孤高の山 笠ヶ岳(2898m)2日目 ②下山編

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Byよっし~

2017年9月9日(土) 晴れ

ヘタレな私が挑んだ北アルプス三大急登笠新道
いよいよ下山編です。

ここまでのハイクの様子はコチラ↓↓↓
孤高の山 笠ヶ岳(2898m)1日目 ①鬼の笠新
孤高の山 笠ヶ岳(2898m)1日目 ②遥かなる笠ヶ岳
孤高の山 笠ヶ岳(2898m)1日目 ③ご褒美の絶景
孤高の山 笠ヶ岳(2898m)2日目 ①山頂へ

休みは今日で終わりなので、残念だが下山しなければならない。
実は明日(10日)は仕事だが、11・12日とまた連休
10日さえ休めれば夢の5連休で、槍や雲ノ平まで足を伸ばすことも可能だったが、
どうしても休めずこのような休日になってしまった。
山からの突然の有休申請も考えたが、そこは宮仕えの悲しさで従うしかない(笑)

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山頂から戻り、小屋前でこの後の行程を再検討。

プランA笠ヶ岳山荘→笠新道分岐→杓子平→(笠新道)→笠新道入口→新穂高
プランB笠ヶ岳山荘→笠新道分岐→弓折分岐→鏡平山荘→(小池新道)→新穂高

プランAは、”鬼の笠新”をピストン。
プランBは、笠新道分岐から稜線を歩いて弓折分岐に進み、鏡平山荘から
小池新道を経て下山するプラン。
短調で急登な下りが続くプランAより、眺めの良い稜線歩きのプランBの方が魅力的だが、
問題はコースタイム
プランAは標準CT6時間15分だが、プランBは8時間(共に休憩含まず)
プランBは多少アップダウンがあるが下りがメインなので、概ね標準CT通り歩けたとして、
休憩時間も考慮すると、新穂高に戻れるのは17時近く
どうしよう・・・ 笠新道分岐に着くまでに結論を出すことにしよう。
 
5時台は3℃だった小屋前の気温は、24℃と急上昇。
CIMG2794_20170912211826454.jpg
僅か2時間で20℃も上昇し、涼しかった昨日より今日は暑そう・・・

:お世話になりました(7:26)
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設備、食事、スタッフの全てが三重丸の素敵な山荘で、是非また来てみたい。
でももう鬼の笠新は勘弁したいが(笑)

小屋泊のハイカーはみなさん出発し、今日も私が最後尾(笑)
CIMG2796_2017091221184867e.jpg

テン場に向かう途中で、早くも日帰りハイカーとすれ違う。
CIMG2797.jpg
伺ったところ、新穂高を2時半に出発したそうだ。

抜戸岳に続く稜線も今日はハッキリ望める。
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少し雲が湧いてきているのが気になるが・・・

テン場から笠ヶ岳を振り返る(7:35)
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”サヨナラ”とペイントされた岩。
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どうせなら”またきてね”と書いてある方が良いと思う。

何度も振り返り、笠ヶ岳を目に焼き付ける。
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まさに孤高の山だ。

左手に黒部五郎岳や薬師岳を望みながら天空の回廊を進んでいく。
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7:58 抜戸岩(標高約2700m)
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次々と日帰りハイカーが登ってくる。
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みなさん健脚ですね。その足、少し分けて欲しい(笑)

進んでいくと、抜戸岳方面にガスが迫ってきた。
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みるみるうちにガスに包まれ、前方は全く見えなくなってしまった(涙)
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登りでスルーしたお花を愛でていこう。
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ミヤマリンドウ(深山竜胆)
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リンドウ科 リンドウ属の多年草。

ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)
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キク科アキノキリンソウ属の多年草。

ウサギギク(兎菊)
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キク科ウサギギク属の多年草。

ミヤマダイコンソウ(深山大根草)
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バラ科ダイコンソウ属の多年草。

プランBだとこのガスの中を進むのか・・・
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やっぱりプランAにしようかな?
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8:44 笠新道分岐(分岐指導標)(標高約2780m)
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山荘から1時間18分。ここで小休止しながら、行き先の最終判断。

山の天気は変わりやすく、休憩している間にもガスが晴れたかと思ったら、
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笠ヶ岳にカメラを構える数秒の間に再びガスの中へ。
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まだまだガスが上がってくるだろうし、午前中はこんな感じが続きそう。

今回は無理をせずプランAのピストンに決定(8:52)
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本音はさっさと降りて、早く温泉につかりたい気持ちも強かった(笑)

抜戸岳に寄ろうかと思ったが、こちらも次の機会に。
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杓子平まではガレ場を下るので、落石や浮石に注意。
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どんどんハイカーが登ってくる。
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ガレ場を過ぎると、なだらかなボーナスステージ(9:23)
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ガスはだいぶ消え、再び穂高の山並みが望めるようになった。
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やっぱりプランBにすれば良かったか?
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まぁ、結果論ということで、次回のお楽しみにしよう。
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今日はお槍様もいっぱい登っているんだろう。
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10:12 杓子平(標高約2453m)
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分岐から1時間20分とCT通り。大勢のハイカーが休憩されていた。
私も中休止して、昨日食べなかったお昼にしよう。

”降りると晴れる”の法則は健在(笑)
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笠ヶ岳山頂にガスがかかっていたが、晴れるのも時間の問題。
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隣で休憩していた男性2組から、「あれが稜線ですか?」と尋ねられ、
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「騙し稜線でまだ少し先があるよ」と伝える。
事前に知っておいた方がショックが少ないからね(笑)

昨日は見えなかった笠ヶ岳もクッキリ。
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さて根が生える前に降りるとしよう(10:36)
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左手にお槍様を望みながら下っていく。
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昨日は一面のガスで分からなかったが、こんな風景が広がっていたんだ。
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やっぱりお天気だと気持ちいいな~
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景色に見とれて転ばないように(笑)
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ホソバトリカブト(細葉鳥兜)
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キンポウゲ科トリカブト属の多年草。

タテヤマウツボグサ(立山靫草)
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シソ科ウツボグサ属の多年草。

ここで小休止(11:20)
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今日は気温が高いせいか、水の減りが早い。

12:20 標高約1920m標識
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まだ600mも下るのか・・・

依然として登ってくるハイカーとすれ違う(12:32)
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この時間でまだここなら、小屋到着は18時過ぎだな(笑)

12:46 標高約1800m標識
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13:30 標高約1450m標識
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あと100m下れば林道だ。

13:44 笠新道入口(標高約1366m)
CIMG2864.jpg
山荘から6時間18分と、昨日のほぼ半分(笑)

水場で喉の渇きを潤す。
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うめぇ~

釣り人の方が釣った尺モノのイワナを見せてもらう。
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美味そうだな~(笑)

新穂高まで残り4km(13:58)
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14:42 林道ゲート(登山道入口)(標高約1125m)
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14:56 新穂高センター(標高約1080m)
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下山届を提出してハイク終了。駐車場に戻るとやはり満車だった。

下山後はひがくの湯へ。
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体重を計ると、なんと▲5kg
以前▲7kgほどではないが、この山域はやはりハード。

こんだけ減ったんだから、少しぐらい食べても平気だよね。
CIMG2874.jpg

登山者定食(3000円)には手が出ないので、ビッグチキンかつ定食(1350円)をオーダー。
CIMG2875.jpg
これも原因なのか、3日後にはほぼ戻ってしまいました(笑)

私には無縁と思われた”鬼の笠新”を登り切って、念願の笠ヶ岳に登頂。
初日こそ悪天候だったが、ガスで涼しかったのが逆に功を奏したのかも。
2日目は天気に恵まれ、絶景を堪能することができた。
キツいと評判の下りは思ったほどではなく、下山後の筋肉痛も出なかった。

笠ヶ岳山荘はこれまで泊まった山小屋の中で、三本の指に入る素晴らしい小屋で、
また是非泊まってみたい。
でもそうするとまた”鬼の笠新”を登らないとならのか(笑)


☆今回歩いたコース☆ (クリックすると大きくなります)
kasagadake002.jpg


(この日の行程)
6:10笠ヶ岳山荘
6:33笠ヶ岳山頂6:58
7:10笠ヶ岳山荘7:26
8:44笠新道分岐(分岐指導標)(小休止)8:52
10:12杓子平(小休止)10:36
11:20(小休止)11:28
13:44笠新道入口(小休止)13:58
14:42林道ゲート(登山道入口)
14:56新穂高センター


やっぱり、山っていいね!


笠ヶ岳(2898m)
標高差1818m
登り 12時間23分(休憩1時間7分)、下り 7時間28分(休憩1時間7分)
出会った人 測定不能 出会った動物 なし
日本百名山:24座目
2017年:36座目


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Comments 6

大kのりちゃん  

よっし~大明神様、こんにちは。
「鬼の笠新」ご苦労様でした。
天気もまずまず、長い距離を歩き登ればそこは別世界私も行ってみた~~~い。
でも私の足では・・・・・。
文殊山がいいところ(悲しい)。
5Kのマイナスですか、私なんかどう頑張っても1K位なんですが~~~(わらい)。

2017/09/15 (Fri) 11:27 | EDIT | REPLY |   

ななすけ  

ニアミス

よっし~さん、お疲れ様でした。
ありゃま、新穂高センター到着が私と1分違いですね。
私は笠新道入り口通過が14:15なのでゴール直前に「まくった」様な形ですが、よっし~さんらしき人を抜いたような覚えが・・・。
Bプラン昨年歩きましたが、稜線が思った以上にアップダウンやガレ場が多く、しかも小池新道はダラダラした下りが延々続き、Aプランを一気に下りるのが正解だったと思いますよ。

2017/09/15 (Fri) 13:59 | EDIT | REPLY |   

よっし~  

Re: タイトルなし

のりちゃんさん こんばんは

のりちゃんのために”鬼の笠新”の露払いをしてきました。
これで問題なくのりちゃんも登れますね(笑)

1泊2日だと厳しいですが、2泊3日で小池新道経由であれば、
問題ないと思います。
要介護で歩けなくなる前に是非どうぞ(笑)

2017/09/15 (Fri) 20:22 | EDIT | REPLY |   

よっし~  

Re: ニアミス

ななすけさん こんばんは

コメントありがとうございます。

そういえば左俣林道の終盤で、ソロの男性に抜かれました。
下りや林道歩きはよたよたではなく、人並み以上のペースで
この日も林道で数組抜いたんですが、私を抜いた男性はかなり健脚で
林道ゲート手前のつづら折れ付近では、かなり下の方を歩かれていました。

あの方がなななすけさんだったのかも。
それにしても三俣蓮華岳まで日帰りピストンですか・・・
変態ですね(笑)

2017/09/15 (Fri) 20:28 | EDIT | REPLY |   

ななすけ  

よっし~さん、私的に有難いお言葉(変態)有り難うございます(笑)。

2017/09/15 (Fri) 22:07 | EDIT | REPLY |   

よっし~  

Re: タイトルなし

ななすけさん 本当に凄いですね。
他の山行をみても、ただ呆れるだけです(笑)

2017/09/17 (Sun) 10:20 | EDIT | REPLY |   

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