2015年10月19日(月) 晴れ

今回のハイクは久しぶりに白山以外の石川県の山に。
もっとも大多数の福井県民は、白山は越前の山!と思っています(笑)

菅倉山(すがくらやま)
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加越国境にある山で、福井県側では尾股山(おまたやま)と呼ばれ、昭和20~30年代頃には福井県側からの登山道もあったそうだ(現在廃道)
その後長らく登る人も稀な状態が続いたが、昨年(2014年)10月に山中山岳会の篤志の方々が
新しい登山道を開かれた。
 
実は今回、当初この山に登るつもりではなく、大日山(加賀大日山)に登る予定だった。

丸岡側の竹田からR364で石川県加賀市へ。

県道153で富士写ヶ岳(942m)の我谷(わがだに)コースの吊り橋前を通過(8:18)
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隘路な道かと思いきや、舗装された片側1車線で快適に走行。

これが昨年秋にできた菅倉山の登山口(8:28)
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近くには新しい休憩舎があり、水洗トイレも完備。
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県民の森も通過(8:35)
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あれ? なんかおかしい・・・
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峠を登って行き、その後道が下っていく。
これは絶対おかしいと思い地図をみると、大日山登山口は県民の森のはるか手前、
先ほどの休憩舎があったところを直進するようだ(汗)

県民の森に戻って、OPP対策へ(8:53)
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最初からここでトイレを借りるつもりだったんですがなにか(ウソ)

本当は橋を渡らずに直進すべきだった(9:05)
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30分もロスしてしまった(笑)

この一帯は戦国期から江戸期にかけて、古九谷焼の生産地だったそうで、
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遺跡の発掘調査後、公園化工事が行われている。

道はほぼ1車線の隘路になり、大聖寺川沿いに進んでいく。
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9:20 河内南谷林道分岐
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右へ行くと河内南谷林道で、稜線近くで福井県側の岩屋林道に接続。
なお福井県三大急登の筆頭、みつまた山にラクして登りたい場合、
この林道を使うと標高800m付近まで車で行ける。
ただし崖崩れで通行不能になることが多く、落石や障害物もあったりするのでご注意を。

ここに数台停められるスペースがあったが、そのまま進入。
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ただこの先は未舗装で、しかも轍が大きくえぐられていて、車高の低い私の車だと車底をガリガリこするほど。
轍を外して走りたいところだが、道幅が狭く右手は川なのでかなり怖い。
これはたまらんと、少し広くなったところで何度も切り返してUターンし林道分岐に戻る(9:30)

分岐に車を置いて登ろうかと思ったが、道迷いもあり既に1時間近くロス。
登山口まで歩くこともあり、下山時間も考えて今回はパス。
林道分岐から先の道は、車高の高いRV車以外は進入しない方がいいと思います。

それなら菅倉山に登ろうと思ったが、PCでプリントアウトした地形図は大日山付近だけ。
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うん? 待てよ、確か車の中に・・・

以前遊山行(ゆさんこう)さんでいただいたMAPがあった。
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地形図ではないが、コースの概要と様子、絶景ポイントなどが事細かく記されている。
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捨てず取って置いて良かった~(笑)

9:52 菅倉山登山口(標高約220m)
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すっかり遅くなったがようやくハイク開始です(笑)
MAPでは登りのコースタイムは3時間とあるので、目標タイムは3時間30分。

のっけから急坂の洗礼を受ける。
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崩そうな斜面にあまり頑丈でなさそうなステップが設置されている。

急坂を登った先にも登山口の表示があった(9:59)
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ただ下の標識もそうだが、なぜか山頂の標高923mが記載されている。
これだとここが923mだと勘違いしそうなんですが・・・

MAPの表示通り、ロープ場が出現(10:03)
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ロープ場が終わるとなだらかな道に変わる(10:17)
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もうそろそろ1時間が経過するが、MAPにある1.3km標識がなかなか現れない。
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見過ごしたのかと思ったが、楽観的な期待を抱くとその後の現実にショックを受けそう(笑)

でも全然標識が現れず、何かの原因で取れてしまったのではないかと、楽観的思考に傾いていく。
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お願い、誰かもう過ぎたと言って!

小ピークらしき場所に出る(11:10)
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ここが標高583m地点(1.3km/3.6km)だった(笑)
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MAPでは1時間となっているが、ちんたら歩きのせいか1時間18分と少し遅れている。

木々が開けた場所からは、今日登るはずだった大日山が望めた。
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ちんたら歩きが功を奏し、今日は調子が良さそうなので小休止せずに先に進む。

登山道上にはどんぐりがたくさん落ちている。
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クマさんに遭いませんように・・・

多少アップダウンはあるが、登山道は概ねゆるやかな傾斜で歩き易い。
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登山道脇の茂みには多くの鳥がいるようで、足音に驚いた雉や鷲などがバタバタと飛び立っていく。
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そっちの方こそ驚かすなよ~(笑)

突然右手の茂みで、何かが潅木をなぎ倒すような大きな音を立てて近づいてきた(11:35)
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慌てて火薬銃を2発鳴らすと、音は一気に静まり静寂を取り戻す。
間違いない・・・ ヤツだ!

もう2発鳴らした後、周りを確認して急いで先に進む。

11:40 標高701m地点(2.0km/3.6km)
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そろそろ小休止したいところだが、ヤツがまだ近くにいそうなのでスルー。

前方に見えるのは735m地点だろうか?
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一旦鞍部に下って登り返しとなる。

この辺りなると見事なブナ林になる(11:49)
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11:52 標高735m地点(2.2km/3.6km)
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ここで今日初めての小休止。
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行動食のドーナツを頬張りながら、火薬銃をリロード(弾補充)。
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さぁ残り1.4km。頑張ろう!(12:05)

この付近にはシャクナゲが群生している。
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細かなアップダウンがあるが、傾斜は緩い。
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12:19 標高802m地点(2.6km/3.6km)
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また下ります。
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あれが山頂?
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再びロープ場になる(12:28)
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序盤はロープなしでも大丈夫だったが、後半は大変助かりました。

ロープ場を登り切り、登ってきた尾根を振り返る。
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この辺りから眺望が開け始める。
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クマ笹が刈られた切り株が多く、滑り易いのご注意を。

あれが山頂か・・・
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やっと山頂かと思い進んでいくと・・・
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その先にもう1つピーク Orz
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ここは標高910m地点(3.3km/3.6km)でした(12:54)
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MAPがあるとはいえ、騙しピークに翻弄される(笑)
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左手には大日山(1368m)に加え、越前甲(1319m)や白山(2702m)も望めた。
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山頂直下のブナ林はだいぶ色付いていて、まさに見頃
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13:04 菅倉山山頂(標高923.7m)
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タイムは3時間12分とまずまず。予想通り、山頂には誰も居なかった。

ここは福井-石川県境なので、このまま稜線を進めばみつまた山にも続いているのだが・・・
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登頂記念の三角点(三等・菅倉)タッチ。
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東側には大日山(1368m)や小大日山(1198m)
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本当は周回するつもりだったのに・・・ 機会を改めて登ろう!

残念ながら白山は雲で隠れてしまった。
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南側には浄法寺山(1053m)や(南)丈競山(1045m)
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一昨年泊まった丈競山避難小屋も確認できた。
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西側には同じく県境の小倉谷山(910m)
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不惑新道にはなかなか足が向きません(笑)

三角点から少し進んだ先にはクマ笹が刈られた広場があり、団体さんが居ても大丈夫。
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今日のお昼はカップ麺。
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先日経ヶ岳で食べ損ねたヤツです(笑)

デザートはきんつば。
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山での甘いモノは特に美味しいですね。

雲が増えてきたので、早々に下山開始(13:32)
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登りは俯いてばかりだったので、下りは紅葉を愛でながらいこう。
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キレイだな~
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登りの際は見落としたコレ。
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確かにシェルターやクマのネグラっぽい(笑)

時折火薬銃を鳴らしながら降りていく。
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下りのロープ場は滑り易いので慎重に。
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14:14 標高735m地点
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この辺りの見頃は来週ぐらいかな?
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14:35 標高583m地点
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3.6kmにも渡って登山道を整備された山中山岳会のご尽力には頭が下がります。
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15:10 菅倉山登山口(上)(標高約250m)
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結局山中では誰とも会わなかった。

あれ? こんなプラ階段あったかな?
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どうやら巡視路側に降りてしまった(15:14)
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なお左手の先には、古九谷の陶土を採掘した跡があるようだ。

「登山者数調査のため、ご協力お願いします」とあったので、休憩舎にあるノートに記入。
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ノートを開けたらカメムシだらけでした(笑)
また”ご自由にお持ち下さい”ってあるけど大丈夫かな?

下山後は山中温泉のゆーゆー村(500円※JAF会員は50円引)で汗を流す。
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道迷いや悪路で大日山周回を断念。
急遽登った菅倉山だったが、よく整備されていて歩きやすかった。
山頂までの距離は結構あるが、360度の眺望が楽しめます。
今度はシャクナゲの頃に登ろう!


やっぱり、山っていいね!

菅倉山(尾股山)(923m)
標高差703m
登り 3時間12分、下り 1時間42分、TOTAL 5時間22分
出会った人 なし 出会った動物 鳥類多数、クマの気配

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