阿曽原温泉1泊ハイク~2日目~

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Byよっし~

2014年8月9日(土) 雨のち曇り

阿曽原温泉小屋での一夜が明ける。
時刻は4時30分。 どうやら雨は止んでいるようだ。
テン場では1組のパーティーが、ヘッデンを灯しながらもう撤収作業をしていた。
DSCN1923.jpg
10畳間にたった1人だったので、他人のいびきや寝返りを気にせずに、ぐっすり寝ることができた。
昨日は久しぶりに飲み過ぎたようで、二日酔いだろうか頭が少しクラクラし、喉が渇く。
500mlビア3本に、ウィスキーを3杯飲んだところまでは覚えているのだが。。。(笑)
 
水を求めて外の洗面台へ。 ごくごく あ~、水が美味い!
DSCN1924.jpg
しばし外でぼーっとしながら今日のプランを確認。
当初の予定ではこの先の仙人ダムまで足を伸ばして戻るつもりで、
仙人ダムまでは阿曽原峠の急坂を越えて往復約2時間だが、私の亀足では3時間は必要。
その後阿曽原から欅平まで戻るのに、昨日かかった8時間とすると、合計で11時間。
終電を考えると17時までに欅平に着かないとならず、6時に出発しないと間に合わない。

止んでいたがまた降りだしてきた。 
DSCN1925.jpg
ち~ん 仙人ダムはまた別の機会にしよう(笑)
あ~あ、今日もカッパを着ないといけないのか。。。 Orz
正面のガスがかかっているところが、昨日崩れた阿曽原谷の雪渓。

程なく佐々木さんも起きてこられた。朝食は6時からなので朝風呂に行ってこよう(4:54)
DSCN1926.jpg

二日酔いのせいか、少しふらつき気味。
DSCN1929.jpg
今日も水平歩道を歩くので、しっかり汗をかいてアルコールを抜かないと、洒落にならない。。。

露天風呂に着くと、広島の男性がおられた。 早いっすね~ 
DSCN1928.jpg
男性も飲み過ぎたようで、二日酔いでふらつくそうだ(笑)

静かな山の朝風呂も本当に気持ちいい。
欅平から先の専用鉄道を一般開放しようとする動きがあることは前にも述べたが、
万一阿曽原までトロッコで来れるようになってしまったら、大勢の観光客が押し寄せ、
秘湯がただの観光地に成り下がってしまいかねない。
やはりここは、自分の足で片道6時間以上かけて歩いてきた者だけが入ることを許される秘湯のままであって欲しい。

しっかり汗を流した後、今朝もヒーヒー言いながら小屋に戻り、朝ご飯(6:00)
DSCN1930.jpg
普通の朝ご飯だが、特に具だくさんの味噌汁が美味しく、ご飯共々お替りしました。
また梅干は佐々木さんのお母さんが漬けた自家製で、二日酔いが覚めるほど酸っぱかった(笑)

富山というと福井でもCMが流れている日本海みそが有名で、昔は我が家でもよく使っていた。

♪雪ちゃんの唄
緑きらきら風わたる 劔 立山 黒部は夏よ
雪ちゃんの便りはこうじみそ 今朝もさわやかおみそ汁
嬉しいな雪ちゃんの味 ああ越中 日本海みそ

この唄、冬春夏秋の1番から4番まであり、上記は夏の3番。
子供の頃から耳に入っているので、今でもソラで歌えます(チョッと自慢)
でもCMの雪ちゃん役の女の子、30年ほど前からずっと変わらないような気がするんだが。。。

食事を済ませ、しばしまったりした後に、準備を始める。
昨日干していたズボンやシャツはまだ湿っているが、どうせ雨で濡れるからどうでもいい(笑)

佐々木さんは朝風呂を兼ねてお風呂掃除に出掛けられ、広島の男性も出発されていった。
DSCN1932_20140813015021a4c.jpg
昨日は楽しかったです。ありがとうございました。

さぁ私も出発しようかな。。。 おっと、その前に今日も用を済ませよう。
”う●ちを制するものは水平歩道を制す!”
御食事中の方、本当にすみません(笑)
阿曽原小屋のトイレは洋式の水洗式で快適でした(ただし紙はゴミ箱へ)

水も補給し、奥様に見送られながら小屋を後にする(7:09)
DSCN1933.jpg
お世話になりました。また是非寄らせてもらいます。

テン場から小屋を振り返る。
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何度も何度も小屋を振り返る。
DSCN1935.jpg
この辺りで昨日の若者2人組に追いつかれ道を譲る。 やっぱり元気だね~(笑)

いよいよ水平歩道までの登り返しが始まる(7:23)
DSCN1936.jpg
初っ端からの急登にもう玉のような汗が噴き出す。

急坂を登り切って、この梯子を下れば水平歩道(7:56)
DSCN1938.jpg

ここで小休止する(7:59)
DSCN1939.jpg

しばらくは割と道幅の広い道が続く。
DSCN1940.jpg

8:28 高巻地点下部(標高約970m)
DSCN1941.jpg
雨で滑り易いので慎重に。

昨日のハイクで免疫ができたのか、今日は番線をほとんど持たずに歩いていく。
DSCN1942.jpg

帰りの水平歩道の核心部は動画でご覧ください。
なお危険なので液晶画面を見ずに撮影しているので、多少画像にブレがあります。

動画①


9:23 折尾ノ大滝(標高約940m・欅平まで残り7.3km)
DSCN1944.jpg
雨のせいか、渡渉する沢は昨日より水量が多かった。

9:32 オリオ(折尾)谷(標高約940m・欅平まで残り7.1km)
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堰堤の中の水溜りも昨日より多く、靴の半分が浸かるほどだった。

堰堤の出口で小休止(9:36)
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大太鼓が近づいてくると欅平からの電波が入るのか、携帯(D社)のメール着信音が響く。
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動画②


10:31 大太鼓展望台(標高約930m・欅平まで残り5.4km)
DSCN1950.jpg
大太鼓に入ると、今度はもう1個の携帯(A社)から、けたたましく着信音が響く。
携帯はザックの中に入っており、さすがにこんなところで応答できないので放置。
どうせロクな内容じゃないだろうから、聞かなかったことにしようかな。。。(笑)

動画③


大太鼓を過ぎて少し広くなったところで、着信履歴を見ると会社からの電話。
DSCN1952.jpg
欅平まで放置しようとも思ったのだが、またかかってくるといけないのでしぶしぶ電話をかけて、
しばし現実の世界に引き戻される。
もう1つの携帯には、メール会員になっているガソリンスタンドからの重要なメールが入っていました(笑)

志合谷の雪渓が見えてきた。
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10:55 志合谷トンネル(標高約930m・欅平まで残り4.6km)
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ヘッデンを装着して進入。

今回も2回ほど頭をぶつけました(笑)
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いつしか雨も止んでいて、今日は”黒部の怪人”こと奥鐘山もはっきり望めた。
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歩いてきた志合谷の水平歩道を振り返る。
DSCN1960.jpg

この辺りからトロッコの汽笛や駅のアナウンスが聴こえてくる。
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そろそろ欅平からのハイカーとすれ違ってもいい頃なのだが、まだ誰とも出遭っていない。

11:22 トンネル
DSCN1962.jpg

昨日は気付かなかったが、トンネル横の岸壁に打ち込まれた鉄筋とワイヤーの残骸。
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トンネルが掘られる前はあそこに丸太を渡して通っていたのだろう。。。 ((゜Д゜;)))

ここで小休止してレーションを補給(11:35)
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木々の間から欅平の駅舎が見えてきた。
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12:00 蜆谷トンネル(標高約950m・欅平まで残り3km)
DSCN1966.jpg

昨日から気になっていたのが、番線に取り付けられたこの荷札のようなモノ。
DSCN1967.jpg
佐々木さんに伺ったところ、水平歩道の修繕の際に取り付けられるそうで、
修繕区間名、GLからの高さ、番線の長さ、アンカーの有無などが記載されている。

長かった水平歩道もあと僅か。
DSCN1968.jpg
でも残り僅かだと思うと、逆にもっと歩いていたい気もしてくるから不思議。

12:40 水平歩道始・終点(欅平上部)(標高約940m・欅平まで残り1.3km)
DSCN1969.jpg
長かった水平歩道が終了。

鉄塔下で最後の小休止。
DSCN1970.jpg

ここから欅平まで一気に高度を下げていく。
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13:08 水平歩道・廻遊歩道分岐(標高約860m・欅平まで残り0.7km)
DSCN1972.jpg

正直、水平歩道よりこの蜆坂の下りの方が急傾斜で滑り易く、怖く感じる。
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13:17 鉄塔(標高約805m・欅平まで残り0.5km)
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ここからはポールを出して慎重に下っていく。
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ようやく欅平の建物が見えてきた。
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13:45 欅平登山口(標高約603m)
DSCN1977.jpg
とうちゃこ。 タイムは6時間36分で、昨日より1時間30分も早かった。
これなら仙人ダムに行けたかも? 結局復路は誰とも出遭わなかった。

13:46 黒部峡谷鉄道欅平駅(標高約599m)
DSCN1978.jpg
また弱い雨が降っていたが、駅構内には大勢の観光客の姿。お盆にはこの4倍以上の人出があるらしい。

ちょうど53分発の電車(臨時)も乗れそうだったが、蕎麦を食べるために1本遅らせる(笑)
DSCN1979.jpg
真夏だが、熱い蕎麦が濡れて冷えた身体に染み渡る。

自宅と会社へのお土産を購入。
DSCN1980.jpg
”欅平駅限定!”とか、”ここでしか買えません!”と言われるとやはり買っちゃいますよね(笑)

ガスのかかった峡谷は、さながら水墨画のようだ。
DSCN1981.jpg

帰りも普通車で宇奈月へ(13:37)
DSCN1983.jpg
麓の宇奈月へ下っていくのだが、表示上は上り電車(基点宇奈月)になるそうだ。

猫又駅近くから見えるねずみ返しの岸壁。
DSCN1985.jpg
手前に見えるのは黒部川第二発電所。

宇奈月ダムが見えてくると、もうすぐ終点。
DSCN1992.jpg

15:54 黒部峡谷鉄道宇奈月駅(標高約224m)
DSCN1993.jpg

駅ではマスコットキャラクターのくろべえくんとでんちゃーくんが出迎えてくれた。
DSCN1995.jpg

雨にたたられた2日間だったが、無事水平歩道を歩ききり、念願の阿曽原温泉に入ることができた。
本来なら中止すべき天候、コースだったのかもしれないが、自分なりにしっかり準備と計画を立てて
完遂できたことは少し自信になった。
水平歩道を歩かれる際は、ヘルメットと明るめのヘッデンはお忘れなく!(笑)

(この区間の行程)
7:09阿曽原温泉小屋
7:55水平歩道分岐
7:59(小休止)8:05
9:23折尾ノ大滝
9:32オリオ谷(小休止)9:40
10:31大太鼓展望台
10:40(小休止)10:47
10:55志合谷トンネル11:06
11:22トンネル
11:35(小休止)11:45
12:00蜆谷トンネル
12:40水平歩道始点・終点(小休止)12:46
13:08水平歩道・廻遊歩道分岐
13:17鉄塔
13:45欅平登山口
13:46欅平駅14:37
15:54宇奈月駅

やっぱり、山っていいね!

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Comments 6

おかん  

ココ、毎年小屋閉めの時に行ってる友達がいて、私も今年こそは!!と思っているんです。
でも、よっし~さんのブログを見ていたら、もう実際に行った気分になれました。笑

よっし~さん、次回から泊まりの時はウコンの力も忘れずにね!笑

2014/08/16 (Sat) 09:16 | EDIT | REPLY |   

よっし~  

Re: タイトルなし

おかんさん こんにちは

おかんさんも狙っていたんですね。
別山周回日帰りハイクをされたおかんさんなら、体力的には全然余裕だと思います。
あそこはやはり見るだけじゃなく、実際に歩いてみるともっと迫力があるので、是非おススメします。

ウコンのちから、なるほど、その手があったんですね。
普段ほとんど飲まないので、実はまだ飲んだことがありません(笑)

2014/08/16 (Sat) 16:13 | EDIT | REPLY |   

山ガールの青レンジャー  

よっし~さん、お早うございます。

2日目も雨で残念でしたね。。。

2日目の朝にも温泉に入れていいですね~。二日酔いは抜けました???ウイスキーも3杯って・・・山の中で余計に酔ってしまったみたいですね。でも10畳1人部屋でぐっすり寝られて羨ましいです。

動画全部見ました。断崖絶壁で谷底見えますね。。。本当に濡れた丸太が怖いです。

剱岳経由で阿曾原温泉ですか~。なるほど、そういう手がありましたか~。・・・いやいや、最低でも4泊必要ですよね???でも温泉付きの魅力的な山域。地図を見ると、赤谷山は本当に剱岳の稜線に位置しているんですね~。それは山岳部女子さんも絶賛するわ~。

2014/08/17 (Sun) 08:44 | EDIT | REPLY |   

よっし~  

Re: タイトルなし

山ガールの青レンジャーさん こんにちは

2日目も雨が降ってしまいましたが、志合谷から欅平上部間ではほとんど止んでいたので、前日よりはマシでした。
ただ2日目は誰とも遭わず、やはりあんな天気で水平歩道を歩く酔狂な奴は少ないんでしょうかね(笑)

劔岳経由だと最低3泊、普通だと4泊の行程のようですね。
予備日も入れると6日程度必要なので、まとまった休みが取れないと厳しいですね。
阿曽原温泉もイイですが、仙人温泉もイイようですね。
こちらもピークハントしない山行ですが、いつかは行ってみたいと思います。

2014/08/17 (Sun) 10:08 | EDIT | REPLY |   

あつぷり  

よっし~さん こんにちは。

水平歩道とか、阿曽原温泉小屋のオーナーさんとか、大学の大先輩とか。温泉以外の楽しさも盛りだくさんで、天気は良くなかったですが、すごく楽しそうな山行ですね。6時間かけて歩いた人にしか味わう事の出来ない贅沢です。

「けしからん返し」をしようと思っていましたが、止めときます(笑)

お湯と言えば、「鳩ヶ湯温泉」来年の5月に復活するみたいですね。それも楽しみです。

2014/08/18 (Mon) 11:24 | EDIT | REPLY |   

よっし~  

Re: タイトルなし

あつぷりさん こんばんは

コメントの返事が遅くなってすみません。
遠征に出掛けていたのと、その後体調不良で寝込んでいたもので。。。

あつぷりさんのように露天風呂でのビア、最高でした。
阿曽原でお会いした大先輩のように縦走中の方ならいざ知らず、停滞前線が居座ったあの天候下で水平歩道を歩こうした私はやはりどえむなんでしょうね(笑)

阿曽原温泉は本当にいい温泉小屋なので、あつぷりさんも是非一度行ってみてください。
できれば黒部ダムから下ノ廊下経由で。

鳩ヶ湯鉱泉、復活するんですね。
嬉しいです。
前のオーナーは昔の仕事柄少し存じていたんですが、今度はどなたが跡を引き継がれたのでしょうか?

2014/08/21 (Thu) 18:40 | EDIT | REPLY |   

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