日野山(795m)
2011年5月25日(水)
減量と体力作りのために始めた山登り。
登っている時は、『苦しい・・・なんでこんなとこ登っているんだろう』と思う時もままあるのだが、
登り終えた爽快感に徐々に魅せられてしまっている。
今日も天気がいいので、どこかに登ろう。
今日もまた文殊山あたりにしようかな?
いや、徐々に高い山に挑戦していき、いつかは白山へ。
色々悩んだ挙げ句、今回は越前市にある【日野山】に決定!
減量と体力作りのために始めた山登り。
登っている時は、『苦しい・・・なんでこんなとこ登っているんだろう』と思う時もままあるのだが、
登り終えた爽快感に徐々に魅せられてしまっている。
今日も天気がいいので、どこかに登ろう。
今日もまた文殊山あたりにしようかな?
いや、徐々に高い山に挑戦していき、いつかは白山へ。
色々悩んだ挙げ句、今回は越前市にある【日野山】に決定!

日野山は標高795m。
泰澄大師によって開山され、越前五山(白山、越知山、文殊山、吉野ヶ岳、日野山)の一つに数えられる。
福井・鯖江方面から見ると、コニーデ型に見えるところから、【越前富士】とも呼ばれている。
800m近い日野山、私の体力で大丈夫だろうか?

9:15 中平吹公民館駐車場


クルマをここに停めて、日野神社へ。

何やら音がするので、空を眺めてみると、日野山のはるか上空を飛行機が飛んでいく。

9:22 日野神社

祭神は、継体天皇・安閑天皇・宣化天皇の三神。奥院が日野山頂にある。

道中の安全を祈願し、参拝。
9:28 日野山中平吹登山口

猪除けの為のフェンスを開けて、登山道へ。
傍にはお決まりのように、【熊出没注意】の看板が。

登山道には地元の小学生が描いた看板があり、頂上までの距離が100mごとに記されている。

砂防ダムの辺りから、階段で急登となる。


まだ2000mもあるんだ。ふう~

途中で見かけたキレイな花。何ていう花なんだろう?

道中ではいくつかの奇岩が見られる。
10:00 焼餅石

焼餅(くず米に菜の干したものを混ぜてついた餅を焼いたもの)によく似ているところから、名付けられたとされる。
10:03 石の唐戸

昔、この中平吹の里に館を構えていた僧兵、佐々生光林房が追われてこのほら穴に隠れたとされる。
10:06 弁慶の三枚切り

昔、武蔵坊弁慶がこの山に登り、この岩を三枚に切って力を試したとされる。ホンマかいな?
10:11 車道と合流。

実は日野山、登山道のほかに頂上の祠修復の際に造られた車道が、頂上まで続いているらしい。
車道付近からは付近の山々が眺められる。
車道には行かず、忠実に登山道をトレース。

10:23 室堂(5合目)到着。

登山開始から約55分。標準的なタイムが50分だそうなので、まずまずのペース。
ちょうど団体客の方々が休憩中だった。
ここが5合目で、頂上まで残り1000m。

ベンチのほか、屋根付の休憩所や水場もある。

カッコイイ仏像も祀られている。
不動明王?

阿修羅?

みなさんもう行ってしまうんですね。

しばらく休憩し、私も後を追うことにする。
10:30 室堂出発。

ブナの原生林の中を1人進んでいく。
今日は熊除けの鈴のほかに、AMラジオを鳴らして人が居ることを知らせる。出てくるなよ~!

10:50 比丘尼ころばし入口

ここからは【比丘尼ころばし】という急登が続く。
解説では、昔この御山が女人禁制で、女性は登山できなかったにもかかわらず、その禁を破った尼僧(比丘尼)が登ったところ、神の怒りに触れて転げ落ちたことに由来するらしい。
岩場の上に苔が付着して滑りやすい箇所もあるため、ロープが付いている。
先ほど室堂で一緒になった女性がここで難儀されていた。

11:00 大比丘尼ころばし

比丘尼ころばしの先には、より急登な【大比丘尼ころばし】が続く。
ひいひい言いながら、大比丘尼ころばしを抜ける。頂上まで残り200m。

11:30 頂上(795m)到着。

室堂から1時間。登山口から1時間55分で頂上へ。

頂上の休憩所には、先ほど室堂で先行された団体客が既に陣取られていた。
休憩所より高い部分には、日野神社奥院の祠がある。

ここからは越美・加越国境の山々が望める。
頂上からの絶景を見ていると、登っている途中の苦しさなど忘れてしまう。
銀杏峰、部子山、能郷白山方面

白山方面は霞んであまり見えない。雪解けのこの時期は見え難いらしい。

休憩所の日陰で、持参した携帯コンロでお湯を沸かして昼ごはん。

今回もカップ麺と食後のコーヒーとわたし的にはえらく控えめ(笑)

食後は北側の方へ。

三里山や文殊山、越前市街地が眼下に広がる。

12:20 下山開始。

登ってきた道を降りるのもいいのだが、比丘尼ころばしは登り以上に注意を要するので、迂回路の車道へ。
だがあまり整備されていないのか、こんな風に崖崩れの箇所も何箇所かある。

12:40 比丘尼ころばし入口

12:53 室堂 ここで小休止。

登山道より歩きやすいが、路面がコンクリートなので足に負担がかかってくる。

木が道を塞いでいる箇所もあるので注意。

途中からコンクリート舗装がなくなり、赤土の道になる。

土砂崩れでもあったのかな?
13:35 登山口

下山は1時間15分だった。
日野神社に再び参拝し、無事登山できたお礼を伝える。
あんな上まで登っていたんだ。改めて下から見ると余計に高く見えてきた。
つい1週間前には365mの文殊山でビビっていたのが、倍以上の高さでも何とかなるもんだ。

旧南条町の「花はす温泉そまやま」で汗を流した後、帰宅。

来週はどの山に登ろうかな?
日野山(795m)(平吹コース)
標高差715m
登り 1時間55分、下り 1時間15分、TOTAL 4時間20分
☆☆☆ランキング参加中です。☆☆☆


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泰澄大師によって開山され、越前五山(白山、越知山、文殊山、吉野ヶ岳、日野山)の一つに数えられる。
福井・鯖江方面から見ると、コニーデ型に見えるところから、【越前富士】とも呼ばれている。
800m近い日野山、私の体力で大丈夫だろうか?

9:15 中平吹公民館駐車場


クルマをここに停めて、日野神社へ。

何やら音がするので、空を眺めてみると、日野山のはるか上空を飛行機が飛んでいく。

9:22 日野神社

祭神は、継体天皇・安閑天皇・宣化天皇の三神。奥院が日野山頂にある。

道中の安全を祈願し、参拝。
9:28 日野山中平吹登山口

猪除けの為のフェンスを開けて、登山道へ。
傍にはお決まりのように、【熊出没注意】の看板が。

登山道には地元の小学生が描いた看板があり、頂上までの距離が100mごとに記されている。

砂防ダムの辺りから、階段で急登となる。


まだ2000mもあるんだ。ふう~

途中で見かけたキレイな花。何ていう花なんだろう?

道中ではいくつかの奇岩が見られる。
10:00 焼餅石

焼餅(くず米に菜の干したものを混ぜてついた餅を焼いたもの)によく似ているところから、名付けられたとされる。
10:03 石の唐戸

昔、この中平吹の里に館を構えていた僧兵、佐々生光林房が追われてこのほら穴に隠れたとされる。
10:06 弁慶の三枚切り

昔、武蔵坊弁慶がこの山に登り、この岩を三枚に切って力を試したとされる。ホンマかいな?
10:11 車道と合流。

実は日野山、登山道のほかに頂上の祠修復の際に造られた車道が、頂上まで続いているらしい。
車道付近からは付近の山々が眺められる。
車道には行かず、忠実に登山道をトレース。

10:23 室堂(5合目)到着。

登山開始から約55分。標準的なタイムが50分だそうなので、まずまずのペース。
ちょうど団体客の方々が休憩中だった。
ここが5合目で、頂上まで残り1000m。

ベンチのほか、屋根付の休憩所や水場もある。

カッコイイ仏像も祀られている。
不動明王?

阿修羅?

みなさんもう行ってしまうんですね。

しばらく休憩し、私も後を追うことにする。
10:30 室堂出発。

ブナの原生林の中を1人進んでいく。
今日は熊除けの鈴のほかに、AMラジオを鳴らして人が居ることを知らせる。出てくるなよ~!

10:50 比丘尼ころばし入口

ここからは【比丘尼ころばし】という急登が続く。
解説では、昔この御山が女人禁制で、女性は登山できなかったにもかかわらず、その禁を破った尼僧(比丘尼)が登ったところ、神の怒りに触れて転げ落ちたことに由来するらしい。
岩場の上に苔が付着して滑りやすい箇所もあるため、ロープが付いている。
先ほど室堂で一緒になった女性がここで難儀されていた。

11:00 大比丘尼ころばし

比丘尼ころばしの先には、より急登な【大比丘尼ころばし】が続く。
ひいひい言いながら、大比丘尼ころばしを抜ける。頂上まで残り200m。

11:30 頂上(795m)到着。

室堂から1時間。登山口から1時間55分で頂上へ。

頂上の休憩所には、先ほど室堂で先行された団体客が既に陣取られていた。
休憩所より高い部分には、日野神社奥院の祠がある。

ここからは越美・加越国境の山々が望める。
頂上からの絶景を見ていると、登っている途中の苦しさなど忘れてしまう。
銀杏峰、部子山、能郷白山方面

白山方面は霞んであまり見えない。雪解けのこの時期は見え難いらしい。

休憩所の日陰で、持参した携帯コンロでお湯を沸かして昼ごはん。

今回もカップ麺と食後のコーヒーとわたし的にはえらく控えめ(笑)

食後は北側の方へ。

三里山や文殊山、越前市街地が眼下に広がる。

12:20 下山開始。

登ってきた道を降りるのもいいのだが、比丘尼ころばしは登り以上に注意を要するので、迂回路の車道へ。
だがあまり整備されていないのか、こんな風に崖崩れの箇所も何箇所かある。

12:40 比丘尼ころばし入口

12:53 室堂 ここで小休止。

登山道より歩きやすいが、路面がコンクリートなので足に負担がかかってくる。

木が道を塞いでいる箇所もあるので注意。

途中からコンクリート舗装がなくなり、赤土の道になる。

土砂崩れでもあったのかな?
13:35 登山口

下山は1時間15分だった。
日野神社に再び参拝し、無事登山できたお礼を伝える。
あんな上まで登っていたんだ。改めて下から見ると余計に高く見えてきた。
つい1週間前には365mの文殊山でビビっていたのが、倍以上の高さでも何とかなるもんだ。

旧南条町の「花はす温泉そまやま」で汗を流した後、帰宅。

来週はどの山に登ろうかな?
日野山(795m)(平吹コース)
標高差715m
登り 1時間55分、下り 1時間15分、TOTAL 4時間20分
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