大日岳(2501m)

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Byよっし~

2016年8月9日(火) 曇り一時晴れのちガスガス&雨

立秋(8/7)を過ぎ、暦の上では秋になったが連日猛暑が続く。
里山は蒸し風呂状態で、やはり涼しい高山への避暑ハイクにいこう!
このところ白山や別山が続いたので、今回は以前から登りたかったこの山へ。

大日岳
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立山連峰の剱御前から延びる大日尾根上にある山で、二百名山の奥大日岳(2611m)、
中大日岳(2500m)と併せて大日三山とも呼ばれる。
岐阜県の大日ヶ岳(1709m)や福井-石川県境の大日山(1368m)などと同様、
大日如来信仰に基づく信仰の山としても知られている。
 
まずは無謀にも大日三山を縦走するプランを検討(笑)
 大日三山縦走① (歩行距離約25km、累積標高約2220m)

 称名滝(称名坂)→大日平→大日岳→中大日岳→奥大日岳
 雷鳥沢→室堂→弘法(八郎坂上)→称名滝
 標準コースタイム:16時間45分


歩行距離約25km、累積標高約2220mに及ぶ超ロングコースで、
標準コースタイムは16時間45分
室堂から弘法まで高原バス(1110円)でワープ可能だが、それでも13時間にも及ぶ。

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※上記トラックログはヤマレコの同コース山行レポから引用しました。

これを日帰りで歩いてしまう猛者もおられるが、そんなことができるのは
標準タイムの6掛け以上で歩ける超健脚の持ち主だけで、一般の方は1泊2日が必須。
後述するが、縦走①を日帰りの場合、12時間以内で踏破できるのが最低条件となります。

実は花火を観る会をバックれて、1泊2日でこのコースを歩こうと本気で考えていたのだが、
さすがに言い出しっぺが行かない訳にいかず、断念しました(笑)

また一般のハイカーでも、そこそこ健脚な方なら日帰り可能なコースもある。

 大日三山縦走② (歩行距離約17km、累積標高約770m)

 立山駅→(アルペンルート)→室堂→雷鳥沢→奥大日岳
 中大日岳→大日岳→大日平→称名滝→(バス)→立山駅
 標準コースタイム:10時間40分


縦走コース①とは逆回りで、立山駅から立山黒部アルペンルート
室堂(2450m)まで一気にワープ。
そこから奥大日岳、大日岳と回って称名滝に降り、バス(500円)を利用して立山駅まで戻るコース。
縦走コース①は自力で登っていくので、登りの累積標高は2200m超となるが、
この縦走コース②は僅か770mほどで、下りがメインのハイクとなる。

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※上記トラックログはヤマレコの同コース山行レポから引用しました。

標準コースタイムは10時間40分と、別山チブリ尾根(9h20m)より長いが、
累積標高(登り)は半分以下で、亀足の私でも休憩込で10時間以内で踏破できそう。
唯一の難点といえば、立山駅~室堂間(2430円※)と称名滝~立山駅(500円)の交通費が
かかるということ。※石川県と富山県在住者は期間限定で2割引。

縦走コース②でもタイムスケジュールの確認が極めて重要。
立山駅に戻る最終バス(17:15)の都合上、始発(6:00)のケーブルカーに乗れるかが
重要な鍵となる。
8月中の土日は始発前から行列ができ、遅くとも1時間前から並ぶ必要があるらしい。

しかも平日の場合、大きな問題があることが判明。

6時発のケーブルカーが運行されるのは、この時期は土日祝お盆前後のみ。
平日の始発は7時で、美女平から高原バスに乗り継いで室堂到着は8時30分となる。
すぐに出発したとしても、10時間の山行で称名滝到着予定は18時30分。
立山駅行の最終バス(平日)は16時40分なので、これだとOUT
8時間以内※での踏破が求められる。
※休日の場合でも、9時間30分以内での踏破が必要で、標準タイム通りではOUT。
私がいくらK・H・K(下りは速い子)だといっても、休憩タイムを含め標準タイムから
3時間以上の短縮はかなり厳しいだろう。

なお9月以降は土日でも最終バスが30分早くなる(16:40)のでご注意を。
乗り遅れると立山駅まで7km以上あります。

今月はもう連休がないため日帰りしかなく、明日(火曜)は延期して土曜日にしようか?
でもお盆期間中は激混みが予想され、始発便に乗れる保証はない。
またその後の休日で、天気が良いという保証もない。

明日の予報を”てんきとくらす”で確認したところ、
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朝方まではBだが、その後はA。つまり回復に向かっており、大きく崩れることはなさそう。

今回は日帰りでの縦走②は回避して、様子見で大日岳ピストンにすることにした。
大日岳ピストンは往復約15.6km、標高差約1560mで、
例えるならホームの白山(砂防新道)とほぼ同じぐらい。

前夜帰宅後出発し、北陸道で一路富山を目指す。

ETC深夜割引適用も兼ねて、立山IC手前の流杉PAで車中泊(23:40)
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翌朝5時に起床。
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立山ICで降りて、途中コンビニで朝食購入とOPP対策を施す(笑)

県道6で立山方面を目指す。
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5:45 称名道路桂台ゲート(標高約663m)
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先行車は4台で、私は5番目。

隣には立山有料道路(マイカー通行禁止)入口もある。
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称名滝や大日岳登山口に至る唯一の道路で、通行時間が以下の様に規制されている。
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7~8月・・・6時~19時
その他・・・7時~18時
この時間帯以外は通行禁止で、冬期は積雪で通行止となる。

先ほど縦走コース①を日帰りする場合、12時間以内で踏破するのが最低条件としたのは、
この称名道路の通行時間帯に関係している(7~8月の場合)
また縦走コース②で、最終バスでなく自転車や車をデポする場合でも、遅くとも18時30分まで
には駐車場に戻らないとゲートが閉まってしまうのでご注意を。
9月になると通行時間帯が2時間短くなるので、条件がさらに厳しくなり、
大日岳ピストンの場合でも、標準コースタイム(10時間40分)以内での往復が求められる。

予習したヤマレコのレポ通り、5分前にフライングでゲート開放(5:55)
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5分でも早いのはありがたいです(笑)

前方に見える高さ300m以上の断崖絶壁は悪城(あくしろ)の壁と呼ばれ、
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何十万年にも渡る称名川(滝)の浸食・後退により形成された。
なお悪城の壁の上を立山黒部アルペンルートが通っています。

6:01 称名滝駐車場(無料:標高約966m)
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後続も含めて8台ほどが駐車。富山、石川ナンバーがほとんどで、福井からは私だけ。

トイレ(水洗)で本日2度目のOPP対策。
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準備を済ませ、登山口に向かう(6:21)
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ここから先は自転車も通行止。

駐車場から登山口までは約800m、標高差も80mほどあり、いやらしい傾斜が続く。
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前方に轟音ともに称名滝(しょうみょうだき)が見えてきた。
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全4段から成る滝で、落差日本一(350m)。国の名勝、天然記念物にも指定されている。
滝の轟音が”南無阿弥陀仏”という称名念仏に聴こえたという伝説に由来する。

右側に見える筋はハンノキ滝(別名:阿吽の滝)と呼ばれ、落差500mと称名滝を凌駕する。
ただし雪解け時や降雨時以外は涸れていることが多く、残念ながらこの日は見えなかった。
また運が良いとハンノキ滝の右側にソーメン滝という幻の滝も望めるそうだ。

道中からは称名滝の第2段目が僅かに見えるだけで、滝の全貌は見えない。
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10年以上前に一度来たことがあり、その際はハンノキ滝も望むことができた。
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下り後に時間があれば寄ってみよう。

6:40 大日岳登山口(標高約1044m)
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登山口から大日岳山頂までは約7km、標準タイムは5時間50分
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目標タイムは6時間で、下りの時間も考えて7時間経過でタイムアップにするつもり。

先ほど駐車場に居たハイカーは全員先行中で、私が最後尾。
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私が先行してもどうせ全員に抜かれますからね(笑)

称名坂と呼ばれる急坂をつづら折れに登っていく。
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所々にベンチも設置されている。
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林間で眺めもなく、めぼしい花もほとんど咲いていない。
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7:46 猿ヶ馬場(さるがばんば)(標高約1350m)
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ここで小休止しながら水分補給。

今回持参した水は3L。途中水場(沢水)や山小屋もあるので、これだけあれば大丈夫だろう。
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前方に見える切り立った岩壁が牛ノ首と呼ばれる場所かな?
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ここから先は滑りやすい急斜面が続くので、慎重に登っていこう(7:54)
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予習した通り、アルミ製のハシゴが登場。
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この先牛ノ首まで10箇所ほどハシゴ場が続きます。
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振り返ると悪城の壁の上部が見えてきた。
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ソバナ(岨菜)
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キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。

8:20 牛ノ首(標高約1468m)
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ここまで1時間40分とコースタイム(1h50m)以内で順調。

北側はザクロ谷という渓谷になっている。
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この先は両側が切れ落ちたヤセ尾根になっている。
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慎重に歩く分には特に問題はありません。

この辺りからぼちぼちと下山してくるハイカーとすれ違い始める。
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彼らは昨夜大日小屋か大日平山荘に泊まったのだろう。

岩を削ってステップが作られた箇所も。
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泥が付着していたり、濡れている場合は滑りやすいので慎重に。

シモツケソウ(下野草)
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バラ科シモツケソウ属の多年草。

ホツツジ(穂躑躅)
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ツツジ科ホツツジ属の落葉低木。

急坂を登り切ると傾斜が緩くなり、木道が現れる(8:44)
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大日平と呼ばれる高層湿原で、当コースのボーナスステージ
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湿原保護のために延々と木道が敷かれており、
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古くなって痛んだ木道の敷き替え工事が行われているようだ。
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快調に木道を進んでいく。
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9:03 標識
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文字がかすれてほとんど読めなかった。

予報通り少し日差しも出てきて、テンションもアップ。
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前方に大日平山荘が見えてきた(9:13)
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9:20 大日平(中間地点)(標高約1740m)
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対岸の弥陀ヶ原とともに2012年にラムサール条約に登録された。

ちょうどここが登山口と山頂の中間地点(登山口から3.5km)
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ここまで2時間40分で、依然として標準タイム(3h)以内をキープ。

山荘はすぐ先だが、ベンチがあるのでここで小休止。
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比較的涼しいので水の消費もまだ500mlと順調。

これから登っていく大日岳はまだガスの中(9:29)
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予報通りだと晴れるはずなのだが・・・

残念ながら湿原の花はほぼ終わっており、紅葉し始めたナナカマドもチラホラ。
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下界はまだまだ猛暑だが、山上では着実に秋の訪れが始まっている。

9:34 大日平山荘(標高約1753m)
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直前で追い越された男性や下山中のハイカーが休憩されていた。

大日平山荘

先ほど休んだのでスルーしようとしたら、看板が目に入る。
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不動滝 すぐそこ!! 30秒!!
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そんなに近いのなら寄ってみよう。
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9:36 不動滝ビューポイント
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天狗平から一ノ谷を経て称名渓谷に一気に流れ落ちていて、落差は約90m。
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登山道に戻り、山頂アタックを再開(9:38)
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山荘から山頂までは標準タイムで2時間50分。

クマ笹の茂るなだらかな湿原の中を進んでいく。
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この辺には池塘もある。
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ワレモコウ(吾亦紅)
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バラ科ワレモコウ属で、漢方薬(清肺湯)の原料にもなっている。

9:43 ベンチ(山頂まで残り3.14km地点)
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ここから先は沢沿いを登っていき、7~8回ほど渡渉していく。
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オヤマリンドウ(御山竜胆)
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リンドウ科リンドウ属の多年草。秋の湿原を代表する花で、花弁は僅かに開くのみ。

甲高いエンジン音が聴こえてきた。
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牛ノ首付近で追い抜かれた男性が、草刈機でクマ笹を刈っていた。ご苦労様です。

2箇所目の渡渉地点。
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岩にペイントが施されているが、薄くなっているので誤って沢側を遡上しないように。
またこの日はほとんど流れていなかったが、降雨後は急激に水かさが増えるので、
そういう場合はしばらく様子を見た方がいい。
水かさが急激に増える分、減るのもそれほどかからないことが多いそうだ。

背後の大日平を振り返ると、気温が上がってきたせいか、ガスが湧いてきた。
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次第に傾斜がキツくなり、ゴツゴツした岩が多くなってきた。
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10:44 水場
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広くなっているのでここで小休止。

お腹が減ってきたので、サンドウィッチで手早く燃料補給。
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背後にはテーブル状の弥陀ヶ原が広がる
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山頂方面のガスもだいぶ取れてきた。
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この先も急登が続くが、頑張ろう(10:54)
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沢沿いを登っているせいか、段差の大きい岩が多く、結構歩きづらい。
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11:04 標識(山頂まで残り1.9km)
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登山口から4時間24分が経過。健脚な人ならとっくに山頂に着いている頃。

予報通り青空が広がり、確変タイム突入(11:21)
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今のうちに山頂に急がねば・・・

だが逸る気持ちとは裏腹に、なかなかペースが上がらない。
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気温が急激に上昇しているせいか、麓からどんどんガスが登ってきた(汗)
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ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)
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キク科アキノキリンソウ属の多年草。

タテヤマアザミ(立山薊)
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キク科アザミ属の多年草。

サンカヨウ(実)(山荷葉)
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メギ科サンカヨウ属の多年草。

クモマニガナ(雲間苦菜)
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キク科ニガナ属の多年草。

シロバナクモマニガナ(白花雲間苦菜)
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シロバナも咲いていた。

この辺りから徐々に、朝方追い越されたハイカーたちが下山してくる(11:58)
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もう下山ですか・・・ 情けない・・・

登山道は沢を離れ、斜面を巻いていく。
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再びガスが上ってきて、大当たり(登頂)前に確変強制終了(涙)
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目標タイムの6時間が過ぎたところで、大きな岩が見えてきた(12:42)
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確かあの岩を過ぎれば・・・

ようやく大日小屋が見えてきた。
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12:51 大日岳分岐(標高約2416m)
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ここは大日岳と中大日岳の鞍部で、山頂まではあと500m。
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右手にはランプとギターの小屋として有名な大日小屋
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本当なら1泊2日でここに泊まりたかったのだが・・・

大日小屋

小屋で休憩したかったが、時間もないので山頂へ(12:53)
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斜面には綿毛になったチングルマが群生。
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ガスに覆われていた山頂付近だが、頑張ったご褒美なのか奇跡的に晴れ間が覗く。
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これも普段の行ないが良いせいなのだろう(ウソ)

ほんの一瞬ではあったが、昨年登った剱岳(2999m)が顔を現してくれた。
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北アルプス三大急登早月尾根
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今年も登るつもりです(大ウソ)

13:11 大日岳山頂(三角点)(標高約2498m)
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タイムは6時間31分。後半バテてしまい目標タイムから30分も遅れてしまった。
山頂には直前で追い抜かれた男性1人のみ。あの人確か草刈していた人じゃ!?
良かった、縦走しなくて。こんな調子じゃ危うく帰宅難民になるところだった(笑)

ここは厳密に言うと三角点(二等・大日山)で、最高所(2501m)は現在立入禁止。
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なお同三角点の標高決定者は「剱岳・点の記」で有名な芝崎芳太郎氏。

石を組んだケルンのような祠の中には、2体のお地蔵様が安置。
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木製とプラスチック製で、どうやら近年に置かれたモノのようだ。

手早く食事にするが、食欲が余りなく、2切れほど食べただけ。
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先ほど奇跡的に顔を覗かせてくれた剱岳だが、ガスで全く見えなくなってしまった。
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好天なら剱岳をバックに、剱岳Tシャツの背中で愛を語るつもりだったのに(笑)

時間的にあまり余裕がないのでソッコーで下山開始(13:21)
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山頂滞在は僅か10分でした。

13:32 大日岳分岐(標高約2416m)
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大日小屋に寄ろうかと思ったが、登山口までの標準コースタイムは4時間10分
称名道路のゲート通過を考えると、遅くとも18時前には下山し終えたいところ。
K・H・K(下りは速い子)の異名を持つ私だが、ガレた岩の多い道は苦手で、
牛ノ首付近のヤセ尾根ではあまりペースも上げにくい。
今回は小屋には寄らず、またの機会にする。

もう登ってくる方もなく、どうやら私が最後尾になりそうだ。
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この付近から雨がパラつき始め、休憩がてら木陰でカッパを装着(14:31)
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別山チブリ尾根の時と同様、またてんきとくらすに裏切られた(笑)

14:41 標識(大日平まで残り1.8km)
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今日はだいぶ足にきていて、下りのよっし~はすっかり鳴りを潜めてしまった。
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ようやく歩き易い木道が見えてくると、チョッとテンション回復(15:06)
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だが一時弱まっていた雨がまた強くなってくる。
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15:28 大日平山荘(標高約1753m)
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小屋の軒下で小休止。一段と雨が強くなってきたんですが(大汗)

山頂で食べ残したお寿司を無理矢理腹に押し込めて、下山再開(15:42)
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15:47 大日平(中間地点)(標高約1740m)
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なだらかな大日平でなるべく時間を稼がないと・・・

雨のせいで階段部分もドロドロで、框伝いに降りていく。
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しばらく進むと雨は止み、晴れ間が出ている箇所も。
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牛ノ首に差し掛かる(18:13)
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雨に濡れたハシゴやロープ場が続くので、慎重に下っていく。

16:29 牛ノ首(下部)(標高約1468m)
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濡れた大岩を下降する箇所は特に慎重に。
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日帰り縦走の場合、時間に追われて焦りがちになるので特にご注意下さい。

16:45 猿ヶ馬場(標高約1350m)
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どうにか18時前には降りられるメドが付いたので、ここで最後の小休止。

対岸の美女平方面からは、ケーブルカーのアナウンスが聴こえてきた。
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17:21 大日岳登山口(標高約1044m)
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下りはジャスト4時間とコースタイム通り。なお画像の車は木道修繕工事の方のモノ。

せっかくなので称名滝にも寄っていこう。
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登山口から300mほど進んだ先にある八郎坂登り口
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悪城の壁を一気に登り、立山黒部アルペンルートの弘法に至る急坂。
大日三山縦走①の際には、弘法からここに降りてくる。
なお前回来た際は、この先の滝見台付近が落石復旧工事のため立入禁止になっていて、
八郎坂を1/3ほど登ったところの仮設展望台まで行く羽目になりました(笑)

称名滝
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ヘバり気味だったので滝見台には行かず、称名橋上から撮影しました。

”南無阿弥陀仏”というより、”どえむどえむどえむ”という具合に聴こえてくる(笑)
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17:51 称名滝駐車場(標高約966m)
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朝停まっていた車はほとんど居なくなっていました。

亀足のため晴天のうちに山頂に到着できなかったが、僅かながらも剱岳を望むことができた。
9月になるとゲート開放時間が短くなるので、日帰りの場合は8月中がおススメです。
今度は是非1泊2日で縦走してみよう。

(この日の行程)
5:45称名道路入口5:55
6:01称名滝駐車場6:21
6:40大日岳登山口
7:46猿ヶ馬場(小休止)7:54
8:20牛ノ首
9:20大日平(小休止)9:29
9:34大日平山荘
10:44水場(小休止)10:54
12:51大日岳分岐
13:11大日岳山頂(小休止)13:21
13:32大日岳分岐
15:28大日平山荘(小休止)15:42
15:47大日平
16:29牛ノ首
16:45猿ヶ馬場(小休止)16:50
17:21大日岳登山口
17:33称名滝
17:51称名滝駐車場

dainichidakepiston.png
※上記トラックログはヤマレコの同コース山行レポから引用しました。


やっぱり、山っていいね!

大日岳(2501m)(称名滝コース)
標高差1535m
登り 6時間50分、下り 4時間30分、TOTAL 11時間30分
出会った人 40人ぐらい 出会った動物 なし
2016年:77座目

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Comments 6

ヨンソン  

山歩きお疲れ様でした!
個人的に気になったのですが、スマホで閲覧するとき画像がはみ出て表示されてるので、サムネイル添付にした方がいいと思います。

これからもお体に気をつけて、山登りや食事のエントリ続けてください。
それでは失礼します

2016/08/12 (Fri) 18:39 | EDIT | REPLY |   

よっし~  

Re: タイトルなし

ヨンソンさん はじめまして

コメントありがとうございます。
スマホを持っていないので、気付きませんでした。
検討してみます。

2016/08/14 (Sun) 09:58 | EDIT | REPLY |   

コウちゃん  

最近の山スタイルが変わってきましたね
ガッツリ登って誰のブログだか分かり難いです笑
以前のよたよたさんが好きなのですが・・・

僕の師匠は遠くに行ってしまった様な感じがします
これからは大Kのりちゃんが師匠になりそうです(笑)

2016/08/19 (Fri) 23:10 | EDIT | REPLY |   

ツギロウ  

よっし~さん こんにちは。

不安定なお天気の中、大日岳アタックお疲れ様でした。立山から目の前に見え、薬師岳と同様にいつか登ってみたいと思っていたお山なので大変参考になりました。数値以上にハードそうですけど。

冒頭の三山縦走のプランも面白そうです。雷鳥沢で一泊すれば温泉にも入れるし極楽浄土を楽しめますね(笑)貴重なレポありがとうございました!

2016/08/20 (Sat) 02:04 | EDIT | REPLY |   

よっし~  

Re: タイトルなし

コウちゃんさん こんにちは

> 最近の山スタイルが変わってきましたね
ガッツリ登って誰のブログだか分かり難いです笑
以前のよたよたさんが好きなのですが・・・


え、そうですか?
自分ではあまり変わっていないと思っているんですが。
確かに以前と比べると、山の上でがっつり山めしを食べるのは激減しましたが、よたよたぶりは健在?ですよ(笑)


> 僕の師匠は遠くに行ってしまった様な感じがします
これからは大Kのりちゃんが師匠になりそうです(笑)

私が師匠なんて滅相もない。
夜明け前や仕事終わりに登られているコウちゃんさんの方が素晴らしい先達です。

大kのりちゃんさんは親父ギャグの師匠ですか?(笑)

2016/08/21 (Sun) 10:26 | EDIT | REPLY |   

よっし~  

Re: タイトルなし

ツギロウ殿 こんにちは

薬師岳・黒部五郎テン泊ハイクお疲れ様でした。
札束にモノを言わせてULに徹するハイク、まさに大人のハイクです(笑)

ツギロウ殿なら縦走②の日帰りは楽勝かと思います。
縦走①はAPさんクラスじゃないと日帰りは厳しいですが、1泊2日でのんびり歩くのはいいと思います。
是非チャレンジしてみてください。

2016/08/21 (Sun) 10:30 | EDIT | REPLY |   

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文殊山 (210)
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