2014年10月27日(月) 晴れ一時雨のち曇り

連休が取れたので今回も泊りがけで紅葉ハイクに行こう。
県内はイマイチの予報なので、色々悩んだ末、以前から狙っていたこの山へ。

倶留尊山(くろそやま)(1037m)
DSCN3380.jpg
奈良県曽爾(そに)村と三重県津市に跨る山で、日本三百名山にも選ばれている。
山名はこの山で見られる柱状節理の大障壁、賢却千仏の倶留孫(拘留孫)に由来する。
倶留孫仏とは、現在賢劫における千仏の始めの仏とされる。
 
前夜から出発しようかとも思ったが、ハイク自体は往復3時間程度の山なので6時に出発。
出発前に雨雲レーダーで曽爾村周辺の状況を確認したところ、真っ赤。
どうやら1時間に50mmほどの激しい雨が降っているようで、大丈夫だろうか?

節約のため高速は使わず、R8で南下。彦根からR308に入り、甲賀(こうか)市経由で三重県に入り名阪国道(R25)へ。
朝のラッシュに巻き込まれたこともあり、伊賀上野に着いたのは10時過ぎだった。

R368で名張市に向かい、昼食を摂ったのち、青蓮寺(しょうれんじ)ダムから県道81へ。
DSCN3324.jpg
なおR368をそのまま進んでも、御杖(みつえ)村経由で曽爾村に行けるが、隘路が続く酷道なので県道81を使う方がいい。

青蓮寺川沿いの香落渓(こおちだに)を抜けて奈良県曽爾村へ。
DSCN3325.jpg
来訪は今回が3回目。過去2回はいずれも温泉巡りで、当時は山登りなど全く眼中になかった。

前方に曽爾高原が見えてきた。
DSCN3326.jpg
香落渓などと共に室生赤目青山国定公園に指定されている。

お亀の湯を過ぎて曽爾高原へ。
DSCN3328.jpg
村からお亀の湯までの区間は隘路なので、一方通行に変わっていた。

12:36 曽爾高原駐車場(標高約690m)
DSCN3329.jpg
あれ? お金(600円)取るんだ。 道理で道路を歩いて登っている人がいたんだ。
なお、お亀の湯(標高約495m)からだと、標高差約200m、2kmほど歩くことになります。

12:42 曽爾高原入口(倶留尊山登山口)(標高約700m)
DSCN3330.jpg
高原の入口はほかにも何箇所かある。

お~ これが見たかったんだ!
DSCN3333.jpg

ススキの草原で有名な曽爾高原。
DSCN3334.jpg
でも以前から比べるとススキが減っているそうだ。

ゲレンデのような大斜面が前面に広がる。
DSCN3338.jpg

ここからだと倶留尊山はまだ見えない。
DSCN3337.jpg

右手に見えるひょうたん型の窪地はお亀池
DSCN3340.jpg
渇水期なのか全く水がなかった。

12:50 休憩所(標高約710m)
DSCN3343.jpg
ベンチやテーブルがあり、大勢の行楽客が休憩されていた。

お亀池の散策路には約200本の灯篭が設置されている。
DSCN3344.jpg
「曽爾高原山灯り」が開催されており、期間中(9/13~11/24)は日没から21時まで毎日ライトアップされる(雨天決行)

ここから先は階段になる。
DSCN3345.jpg
一部岩が露出した箇所もあるが、概ね整備されている。

急斜面のため、トラバース気味に登っていく。
DSCN3346.jpg
いつも通りの亀足でよたよた登っているのだが、なぜか先行する行楽客をどんどん抜いていく。
ハイカーを舐めんなよ!(笑)

13:06 亀山峠(標高約815m)
DSCN3348.jpg
奈良県と三重県の県境になっている。

鞍部と峠になっていて、三重県側の旧美杉村(津市)からのルートと合流。
DSCN3349.jpg

眼下には曽爾高原が広がり、視線の先には兜岳(920m)や鎧岳(894m)が聳える。
DSCN3350.jpg
明日はあの両座に登る予定だ。あの両座の反対側には有名な赤目四十八滝がある。

倶留尊山に続く二本ボソ(996m)へ向かう(13:07)
DSCN3355.jpg
ここから先は散策路でなく、ヤセ尾根の登山道になる。

次第に岩が増え、傾斜がキツくなってきた。
DSCN3356.jpg

13:23 展望所(標高約930m)
DSCN3359.jpg

眺めが良い広場になっていて、ここで昼食を取られる方も多いそうだ。
DSCN3361.jpg

黒い箇所は野焼きの痕で、毎年春先に行われる。
DSCN3360.jpg

休憩したいところだが、もう少し頑張ろう(13:23)
DSCN3362.jpg

ここから先はさらに入山料(500円)が必要となるが、これは予習済。
DSCN3364.jpg

路面に苔生した岩が目立ってくる。
DSCN3367.jpg

曽爾高原一帯は火山由来の地形とされ、安山岩の巨岩や断崖が点在する。
DSCN3368.jpg
濡れていると滑り易いのでご注意を。

平日だというのに4~5組ほどのハイカーとすれ違う。
DSCN3369.jpg
山ガールにも出逢えました(笑)

ちょうど紅葉がピークを迎えているようだ。
DSCN3370.jpg

前方に建物が見えてきた。
DSCN3371.jpg

二本ボソや倶留尊山は私有地で、登山道整備のために入山料が徴収される。
DSCN3372.jpg

13:38 管理小屋(標高約996m)
DSCN3373.jpg
小屋も私有地なので利用できません。

係員がいない時は、このポストに入山料を入れる。
DSCN3374.jpg
お釣りがもらえないので、事前に500円玉を準備してきました。

小屋の脇を通って20mほど進むと山頂になる。
DSCN3375.jpg

13:40 二本(日本)ボソ山頂(標高約996m)
DSCN3377.jpg
登山口から58分でとうちゃこ。山頂には先客が2組おられた。
なお兵庫登山会が設置された山名表示板では標高980mとなっているが、国土地理院の地図記載の標高を採用しました。

木々に囲まれているが、北と南側に僅かに眺望が開けている。
DSCN3376.jpg

少し降りたイワシの口と呼ばれる場所からだと、三重県側の山並が望めるそうだ。
DSCN3378.jpg
ここは帰りに寄ってみよう。

北側にはこれから向かう倶留尊山(1037m)が望める。
DSCN3379.jpg
紅葉真っ盛りで、絵の具を散らしたような山肌に感動! でも下って登り返すんだよな。。。(汗)

山頂に居たカップルに倶留尊山までの登山道の状況を伺ったところ、今朝方の雨のせいか滑り易く、怖くなって途中で引き返してきたとのこと。
えっ、そんなに滑り易いんですか!? どうしよう。。。

ここで引き返そうかと弱気になったが、せっかく来たので行ってみることにする(13:48)
DSCN3381.jpg
まずはせっかく稼いだ標高を80mほど下っていく。

カップルの話通り、粘土質の路面と濡れた岩が多いが、慎重に下って行けば大丈夫。
DSCN3383.jpg

二本ボソ山頂に居た頃から雲行きが怪しくなっていたが、雨が降り出してきた。
DSCN3385.jpg
でもまだ小雨で、樹林帯の中なのでほとんど気にならない。

13:59 鞍部(標高約916m)
DSCN3387.jpg

登り返しが始まった辺りから、風が強くなり雨足も強くなってきた。
DSCN3388.jpg
カッパを車に忘れてきてしまったのでそのまま進む。

ソロの男性が降りてこられ、山頂にはもう誰もいないそうだ。
DSCN3390.jpg
もうここまで来たら、山頂まで行かないと。。。

横殴りの強い雨が降っていて、既に全身ビショ濡れ。
DSCN3391.jpg
激しい風雨の中、急登を登っている私はやはりどえむなのかも(笑)

14:18 倶留尊山山頂(標高1037.2m)
DSCN3393.jpg
二本ボソから30分でとうちゃこ。

三角点(三等・具留尊山)にタッチしてソッコーで下山開始(14:18)
DSCN3394.jpg

山頂滞在は僅か10秒でした(笑)
DSCN3395.jpg

14:33 鞍部(標高約916m)
DSCN3396.jpg
登り返しでは登山道に沢のように水が流れていた。

14:48 二本ボソ山頂(標高約996m)
DSCN3397.jpg
戻りも30分。ここにも誰も居なかった。イワシの口はパス。

管理小屋の軒下で小休止した後、再び下っていく(14:53)
DSCN3399.jpg

展望所に戻ってくるがご覧の通り(15:01)
DSCN3401.jpg

尾根を降りていると、雨が止んで次第にガスが取れてきた。
DSCN3402.jpg

濡れた岩が多いので慎重に下っていく。
DSCN3403.jpg

亀山峠が見えてきた。
DSCN3406.jpg

15:10 亀山峠(標高約815m)
DSCN3407.jpg
傘を指して散策する方も大勢おられた。みなさんもモノ好きですね。 えっ、私には負けるって!?(笑)

当初の予定では亀山(849m)に回って周回するつもりだったが、そのまま降りることにする。
DSCN3408.jpg

15:20 休憩所(標高約710m)
DSCN3409.jpg

振り返ると二本ボソ付近にはまだガスがかかっている。
DSCN3410.jpg
一番ヒドい時間帯に倶留尊山に登っていたのかも。

雨で濡れたススキが一段と色鮮やか。
DSCN3412.jpg

15:26 曽爾高原入口(倶留尊山登山口)(標高約700m)
DSCN3413.jpg
下りは1時間8分。

下山後は麓の曽爾高原温泉 お亀の湯へ。
DSCN3415.jpg
ずぶ濡れの私を見て、ハイカーらしき男性から「しっかり暖まりなさいよ」と心配された(笑)

お亀の湯にはこれまで2回来ているが、大好きな温泉。
源泉かけ流しのナトリウム-炭酸水素塩泉(重曹泉)で、お肌がツルツルになる。
泉温はぬるめなのでじっくり入っていられ、開放感溢れる露天風呂は気持ちがいい。
設備もしっかりしていて、ゆらん温泉シールラリー2013-14では総合第2位と高い評価を受けている。
個人的には洗い場が12箇所しかないのがやや不満だが。

曽爾高原温泉お亀の湯

暖まった後はR368で隣の御杖(みつえ)村にある道の駅伊勢本街道御杖へ(16:57)
DSCN3419.jpg
伊勢神宮に続く伊勢本街道沿いにあり、今日はここで車中泊する予定。

キャノピー下には変わり種のかかしが展示されていた。
DSCN3420.jpg

晩御飯は駅の直売所で買った野菜(ネギ・水菜)で鍋にしよう。
DSCN3424.jpg
本当は白菜も買おうとしたんですが、私の頭の2倍ほどある巨大なモノしかなかったので諦めました。
さすがにそんなに食べられません(笑)

肉厚のネギをカレースープで煮込んだカレー鉄砲鍋
DSCN3426.jpg
慌てて食べると、ネギの中身が鉄砲のように飛び出して火傷します(笑)

ネギが減ったら、たっぷりの水菜を入れ、最後はご飯を入れておじやにしました。
DSCN3427.jpg
食後まったりしていると、鼻がぐずぐずしてきて、喉もいがらっぽくなってきた。
さっさと寝ようと車に戻って横になるが、頭がぼーっとしてきて、悪寒も感じてきて、どうやら風邪を引いたようだ。

標高600m近い場所にあり、夜間はもっと冷え込むだろう。
悩んだ末、明日のハイクを中止して、帰宅を決意。兜岳・鎧岳は別の機会に(18:14)
帰りも下道を走り、帰宅したのは23時過ぎ。
翌日は咳と鼻水に悩まされ、1日中ダウンしてしまいました(笑)

(教訓) カッパは必ず持参しよう

不覚にも風邪を引いてしまったが、曽爾高原の絶景と倶留尊山の紅葉を楽しんだハイクでした。

やっぱり、山っていいね!

倶留尊山(1037m)・二本ボソ(996m)
標高差337m
登り 1時間36分、下り 1時間8分、TOTAL 2時間44分

☆☆☆ランキング参加中です。☆☆☆


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村
応援のポチッ、お願いします。

↓こちらもポチっとよろしくお願いします。
関連記事
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://yotayotayoshi.blog.fc2.com/tb.php/483-56f51600