2015年10月24日(土) 晴れ

奥越の紅葉も1500m級はピークを過ぎたようで、紅葉前線はどんどん下降中。
先日のリベンジで大日山に行こうかとも思ったが、
天気は下り坂で夕方から所用もあるので、久々にこの里山へ。

三里山(346m)
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鯖江市、越前市に跨る独立峰で、周囲が約三里(≒12km)あることからこう呼ばれると謂われる。
4年前に一度登ったきりすっかりご無沙汰。
前回は鯖江市川島町の加多志波(かたしば)神社から登り、越前市の花筐(かきょう)公園に降りたので、
今回は別のコースで登ってみよう。
 
今回選んだコースは中新庄コース
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距離が一番短かく、三里山、南三里山のどちらに行くのも便利。

R8の五郎丸交差点を左折し、三里山通り(県道194)へ。
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そう、今まさに旬なこの方と同じ名前なんです(笑)
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バス停であのポーズをすると運気が上がると、福井県民の間で人気沸騰中(ウソ)
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もしかすると本当に人気スポットになるかもしれませんね(笑)
ちなみに福井県には太郎丸(坂井市)、次郎丸(あわら市)、三郎丸(福井市)、四郎丸(越前市)もあり、太郎丸から順に巡ると更に運気が上がります(大ウソ)

三床山同様看板が見当たらないので、新庄町付近で住民に登山口を尋ねると、
十王寺(じゅうおうじ)の裏にあるとのこと。 ありがとうございます。
でもこの時トンデモない勘違いをしていたのだが・・・

十王寺付近は道が細く急傾斜なので、近くの劔神社境内前の駐車スペースをお借りする(9:52)
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劔神社
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主祭神は天利劔神(あめのとつるぎのおおかみ)、経津主神(ふつぬしのおおかみ)

新江の庄(下新庄・中新庄・上新庄)の守護神で、旧織田町の劔神社とは縁起が異なるようだ。
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十王寺
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天台真盛宗の寺院。

9:58 三里山下新庄(十王寺)登山口(標高約30m)
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実は中新庄コースではなく、案内図や鯖江観光協会のHPにも載っていない全く別のコース(旧道)で、この時はまだ中新庄コースだと思い込んでいました(笑)

まずは急な林道を登っていく。
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???(同定中)
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ご存知の方ご教授下さい。

結構キツい傾斜で、車でも難儀しそうな感じ。
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前方にゲートらしきモノが見えてきた。
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十王寺の北側にも同じようなゲートがあり、何箇所か入口があるようだ。
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イノシシ除けのゲートを開けて反対側へ(10:03)
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通過後は施錠を忘れずに。

ゲートの先にはイノシシ対策用の高圧電線も。
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着脱式ではないので跨いで通過します。足の短い方はご注意を(笑)

道は左右二手に分かれていたが標識等はなく、登っている右へ進む。
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林道終点で支尾根に取り付くと、前方に祠が見えてきた(10:07)
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看板等はなく、詳細は不明。

祠を過ぎると、ゆるやかな尾根歩きとなる。
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なんか先月登った三床山の佐々生(さそう)コースの感じに似ている。

下草もなく、道幅もあり歩き易い。
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10:13 総山墓地参道合流点(標高約100m)
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鯖江市営の総山墓地からも登れるようだ。

地元の下新庄壮年会が設置された看板も付いているので迷うことはない。
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合流点を過ぎるとしばらくなだらかなアップダウンが続く。
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どうやらこのアップダウンは古墳(東山古墳群)のようだ。
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あまり人が歩かないようで、登山道の至るところに蜘蛛の巣のトラップ爆弾が仕掛けられている。
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ポールを竹刀のように振りながら進んでいく。

10:19 ドングリの小径分岐(標高約150m)
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右へ行くとドングリの小径という遊歩道のようだ。なお三里山山頂には行きませんのでご注意を。

なんかおかしい・・・ この辺りから疑問が頭をよぎり始める。 
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中新庄コースには泰澄の霊水とかいうスポットがあるはずなのだが、
ここは尾根上なのでそのような湧水があるようには思えない。

分岐を過ぎると、急登になる。
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ロープもステップもないので登りにくい。

10:23 分岐
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もしかすると左側からも行けるのかもしれないが、表示通り右手へ。

ようやくステップとロープが出てきたが、ステップはすぐに終了。
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通る人も稀なのか、倒木が道を塞いでいる箇所もあって難儀する。
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しかも予想以上に気温が上がっていて、汗が止まらない。
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この日は23℃と9月下旬並みの気温でした。

一段と激登となり、足が悲鳴を上げてくる。
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傾斜は鬼ヶ岳クラスだろうが、ステップがないので鬼よりはるかにキツく、
例えるならみつまた山と同じぐらいの感覚。
間違いなく福井県の里山で、TOP3に入る急登だと思う。

10:41 夫婦岩(標高約250m)
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たまらずここで小休止。
薄々気付いていたが、この時点でこのコースが中新庄コースじゃないと確信する。

実は麓で登山口を尋ねた際、男性が一瞬不思議そうな顔をされたのも気になっていた。
これは想像だが、私が新庄から登る登山口は?」と聞いた際、
ポピュラーな新庄でなく、酔狂にも超マイナーな新庄から登るのだろうと判断されたのかも(笑)

ちなみに私が道を尋ねた下新庄町は鯖江市で、中新庄コースの中新庄町は越前市(旧武生市)
鯖江市内で”新庄から~”と訊かれれば、下新庄から登るこのコースのことだと思われても不思議ではない。

夫婦岩の先も急登が続く(10:47)
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まさに修験者が使う行者道の様相だ。

10:58 合流点
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左側から道が合流していたので、もしかすると先ほどの分岐の別ルートなのかも。

ようやく傾斜がゆるくなる(11:01)
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案内板から外されているのが納得の急登なこのルート、もう二度と通りたくありません(笑)
でもナラやクヌギなど広葉樹が見事で、ステップを設置すればもう少し登り易くなる(鬼ヶ岳レベル)
のにもったいないな~

途中見かけた鮮やかな色の女郎蜘蛛(雌)
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こんなのがアチコチにいました(笑)

11:06 出口(三ツ岩)コース合流点(標高約280m)
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左に行くと三角点(三等・雨降山)、三ツ岩を経て中野町出口集落に至る。

地図を持ってこなかったので、この時点では前回のルートに合流したと思っていました。
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11:13 原コース連絡路合流点(標高約270m)
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左に行くと中野町原地区から登ってくる原コースに合流。
こちらに進んでもミズバショウ群生地や雨降神社跡を経由して三里山山頂に行けるようです。

しばらくなだらかな道が続き、ようやくまだ別の稜線上にいることを把握。
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やっぱり里山といえども地図は不可欠ですね。

あれが加多志波神社側(川島コース)から続く主稜線だ!
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11:27 川島・原コース合流点(標高約325m)
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三里山山頂までは残り100m。
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ようやく見覚えのある道になる。

11:31 三里山山頂(標高346m)
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タイムは1時間33分。誰もおらずベンチで小休止。

ここは眺望がないので、お昼は2km先の南三里山で取ることにしよう(11:37)
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ここからは一旦100m近く標高を下げていき、アップダウンもあります。

イノシシくんのお風呂(沼田場)は増改築されて大きくなっていた(笑)
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また登山道上には何箇所かトイレ(糞丘)を見かけた。

大きな倒木が道を塞いでおり、匍匐前進で進む。
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12:02 中新庄コース合流点(標高約245m)
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本当はここから登ってくるはずだった(笑)
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ここから登り返しになるが、階段が設置されているので歩き易い。
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ようやくこの日初めてのソロの男性ハイカーとすれ違う。

12:09 高源寺跡(中津山コース合流点)(標高約282m)
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泰澄大師が開山した高源寺があったとされ、東麓の中津山ルートとの合流点でもある。

この階段の先は無名ピーク(311m)というのは学習済。
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また前回道に迷った箇所(獣道分岐)も難なく通過。

12:31 南三里山山頂(展望台)(標高334m)
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三里山から54分。ここにも誰も居なかった。土曜日だというのに寂しい。

登頂記念の三角点(二等・中津山)タッチ。
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眼前には4日前に登った日野山(795m)が聳える。
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鬼ヶ岳(533m)も望めたが霞み気味。
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東屋の展望台からは南側の文殊山(365m)や丹波岳(290m)
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残念ながら白山は遥拝できなかった。

山頂は結構風があり、風を避けながらお昼の準備。
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今日の山めしは豆乳餃子鍋
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鍋をつつきながら、〆はうどんすき。
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貧乏ハイカー御用達のゲ●キーで購入したこのうどん、定価でなんと1袋9円!
原価っていったいいくらなの??

コーヒーを飲みながら付近を散策していると、幸福の木を発見!
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単に遥か昔にブームになった愛国から幸福ゆきの切符(レプリカ)が付いているだけなんですが(笑)

私も広尾線廃線当時の切符を持っており、2度両駅とも行ったことがある。
この付近には福井県からの入植者が多く、旧地名の”幸震(さつない)”から、福の字を取って縁起のいい”幸福(こうふく)”に改称されたと謂われている。
なお歴史のある旧駅舎は老朽化を理由に、残念ながら2013年に解体されてしまった。

この木に触れると幸福になれると思うので(多分、保証はしませんw)、是非探してみてください(笑)

夕方から所用があるので、そろそろ降りることに(13:34)
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登りでも気になった堀切と土橋のような部分。
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戦国期は三里山一帯にも朝倉方の出城(砦)があったので、おそらくその遺構なのかも。

13:43 P311(標高約311m)
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紅葉の見頃は来月中旬頃かな?
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13:51 高源寺跡(中津山コース合流点)(標高約282m)
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13:54 中新庄コース分岐点(標高約245m)
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下りは中新庄コースへ。
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もうあの急坂は通りたくありません(笑)

中新庄コースは下新庄コースと比べて傾斜が緩い。
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落ち葉で分かりづらいが、ちゃんとステップも設置されていて歩き易い。
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13:59 権現寺跡(標高約200m)
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以前は権現寺というお寺があったが、平成6(1994)年の失火により焼失してしまったそうだ。

ちょうど地元の方と思しき男性2人が休憩されていた。
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登山道周辺の草刈をされているようだ。ご苦労様です。

権現寺跡から少し下ったところにあった祠(14:03)
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このルートは古来より信仰の道でもあったようだ。

14:05 泰澄の霊水(標高約170m)
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小さな祠があり、説明板によると泰澄大師が開いた水場とあった。
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祠の下から霊水が湧き出ているようで、水が流れる音はするのだが、ほとんど流れていなかった。

水場の隣には赤い前掛けを付けた16体のお地蔵様が整列。
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行基上人と並んで”天平のスーパースター”だった”越の大徳”こと泰澄大師の石像。
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再来年(2017年)は白山や文殊山の開山1300年にあたる。

霊水から2分ほど行ったところにも湧き水があった。
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こちらは岩から水が滴り落ちていた。

登山道は非常に整備されている。
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急坂部分もしっかりつづら折れになっており、下新庄コースとは雲泥の差。
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少し丸いお顔のお地蔵様(笑)
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恐らく奉納者もしくはその近縁者の顔なのかも。

傾斜が緩くなると、麓も近いようだ。
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14:19 林道終点(標高約75m)
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14:21 三里山中新庄登山口(標高約45m)
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下りは47分。こちらは駐車場も広く、20台ほど停められそう。

朝倉攻め後、越前を治めた柴田勝家が残党や一向宗対策としてこの地に柴田城を築いたとされる。
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付近には僅かに遺構が残っており、城に使われた石を使った石碑が建立されている。

溜池の脇を通って、車を停めた下新庄(約1.6km)まで戻ります。
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赤線が登りで利用した下新庄(夫婦岩)コース。
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稜線に出るまでの急登が本当にエグい(笑)

14:51 劔神社(標高約28m)
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とんだ勘違いもあったが、無事帰還。

三里山は文殊山同様、ガイドMAPに載っていないような旧道や古道も数多くあり、本当に奥深い山。
こんな素晴らしい山なのに、出会ったハイカーは僅かに1人だけと寂しい限り。
近年はあまり整備されていないようだが、もう少し整備すればもっとハイカーも増えると思うのだが・・・

今回のルート図 (クリックすると拡大します)
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やっぱり、山っていいね!


三里山(346m)・南三里山(334m)(登り:下新庄コース、下り:中新庄コース)
標高差316m
登り 2時間33分、下り 47分、ウオーク 30分 TOTAL 3時間56分
今年1回目・通算2回目
出会った人 3人 出会った動物 女郎蜘蛛多数

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