2014年9月13日(土) 晴れ

一昨日(9/11)、新聞の訃報に驚き、言葉を失う。
文殊山の常連さんで山頂でよくお会いする高S翁が、北アルプスの奥穂高岳(3190m)からジャンダルムを縦走中に滑落し、急逝されたのだ。
毎年お盆の時期に穂高連峰を単独縦走されている大ベテランで、7月に山頂でお会いした際も穂高のことが話題に上がり、体力的にも今年が最後になるかもとおっしゃられていたのだが。。。
今回は翁が愛された文殊山への追悼ハイクです。
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この数日めっきり涼しくなった。
先週まではエアコンをがんがんかけないと寝れなかったが、今は窓を開けていればちょうど涼しい感じ。
お山もすっかり秋のようで、昨日(9/12)は白山で初氷・初霜柱が観測されたようだ。
 
10:55 二上登山口駐車場
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好天の三連休初日ということもあり、駐車場は大賑わい。
大N翁やM川翁が下山されて帰られるところだった。

11:02 二上登山口(標高約26m)
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ちょうど駐車場でお会いしたN田翁とご一緒させていただくことになる。
翁は30分台で登られるほどご健脚の持ち主だが、今日は私に合わせて登っていただけるとのこと。
かなりご迷惑をおかけしますよ(笑)

道中も急逝された高S翁との想い出話で持ちきり。
そういえば最後にお会いした7月には、N田翁も山頂でご一緒になった。

11:44 小文殊(室堂)(標高296m)
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N田翁と話しながら登ってきたので、普段よりかなり早めのペース。

小文殊から鞍部に向かう坂の途中にある倒木。
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翁の話では先月ここでクマがこの木を動かして餌をあさっていたらしい。

12:02 大文殊(山頂)(標高365m)
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タイムはジャスト1時間と最近では一番早いタイム。それでも標準タイムよりはまだ遅いですが。。。

ご住職に挨拶し、本堂に参拝。
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先週の花火観賞の夜はかなり寒かったそうだ(笑)

やはり、ご住職や他の常連さんたちとも高S翁の話題となる。
今年の北アルプスは天気が悪い日が多かったので、例年より3週間ほど遅い今週に登られたそうだ。

私が翁と最初にお会いしたのは、昨年(2013年)の1月
穂高縦走の訓練のため、週2回程度文殊山に登られていて、毎回大文殊(山頂)~奥の院3往復されていた。
標準タイムで往復25~30分かかるこの区間を、70代というご年齢にもかかわらず、わずか45分で3往復される健脚ぶりにはいつも驚かされるばかりだった。

実は翁は昨年夏にも南岳(3033m)から大キレットを通行中に200mほど滑落。
この時は運良く雪渓で止まり怪我だけで済んだのだが、目撃者もなくそのままそこでビバーク(野宿)。
翌日自力で稜線まで登り返し、救助を求めて一命を取り留められた。

翁から直接この話を伺った際も、ケロっとした表情で”今年もまた登りるつもりだ”と話されたのが今も鮮明に記憶に残っている。

”不死身でも年には勝てぬ”
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常連さんノートに書かれた、己の最期を覚悟した悟りにも思える翁の言葉に思わず胸が詰まる。
最近は奥の院往復も3回から2回にされ、穂高縦走も今年で最後にされるとおっしゃっていたが、こんな形でお別れになるとは。 まだまだご教授いただきたいことがあったのに。。。

N田翁は下山されていった。亀足にお付き合いいただきありがとうございました。

いつも高S翁が食事休憩されていた本堂裏でお昼にしよう。
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ちょうどトレランの3人組が登ってこられた。二上から21分だそうだ。す、すごい!!

今日の山めしは麻婆豆腐とインスタントラーメン。
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あ、おにぎり2個も食べましたがなにか?

翁もよくここでカップラーメンを食されていた。
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私の店開き状況を見ながら、「いつもスゴイね(笑)」と言われたのがついこないだのようだ。

食後は住職と談笑しながらまったり。
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朝方は白山も遥拝できたそうだ。

すっかり長居してしまい、気付くと15時過ぎ(15:08)
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15:20 小文殊(室堂)(標高296m)
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後ろからトレランの女性にぶっちぎられる。

久しぶりに旧道へ。
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本道より道幅が狭く急だが、人通りが少なく登山道っぽい。
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本コースより10分ほど早く降りられます。

15:30 二上コース合流点(Hポスト)
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しばらくして先ほどの女性が降りてこられて、再びぶち抜かれた(笑)

今年の栗や団栗は例年より小振りで数も少ないようだ。
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エサを求めてクマさんが里に近づかなければ良いのだが。。。

15:42 二上登山口(標高約26m)
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下りは34分。

穂高と文殊山をこよなく愛された翁、これまでいろいろご教授いただきありがとうございました。
安らかにお眠り下さい。

やっぱり、山っていいね!

文殊山(365m)(二上コース)
標高差339m
登り 1時間、下り 34分、TOTAL 4時間50分
今年28回目・通算106回目+1

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