2014年9月22日(月) 曇りのち晴れ

会津駒ヶ岳を降りて、R352で尾瀬の福島県側の玄関口である御池(みいけ)に向かう。

2日目:駒の小屋~滝沢口~御池~(バス)~沼山峠~尾瀬沼CP(泊)
3日目:尾瀬沼CP~(長英新道)~燧ヶ岳~(御池コース)~御池
今夜は尾瀬沼キャンプ場でテン泊し、明日長英新道で燧ヶ岳(ひうちがだけ・2356m)に登り、御池コースで御池に縦走する計画である。

12:09 尾瀬御池口駐車場(標高約1510m)
DSCN2581.jpg
御池から先はマイカー規制になっているのでここに駐車。440台収容で1回1000円。

御池から尾瀬方面には、以下の3ルートがある。
①シャトルバスで沼山峠経由
②裏燧林道で見晴経由
③御池コースから燧ヶ岳経由

②は尾瀬ヶ原に至り見晴キャンプ場での野営になるが、徒歩で片道3時間以上かかるのと、燧ヶ岳に登る見晴新道閉鎖中のため翌日の行程が長くなるため没。
また今日燧ヶ岳に登ってしまう③は、7時間近くかかるので今からでは遅すぎるので没。
最短で尾瀬沼まで行ける①のシャトルバスで沼山峠経由に決定!
だが、ここでもう1つ重大な選択があった。
 
それはテン泊するか否かということ。
沼山峠から尾瀬沼までは1時間程度なので大したことないが、問題は明日の燧ヶ岳のハイク。
今夜テン泊すると、明日は御池に戻らないといけないので、テントやシュラフなど昨日以上に重いザックを担いで燧ヶ岳に登らないといけない。
標準コースタイムは、長英新道での登りが3時間45分、御池コースでの下りが3時間。
下りはなんとかコースタイム以内で降りられるだろうが、問題はやはり登り
長英新道は燧ヶ岳の登山道の中でも一番なだらかなルートらしいが、その分距離(4.5km)も長い。
標準コースタイム4時間の駒の小屋までに5時間43分もかかってしまった昨日の体たらくを考えると、また6時間近くかかりそうなのは容易に想像できる。

やっぱりテン泊は止めて、小屋泊に変更しようかな。。。
でも今年はまだテン泊ハイクをしていないし、あっ、1度ありました(笑)
不安はあったが、楽な手段と辛い手段があったら、迷わず後者を選べ!というどえむ探検団のMの掟(ウソ そんなもんありません)に従い、テン泊を決意!
今日の尾瀬沼までの調子を見て、最悪テントをデポして長英新道をピストンし、沼山峠経由で御池に戻るBプランも考えよう。。。

12:30 御池休憩所(山の駅御池)(標高約1510m)
DSCN2584.jpg
村営の施設で、休憩所のほか食堂や売店がある。食堂内にある流しで水を補給させてもらう。

ここから沼山峠まで約30分間隔でシャトルバスが運行されている。
DSCN2583.jpg
夏季(5~8月)は4:30~16:50、秋季(9~10月)は5:30~16:50。(御池→沼山峠)

バス乗車券を購入(片道520円)。
DSCN2582.jpg

発車時刻になりバスに乗り込む(12:35)
DSCN2585.jpg
平日の遅い時間帯ということもあってか、乗客は私1人だけ。なんか申し訳ない(笑)
林道は舗装されていて歩行者や自転車は通行できるが、10kmあるので2時間近くかかるとのこと。

途中見晴らしの良いポイントでは、運転手さんがスピードを緩めてくれる。
DSCN2586.jpg
橅(ブナ)平と呼ばれるそうで、手つかずの原生林が一面に広がる。
こんなところに迷い込んだら、間違いなく出てこられないかも。

12:52 沼山峠(標高約1705m)
DSCN2587.jpg
17分で終点の沼山峠に到着。ありがとうございました。
なお沼山峠から御池への最終シャトルバスは17:10なので、時間にご注意を。

沼山峠側にも休憩所(山の駅沼山峠)がある。
DSCN2588.jpg
出発前にトイレ(チップ制)をお借りする。この先尾瀬沼までトイレはありません。

テントやシュラフが加わった80Lザックはパンパン。
DSCN2591.jpg
今朝尾瀬沼には霜が降りたそうなので、車中泊用に常備してある薄手の毛布も入れてきました。

ここから尾瀬沼までは標準タイムで1時間5分。
DSCN2589.jpg
うん?!

ここで衝撃の事実が判明!
DSCN2590.jpg
峠なのでてっきりここからは下りだけだと思っていたのだが、実は本当の沼山峠はもう少し先で、80mほど登らないとならないようだ(汗)

13:05 沼山峠登山口(標高約1705m)
DSCN2592.jpg

会津駒でも見かけた角材と小石でできた階段をなだらかに登っていく。
DSCN2593.jpg

前方から尾瀬散策から戻ってこられた方と頻繁にすれ違う。
DSCN2594.jpg
「お兄さんの荷物重そうだね~ 頑張って!」と励まされる。ありがとうございます。

木道になり道もほぼフラットになる。
DSCN2595.jpg
この辺りが沼山峠なのだろう。

後は下るだけなのでひと安心。
DSCN2596.jpg

ムシカリ(オオカメノキ)(虫狩)
DSCN2598.jpg
スイカズラ科ガマズミ属の落葉小高木。4~6月に白い花を付ける。

オヤマリンドウ(御山竜胆)
DSCN2599.jpg
リンドウ科リンドウ属の多年草。

会津駒の時より4kgは重くなったザックも意外と気にならなず、途中にあったベンチもスルー。
DSCN2601.jpg
2日目ということで身体が馴れてきたのだろうか。

ヤマハハコ(山母子)
DSCN2602.jpg
キク科ヤマハハコ属の多年草。盛期は淡黄色の頭花が褐色になっていた。

前方が開けてきた。
DSCN2603.jpg

樹林帯を抜けると湿原となる。
DSCN2604.jpg

木道の脇には赤く色づいた木々が目立ってきて、
DSCN2606.jpg

草紅葉(くさもみじ)も始まっていた。
DSCN2607.jpg

前方に尾瀬沼が見えてきた。
DSCN2608.jpg

ここは大江湿原といい、尾瀬では尾瀬ヶ原に次いで広い。
DSCN2609.jpg

湖畔にある長蔵小屋も見え始め、あともう少し。
DSCN2610.jpg

途中分岐があり、明日登る長英新道に続くのかと思ったが、
DSCN2611.jpg
近くに居られた方の話では、少し行ったところに平野長蔵翁の墓(ヤナギランの丘)があるそうだ。
長蔵小屋を開いた翁は、尾瀬ヶ原のダム計画の中止を訴え、”日本の自然保護の象徴”とも称される。

長蔵翁の墓の先には、明日登る燧ヶ岳(2356m)が聳え立つ。
DSCN2614_201409301407189bc.jpg

燧ヶ岳の大崩落によって沼尻川がせき止められ形成された尾瀬沼は周囲約8km。
DSCN2616.jpg
2時間30分ほどで周遊できる。

14:02 沼尻方面分岐(標高約1670m)
DSCN2617.jpg
長英新道にはここから進んでいく。

キャンプ場の受付は左へ。
DSCN2618.jpg

湖畔一帯には長蔵小屋を始め、村営の尾瀬沼ヒュッテや尾瀬沼ビジターセンターなどがある。
DSCN2619.jpg

早速売店でビアが飲みたいところだが、ガマンガマン。
DSCN2620.jpg

奥に見えるのが有名な長蔵小屋(本館)。
DSCN2623.jpg

14:07 尾瀬沼ヒュッテ(標高約1675m)
DSCN2624.jpg
沼山峠から1時間2分でとうちゃこ。檜枝岐村営の山小屋で120名収容(1泊2食9000円)。

キャンプ場の受付はここで行う。
DSCN2625.jpg
キャンプ場は限定28張りのため、事前予約制になっている。
土日など混雑時に飛び込みで利用しようとした場合、満杯で断られることもあるのでご注意を。
なお現地では携帯電話は通じません。
尾瀬沼ヒュッテ衛星電話 090-7064-4183
尾瀬沼ヒュッテHP http://www.ozejin-yamagoya.jp/ozenuma.html

受付で800円(1人)を払い、番号の書かれた木札をもらう。
DSCN2626.jpg
小屋の方の話では、一応番号に応じたエリアに設営するのだが、空いていれば他の番号の場所でもOKとのこと。

長蔵小屋別館の脇を通ってキャンプ場へ。
DSCN2627.jpg

うん? なんだ?
DSCN2628.jpg
別館入口にあった貼り紙では、本日18時半から尾瀬沼おんがくかいがあるらしい。
参加無料のピアノ演奏会で、リクエストにも応じてくれるようだ。
孤独な今夜のテン泊、早く寝るしかないのかと思っていたので、まさにラッキー!

こちらは別館の横にある歴史を感じさせるログハウス調のANNEX(アネックス)。
DSCN2629.jpg
ANNEXも別館という意味だから、別館の別館?(笑)

テン場は小淵沢田代に続く登山道の林間の中にある。
DSCN2630.jpg

これが私の番号札(№4)の木製デッキ。
DSCN2631.jpg
手前のデッキは全て埋まっていました。

尾瀬沼キャンプ場は全て木製デッキになっているので、事前予約制になっているのだろう。
DSCN2632.jpg
デッキは4m四方ぐらいあるので、ソロ用テントなら楽勝に2張は設営できそうだが。。。

各サイトは独立しているのでプライバシーが保てる反面、お隣さんとの交流はしにくいかも。
DSCN2634.jpg

まずはテントを設営。
DSCN2633.jpg
3人用で3kgと、相変わらずクソ重いです(笑)
デッキなのでペグが打てず、ロープ(張り綱)を石で抑えるしかないのだが、普段ロープを使わないので回りにあった石と荷物で重しにする。林間だし、天気も心配なさそうなので飛ばされることはないだろう。

(この区間の行程)
12:09御池駐車場12:35~(シャトルバス)~12:52沼山峠休憩所~13:05沼山峠登山口~14:07尾瀬沼ヒュッテ~14:17尾瀬沼キャンプ場

尾瀬(会津駒・燧ヶ岳)2泊3日ハイク 2日目その3 に続く。

やっぱり、山っていいね!

☆☆☆ランキング参加中です。☆☆☆


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村
応援のポチッ、お願いします。

↓こちらもポチっとよろしくお願いします。
関連記事
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://yotayotayoshi.blog.fc2.com/tb.php/463-4af39f4d