東京出張その3 ~23区最高峰・愛宕山~
時間調整で向かった先は港区愛宕にある愛宕山(あたごやま)(25.7m)

山というより小高い丘なのだが、天然の山としては東京23区内の最高峰(※)で、
♪鉄道唱歌の第1集1番にも歌われていることは有名。
「汽笛一声新橋を はや我汽車は離れたり
愛宕の山に入り残る 月を旅路の友として」
※あくまでも「自然地形で、なおかつ山と呼ばれるものの中では最高」ということで、23区内の最高地点ではありません(最高地点は練馬区の約58m)なお人工の山の最高峰は、新宿区戸山にある箱根山(44.6m)
実は15年ほど前に一度登ったことがあるが、先日ブロ友のpoptripさんが登られたので、
私も再度挑戦してみました(笑)
山上の愛宕神社に向かう石段は通称男坂と呼ばれ、出世の石段とも呼ばれている。

これは三代将軍家光が増上寺参詣の帰りに、山上に咲く梅の花をみつけ、
「だれかあの梅の枝を、馬で取ってくる者はいないか」と言ったところ、
丸亀藩の曲垣(まがき)平九郎が見事馬で石段を駆け上がって枝を取ってくることに成功し、
馬術の名人として全国にその名を轟かせた逸話に基づくとされる。
もう十分出世したので、私には無縁なところです(大ウソ)
愛宕神社の狛犬はブロンズ製で、阿・吽(あ・うん)どちらにも角があります。

最近は角のないものが多いが、正確にはそれらは獅子で、角があるのが狛犬。
本来は角のない獅子が左(阿形)で、角のある狛犬が右(吽形)の配置が正式とされる。
吽形(右)の狛犬の後ろにあるのが、女坂と呼ばれる石段。

こちらの方が男坂より幾分緩やかなのでこう呼ばれています。
17:28 愛宕山男坂登山口(標高約6m)

もちろんMの掟に従い、急登な男坂で登ります。
鎖場がその急登さを物語っています(笑)
日没になると滑落する恐れもあるので、ヘッデンは必携(ウソ)

実はトレッキングポールも持参したが、変人扱いされそうなので自粛(笑)
出世の石段は全部で86段。

蹴上高がある割に、踏面の幅が狭いので登りづらい。
17:30 愛宕山山頂(標高25.7m)

2分で無事登頂。山頂には数人のハイカー?が居られた。
上から石段を望むとその険しさがよく分かる。

平九郎以外では、明治期以降に3人が馬で登り降りした記録があるそうだ。
ここを馬で降りるなんて・・・ ヒップそりならなんとか、いや無理です(笑)
なお男坂や女坂以外にもいくつか登山ルートがあり、実は車でも登れます(笑)

愛宕神社

1603(慶長8)年に徳川家康の命によって創建され、主祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)で、
防火や防災に御利益があるとされる。
また”天下取りの神”、”勝利の神”としても知られているそうだ。
参拝していると数人のスーツ姿の男性が登ってこられた。
出世を願うビジネスマンにとって、パワースポット的存在になっているようだ。
境内に植えられた桜は五分咲き。

ひと足早い花見を楽しむ。

前述の曲垣平九郎の撮影パネル。

これは撫でると福を招き寄せる招き石。

境内には弁財天を祀った神社も。

弁財天のすぐ脇には池があり、大きな鯉が泳いでいて、なぜか小舟も浮かんでいた。

児盤水(こばんすい)と呼ばれる湧水が起源とされ、平将門の乱平定の際に使われたと謂われている。
おっと登頂記念の三角点タッチも忘れずに

でもこの石柱は三角点の標石ではありません。
鉄板の蓋を開けると、その中に標石があります。

無事三角点(三等・愛宕山)タッチを完了。

そろそろお目当てのお店が開店したので降りることにしよう(17:38)

下りは女坂へ。
坂の手摺柱にずらりと弁護士の名前が記されていた。

どうやら隣に愛宕山弁護士ビルがあるので、そこの先生方がタカられ、奉納されたようだ。
17:40 愛宕山女坂登山口(標高約6m)

下りも2分。
近年の開発ですっかり高層ビル群に囲まれてしまったが、
都心の中に残る自然と歴史を感じさせてくれるスポットでおススメです。
その4につづく・・・
やっぱり、山っていいね!
愛宕山(25.7m)(登り:男坂、下り:女坂)
標高差20m
登り 2分、下り 2分、TOTAL 12分
☆☆☆ランキング参加中です。☆☆☆


にほんブログ村
応援のポチッ、お願いします。
↓こちらもポチっとよろしくお願いします。

山というより小高い丘なのだが、天然の山としては東京23区内の最高峰(※)で、
♪鉄道唱歌の第1集1番にも歌われていることは有名。
「汽笛一声新橋を はや我汽車は離れたり
愛宕の山に入り残る 月を旅路の友として」
※あくまでも「自然地形で、なおかつ山と呼ばれるものの中では最高」ということで、23区内の最高地点ではありません(最高地点は練馬区の約58m)なお人工の山の最高峰は、新宿区戸山にある箱根山(44.6m)
実は15年ほど前に一度登ったことがあるが、先日ブロ友のpoptripさんが登られたので、
私も再度挑戦してみました(笑)
山上の愛宕神社に向かう石段は通称男坂と呼ばれ、出世の石段とも呼ばれている。

これは三代将軍家光が増上寺参詣の帰りに、山上に咲く梅の花をみつけ、
「だれかあの梅の枝を、馬で取ってくる者はいないか」と言ったところ、
丸亀藩の曲垣(まがき)平九郎が見事馬で石段を駆け上がって枝を取ってくることに成功し、
馬術の名人として全国にその名を轟かせた逸話に基づくとされる。
もう十分出世したので、私には無縁なところです(大ウソ)
愛宕神社の狛犬はブロンズ製で、阿・吽(あ・うん)どちらにも角があります。

最近は角のないものが多いが、正確にはそれらは獅子で、角があるのが狛犬。
本来は角のない獅子が左(阿形)で、角のある狛犬が右(吽形)の配置が正式とされる。
吽形(右)の狛犬の後ろにあるのが、女坂と呼ばれる石段。

こちらの方が男坂より幾分緩やかなのでこう呼ばれています。
17:28 愛宕山男坂登山口(標高約6m)

もちろんMの掟に従い、急登な男坂で登ります。
鎖場がその急登さを物語っています(笑)
日没になると滑落する恐れもあるので、ヘッデンは必携(ウソ)

実はトレッキングポールも持参したが、変人扱いされそうなので自粛(笑)
出世の石段は全部で86段。

蹴上高がある割に、踏面の幅が狭いので登りづらい。
17:30 愛宕山山頂(標高25.7m)

2分で無事登頂。山頂には数人のハイカー?が居られた。
上から石段を望むとその険しさがよく分かる。

平九郎以外では、明治期以降に3人が馬で登り降りした記録があるそうだ。
ここを馬で降りるなんて・・・ ヒップそりならなんとか、いや無理です(笑)
なお男坂や女坂以外にもいくつか登山ルートがあり、実は車でも登れます(笑)

愛宕神社

1603(慶長8)年に徳川家康の命によって創建され、主祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)で、
防火や防災に御利益があるとされる。
また”天下取りの神”、”勝利の神”としても知られているそうだ。
参拝していると数人のスーツ姿の男性が登ってこられた。
出世を願うビジネスマンにとって、パワースポット的存在になっているようだ。
境内に植えられた桜は五分咲き。

ひと足早い花見を楽しむ。

前述の曲垣平九郎の撮影パネル。

これは撫でると福を招き寄せる招き石。

境内には弁財天を祀った神社も。

弁財天のすぐ脇には池があり、大きな鯉が泳いでいて、なぜか小舟も浮かんでいた。

児盤水(こばんすい)と呼ばれる湧水が起源とされ、平将門の乱平定の際に使われたと謂われている。
おっと登頂記念の三角点タッチも忘れずに

でもこの石柱は三角点の標石ではありません。
鉄板の蓋を開けると、その中に標石があります。

無事三角点(三等・愛宕山)タッチを完了。

そろそろお目当てのお店が開店したので降りることにしよう(17:38)

下りは女坂へ。
坂の手摺柱にずらりと弁護士の名前が記されていた。

どうやら隣に愛宕山弁護士ビルがあるので、そこの先生方が
17:40 愛宕山女坂登山口(標高約6m)

下りも2分。
近年の開発ですっかり高層ビル群に囲まれてしまったが、
都心の中に残る自然と歴史を感じさせてくれるスポットでおススメです。
その4につづく・・・
やっぱり、山っていいね!
愛宕山(25.7m)(登り:男坂、下り:女坂)
標高差20m
登り 2分、下り 2分、TOTAL 12分
☆☆☆ランキング参加中です。☆☆☆


にほんブログ村
応援のポチッ、お願いします。
↓こちらもポチっとよろしくお願いします。
スポンサーサイト