2017年7月7日(金) 晴れのち曇り

久しぶりに連休が貰えることになった。
スタンプ押印が前倒し(7/3~)になった白山に行こうかとも思ったが、
せっかくの連休なので、信州に遠征しよう。

蓼科山
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八ヶ岳連峰の北端に位置する独立峰の火山で、円錐型の山容から諏訪富士とも呼ばれる。
今回は2日間で、蓼科山霧ヶ峰恵那山百名山3座に登る計画だ。

前日てんきとくらすで蓼科山と恵那山の予報を確認したところ、

蓼科山                恵那山
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どちらも7日は登山指数Aだが、8日はC

当初は福井から近い恵那山を7日に登り、8日に蓼科山と霧ヶ峰という計画だったが、
予報通りだと山頂からの眺望が楽しみの蓼科山と霧ヶ峰はガスガスの可能性大。
恵那山は山頂からの眺めが期待できないという情報は知っていたので、
両座を入れ替えて初日に蓼科山方面に登ることに変更する。
 
帰宅後自宅を出発し、R158から東海北陸道、東海環状道、中央道経由で長野県へ。

0:56 中央道諏訪湖SA(上り)
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ここで車中泊。おやすみなさいzzz

5時に起床。
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上空にはどんよりとした雲が立ち込める。
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今日は晴れるんだよね?!

OPP対策を済ませ、諏訪ICに向かう。
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諏訪ICで高速を降り、白樺湖方面へ。
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前方に見えるトンネル等はかつて茅野有料道路だったが、2002(平成14)年に無料開放。
全長僅か672mで、料金100円を惜しんで別の道に迂回したこともあったが、
かなり遠回りで時間をロスした記憶がある(笑)

前方に円錐型の蓼科山が見えてきた。
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見覚えのある風景が見えてきた。
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この道は大門街道(R152)と呼ばれ、ビーナスラインの玄関口の大門峠に続く。
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某医療ドラマの影響で、”デーモン街道”とも呼ばれるらしい(笑)

これまでスキーやツーリングで20回近く走っている。
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白樺湖畔から望む蓼科山
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ここからの蓼科山はまさに諏訪富士で、鏡富士も見られた。

白樺湖ファミリーランド(池の平ホテル)の前を通過。
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大昔、修学旅行で泊まったことがあり、傘をさしているのがヤングよっし~(笑)
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七合目登山口に向かうべく蓼科スカイライン(林道夢の平線)へ。
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かつては有料道路(普300円)だったが、2002(平成14)年に無料化された。
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全線片側1車線の舗装路で走り易い。

標高2000m級の山並みを走るため、冬期(11月下旬~5月)は通行止めとなる。
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心なしか雲が取れてきた感じ。
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これは予報通りか!?

6:22 蓼科山七合目登山口駐車場(標高約1905m)
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20台ほど駐車可能で10台ほど先客。なお50mほど戻ったところにも駐車場がある。

蓼科山七合目登山口(標高約1905m)
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蓼科山の主な登山口は以下の4つ。
登山口標高標高差標準CT(登り)
蓼科山登山口(女乃神茶屋)1720m811m3時間
七合目登山口1905m626m2時間
大河原峠登山口2085m506m2時間
竜源橋登山口1645m946m3時間
※標準CTはヤマケイオンラインでの数値。

①の蓼科山登山口がメイン登山口で、標高差も約811mと一番キツい。
ビーナスライン沿いにあり、冬期も利用可能。
②は標高差約626mと①から比べると小さく、標準CTも2時間と短い。
③は②よりさらに標高差が少ないが、距離は②より長くなるのでCTは同じ。
なお②と③は前述の蓼科スカイライン沿いにあり、冬期は利用不能。
④は天祥寺原経由で将軍平に至るルートで、①と合わせて周回されることが多い。

”Mの掟”に従い、①にしようかとも思ったが、
昨年登られたチームSKKSのOPP総帥に倣い、②の七合目登山口にした訳です(笑)

長野県登山条例に基づく指定登山道で、登山装備と登山届が義務付けられている。
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事前に作成した登山届を投函。
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蓼科神社一ノ鳥居に一礼しハイク開始(6:38)
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山頂まで距離約2.3km、標高差約626mなので、鬼ヶ岳(距離1.5km・標高差約433m)の1.5回分。
ということは、亀足の私の目標タイムは3時間かな?

序盤はクマザサの茂るなだらかな道を進んでいく。
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20分ほど進んでいくと、植生がシラビソやコメツガといった針葉樹林帯に変わる。
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次第に路面に小さな岩が目立ってくる。
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途中見かけたケルン。
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序盤のボーナスステージは終了し、傾斜がキツくなってきた。
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なんか前方が開けてきたけど、もう将軍平?!
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そんな訳ないか(笑)
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ここから将軍平まで残り約1kmで、標高差350mを登る(汗)
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7:43 天狗の露地(標高約2135m)
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ここで小休止しようかとも思ったが、もう少し頑張ろう。

静寂な森は、まるで”もののけ姫”に出てくるような雰囲気。
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あれ? なんかガスが出てきたぞ。
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ここで小休止していると、駐車場でご一緒になったご夫婦が追い付いてこられた。

傾斜はますますキツくなり、ガレ場の道となる。
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急登が終わり、前方が開けてきた。
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今度こそ将軍平だよね!?(笑)

スギゴケの絨毯が目に映える。
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8:35 将軍平(標高約2350m)
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ここまで1時間57分(休憩含む)。標準CT(1h20m)より約40分遅れだが想定内。

将軍平の由来は、征夷大将軍の坂上田村麻呂が東征の際にここで休息したという説と、
朝日(旭)将軍木曽(源)義仲の次男義重が、頼朝勢に追われこの地に落ち延びた
という説があるそうだ。

案外、この人だったりして(笑)
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いきなり目に飛び込んでくるのが、記念グッズの屋台。
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商売上手でんな(笑)

パイプを燻らしたクマさんハイカーのTシャツ。
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う~ どうしよう・・・

ここには蓼科山荘という山小屋がある。
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今年料金改定されたそうだが、リーズナブルな価格設定。
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蓼科山荘

中休止した後、山頂に向かう(8:56)
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山頂まで残り距離約520m、標高差約180mで、標準CTは40分。
ヤマケイのCTって少しキツめに設定してあるような気がするのだが・・・

ミツバオウレン(三葉黄蓮)
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キンポウゲ科オウレン属の多年草。

総帥のレポで予習してきた通り、ゴツゴツした岩が増えてくる。
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急登な岩場を登っていく。
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10分ほど登っても急登のまま(汗)
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ますます岩が大きくなり、所謂ゴーロを四輪駆動で登っていく。
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標準CTが2時間ということで多少ナメていたが、この山かなりハードです(笑)

イワカガミ(岩鏡)
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イワウメ科イワカガミ属の多年草。夏の蓼科山を代表する花。

コースが開けた部分には、矢印がペイントされている。
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9:31 頂上まで5分地点
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この時の正直な感想は、「まだ5分もあるのか Orz」だった(笑)

背後を振り返ると、先ほど居た蓼科山荘が小さく望めた。
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前方に屋根らしきモノが見えてきた。
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9:39 蓼科山頂ヒュッテ(標高約2520m)
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蓼科山荘からのタイムは43分とほぼ標準CT。なんでやろ??

ここは山頂のやや手前で、根が生えないうちに先に山頂に向かう。
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9:45 蓼科山山頂(標高2530.1m)
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タイムは3時間7分(うち休憩36分)。目標の3時間は切れなかったがまずまず。
OPP総帥は山頂まで1時間25分だったそうだ。バケモノだな(笑)

登頂記念の三角点(一等・蓼科山)タッチ。
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一等三角点(18cm四方)にしては小さい感じがするが気のせい?

頂上部分はかなり広いが、一面溶岩の固まった岩だらけ。
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僅かに窪んだ中央部付近が噴火口跡だそうだ。

この先に蓼科神社奥社や方位盤があるようなので行ってみよう。
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9:48 蓼科神社奥社
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主祭神は天地開闢時の造化の三神で、邇邇芸命の義父でもある高御産巣日神(タカミムスビノカミ)。
倉稲魂神(ウカノミタマノカミ=伏見稲荷祭神)や木花佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ=浅間大社祭神)
も祀られており、毎年7月20日が例大祭。
ちょうど噴火口跡の真上にあり、これらの神々の霊力で噴火を封じようする願いなのだろう。

方位盤に到着(9:52) 
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台座はあるが方位盤本体は消失。
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山頂上部にこそガスはないが、周りはガスで真っ白。
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北アルプスや南アルプスはおろか、麓の白樺湖も全く見えない(涙)

先ほどお会いした茨城のご夫婦が休憩されていたので、私もここで食事にする。
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コブタちゃんのカマボコに思わずホッコリ(笑)
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ガスがとれそうにないので、山荘に戻ることにする(10:25)
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10:34 蓼科山頂ヒュッテ(標高約2520m)
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ヒュッテ前にテーブル席があるが有料(300円/人)
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ただし食事や売店利用者は無料。

トイレもあるがこちらも有料(1回200円)
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雲っているが、小屋前の温度計はなんと25℃
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この日松本の最高気温が31.1℃の真夏日を記録したようだが、それしても異常な高温。

そんな暑い日にはやはりコレでしょう。
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かき氷(イチゴ)(500円)
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冬期に山頂でできる天然氷を保存して使っている(大ウソ)
小屋番の方に尋ねたところ、小屋内の製氷機で作っているそうだ。

山でかき氷を食べるなんて、4年前の鏡平山荘以来久しぶり。
しまった! 今日は練乳を持参するの忘れてしまった(笑)
続々と登って来るハイカーが、こちらを見て笑っているようだが気のせいでしょう。

登頂記念の山バッジも忘れずに購入。
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ヒュッテオリジナルのオコジョくんとイワカガミで迷ったが、前者を購入。

蓼科山頂ヒュッテ

ポツポツ雨が落ちてきたので、下山開始(11:07)
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結局1時間30分以上山頂に居たが、僅かに前掛山方面が望めただけだった(涙)
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どこが登山指数Aなんだよ、また騙された(笑)

足場の悪いゴーロ場は五輪駆動を駆使しながら慎重に下っていく。
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登ってくるハイカーとすれ違う際も足元に注意。
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バランスを崩すと大怪我になりかねない。

11:37 将軍平(蓼科山荘)(標高約2350m)
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山頂から30分。20名ほど休憩されていた。

ここでも十分休憩したのち出発(11:54)
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ガレ場の下りは浮石が多いので、足運びは慎重に。
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シラビソの林間は日中でも薄暗いので、日没の早い秋などはヘッデンも携帯した方がいい。
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斜度が緩やかになると、登山口まではあと少し(12:32)
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12:44 蓼科山七合目登山口(標高約1905m)
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下りは1時間37分(うち休憩17分)と標準CT通り。

下山後、大門峠に立つとガスが取れていた。
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やっぱり、”降りると晴れる”の法則は健在だ(笑)

百名山の中では距離や標高差が小さく、初心者向けとされる蓼科山だが、
急登が多く意外と登り応えがあった。
冬の蓼科山にも登ってみようと思っていたが、止めようかな?(笑)

(教訓) ザックの中に練乳は忘れずに。


(この日の行程)
6:22蓼科山七合目登山口6:38
7:43天狗ノ露地
8:35将軍平(蓼科山荘)(中休止)8:56
9:39蓼科山頂ヒュッテ
9:45蓼科山山頂(昼食)10:25
10:34蓼科山頂ヒュッテ(中休止)11:07
11:37将軍平(蓼科山荘)(中休止)11:54
12:44蓼科山七合目登山口


やっぱり、山っていいね!


蓼科山(2531m)(七合目登山口コース)
標高差626m
登り 3時間7分、下り 1時間37分、TOTAL 6時間6分
出会った人 60人ぐらい 出会った動物 なし
日本百名山:19座目 2017年:25座目


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