2015年4月18日(土) 快晴

春は三寒四温というが、このところ晴れた日は1~2日しかなく、
その日がなかなか休日にならない。
土曜日は久しぶりに快晴の予報なので、遠征してみることに。
遠征先は岐阜県山県(やまがた)市にある舟伏山(1040.3m)
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昨年11月山県三名山めぐりの第1弾として登った山で、今回が2度目。
山名はその名の通り”舟を伏せたような山容”に由来する。
前回は記念品のさくらちゃんグッズ目当てと少し不純な動機で登りましたが、
今回はさくらちゃんが一押しのイワザクラがお目当てです。
本当は4月14日(さくらちゃんの誕生日)に登ろうと思っていたんですが、
天候不順でこの日に順延となりました(笑)
 
前日帰宅後に出発し、道の駅ラステンほらどで車中泊。
4月も半ばというのに、気温は2℃と肌寒かった。

6:32 登山口駐車場(標高約343m)
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今回も1番乗りかと思いきや、既に先客が4台。みなさんイワザクラ目当てのようだ。

ザックには山県三名山制覇のバッジを付けてきました(笑)
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標高1000m超で途中残雪があるかもしれないので、スパイク長靴をチョイス。
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舟伏山への登山ルートは東回ルート西回ルートの2つがあるが
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東回ルート(登山口から桜峠まで)は立木伐採作業のため、昨年4月から通行止になっている。
イワザクラの群生地は東回りルート側にあり、このため西回りで登って少し戻らないとならない。
だがヤマレコの山行記録をみると、2日前に東回りで登った方がおられた。

そこで私も東回りルートで登ってみることにする(6:37)
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今日は伐採作業はお休みのようだ。
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斜面一面の木々が伐採されている。
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登山口を探すが、看板や標識も見当たらずどこが登山口なのか全く分からない。
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先行していた2人組の方は今回初めてらしく、やはり戸惑っておられた。
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渡渉した先になんか看板があったがどうも違うような感じ。
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また道迷いするといけないので、素直に西回りルートから登ることにしよう。
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6:51 舟伏山西回ルート登山口(標高約348m)
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やはり急がば回れですね(笑)

6:56 枝林道終点(木橋)(標高約375m)
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ここから登山道となる。

先ほど登山口にいらした親子連れが追い付いてきたので、すかさず道を譲る。
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やはりあっという間に引き離される(笑)
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スミレサイシン(菫細辛)
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セントウソウ(仙洞草)
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セリ科セントウソウ属の多年草。葉がセリバオウレンに似ているので、別名オウレンダマシとも呼ばれる。

7:05 二股(炭焼き場跡)(標高約450m)
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目印は赤テープだけなので道迷いに注意。

ボタンネコノメソウ(牡丹猫の目草)
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クロモジ(黒文字)
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クスノキ科クロモジ属の落葉低木。枝は高級楊枝の材料となる。

7:12 山頂まで2.8km地点
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渡渉して急斜面に取り付く。
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つづら折れではあるがいやらしい傾斜が続き、後続にどんどん道を譲る。
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先ほど東回りルートを探していた2人組も諦めて西回りにしたようだ。
気温がぐんぐん上がっているようで、着ていたアウターを脱ぐ。

急斜面が終わると今度は斜面をトラバース。
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道幅が狭く、崩れかけた部分もあるので慎重に。

7:59 阿弥陀仏(標高約655m・山頂まで1.8km)
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ここまで1時間8分と前回(1h9m)とほぼ同じペース。でも既に10人ほどに抜かれています(笑)

今回の方が疲労度があり、ザックを下して小休止。
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今回持参した今話題のこのボトル。
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ネットでは注文殺到で出荷停止とあったが、購入したスーパーでは普通に山積みされていた(笑)

例えるなら透明なカルピスといった感じの味。
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糖分やはちみつ、食塩などが含まれているので、ハイク中のエネルギー補給にはいいかも。

ドーピング剤を摂取してハイク再開(8:04)
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ヒトリシズカ(一人静)
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センリョウ科チャラン属の多年草。

ここからは再びつづら折れに登っていく。
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今年は雪が多かったせいか、倒木や折れた木も目立つ。
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オオキツネノカミソリ(大狐の剃刀)
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ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。お盆の頃にヒガンバナに似たオレンジ色の花を咲かせる。
ヒガンバナ同様有毒植物で、口にすると最悪死に至る。
鹿の食害に悩まされているそうだが、鹿たちも毒だと分かってるいるのか一帯に生えていた。

8:33 展望台分岐(標高約750m・山頂まで1.2km)
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展望台という割には眺めはそれほど良くない。
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ブナ?の新芽たちもスタンバイ中。
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カタクリが一輪だけ咲いていた。
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食害のせいか、それとももう終盤なのか、開花したカタクリはほとんどなかった。

稜線までもう少し。
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9:02 稜線出合(標高約962m)
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バイケイソウ(梅蕙草)とヤブレガサ(破れ傘)が群生していた。
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いずれも新葉が出たところで、花の時期は夏。

ここからはしばらくなだらかな稜線歩きとなる。
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9:05 小舟伏山山頂(標高約973m・山頂まで0.6km)
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窪地には残雪があったが、登山道にはここまで全くなし。
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登山靴でも問題ありません。

鞍部から舟伏山山頂までは100mほど登り返し。
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引き返してくるハイカーにも遭遇。
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イワザクラは満開だそうだ。

山頂部には少し残雪があったが、これもあと数日中には跡形もなく消えるだろう。
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9:29 舟伏山山頂(標高1040.3m)
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タイムは2時間38分。山頂には先ほどの親子連れの方を含め2組おられた。
もっとも彼らは既にイワザクラを鑑賞して戻ってきたようだが(汗)

約5ヶ月ぶりのさくらちゃんとのご対面。
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雪のせいだろうか、さくらちゃんのお顔がだいぶ傷んでいた。
山県市役所の方、是非新しい看板に交換をお願いします。

一応、さくらちゃんの看板と記念撮影。
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poptripさん、今年も山県三名山めぐりはあるようですよ(笑)

南側には昨年登った釜ヶ谷山(696m)
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北側には越美国境の盟主、能郷白山(1617m)
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今日のお昼はどら焼き1個。
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さっさと済ませ、イワザクラのある東回りルートへ(9:44)
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10分ほどなだらかな稜線部を進み、
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ここからつづら折れの急坂を下っていく。
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ハイカーの姿が見えてきた。ここがイワザクラ群生地なのだろう(10:01)
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イワザクラ(岩桜)
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サクラソウ科サクラソウ属の多年草。

ハイカーの情報通り満開で、まさに見頃!
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旧美山町(山県市)の町花で、石灰岩の隙間を好んで咲いている。
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環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種(NT)に指定されており、
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山県市ではイワザクラ保護条例が制定されている。

非常に珍しいシロバナのイワザクラも咲いています。
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とっていいのは写真だけ。

群生地は道幅が狭く急な岩場なので、撮影に夢中になって滑落しないように。
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またハイカー同士のすれ違いにもご注意を。

さてどうしよう? これを登り返すのか。。。
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東回りルートから結構登ってきているので、朝方の2人組は東回りで降りるとのこと。

という訳でも私も東回りルートで降りることにする(10:14)
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なお山頂~桜峠間は通行可能です。

10:18 水たまり分岐(標高約855m・登山口まで3.1km)
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寄ってみようかとも思ったが、見てきた男性が大したことないと言っていたのでパス。

通行止めの東回りルートなのに、どんどんハイカーが登ってくる。
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既に10人以上とすれ違う。

つづら折れが終わると、斜面をトラバース。
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道幅が狭く滑り易い箇所もあるので、景色に見とれずにご注意を。
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ニリンソウ(二輪草)
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キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
付近にはエイザンスミレやマルバスミレも咲いていた。
(写真を撮りましたがひどいピンボケばかりでした)

この辺は特に道幅が狭く、落石にも注意。
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カタクリも1枚葉がほとんど。
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10:36 みのわ平(標高約780m・登山口まで2.4km)
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ここで小休止。
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朝迷った東回りルートの伐採箇所が見えてきた。
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再び隘路のトラバース路になる(10:52)
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前方から20名近い団体さんが登ってきた。
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木にしがみついて道を譲る。

トラバース路が終わると、造成林の中をつづら折れに下っていく。
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11:00 桜峠(標高約603m・登山口まで1.7km)
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旧根尾村(本巣市)の薄墨桜の子孫が植樹されている。
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山頂から桜峠までは現在でも通行可能だが、
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この先の東回りルートは通行止になっている。
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桜峠から尾根を外れて夏坂林道入口の神崎登山口まで行くルートがあるが、
こちらだと降りてから3kmほど林道を引き返さないとならない。
規制通り神崎登山口へ行こうかと思ったが、ちょうど東回りルートから登ってきたハイカーに状況を確認。
倒木など歩きづらい箇所もあるが、総じて普通に歩けるとのこと。

という訳で通行止の東回りルートを直進。
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あくまでも自己責任です。

11:12 山頂まで2.8km地点(標高約580m・登山口まで1.1km)
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ここから尾根を外れてつづら折れに下っていく。

ミヤマカタバミ(深山片喰)
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西回りルートもそうだったが、ほとんど閉じていた。

次第に伐採された丸太が増えてくる。
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前方が開けてきた。
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11:23 山頂まで3.1km地点(標高約450m・登山口まで0.8km)
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ここからは伐採されてハゲ山と化した急斜面を下っていく。
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従来の登山道は一応残っているが、一部倒木や崩落しかかった箇所も。
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登山道から先ほどまで居た山頂を望む。
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11:33 山頂まで3.7km地点(標高約400m・登山口まで0.2km)
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ここは沢でかつては橋がかかっていたようだが、伐採による枝や端材でほとんど埋まっていた。
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対岸に移ると林道はもうすぐ。
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11:38 舟伏山東回ルート登山口(標高約360m)
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下りは1時間54分。

こんなところに登山道があるなんて、初めてならまず分からないだろう。
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かつて東回りルートを登った方ならいざ知らず、初めての方は止めた方がいいと思う。
もちろん現在通行止なので、通行はあくまでも自己責任で。

駐車場に戻るとあまりの車の多さにびっくり!
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駐車場はおろか路肩にも延々ビッシリと駐車してあり、全部で40台近くあった。

念願のイワザクラに出会うことができ、しかも満開でシロバナにまで会えて大満足のハイクだった。
下山後は2座目へ・・・

今回歩いたコース (クリックすると大きくなります)
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やっぱり、山っていいね!

舟伏山(1040.3m)(登り:西回ルート、下り:東回りルート)
標高差692m
登り 2時間38分、下り 1時間54分、TOTAL 4時間50分

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