2015年5月2日(土) 晴れ

残雪期の燕岳ハイクから戻り、翌日こそ筋肉痛に見舞われたが、1日で回復。
春の雪山ハイクの第2弾は白山!といきたいところだが、
さすがにまだ別当出合まで林道が開通していないので、ヘタれな私には日帰りでは無理。
それでは白山が望める奥越の山ということで、取立山(1307m)に登ろうかとも思ったが、
今しか出逢えない花を求めてこの山へ。

保田経ヶ岳(ほたきょうがだけ)
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勝山市鹿谷町にある低山で、地図では単に経ヶ岳(764.9m)と記載されている。
同じ勝山市にある日本三百名山の経ヶ岳(1625m)と混同しやすいので、
登山口のある保田地区を冠して”保田経ヶ岳”と呼ばれることが多い。
なお県内にはもう1つ、泰澄大師が生誕された麻生津(浅水:あそうづ)にも経ヶ岳(182m)があり、
こちらも便宜上、”鯖江経ヶ岳”と呼ばれる。
 
R416(勝山街道)で勝山に向かい、市荒川から県道168で鹿谷町保田地区へ。
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集落内には登山口への案内看板があるので迷うことはない。

中部縦貫道(大野勝山道路)のガードが見えてきた。
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ガード内に進入するとイノシシ除けのバリケードがあり、移動して進む。
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通過後はキチンと元に戻しましょう。

ガードを抜けた先が少し広くなっており、先客と思しき車が3台駐車してあった(標高約168m)
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情報ではもうしばらく林道を進め、2台ほど停められる場所があるようだが、
ここに車があるということは既に埋まっているかもしれないので私もここに駐車。
もしかしてあの方たちが登っているのかな?

準備を済ませハイク開始(10:16)
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簡易水道施設を右手に臨みながら、しばらく舗装された林道を登っていく。
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シャガ(射干)
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アヤメ科アヤメ属の多年草。

キケマン(黄華鬘)
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ケシ科キケマン属の多年草。

タチツボスミレ(立坪菫)
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スミレ科スミレ属の多年草。

ヤマブキ(山吹)
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バラ科ヤマブキ属の落葉低木。

石積みされた箇所が目立ち、かつては集落があったのかも。
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林道が二手に分かれるが、左の方へ。
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なお看板もあります。

なんだ、上の駐車スペースは空いていたんだ・・・
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10:28 保田経ヶ岳登山口(標高約227m)
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林道はここで終点となり、巡視路を登っていく。
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ハクサンハタザオ(白山旗竿)
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アブラナ科ヤマハタザオ属の多年草。

イカリソウ(碇草)
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メギ科イカリソウ属の多年草。

気温は既に25℃を超え、今日も夏日。
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まだ5月になったばかりというのに、いったいこの暑さはなんだろう。
この付近でソロの女性とすれ違い、女性からお目当ての花の情報を伺う。

ニリンソウ(二輪草)
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キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。

ちょうど見頃で、登山道の両脇に群生していた。
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沢を渡渉して対岸へ(10:38)
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この先も何度か渡渉する。

サワハコベ(沢繁縷)
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ナデシコ科ハコベ属の多年草。

小瀑が僅かながらも涼を運んでくれます。
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一旦沢沿いを離れ、斜面に取り付く。
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ムラサキケマン(紫華鬘)
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ケシ科キケマン属の多年草。

この辺りのヌシのような巨木。カツラ?
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キクザキイチゲ(菊咲一華)
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キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。

エンレイソウ(延齢草)
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ユリ科エンレイソウ属の多年草。

ウマノアシガタ(馬の足形)
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キンポウゲ科キンポウゲ属。

イカリソウ(碇草)
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こちらはピンク色のイカリソウ。奥越付近ではシロバナの方が多い。

燦々と日が照り付ける中、U字型に掘れた道を登っていく。
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あぢぃよ~

10:59 巡視路分岐
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№154方面へ直進。
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ここにも経ヶ岳方向を示す看板があります。

この付近にもイカリソウが群生しており、「私を撮って!」というオーラを発していた(笑)
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巡視路お約束のプラ階段が出てくると、急登に変わる。
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第一鉄塔はまだあんな上なのか。。。
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この付近は沢の水が流入している。
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鎖場の箇所もあるが、それほど危険ではない。
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沢の最上部を渡渉して右岸へ。
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急斜面に取り付きながら登っていく。
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鉄塔はまだか~
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ようやく視界が開け、左手には越前甲(越前大日山)(1319m)が望める。
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タチツボスミレ(立坪菫)
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11:40 第1鉄塔(№153)(標高約520m)
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ハイク開始から1時間24分経過。ここで小休止。

加賀幹線は金沢市の加賀変電所から福井市(旧美山町)の越前変電所まで174基で結んでいる。
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北東方向の眺望が開けており、勝山の山々が一望。
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もちろん、白山(2702m)も望める。
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このところの陽気で、山頂部の雪解けも進んでいるようだ。

第2鉄塔に向け出発(11:51)
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お目当ての花を見落とさないようにキョロキョロしながら登っていく。

ガマズミ(鎌酸実)
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スイカズラ科ガマズミ属の落葉樹。

情報ではこの辺りなんだが・・・ あっ、あった!

ヤマシャクヤク(山芍薬)
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ボタン科ボタン属の多年草で、丸いボール状の白い花が特徴。

花が開いているのは3~4日と短く、女性の話では先週はまだほとんど蕾だったそうだ。
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おそらくあと数日でほとんど散ってしまい、見頃のピークが極めて短い。
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女性と少し立ち話。
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まだ上には何人か女性のお仲間がいるらしく、しかも三国から来られた男性も居るそうだ。
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やっぱりあの方たちも来られているのかも。

引き続き第2鉄塔までの急登を登っていく(12:12)
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登山道脇にはワラビがいっぱい生えていた。
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ヤマルリソウ(山瑠璃草)
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ムラサキ科ルリソウ属の多年草。

前方からクマ鈴の音が聞こえ、女性のお仲間たちが降りてこられた。
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あれ? てっきりはなきち二人さんたちだとばかり思っていたが違った(笑)

急登を登り終え小休止に手頃な切り株があったが、ガマンして先に進む(12:26)
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鉄塔までもう少し。
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ミヤマカタバミ(深山片喰)
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カタバミ科カタバミ属の多年草。

登山道脇に僅かにある残雪。
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これもあと数日で消えてしまうだろう。

キクザキイチゲ(紫)(菊咲一華)
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この付近は紫色ばかりで、ちょうど見頃だった。
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ショウジョウバカマ(猩々袴)
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ユリ科ショウジョウバカマ属の多年草。

12:47 第2鉄塔(№154)(標高約730m)
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タイムは2時間31分。なお山頂はもう少し先にある。

この鉄塔は他の鉄塔と異なり、赤と白のペンキで塗られている。
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ここは第1鉄塔以上に眺望が開けており、奥越の山々が一望。
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ここからも白山(2702m)がはっきりと遥拝できる。
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北東方向には日本三百名山の経ヶ岳(1625m)。
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南東方向には日本百名山の荒島岳(1523m)。
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今年は5月10日(日)が山開き祭。

南側には銀杏峰(1441m)と部子山(1464m)。
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北側には越前甲(越前大日山)(1319m)。
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息を整えた後、山頂に向かう(12:51)
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山頂まではなだらかに登っていく。
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タムシバ(田虫葉)
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モクレン科モクレン属の落葉小高木。

ヤマザクラ(山桜)
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バラ科サクラ属の落葉高木。

12:56 保田経ヶ岳山頂(標高764.9m)
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鉄塔から5分ほどでとうちゃこ。

登頂記念の三角点(二等・京ヶ岳)タッチ。
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経ヶ岳と同じ二等三角点がある測量上重要な山のようだ。

昔は木々が切り払われていたのだろうが、現在はわずかに越前甲方面が望めるだけ。
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眺望のいい鉄塔に戻って食事にしよう(12:57)

白山を遥拝しながらビアで乾杯!
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ビアが美味しい季節になってきたが、うざい虫たちに悩まされる季節にもなった。

今日の山めしはカップ麺とおにぎり。
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食事中ずっと熊蜂(クマンバチ)がブンブンと煩く飛び回っていた。

山頂には爽やかな風が吹いていて気持ちよく、思わず昼寝したいほど。
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今日は取立山(1307m)にもいっぱい登っているんだろうな。
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第2鉄塔からのパノラマ写真
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※クリックすると拡大します。

この保田経ヶ岳と平泉寺と経ヶ岳は一直線上に並ぶ。
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ここも何か白山信仰と関係があるのかも。

名残り惜しいが下山開始(13:45)
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下りも花を鑑賞しながらゆっくり降りて行こう。
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浸食のせいか、登山道に結構亀裂が入っている。
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大きな崩落がなければいいのだが・・・
なお私が歩いたので1㎝ほど亀裂が拡大したのは内緒(ウソ)

キクザキイチゲ(紫)(菊咲一華)
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ミヤマカタバミ(深山片喰)
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ミツバツツジ(三葉躑躅)
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ツツジ科ツツジ属の落葉低木。

ヤマルリソウ(山瑠璃草)
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下りも照り付ける日差しで、汗が噴き出してくる。
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ほとんど夏の低山を登っている感じ。

14:11 第1鉄塔(№153)(標高約520m)
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沢と化しているこの場所はガレた石が多いので慎重に。
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危うく転びそうになりました。

14:32 巡視路分岐
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14:45 保田経ヶ岳登山口(標高約227m)
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下りは1時間で、誰とも会わなかった。

2L持参した水も残り僅か。
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これからの時期はもう少し増やさないと。

予想通り、駐車スペースには私の車だけだった(14:53)
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下山後は禅の湯で汗を流す。
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入浴後のおやつはもちろん、かき揚げそば(220円)です(笑)

GW期間中は通常220円のかき氷が200円で、7種類のシロップかけ放題。
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これも食べましたがなにか。
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今回初めて登ったが、急登の連続で結構ハードな山行だった。
でも念願のヤマシャクを見ることができて大満足。
花と眺望の両方が楽しめ、天子山をもう少しキツくした感じだが、
知名度が低いのが不思議なぐらいイイ山でした。

やっぱり、山っていいね!

保田経ヶ岳(765m)
標高差497m
登り 2時間40分、下り 1時間8分、TOTAL 4時間37分

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