2015年6月30日(火) 曇り

明日7月1日は白山山開き
今年も休みの都合が合わず、当日は仕事(涙)

それじゃ1日早い前日に登ろうと、てんきとくらすで登山指数を確認すると、
夕方18時を除いてオールA
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まさに絶好の登山日和のようだが、何度も裏切られているので鵜呑みにすることはできない。
事実、自宅を出発する直前に確認したら、朝方6時頃がBに変わっていた(笑)
 
3時に自宅を出発。
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県境の谷トンネルを越えた頃から、空が白みだしてきた。

4:35 市ノ瀬ビジターセンター(標高約830m)
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11日(土)からマイカー規制が実施され、土日(一部火・金含む)を中心に市ノ瀬止まりとなる。
詳しくは、2015年白山マイカー規制で確認。

4:45 別当出合特設駐車スペース(標高約1230m)
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山開き前日にもかかわらず、先客の車は僅かに3台だけ。
恐らくR157の通行止の影響なのだろう。

実は28日にR157の東二口第一トンネル付近で大規模な土砂崩落が発生。
白山市女原地内~白峰桑島地内の10kmの区間が上下線とも通行止になった。
手取川ダム沿いの山岳地帯であるため周辺に迂回路はなく、石川県方面から登山口に向かうには、
ぐるっとR8かR364を回って福井県に入り、勝山経由で向かうしかない。

当日の情報では当分の間通行止となっていたが、
翌日確認すると30日(火)午前6時に通行止が解除になると変更されていた。

すげー、たった1日で復旧するとは。
岐阜県側の県道白山公園線(平瀬~大白川)は未だ通行止だというのに・・・
明日の山開きのため、「絶対開通させろ!」という天の声があったのかも。
今年は北陸新幹線開業によるハイカー増も見込まれ、さすがに石川県側から通行不能じゃシャレにならない(笑)
ただし片側交互通行の仮復旧で、昨年も崩落した箇所なので、また通行止になる可能性もあります。

4:57 別当出合登山口(標高約1260m)
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登山口にも他のハイカーの姿はなし。

しっかり用を済ませ、登山届を提出してハイク開始(5:06)
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前回は室堂まで4時間28分だったので、今日の目標タイムは4時間30分。

クマさんから応援のメッセージ(笑)
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お花の多い観光新道で登ろうかとも思ったが、いつもの砂防新道へ。
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取り外されていた入山者カウンターも設置されていた。
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この前での反復横跳びは禁止です(笑)

前回満開だったニリンソウの大群生も終了していた。
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5:29 登山道分岐上部(標高約1350m)
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土砂崩れで閉鎖中だった下り専用路も復旧したようだ。

5:50 中飯場(標高約1550m)
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今日は蚊取り線香を持参したので、羽虫も思ったほど寄ってこない。

小休止しながら、忘れていたドーピング剤を投与。
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この日は南竜へ荷揚げするヘリが何度も行き交っていた。
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甚之助小屋までの道中、回数を数えたら13往復していました(笑)

ズダヤクシュ(頭陀(喘息)薬種)
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ユキノシタ科ズダヤクシュ属の多年草。長野県では喘息のことを”ずだ”といい、
この草が良く効くことから名付けられた。

ミヤマセンキュウ(深山川芎)
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セリ科ミヤマセンキュウ属の多年草。

不動滝の水量も前回よりだいぶ少なくなっていた。
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タニウツギ(谷空木)
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スイカズラ科タニウツギ属の落葉小高木。

ハクサンイチゲ(白山一華)
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キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。

ハクサンチドリ(白山千鳥)
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ラン科ハクサンチドリ属の多年草。

6:41 別当覗(標高約1750m)
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ここはスルー。

ニリンソウ(二輪草)
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キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。

サンカヨウ(山荷葉)
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メギ科サンカヨウ属の多年草。

前回雪に埋もれていた木道部分も夏道が露出。
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ただ例年数輪は見かけるキヌガサソウはまだ咲いていなかった。

甚之助谷の土砂崩落が凄まじい。
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何基も設置されていた砂防ダムが完全に埋まってしまった。
砂防ダムの設置は下流への土石流防止や過疎地振興対策(雇用創出)の一環なのだろうが、
焼け石に水の感があり、どうも腑に落ちない。

この辺りから何度か残雪が出てくるが、すぐに夏道に変わる。
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ショウジョウバカマ(猩々袴)
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ユリ科ショウジョウバカマ属の多年草。

例年通り、旧高飯場手前付近から雪渓歩きとなる。
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少しガスが出てきた。
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7:25 旧高飯場跡(ベンチ)
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この先もう1回残雪を通る個所がありました。

7:30 甚之助避難小屋(標高約1975m)
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ここまで2時間24分とほぼ前回(2h22m)と同ペース。
今日は3人の下山者とすれ違っただけで、珍しく後続のハイカーにも抜かれていない。

ようやく夏用トイレ(チップ制)や水場も利用可能。
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別山(2399m)は恥ずかしいのか雲隠れ(笑)
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一見別山と思いがちな手前の山は、御舎利山(2390m)

赤兎山(1628m)や大長山(1671m)は雲がかかっていた。
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おにぎりで栄養補給していると、ようやく1組のカップルが登ってこられた。
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今日はじっとしていると肌寒いほどなので、薄手のアウターを羽織る。

室堂まで残り2.5km、もうひとがんばりしよう(7:46)
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旧甚之助小屋のあった場所には、新たにベンチと水場が設置されていた。
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南竜分岐までは一部を除き、ほぼ夏道が露出していた。
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ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
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キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。

8:12 南竜分岐(標高約2100m)
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また暑くなってきたのでアウターを脱ぎ、今回も黒ボコ岩(砂防新道)経由へ。

雲隠れしていた別山もようやく顔を見せてくれた。
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雪渓の端部は踏み抜きし易いので慎重に。
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十二曲りまでのトラバース路もだいぶ夏道が露出してきました。
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コイワカガミ(小岩鏡)
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イワウメ科イワカガミ属の多年草。

キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)
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スミレ科スミレ属の多年草。

8:29 甚之助小屋取水地点
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例年より雪解けが早いようだ。

1つ目の雪渓トラバース地点に差しかかる(8:33)
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ステップが切られているのでノーアイゼンでも問題ないが、心配な方は軽アイゼンを。

雪渓を通過して振り返ると、ガスが上がってきてみるみるうちに真っ白。
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やっぱり登山指数にダマされたか?(笑)

リュウキンカ(立金花)
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キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草。

雲海に浮かぶ別山。
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ミヤマガラシ(深山芥子)
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アブラナ科ヤマガラシ属の多年草。

ミヤマダイコンソウ(深山大根草)
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バラ科ダイコンソウ属の多年草。

十二曲り直下でも雪渓をトラバース。
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雪解けに伴い、日々路面が変化するので慎重に。

シナノキンバイ(信濃金梅)
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キンポウゲ科キンバイソウ属の多年草。

十二曲りは完全に夏道が露出。
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コイワカガミ(小岩鏡)
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ダイモンジソウ(大文字草)
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ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草。
通常は5枚の花弁で"大"に見えるのだが、これは6枚で"木"だった(笑)

ハクサンフウロ(白山風露)
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フウロソウ科フウロソウ属の多年草。
このハクサンフウロの酵母を使った日本酒ができたらしく、7月1日から発売されるそうだ。

8:58 延命水
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カラマツソウ(唐松草)
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キンポウゲ科カラマツソウ属の宿根草。

9:07 黒ボコ岩(標高約2320m)
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ここで最後の小休止。程なく先ほど甚之助におられたカップルが登ってこられた。

富山からお越しで、前述のR157通行止のせいで勝山を迂回してやってこられたそうだ(笑)
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9:21 弥陀ヶ原
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黒ボコ岩より下部は雲海が広がっていたが、山頂部にはガスはなく御前峰もくっきり。

木道もほぼ露出しています。
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9:28 五葉坂下(エコーライン合流点)(標高約2354m)
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五葉坂にも残雪はありません。

9:46 白山室堂(標高約2450m)
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タイムは4時間40分と残念ながら目標タイム(4h30m)はクリアできなかったが、10時前に到着できた。
また後続に抜かれたのは五葉坂での1人だけ。単にハイカーが少なかっただけですが(笑)

ハイカーは数人しかおらず、山荘スタッフや工事業者の方が多い。
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根が生える前に山頂へ(10:04)
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現在奥宮本殿の新築工事中なので、登山道が一部変更。
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残念ながら例年旧本殿脇に咲いていたクロユリは見られなくなってしまった。

ミヤマキンバイ(深山金梅)
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バラ科キジムシロ属の多年草。

残雪は大汝峰ルート分岐まで。
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ミヤマクロユリ(深山黒百合)
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ユリ科バイモ属。

青石手前の登山道脇には今年もたくさん咲いています。
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ウラジロナナカマド(裏白七竃)
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バラ科ナナカマド属の落葉低木。

ミヤマクロユリとミヤマキンポウゲのコラボ。
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ミヤマタンポポ(深山蒲公英)
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キク科タンポポ属の多年草。

10:37 高天ヶ原(山頂まで残り500m)
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相変わらずへろへろで、先ほどのご夫婦に抜かれてしまう。

時折景色を眺めながら、よたよた登っていく。
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11:04 白山御前峰山頂(標高2702m)
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今年2度目の白山山頂です。

室堂から1時間と今日もバテバテだった。
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ただ今日の白山はじっとしていると肌寒いくらいなので、アウターを持ってきて大正解だった。

お~、北アルプスだ!
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穂高連峰から後立山連峰まで、北アルプスの主要な山並みがほぼ一望。
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もちろん槍ヶ岳(3180m)も望め、小槍までしっかり見ることができた。
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こちらは昨年痛ましい災害のあった御嶽山(3067m)
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立山(雄山)(3003m)や劔岳(2999m)、白馬岳(2932m)なども望め、
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遠く砺波平野や能登半島も望めた。
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この日は標高2000m以下までが雲海に覆われていた。
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富山の方と談笑していると、私を呼ぶ声が。

「よっし~さ~ん!」

声の主は前回同様、おかんさんだった(笑)
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実はよっさんのブログで、明日(7/1)の天気が悪いので、この日におかんさんたちが登られるかもしれないとあったので、もしかしたらと思っていたのだが、やはりお会いできました。
おかんさんは6時の国道復旧を待って登ってこられたそうだ。

おかんさんは先週、雨天のハイクで夏風邪をひいてしまったそうで、時折咳込まれてツラそうだった。
そんな病み上がりの体調で白山に、しかも観光新道を3時間半で登ってこられたそうだ。いや~ スゴイ!
しかも、一緒に大汝方面にコマクサを見に行こうと拉致しようする始末。

どうやら風邪熱で頭をやられてしまったようですね(ウソ)
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勘弁して下さい。私は病み上がりじゃなくても、もうそんな体力残っていません(笑)

丁重にお池巡りを辞退して、下山開始(11:28)
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11:44 青石
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11:55 白山室堂(標高約2450m)
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下りは27分。

お昼は富山のご夫婦とご一緒させていただく。
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程なくおかんさんも降りてこられた。お池方面の残雪状況が不安になって諦めたそうだ。

おかんさんからいただいたウエットティッシュ。
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明日の山開きを前に登山口で配っていたそうだ。だが石川県じゃなく、なぜか岐阜県。
おそらく岐阜県側の大白川登山口に至る県道が依然として通行止※で、登れないからだろう。
※県道白山公園線(平瀬~大白川)は今夏の復旧は絶望的で、開通の目途は紅葉シーズン頃の予定だそうです。

富山のご夫婦、おかんさんの4人でしばし談笑。
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いろいろ面白い話が聞けて楽しかったです。
でもこの日、室堂で見かけたハイカーは10人ほどと寂しかった。

ひと足先に下山されたご夫婦に続き、今回もおかんさんと一緒に下山(13:01)
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五葉坂を降りていると、登ってくるハイカーが増えてきた。
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どうやら明日の山開きのため、室堂泊まりの方たちのようだ。

弥陀ヶ原でも続々とハイカーや取材のマスコミ関係者とすれ違う。
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室堂より人が多かった(笑)

13:19 黒ボコ岩(標高約2320m)
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当初は観光新道で降りようかと思っていたが、おかんさんと砂防新道へ。

ここでもマスコミ関係者(テレビ金沢)の方が撮影されていた。
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延命水のところにはもの凄い数のハイカー。
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ピーク時でもこんな光景なかなか見られません。

どうやら白山自然保護センターの職員さんたちのようだ。
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いいな~ 仕事で白山に登れるなんて(笑)

下りの雪渓トラバースは慎重に。
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滑落も心配だが、下がシュルンドになっているので、万一踏み抜くと大変なことに。

13:50 南竜分岐(標高約2100m)
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ここで富山のご夫婦に追いつく。

14:05 甚之助避難小屋(標高約1975m)
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ここで小休止。

上は涼しかったが、この辺りから蒸し暑くなってきた。
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別当覗付近まで続々と登ってくる山開き関係者とすれ違う。

15:02 中飯場(標高約1550m)
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ここで最後の小休止。

15:24 登山道分岐上部(標高約1350m)
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右手の復旧した下り専用路へ。

15:41 別当出合登山口(標高約1260m)
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下りは2時間40分。
おかんさん、亀足にお付き合いいただきありがとうございました。
おかんさんはまた5日(日)に登られるそうだ。どえむ、パワフルですね~(笑)

下山後はお決まりの禅の里で汗を流す。
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今日のおやつはざるラーメン大盛です(笑)

少し肌寒く感じるぐらいで、いつもより水分摂取も少なく、むしろ登山には好適だった。
また当初眺望は期待していなかったが、北アルプスもバッチリ見えて大満足のハイクでした。
明日の山開き、雨の予報だけど大丈夫だったのかな?

(この日の行程)
4:57別当出合登山口5:06
5:50中飯場5:55
7:30甚之助避難小屋7:46
9:07黒ボコ岩9:20
9:46白山室堂10:04
11:04白山山頂11:28
11:55白山室堂13:01
14:05甚之助避難小屋14:15
15:02中飯場15:12
15:41別当出合登山口

やっぱり、山っていいね!

白山(2702m)(砂防新道)
標高差1442m
登り 5時間40分、下り 3時間7分、TOTAL 10時間35分
今年3回目
出会った人 40人ぐらい(おかんさん) 出会った動物 なし

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