2015年5月8日(金) 晴れ

そろそろ今年も登りたい!

白山
DSCN7282.jpg
ただし登山口に通ずる県道33(白山公園線)はまだ市ノ瀬までしか開通しておらず、
登山口の別当出合までプラス8kmも歩かなければならない。
ヘタれな私の足では日帰りはとても無理で、例年通り5月下旬の通行止解除まで待つ予定だったが、
ちょうどGWの代休で連休を貰ったので、春の雪山ハイク第2弾へ。
 
5:06 市ノ瀬ビジターセンター(標高約830m)
DSCN7178.jpg
ピーク時はここから先はマイカー規制となる。

平日ということもあって、先客の車は僅かに6台。
DSCN7179.jpg
室堂まで別当出合と甚之助小屋の冬期トイレのみなので、ここで用を済ませておきましょう。
”う●ちを制する者は白山を制す!”
敬愛するpoptripさんの名言をお借りしました(笑)

準備を済ませハイク開始(5:21)
DSCN7180.jpg
夏場は要所に水場があるが、この時期は室堂までないので今回4Lを持参。

室堂まで距離約14km、標高差約1620mのロングハイクです。
DSCN7181.jpg
先月登った燕岳(中房温泉~燕山荘)が距離5.5km、標高差1250mだったので、
今回はあれ以上にハードなハイクになりそう。。。

六萬橋から先は冬期車両通行止。
DSCN7182.jpg
なおハイカーや自転車は右側から進めます。

手取川には雪解け水が勢いよく流れている。
DSCN7183.jpg
水しぶきが飛んでくるので、まさに天然のクーラー。

途中にある金沢工業大の白山麓自然学校が無残な姿に。
DSCN7184.jpg

おそらく雪の重みに耐えきれず崩壊したのだろう。
DSCN7185.jpg

5:36 釈迦新道・白山禅定道(旧越前禅定道)登山口(標高約886m)
DSCN7186.jpg
今年は是非白山釈迦岳(2053m)にも登ってみたい。

5:57 ヘアピンカーブ(標高約960m)
DSCN7187.jpg

GW中には除雪はここまでだったが、除雪作業が進んだようだ。
DSCN7188.jpg

別当出合まではまだ半分以上ある(汗)
DSCN7189.jpg
市ノ瀬~別当出合間は距離約8km、標高差約430mもあるので、低山を1座登るのと同じで、
例えるなら医王山の見上峠から夕霧峠まで歩く感じ。

道路際にあった故永井隆男翁(永井建設初代社長)の慰霊碑。
DSCN7190.jpg
父親の故永井喜市郎翁とともに現在の白山登山の礎を築かれた。

6:57 別当出合特設駐車スペース(標高約1230m)
DSCN7191.jpg
除雪はここまで進んでいた。

7:02 別当出合駐車場分岐(標高約1235m)
DSCN7192.jpg
右へ下っていくと200台駐車可能の別当出合駐車場へ。

7:12 別当出合登山口(標高約1260m)
DSCN7193.jpg
ここまで1時間51分。やはり市ノ瀬からは遠いよ~

小休止しながらドーピング剤を投与。
DSCN7195.jpg
今回も3本持ってきました(笑)

頭上ではツバメくんたちがせっせと子育て中だった。
DSCN7196.jpg

砂防新道の石階段(登り専用路)の路肩が崩落しているのは予習済。
DSCN7197.jpg

中飯場のトイレは閉鎖中なのでご注意を。
DSCN7198.jpg

ポールをザックに収納し、覚悟を決めてハイク再開(7:24)
DSCN7199.jpg
”覚悟?”  というのもこの先の吊り橋はこの時期大変怖いんです。

あれ? 踏板が敷いてある。
DSCN7200.jpg
GW中はまだ敷かれていなかったのに・・・

ちなみに3日前(5/5)の吊り橋の様子はこんな感じ(※)
tsuribashi2015.jpg
積雪対策のため冬期は踏板が外されており、ハイカーは幅7cmほどの平均台のようなH鋼の上を歩いて渡る。
しかも両脇の最上段のワイヤーはテンションがかかっておらず、ほとんどサーカス状態。
吊り橋は激流の手取川源流から30mほどの落差があり、足を滑らせたらまず命の保証はない。
このため滑り易いスパイク長靴でなく、登山靴にしたのに。。。
どうやら昨日(5/7)設置されたようで、この吊り橋を渡るのが楽しみの一つだったのでちょっぴり残念。
※画像はヤマレコのNgiさんからお借りしました。

無事吊り橋を通過し対岸へ。
DSCN7202.jpg
来年こそは踏板のない吊り橋を渡りたい(ウソ)

だいぶ雪解けが進んでいるが、夏道はほとんど雪の下。
DSCN7203.jpg

雪が溶けるとこの辺りはニリンソウが群生する。
DSCN7204.jpg

序盤の難所、石階段に差し掛かる。
DSCN7206.jpg
階段には雪は全くありませんでした。

情報の路肩が崩落した現場。
DSCN7208.jpg
虎ロープ際に近づかないように。

8:00 登山道分岐上部(標高約1350m)
DSCN7209.jpg

なお下り専用路は落石の危険性があるので通行止
DSCN7211.jpg
当分下りも登り専用の石階段を共用となる。

夏道は雪解けが進んでいるが、押し倒された灌木で歩きづらいので冬道へ。
DSCN7212.jpg

この区間の冬道を歩くのは初めて。
DSCN7215.jpg

根開きが進んでおり、ここを歩けるのもあと1週間ほどかも。
DSCN7216.jpg

先行者のトレースを頼りに進んでいく。
DSCN7217.jpg

8:51 中飯場(標高約1550m)
DSCN7219.jpg
慣れない冬道のせいか、別当出合から1時間27分もかかってしまった。
なおトイレ・水場とも冬期使用不可。

小休止を兼ねてアイゼンを装着後、先に進む(9:07)
DSCN7220.jpg

中飯場上の広場になると、見覚えのある冬道が現れる。
DSCN7221.jpg

背後には加越国境の赤兎山(1629m)や大長山(1671m)が見えてきた。
DSCN7222.jpg

熊笹はまだ起き上がっていないが、白山も今年の雪解けは例年より早い感じ。
DSCN7224.jpg
この調子だと県道が全線開通する頃には、灌木や藪が起き上がってかなり歩きづらいかも。

また今年は雪面に縦溝が多く、山スキーヤーも滑り難そうだ。
DSCN7225.jpg

急登をよたよたと登っていく。
DSCN7227.jpg

後続から二人組が登ってきたので道を譲る。
DSCN7229.jpg
山スキーヤーかと思いきや、登山道整備の方だった。ご苦労様です。

10:18 別当覗(標高約1750m)
DSCN7230.jpg

たまらずここでも小休止。
DSCN7231.jpg

別山(2399m)がようやくお顔を出してくれた。
DSCN7232.jpg

シャリバテ気味なので、ドーピング剤を追加投与。
DSCN7234.jpg

さぁエネルギーも入ったことだし、頑張ろう(10:29)
DSCN7235.jpg

別当崩れの雪解けも例年より進んでいる。
DSCN7236.jpg
時折轟音と共に大きな岩の崩落や雪崩が起こっていた。

ドーピングしたにもかかわらず、依然として足が重い。
DSCN7237.jpg
行動開始から既に5時間半が経過し、明らかにスタミナ切れ。

ダケカンバやシラカバの根開きが落とし穴のようだ。
DSCN7238.jpg

あの丘の上が甚之助小屋だ。
DSCN7239.jpg

と言いつつ30分近く歩いていますが、まだ見えません(笑)
DSCN7240.jpg

ようやく見えてきました。
DSCN7241.jpg

12:07 甚之助避難小屋(標高約1975m)
DSCN7242.jpg
この区間も1時間38分と大ブレーキで、別当出合から4時間43分が経過。
途中敗退した昨年のタイム(2h56m)より2時間近くも遅く、情けない限り。
やはり寝不足と市ノ瀬~別当出合間のプラス分が影響しているのだろう。

小屋前には誰も居なかったが、なぜか食卓だけがあった。
DSCN7243.jpg
ケリーケトルがあったので、もしかしてpoptripさん!?
実は先ほどの登山道整備の方たちのものでした(笑)

お昼はいなり寿司。
DSCN7244.jpg
でもあまり食欲がなく、半分食べるのがやっと。

日本百名山の荒島岳(1523m)
DSCN7245.jpg
明後日(5/10)は開山祭。

別山(2399m)はしばらくご無沙汰しているので、今年は是非登りたい。
DSCN7246.jpg

経ヶ岳(1625m)にもまだまだ残雪が目立つ。
DSCN7247.jpg
先日登った保田経ヶ岳(765m)は霞んで見えなかった。

最悪の場合、甚之助小屋で1泊しようと思っていたが、ここで問題発生
DSCN7249.jpg
今回水4Lを担いできたが、暑さのせいで既に3L近くを消費。
今晩分はなんとかなるが、明日の分は間違いなくゼロ。
明日室堂を目指すにしても、水なしではかなりキツい。
まだ13時前だし、どんなに遅くても17時前には室堂に着けるだろう。

意を決して甚之助小屋を出発(12:39)
DSCN7248.jpg

今年も南竜分岐までは直登でなく、赤い旗でトラバース気味にガイドされている。
DSCN7250.jpg

直登より幾分緩やかだが、こんな傾斜を登っています(笑)
DSCN7251.jpg

立ち止まりが激増。キツい。。。
DSCN7252.jpg

南竜道からは山スキーヤーが降りてきた。
DSCN7254.jpg
もう下山されるのか・・・

13:33 南竜分岐(冬道)(標高約2100m)
DSCN7256.jpg
甚之助から1時間もかかってしまい、ここでもヘタれ込む。

室堂までは黒ボコ岩(砂防新道)経由とエコーライン直登経由の2通りがあるが、
DSCN7255.jpg

もちろん最短経路の黒ボコ岩経由をチョイス。
DSCN7257.jpg
あのエコーライン直登は今の余力では間違いなく無理です(笑)

今ならまだ甚之助に戻れるが。。。
DSCN7258.jpg

でも明日またこの急登を登りたくないので、残りのお寿司を胃袋に押し込み腰を上げる(13:43)
DSCN7259.jpg

十二曲がりまでの区間は、急斜面の雪渓をトラバース(赤線)していく。
DSCN7260.jpg
トレースの幅は1人通るのがやっとで、雪が緩んでシャーベット状になっている。
しかもスキー板で先行者のトレースが均されているので、しっかりアイゼンを効かせないと滑り易い。

この付近は夏道が露出していた。
DSCN7261.jpg
ただし路肩側には亀裂が多く、崩落する恐れがあるので要注意。

最後のトラバースを抜けると十二曲りに突入(14:54)
DSCN7262.jpg

黒ボコ岩まで標高差90mほど直登する。
DSCN7264.jpg

黒ボコ岩が見えてきた。
DSCN7265.jpg
延命水もまだ埋まっていました。

15:29 黒ボコ岩(標高約2320m)
DSCN7266.jpg
17時までに室堂に着けそうなので最後の小休止。行動開始から既に10時間が経過。

黒ボコ岩周辺は例年通り、雪は全くありません。
DSCN7267.jpg

さぁもうひとふんばり(15:37)
DSCN7268.jpg

15:39 弥陀ヶ原
DSCN7269.jpg
なだらかな雪原だがすっかりヘロヘロ。細かな不陸に足を取られ、ペースが上がらない。

白山の主峰御前峰(2702m)に元気を貰いながら足を進める。
DSCN7272.jpg

15:53 エコーライン合流点(五葉坂下)(標高約2354m)
DSCN7273.jpg

この看板、五葉坂側(表面)から見ればただの注意看板だが、
DSCN7275.jpg

弥陀ヶ原側(裏面)にはこのようなうれしいひと言が。
DSCN7274.jpg
ありがとうございます。

最後の難関、五葉坂を登ればようやく室堂だ。
DSCN7277.jpg

1/4ほど登ったところで完全に夏道が露出。
DSCN7278.jpg
大きな岩が多いのでアイゼンを外す。

最後のこの登りはキツいが、先ほどの直登から比べれば滑落の心配がないので全然マシ。
DSCN7279.jpg

弥陀ヶ原より下は雲が上がってきた。
DSCN7280.jpg

16:31 白山室堂(標高約2450m)
DSCN7281.jpg
つ、ついたー
なんと、市ノ瀬から11時間10分、別当出合からでも9時間7分もかかってしまった。
いつもより重装備だったとはいえ、本当に情けない。。。

白山神社奥社の鳥居は、一昨年と変わらないぐらいの埋まり具合。
DSCN7282.jpg
なお山頂まではほとんど夏道が露出しています。

受付を済ませ、小屋(白山荘)に案内される。
DSCN7283.jpg
春山シーズン(5/1~6/30)は食事の提供はなく、素泊まり(5300円)のみ。

今日の小屋泊まりは私一人だけだそうだ(笑)
DSCN7284.jpg

自由に場所を使っていいそうで、御前峰が見える北側の窓際をキープ。
DSCN7285.jpg
毛布も4枚貸していただく。ありがとうございます。

ファンヒーターも消灯時間(20:00)まで使用可能。
DSCN7290.jpg

ガスが取れ日没まではまだ2時間以上あるが、もう体力・気力も残っていません(笑)
DSCN7287.jpg
山頂は明日にしよう。

食事の前に水場で水の補給。
DSCN7288.jpg
山で水が得られるのは本当にありがたい。

まずはこの1本!
DSCN7292.jpg
くぅ~ はらわたに染み渡る。

いっぱい食材を背負ってきたが、めんどくさいので売店で購入したカップ麺で済ます(笑)
DSCN7291.jpg
食事の提供はないが、カップ麺(お湯なし300円・あり400円)・ビール(500円)等は入手可能。

アルコールと寝不足と疲れのせいか、20時前には眠ってしまった。
明日もこの天気だといいのだが・・・

2日目に続く・・・

(この区間の行程)
5:06市ノ瀬ビジターセンター5:21~7:12別当出合登山口(小休止)7:24~8:00登山道分岐上部~8:51中飯場(小休止)9:07~10:18別当覗(小休止)10:29~12:07甚之助避難小屋(昼食)12:39~13:33南竜分岐(小休止)13:43~14:54十二曲り下~15:29黒ボコ岩(小休止)15:37~15:39弥陀ヶ原~15:53エコーライン合流点~16:31白山室堂

やっぱり、山っていいね!

白山(市ノ瀬~室堂)(砂防新道冬道)
標高差1620m
登り 11時間10分

☆☆☆ランキング参加中です。☆☆☆


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村
応援のポチッ、お願いします。

↓こちらもポチっとよろしくお願いします。
関連記事
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://yotayotayoshi.blog.fc2.com/tb.php/563-d3d484c0