常念岳(2857m)1泊2日ハイク プロローグ

author photo

Byよっし~

暦が替って神無月10月
大気が入れ替わったようで、朝晩はめっきり涼しくなった。
また連休が貰えることになったので、泊りがけでお山に行こう!

今回ターゲットに選んだのはこの山。

常念岳
DSC02706z.jpg
※画像は2016年9月に槍ヶ岳肩の小屋から撮影。

北アルプス(飛騨山脈)南部の常念山脈の主峰で、日本百名山
ピラミッド型の端正な山容が特徴で、安曇野・松本市街からでも一目瞭然の山である。
山名は雪解け時に現れるとっくりを手にした黒い坊さん(常念坊)の雪型に由来する。
 
常念岳への登山ルートは以下の6ルート

常念岳登山ルート標準CT(往路)必要日数
①一ノ沢ルート(常念乗越経由)6時間1泊2日以上
②三股ルート(前常念岳経由)6時間20分1泊2日以上
③三股ルート(蝶ヶ岳経由)10時間40分1泊2日以上
④中房ルート(大天井岳経由)10時間40分2泊3日以上
⑤横尾ルート(蝶槍経由)11時間2泊3日以上
⑥徳澤ルート(長塀山経由)11時間30分2泊3日以上

※標準CTはヤマタイム(ヤマケイオンライン)より参照。休憩時間は含まず。
※横尾・徳澤ルートは上高地BTからのタイム。

今回は2日間の日程なので、2泊3日以上の④⑤⑥ボツ
これらは縦走コースで、マイカーの場合、登山口と異なる下山口だと戻る交通手段が必要で、
ピストンする場合はさらに日数がかかる。

1泊2日で可能なのは①~③3ルート

プラン①(一ノ沢~常念岳ピストン)
jounen-ichinosawa_route01a.png
jounen-ichinosawa_difference of elevation01a
※上記ルート図、高低差図はヤマタイム(ヤマケイオンライン)より参照加工。

 1日目(10/2)
4:20
一ノ沢P

(林道)
4:50
一ノ沢登山口
5:00

6:45
大滝ベンチ
7:10

9:30
胸突八丁
9:50
12:00
常念小屋
13:00
14:50
常念岳山頂
15:20
16:10
常念小屋
(テント泊)
 2日目(10/3)
6:30
常念小屋
8:30
大滝ベンチ
8:50
10:10
一ノ沢登山口
10:40
一ノ沢P
※亀足と休憩・テン泊装備を考慮し、登りは標準CT(6h)の約1.5倍のタイムで設定。

一番ポピュラーなコースで、距離約7km、標高差約1600m
標準CTは登りが6時間で、下りが4時間20分
白山(距離約7km、標高差約1450m、標準CT登り5時間,下り3時間)より2時間ほど長いが、
日帰りピストンされる健脚な方も結構おられるようだ。

今回は予算削減でテン泊するつもりなので、装備負荷や休憩などを考慮し、
亀足倍率を1.5倍に設定。
鞍部にある常念小屋まで7時間かかるとして、お昼までに到着できる計算で、
しかも翌日は降りるだけなので、かなり余裕があるプラン。

ほぼこのプラン①にしようと思っていたが、2日目の行程が物足りない感じなので、
一応他のプランも検討。


プラン②(三股~常念岳~蝶ヶ岳~三股)
jounen-chougadake_route01a.png
jounen-chougadake_difference of elevation01a
※上記ルート図、高低差図はヤマタイム(ヤマケイオンライン)より参照加工。

 1日目(10/2)
5:00
三股ゲート

(林道)
5:20
三股登山口
5:40

10:00
標準点櫓跡
10:30

13:00
前常念岳
13:20
15:00
三股分岐
15:20
16:00
常念小屋
(テント泊)
 2日目(10/3)
5:30
常念小屋
7:20
常念岳山頂
7:40
11:20
蝶槍
11:40
12:30
蝶ヶ岳
13:00
15:20
まめうち平
17:00
三股登山口
17:30
三股ゲート

※亀足と休憩・テン泊装備を考慮し、登りは標準CT(7h30m)の約1.5倍のタイムで設定。

一ノ沢の南側にある三股から登るルートで、前常念岳を経由して山頂に至る。
この三股は常念岳から稜線続きの蝶ヶ岳(2677m)の登山口にもなっており、
縦走して三股に周回することも可能。

ただし問題なのは、三股から常念岳の標高差は一ノ沢ルートと同じ約1600mだが、
距離が約6kmと1km短かい。
ちなみの先月登った笠新道が距離約6.8km、標高差約1450mなので、
”鬼の笠新”以上の急登が待っている(大汗)

しかも前常念岳付近には急な岩場もあるそうで、健脚者向けのルートとされる。
標準CT(7時間30分)に亀足倍率1.5倍を乗じると、私の想定CTは11時間超
笠新の際、大甘の10時間という目標だったにもかかわらず、12時間という情けない有様で、
テン泊の今回は12時間以上になる恐れも十分あり得る。

2日目は稜線歩きと蝶ヶ岳からの下山がメインだが、細かなアップダウンがあり、
距離も11km以上のロングコース。


プラン③(三股~蝶ヶ岳~常念岳~三股)
jounen-chougadake_route02a.png
jounen-chougadake_difference of elevation02a
※上記ルート図、高低差図はヤマタイム(ヤマケイオンライン)より参照加工。

 1日目(10/2)
5:00
三股ゲート

(林道)
5:20
三股登山口
5:40

8:30
まめうち平
9:00

12:30
蝶ヶ岳
(テント泊)
 2日目(10/3)
5:30
蝶ヶ岳
6:20
蝶槍
6:30
11:00
蝶ヶ岳
11:30
11:40
三股分岐
12:20
前常念岳
12:40
16:30
三股登山口
16:40
17:00
三股ゲート

※亀足と休憩・テン泊装備を考慮し、登りは標準CT(4h50m)の約1.5倍のタイムで設定。

三股から逆回りで先に蝶ヶ岳に登り、稜線を縦走して常念岳に登るルート。
三股から常念岳へは距離約5km、標高差約1400mで平均勾配率は28%
数字上は前常念岳経由(平均勾配率26.6%)よりやや急登だが、
距離が短いので、初日宿営地の蝶ヶ岳までの標準CTは4時間50分と短い。
2日目こそプラン②同様、11kmのロング行程になるが、初日はかなり余裕。

ただし常念岳(2857m)の山バッジをゲットする場合、鞍部(2460m)の常念小屋まで下らない
とならず、その後三股分岐まで登り返す必要があり、約2時間のタイムロスが発生。
すると三股に降りてくるのは19時過ぎ(汗)
しかも三股への下りは急な岩場が待ち構えており、日没が早くなった今の時期は
焦って道迷いや滑落の恐れもありうる。

いろいろ調べていくと、このプラン②、③は常念小屋、蝶ヶ岳ヒュッテでそれぞれ宿泊する
2泊3日が一般的なようで、亀足の私がテン泊装備での1泊2日の行程は
無謀以外のなにものでもないだろう。
でもヤマレコなどでは、この周回コースを日帰りされる変態さんが多数おられるが(笑)

そして肝心なお天気はと言うと、天気は下り坂で、
jounendake_weather20171002.png
初日は昼辺りから登山指数BCに変わり、風速も15m/s以上と悪化。
2日目も登山指数Cと登山には向かない天気。
ただてんきとくらすには何度も裏切られてきたので、別の予報(日本気象協会)も確認。

するとこちらの方がもっと悪く、初日が曇りのち雪という予報。
jounendake_weather02_20171002.png
( ̄□ ̄;)げっ! ゆ、雪!?

どうしよう・・・ 中止するか?!

これらの予報で、プラン②③は強制終了
ガスガスで何も見えず、強風の吹き荒れる稜線歩きなど苦行というか、
一歩間違えれば低体温症になる恐れも十分ありうる。

プラン①は稜線まで沢沿いを登っていくので、風の影響はあまりないと思われるが、
降雨の状況次第では沢が増水して渡渉できない可能性もなくはない。

通常なら山行を中止するところだが、その後の休みの天気もイマイチのようなので、
とりあえず現地に行ってみて判断することにした。

常念岳(2857m)1泊2日ハイク 1日目につづく・・・



やっぱり、山っていいね!


☆☆☆ランキング参加中です。☆☆☆


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村
応援のポチッ、お願いします。

↓こちらもポチっとよろしくお願いします。
関連記事
スポンサーサイト
Share

Comments 0

Leave a reply(コメントをどうぞ)※認証後に表示されます

文殊山 (223)
二上コース (119)
二上コース(裏・旧道) (28)
大村コース (9)
角原コース (17)
半田・鉾ヶ崎コース (2)
帆谷コース (3)
西袋コース (3)
大正寺コース (6)
南井コース (3)
四方谷コース (8)
橋立(酒清水)コース (2)
北山コース (2)
徳尾コース (1)
青葉台コース (2)
文殊やまのぼり大会 (3)
花火を眺める会 (6)
熊遭遇! (3)
ナイトハイク (1)
奉仕活動 (1)
MAP・他 (4)
白山 (47)
別山 (4)
白山釈迦岳 (1)
福井県の山(奥越) (60)
荒島岳 (5)
経ヶ岳 (5)
三ノ峰 (4)
銀杏峰 (6)
取立山 (4)
赤兎山 (4)
越前甲 (2)
大師山 (2)
飯降山 (3)
保田経ヶ岳 (5)
バンビライン (6)
天子山 (6)
福井県の山(福井・坂井) (47)
浄法寺山・丈競山 (4)
吉野ヶ岳 (2)
大佛寺山 (2)
下市山 (4)
城山(じょうやま) (10)
三峯城山 (3)
一乗城山 (3)
二本松山 (2)
鷹取山 (3)
福井県の山(南越) (87)
日野山 (13)
鬼ヶ岳 (22)
三床山 (8)
ホノケ山 (4)
三里山 (3)
蛇ヶ獄 (2)
権現山 (3)
乙坂山 (2)
越知山 (3)
夜叉ヶ池 (2)
冠山・金草岳 (3)
妙法寺山 (2)
福井県の山(嶺南) (20)
野坂岳 (4)
岩籠山 (2)
西方ヶ岳・蠑螺ヶ岳 (2)
石川県の山 (21)
富士写ヶ岳 (3)
火燈山・小倉谷山 (3)
医王山 (3)
鞍掛山 (7)
新潟県の山 (4)
福島県の山 (9)
東京都の山 (1)
長野県の山 (5)
滋賀県の山 (21)
伊吹山 (4)
霊仙山 (2)
賤ヶ岳 (3)
岐阜県の山 (18)
舟伏山 (3)
金華山 (3)
愛知県の山 (1)
京都府の山 (6)
奈良県の山 (4)
大阪府の山 (3)
兵庫県の山 (2)
三重県の山 (4)
鳥取県の山 (3)
島根県の山 (2)
岡山県の山 (2)
四国の山 (3)
北アルプス (59)
槍ヶ岳 (7)
双六岳・三俣蓮華岳 (7)
笠ヶ岳 (5)
燕岳 (5)
常念岳 (3)
湯俣温泉 (3)
焼岳 (1)
御嶽山 (1)
立山 (4)
剱岳 (9)
大日岳 (1)
阿曽原温泉 (5)
白馬岳 (5)
太郎兵衛平 (3)
中央アルプス (3)
木曽駒ヶ岳 (3)
南アルプス (6)
北岳 (6)
八ヶ岳 (6)
ウオーキング・マーチ (9)
お遍路 (16)
山行インデックス (10)
山めし・山ごはん (79)
麓の山めし (26)
道具 (13)
山百(百均)グッズ (4)
B級グルメ (97)
福井のおすすめスポット (10)
石川のおすすめスポット (2)
滋賀のおすすめスポット (1)
岐阜のおすすめスポット (1)
長野のおすすめスポット (1)
東京のおすすめスポット (2)
京都のおすすめスポット (3)
兵庫のおすすめスポット (1)
岡山のおすすめスポット (2)
島根のおすすめスポット (1)
おすすめ温泉 (1)
旅 (3)
日常 (8)
山雑記 (10)
青春の想い出の曲 (12)
よっし~のコレクション (3)
よもやま話 (2)
未分類 (0)