0622_20171102183950636.jpg
差額でうどんが食べられたのでヨシとしよう。

八ヶ岳山荘が見えてきた。
DSCN0623_20171102184010f13.jpg

13:52 八ヶ岳山荘(美濃戸口)(標高約1502m)
DSCN0625_201711021840122fa.jpg
赤岳山荘から46分と標準CT(50分)通り。

駐車場に戻り、車の中の駐車券を取り出す。
DSCN0626_20171102184013e57.jpg
八ヶ岳山荘の駐車場を利用した場合、山荘でコーヒー1杯(500円)がサービス。
2日間駐車なので2杯飲めるのだが、1杯で充分(笑)

コーヒーも通常のブレンドやアメリカンに加え、カフェラテやエスプレッソも選択可能。
DSCN0627_20171102184015728.jpg

フードメニューも充実しており、カレーはビーフ、キーマ、バターチキン等と豊富。
DSCN0629_20171102184016fd4.jpg

中央道・長野道で松本まで移動し、R158で安房トンネル経由で帰宅の途につく。
DSCN0630_201711021840328e1.jpg
足大丈夫かな・・・ 

山なめんなよ!
DSCN0593t.jpg
すみません、反省してます。 もう少し続きます。

晩秋の赤岳 1泊2日ハイク エピローグにつづく・・・

(ここまでの行程)
8:04赤岳山頂8:18
8:25竜頭峰分岐
8:42キレット・権現岳分岐
8:50中岳・阿弥陀岳分岐
9:05(滑落)9:11
9:40阿弥陀岳分岐
9:50行者小屋(中休止)10:29
11:27(小休止)11:40
12:40赤岳山荘(美濃戸)(昼食)13:06
13:52八ヶ岳山荘(美濃戸口)


赤岳(八ヶ岳)
標高差1397m
登り 7時間16分、下り 5時間34分
出会った人 50人ぐらい 出会った動物 なし
日本百名山:26座目
2017年:41座目

☆今回歩いたコース☆ (クリックすると大きくなります)
akadake_map01.png

akadake_kouteisa02.png

☆☆☆ランキング参加中です。☆☆☆


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村
応援のポチッ、お願いします。

↓こちらもポチっとよろしくお願いします。
関連記事
スポンサーサイト
Share

Comments 0

Leave a reply(コメントをどうぞ)※認証後に表示されます

文殊山 (220)
二上コース (117)
二上コース(裏・旧道) (28)
大村コース (9)
角原コース (16)
半田・鉾ヶ崎コース (2)
帆谷コース (3)
西袋コース (3)
大正寺コース (6)
南井コース (3)
四方谷コース (8)
橋立(酒清水)コース (2)
北山コース (2)
徳尾コース (1)
青葉台コース (2)
文殊やまのぼり大会 (3)
花火を眺める会 (6)
熊遭遇! (3)
ナイトハイク (1)
奉仕活動 (1)
MAP・他 (4)
白山 (46)
別山 (4)
白山釈迦岳 (1)
福井県の山(奥越) (60)
荒島岳 (5)
経ヶ岳 (5)
三ノ峰 (4)
銀杏峰 (6)
取立山 (4)
赤兎山 (4)
越前甲 (2)
大師山 (2)
飯降山 (3)
保田経ヶ岳 (5)
バンビライン (6)
天子山 (6)
福井県の山(福井・坂井) (47)
浄法寺山・丈競山 (4)
吉野ヶ岳 (2)
大佛寺山 (2)
下市山 (4)
城山(じょうやま) (10)
三峯城山 (3)
一乗城山 (3)
二本松山 (2)
鷹取山 (3)
福井県の山(南越) (86)
日野山 (13)
鬼ヶ岳 (21)
三床山 (8)
ホノケ山 (4)
三里山 (3)
蛇ヶ獄 (2)
権現山 (3)
乙坂山 (2)
越知山 (3)
夜叉ヶ池 (2)
冠山・金草岳 (3)
妙法寺山 (2)
福井県の山(嶺南) (20)
野坂岳 (4)
岩籠山 (2)
西方ヶ岳・蠑螺ヶ岳 (2)
石川県の山 (21)
富士写ヶ岳 (3)
火燈山・小倉谷山 (3)
医王山 (3)
鞍掛山 (7)
新潟県の山 (4)
福島県の山 (9)
東京都の山 (1)
長野県の山 (5)
滋賀県の山 (21)
伊吹山 (4)
霊仙山 (2)
賤ヶ岳 (3)
岐阜県の山 (18)
舟伏山 (3)
金華山 (3)
愛知県の山 (1)
京都府の山 (6)
奈良県の山 (4)
大阪府の山 (3)
兵庫県の山 (2)
三重県の山 (4)
鳥取県の山 (3)
島根県の山 (2)
岡山県の山 (2)
四国の山 (3)
北アルプス (56)
槍ヶ岳 (7)
双六岳・三俣蓮華岳 (7)
笠ヶ岳 (5)
燕岳 (5)
常念岳 (3)
湯俣温泉 (3)
焼岳 (1)
御嶽山 (1)
立山 (4)
剱岳 (9)
大日岳 (1)
阿曽原温泉 (5)
白馬岳 (5)
中央アルプス (3)
木曽駒ヶ岳 (3)
南アルプス (6)
北岳 (6)
八ヶ岳 (6)
ウオーキング・マーチ (9)
お遍路 (16)
山行インデックス (10)
山めし・山ごはん (79)
麓の山めし (22)
道具 (13)
山百(百均)グッズ (4)
B級グルメ (97)
福井のおすすめスポット (10)
石川のおすすめスポット (2)
滋賀のおすすめスポット (1)
岐阜のおすすめスポット (1)
長野のおすすめスポット (1)
東京のおすすめスポット (2)
京都のおすすめスポット (3)
兵庫のおすすめスポット (1)
岡山のおすすめスポット (2)
島根のおすすめスポット (1)
おすすめ温泉 (1)
日常 (8)
山雑記 (10)
青春の想い出の曲 (11)
よっし~のコレクション (3)
よもやま話 (2)
未分類 (0)