2016年6月4日(土) 曇り

今回も少しがっつりしたハイクをしようと選んだのがこの山。

(加賀)大日山
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加越国境の大日山山塊にあり、越前大日山(越前甲)(1319m)と区別するため、
加賀大日山とも呼ばれる。
また富士写ヶ岳(942m)、鞍掛山(477m)とともに加南三山とされる。

実は昨年10月に大日山に登ろうと登山口近くまで行ったのだが、
道迷いや悪路などもあり、近くの菅倉山に変更した経緯がある。
 
8:20 河内南谷林道分岐駐車場(標高約410m)
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真砂集落跡の駐車場まではまだ800mほど先なのだが、前回の教訓からここに駐車する。
ほとんどハイカーがいないかと思いきや、先客の車が2台あった。

準備を済ませ、登山口に向かう(8:28)
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登山口までの林道は未舗装・1車線の隘路で、しかも轍が深い。
車高の低い車の場合、腹をこする恐れがあるのでご注意を。

左手に立派なログハウスが見えてくると、程なく大日山駐車場。
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8:43 真砂(まなご)集落跡駐車場(標高約460m)
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ここにも1台駐車してあった。

付近にあった、ほとんど朽ち果てたトイレ。
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怖くてこれ以上は近づけませんでした(笑)

大日山に至るルートは2つ。
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小大日山を経由する徳助新道と、加賀甲(大日小屋)を経由する池洞新道で、
両ルートを使うと周回(約11km)できる。

天照皇大神宮の鳥居を左手に見ながら林道を進んでいく。
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残念ながら神社の祠は積雪で潰れてしまったようだ。

8:49 大日山徳助新道登山口(標高約467m)
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今回は池洞新道で登って、徳助新道で下る反時計回りをチョイス。

林道をそのまま進んでいく。
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9:02 大日山池洞新道登山口(標高約515m)
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ようやく登山口に到着。

ここから斜面に取り付きながら尾根を登っていく。
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尾根に出合うと一旦なだらかな道となる。
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総じて急登な個所は少なく、登山道もしっかり整備されていて歩き易い。
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だが今日は身体の調子がよくなく、ペースが全然上がらない。

9:41 中又谷覗分岐(標高約695m)
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この先眺望が良いみたいだが、藪漕ぎしないといけないのでパス。
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「うわっ、ビックリした!」
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小休止していると、後続の2人組のハイカーが大きな声を上げる。
坂を登った先に大きな黒い物体が居たので、一瞬クマかと思ったそうだ(笑)

ミヤマナルコユリ(深山鳴子百合)
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キジカクシ科アマドコロ属の多年草。

この付近から見事なブナの原生林となる(11:06)
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傾斜もそれほどキツくないのだが、体調はますます悪くなる一方。
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正直何度引き返そうかと思ったほど最悪な状態で、ここでも小休止(11:20)
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ユキザサ(雪笹)
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キジカクシ科マイズルソウ属の多年草。

チゴユリ(稚児百合)
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イヌサフラン科チゴユリ属の多年草。

無理をせずにゆっくり登っていき、ようやく視界が開けてきた。
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12:05 大日小屋(加賀甲)(標高約1310m)
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登山口から3時間3分。標準タイムが1時間30分なので、倍以上の大ブレーキ。

小屋前からは白山連峰の雄大な山並みが望めた。
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残雪も室堂付近にわずかとだいぶ雪解けが進んだようだ。

稜線続きの越前甲(1319m)。
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山頂付近は登山指数Cの予報通り、風速10m近い強風が吹いていた。
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大日山山頂まではまだ40分かかるが、風が強いので小屋で先に食事していくことにする。

10人ほど宿泊可能だが、水場・トイレはなし。
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小屋には誰もおらず、先ほどの2人組の方は山頂に向かったようだ。

小屋内に貼ってあった大日山賛歌。
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地元の山中山岳会の方々が日々整備されているようだ。

食欲もなく、半分以上残す有様だった。
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台風でも来るかな?(笑)

ここからの選択肢は2つ。
1つは予定通り大日山山頂を目指し、徳助新道で下山。
もう1つは登ってきた池洞新道で下山。
体調を考えると後者が正解だが、ここからだとどちらに行っても距離はさほど変わらない。

幾分具合が良くなってきたので、予定通り大日山に向かう(12:35)
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大日小屋から大日山までは約40分。
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前半はクマ笹の茂る稜線をなだらかに下っていく。

右手には勝山や大野の街並みが望める。
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ずっと稜線歩きかと思いきや、一旦沢に下り130mほど登り返す。
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小屋までの道と比べて道幅が狭く、灌木の枝が登山道にまで伸びていて歩きづらい。

13:07 越前甲ルート合流点(標高約1340m)
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福井県側の越前甲から縦走するルートだが、時期によっては藪がひどいらしい。
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13:14 (加賀)大日山山頂(標高1368m)
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大日小屋から39分と標準タイム。先ほどの2人組が食事されていた。

残念ながら大日山山頂には三角点はないようだ。
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どんよりした雲が広がるが、強風のせいかここでも白山を遥拝。
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奥越の主要な山々もほとんど望むことができた。
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小松から来られたベテランのお二人、意外や大日山は初めてだそうだ。
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お二人と一緒に徳助新道で下山開始(13:26)
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徳助新道と池洞新道の分岐は少し分かりにくいが右へ。
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しばらくお二人の後に付いて降りていくが、道を譲られて先頭に。
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14:07 冷水の頭(標高約1153m)
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徳助新道も稜線歩きだが、所々開けた場所があり、池洞新道より眺めが良い。
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細かいアップダウンもあるのだが、体調はほぼ回復し、普段通りのペースとなる。
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いつの間にかお二人をぶっちぎってしまった(笑)

14:21 小大日山(標高約1200m)
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ここが最高所だが、三角点は少し先にあるようだ。
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14:24 三角点(三等・小大日:標高1198.4m)
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ここから登山口までは約90分。
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前方の徳助の頭を過ぎれば、あとは下るだけ。
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14:44 徳助の頭(標高約1053m)
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ここで小休止。体調はすっかり回復して、登りの不調が嘘のようだ。

徳助の頭からは今日歩いてきたルートが一望できる。
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昨年、山中山岳会の方々によって高倉山(836m)から続く新道が開かれた。
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機会があればこちらからも登ってみたい。
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ギンリョウソウ(銀竜草)
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シャクジョウソウ科ギンリョウソウ属の腐生植物。別名ユウレイタケ。

登山道は程なくブナの樹林帯に入る。
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池洞新道より急で、ロープ場もいくつかあった。
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徳助新道は下りの方がいいかも。

ササユリ(笹百合)
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ユリ科ユリ属の球根植物。咲いていたのはこの1株だけだった。

15:34 大日山徳助新道登山口(標高約467m)
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下りは2時間8分。

登りの際は気付かなかった案内板裏面のつぶやき。
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下山後は竹田の休憩施設でクールダウン。
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撤退の二文字が何度もよぎる最悪の体調だったが、なんとか無事周回することができた。


☆今回のルート図☆ (クリックすると拡大します)
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☆アクセス☆


☆この日の行程☆
8:20河内南谷林道分岐駐車場8:28
8:43真砂駐車場
9:02大日山池洞新道登山口
12:05加賀甲(大日小屋)(食事)12:35
13:14加賀大日山山頂(小休止)13:26
14:07冷水の頭
14:21小大日山山頂
14:44徳助の頭(小休止)14:48
15:34大日山徳助新道登山口
15:46河内南谷林道分岐駐車場

やっぱり、山っていいね!


加賀大日山(1368m)・加賀甲(1312m)・小大日山(1198m)
標高差901m
登り 3時間43分、下り 2時間8分 TOTAL 7時間18分
出会った人 8人 出会った動物 なし
2016年:54・55・56座目

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