2016年9月1日(木) 晴れ

いよいよ迎えた2泊3日の槍ヶ岳ハイク
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一番気になるのはやはりお天気
今年は台風が少ないと思っていたら、8月に9号、10号、11号と立て続けに襲来。
特に迷走台風だった10号の影響が直前まであったので、ずっと気になっていた。
何度も裏切られているとはいえ、頼りにするのはやっぱりてんきとくらす(笑)

前日(8/31)昼に3日間(9/1~3)の登山指数を確認したところ、
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初日(9/1)は最初はCだが、昼前からB→Aと好転。
しかし2日目(9/2)以降は軒並みCのオンパレード(大汗)

(う~ん、これはマズい・・・)
 
初日が雨ならまだしも、山頂アタックとなる2日目や3日目が登山指数Cだと、
登頂を諦める事態にもなりかねない。
同時期の南アルプスの北岳や甲斐駒を確認したところ、登山指数は3日間ともAもしくはB。
槍ヶ岳はパスして、南アルプスに変更しようかな・・・

ただしてんきとくらすの登山指数は、毎日17時に情報が更新されるので、
その状況を確認してから最終判断することにした。

天気が気になって仕事も半分うわの空のなか、17時の情報更新を確認(笑)
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先ほどから一変し、初日はオールA。3日目こそCのままだが、2日目もAに好転していた。
これも日頃の行ないが良いせいだろう(ウソ)

初日にババ平でテン泊し、2日目に槍ヶ岳山頂にアタック。
最悪3日目が雨だったとしても、下山だけならなんとかなりそう。
という訳で、予定通り槍ヶ岳行きを決定する。

帰宅後、前日までにパッキングしておいたザックの最終確認をし、21時に自宅を出発。
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時間短縮のため、白鳥から東海北陸道で高山までワープする。

平湯トンネル付近(標高約1400m)の気温は12℃。
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台風が暑気を吹き払ったせいなのか、高地は既に秋の気配。

0:00 平湯温泉あかんだな駐車場
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R158の安房峠に向かう手前にあり、850台収容。
夜間閉鎖(19:00~4:00)は、先日蝶ヶ岳に登られたコウちゃんのレポで予習済。
入口ゲート手前の路肩に停めて、ゲート開放時までおやすみなさいzzz



ゲートを通過する車の音で目を覚まし、私も駐車場内へ(4:30)
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9月になったばかりだというのに、すっかり日の出が遅くなった感がする。

上高地に向かうシャトルバスは、土日は5時20分始発だが、平日は6時20分
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始発を待ちきれない方には、定額タクシー(4500円)がスタンバイしている。
ソロだとチョッと厳しい値段だが、3人で乗合すれば1人1500円+α(※)とバス(1160円)と大差ない。
※安房峠道路(トンネル)の通行料金(400~550円)は別途。

なお平日の場合、安房峠道路の普通車ETC割引料金は時間帯で異なり、
0~4時と6~9時は400円だが、ハイカーが一番使う4~6時はなぜか550円。
大した金額ではないが、どうも間尺に合わない(笑)
また平日でもっと早い時間に出発したい場合、長野県側の沢渡(さわんど)からだと
5時40分が始発だが、安房峠道路の往復(800~1100円)とガソリン代がかかるので
現実的ではない。

上高地に向かう方を探して相乗りしようかとも思ったが、今日はババ平までなので
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付近を散策したり、朝食を採りつつ始発を待つことにする。

ずいぶん可愛いらしいクマさんですね(笑)
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発車30分前になったので、隣接するシャトルバス乗り場に向かう(5:56)
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私が停めたP2はバス乗り場より10mほど高い位置にあるので、下段の駐車場の方が便利。

先日の歩荷訓練ハイクではテントやシュラフ、水、食料等で12kgだった65Lザック。
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多少増えても15kgに抑えられると踏んでいたが、なぜか18kg・・・(汗)

券売機で上高地までの往復乗車券(2050円)を購入。
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発売日より7日間有効で、片道(1160円)で買うより270円おトク。
安房峠道路を通らない沢渡側のシャトルバスと料金が同じなので、
バス会社からすると平湯側の方がコスパが悪いのかな?(笑)

☆シャトルバス時刻表(あかんだな駐車場~上高地)

なおこの時期の上高地から平湯行きの最終バスは17時なのでご注意を。
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定刻(6:20)になり、シャトルバスで上高地へ。
平日始発のせいか、車内は20人程度と空いていた。

釜トンネルを抜けると大正池が見えてきて、その先には穂高連峰の山並み。
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大正4(1915)年の焼岳の噴火により、梓川が泥流で堰き止められてできた。

6:51 上高地バスターミナル(標高約1500m)
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渋滞もなく定刻(6:55)より早めに到着。

センターからは西穂高岳(2909m)やジャンダルム(3163m)などが望め、
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生まれて初めて上高地の地を踏んで、感動しっぱなしの私(笑)

時間が早いせいか、空いていたお店はまだ1軒だけ。
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これが噂に聴く河童焼か。。。
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帰りに時間があったら食べようかな。

ハイク開始前に自宅で作成してきた登山届を忘れずに提出。
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長野県では今年7月1日から長野県登山安全条例が施行され、登山計画書(登山届)の提出が
義務化された。
現状では罰則規定はないが、登山届を出すのは自分のためであることを忘れずに。

☆長野県登山安全条例

またポストの横には全国で唯一の自動販売機があり、ワンコイン(500円)で
山岳保険(死亡・後遺障害83.4万円、救援者費用100万円)に加入できる。
システムは「上高地の自然を守る会」に入会する形式で、発行される領収シールを
登山計画書の所定欄に貼付することで有効となる。
なお費用の1割(50円)は、長野県のふるさと信州寄付金として登山者の安全対策に活用される。

保険加入と登山届提出の両方が促進される本当に素晴らしいシステムで、
ホームの白山にも導入されるといいのだが・・・

今日は片道17kmの長丁場なので、このところずっと封印していたドーピング剤を解禁。
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OPP対策もしっかり済ませ、ハイク開始!(7:06)
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まずは梓川沿いの遊歩道を歩いていく。
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川底の石がはっきり見えるほど透き通った清流にも感動しまくり。

前方に吊り橋が見えてきた。
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7:11 河童橋
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上高地のシンボル的存在の木製の吊り橋で、現在のモノは5代目(1997年~)。
芥川龍之介の小説「河童」の中に登場することから有名になったとされる。

明神岳(2931m)を前方に臨みながら先へと進んでいく。
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河童橋から少し先にある清水川
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全長300mほどしかない梓川の支流だが、バイカモ(梅花藻)が揺らめく清流で、
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上高地の飲用水源にもなっているそうだ。

ヨメナ(嫁菜)
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キク科シオン属の多年草。横尾まで道中の主役でした。

7:16 小梨平キャンプ場(標高約1505m)
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400張収容可能で、バンガローやケビンなどもある。
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今日の行程の1/3地点、徳澤まではまだ6.2kmもある(汗)
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上高地から横尾まで距離は11kmもあるが、標高差は僅か120mしかない。
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ウォーキングで鍛えた成果が試される(笑)

所々視界が開ける場所からは、明神岳の荒々しい山肌が望める。
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道は概ねなだらかなのだが、所々細かいアップダウンがあり、地味に足に効いてくる。
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突如、私の前を黒い物体が横切る。
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うわっ、サルだ!

この付近にサルが出没するのは知っていたが、本当に出会えるなんて・・・
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サルたちはこちらを威嚇することもなく、平然と登山者の横を通り過ぎていった。
もし火薬銃を鳴らしたら、どんな反応をするのだろう? う、う、撃ちたい・・・(ウソ)

7:51 明神館(標高約1530m)
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1931(昭和6)年に創業した老舗旅館。江戸時代にはここに松本藩の役人小屋があったとされる。

ここまで45分。上高地BTから3km、標準コースタイムが1時間なのでまずまずのペース。
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上高地は古くは神垣内、神河内と呼ばれ、明神岳(穂高岳)は御神体とされる。
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明神橋を渡った先には明神池と穂高神社奥宮があり、穂高見命が祀られている。
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帰りに時間があったら寄ってみよう。

7:56 徳本(とくごう)峠分岐(標高約1540m)
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かつてはこの道が上高地に通ずる唯一の道で、播隆上人やかのウォルター・ウェストンも
ここを通って上高地に入った。
機会があれば島々谷から徳本峠を越えて上高地に歩いてみたい。

次の経由地、徳澤に向かって黙々と歩いていく。
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今日はババ平までなのでそんなに急ぐ必要はないが、なぜか速足になってしまう(笑)

洗い越しのような沢を渡渉する箇所もある。
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前方のハイカーが立ち止まっている場所からは絶景が広がり、
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朝方あった雲もほとんど消え、真っ青な空に穂高連峰の白い稜線が際立つ。
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一番奥に見えるのは大天井岳(2922m)かな?
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8:34 徳澤園(標高約1560m)
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この区間は43分。標準タイムが1時間なので、依然として好調をキープ。
ここで初めて小休止にする。

人気漫画「岳」の谷村山荘のモデルになった山小屋としても有名。
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なお映画版「岳」は徳澤園ではなく、北八ヶ岳の稲子湯旅館で撮影されたそうです。

おばちゃ~ん! ばくだんチャーハンくださ~い!
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胃袋では決して三歩に負けないのだが・・・
なお徳澤園にこのようなチャーハンはありません(笑)

また徳澤園といえば、ソフトクリームでも有名。
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今回是非とも食べてみたいモノの1つだが、往路だと欲望が満たされてしまい、
その後のモチベーション低下に繋がる恐れもあるので敢えてパス。
帰りに絶対食べてやるっ!

暑くなってきたので羽織っていた薄手のジャケットを脱ぐ。
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といっても気温は11.5℃でしたが(笑)

レーションのクッキーで栄養補給したのちハイク再開(8:46)
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8:57 新村橋分岐(標高約1580m)
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対岸に渡ると屏風ノ頭(耳)を経て涸沢に至るパノラマコース。
ただし地図上では破線で、一般登山道ではないのでご注意を。

ハクサントリカブト(白山鳥兜)
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キンポウゲ科トリカブト属の毒草。

チョッと疲れてきた(笑)
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9:37 横尾(標高約1620m)
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この区間は51分。上高地から2時間31分(標準CT:3時間)と意外と早く到着できた。

ここは槍ヶ岳、奥穂高岳、蝶ヶ岳、常念岳などへの登山道が集まる一大登山基地
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横尾山荘(250名)のほか、キャンプ場(100張)も併設されている。

ようやく槍沢コースの中間地点です(笑)
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立派な横尾大橋を渡ると、涸沢を経て奥穂高岳(3190m)に至る。
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涸沢にもいつか行ってみたい。

ここで昼食を取りながら小休止。
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おっ、ライチョウだ!(大ウソ)
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おこぼれに預かろうと遠巻きに私の回りをうろつく野鳩くん(笑)
少しあげたいのはヤマヤマだが、野生動物へのエサやりは禁止されているのでゴメンね。

槍ヶ岳(3180m)槍沢コース1日目その2(横尾~ババ平)に続く・・・


(ここまでの区間の行程)
0:00あかんだな駐車場ゲート前
4:30あかんだな駐車場5:53
5:56あかんだなBT6:20
6:51上高地BT7:06
7:11河童橋
7:16小梨平CP場
7:51明神
8:34徳澤園(小休止)8:46
9:37横尾(小休止)9:57

やっぱり、山っていいね!


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