山で温泉に入りたい・・・

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先日あつぷりさんが北アルプスの秘湯白馬鑓温泉で、露天風呂に入りながら
冷たいビアを飲むという非常に羨ましいけしからんレポを公開されていた(笑)
山でお風呂に入れるだけでも幸せなことなのに、絶景を見ながらの露天風呂で、
しかもビアまで飲むとはなんという贅沢だろう。
最近猛暑日や夜間にテン泊装備で低山に登ったりして、ブロ友さんたちから
「どえむぶりが加速しているのでは?」と言われているので、今回はピークハントはせずに、
大人しく?山の温泉でくつろぐことにしよう(笑)

今回もらった少し早いお盆休みは、わずかに8日(金)と9日(土)の2日間
昨年断念した白馬岳から白馬鑓温泉への縦走も考えたが、小屋泊装備だったとしても
亀足の私にとっては1泊2日はかなりハードな行程。
猿倉から白馬鑓温泉のピストンだけなら充分可能だが、シーズン中ということもあって結構混んでいそう。
1泊2日で行けて、できればハイカーがあまりいない秘湯といえば・・・
 
阿曽原温泉(あぞはらおんせん)
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黒部峡谷の奥地にある秘湯で、実は山登りを始めた3年前にその存在を知って以来、
”いつかは行ってみたい!”と思っていた温泉で、ずっと計画を温めていた。
しかもこの阿曽原温泉、そんじょそこらの秘湯とはが違う。

一番メジャーなルートが黒部ダムから黒部川沿いの狭隘な道を約19kmも下る、
通称”下ノ廊下(旧日電歩道)”(しものろうか)と呼ばれるコース。
ただし全国有数の豪雪地帯であり、夏季でも雪渓やスノーブリッジが数多く残っていて危険なため、
通れるのは9月下旬頃から10月下旬頃までのわずか1ヶ月間しかなく、現在はまだ通行不可
※下ノ廊下の開通見込や整備状況は、阿曽原温泉HPで確認できます。

阿曽原温泉に訪れる方の多くは、上流の黒部ダムからこの下ノ廊下ルートで下り、阿曽原温泉で1泊。
翌日水平歩道で欅平に下山するのが一般的。こちらの方がほぼ下るだけだからだろう。
私も当初は秋の下ノ廊下開通を狙って歩こうと思っていたのだが、この行程には以下のような
大きなハードルがある。

黒部ダムから阿曽原小屋まで約19kmで標準コースタイムは7~8時間だが、亀足の私の場合、
10時間近くは必要。
10月頃は日没が早く難所も多いため、遅くとも16時までに小屋に着くには6時前には出発しないとならない。
しかし扇沢からのトロリーバスの始発は7時半なので、前日から黒部湖畔で1泊するのが普通で、
2泊3日の行程になってしまう。

また車で扇沢に行った場合、下山した欅平から信濃大町に戻るのには私鉄やJRを乗り継いで
10時間弱もかかってしまい、ヘタすると当日中に信濃大町に戻ることができない場合も起こりうる。
なお扇沢から宇奈月への車の回送サービスがあり、これを利用すると大幅に時間の節約ができるが、
約2万円(燃料費別)ほどもかかってしまう。
色々検討した結果、立山に車を停めて、アルペンルートから黒部ダムに行き、
下りは宇奈月から富山電鉄で立山に戻るというルートが、車の場合一番安くて時間が短いようです。

さらに紅葉シーズン中は、観光客が少ない10時前までに欅平に着かないとトロッコ電車の乗車予約
(全席指定)が夕方まで取れない恐れがあるため、まだ真っ暗な4時台に小屋を出発しないとならない。
つまり最低3連休お金健脚が必要なルートであり、私にはどれも大きな障害になっていて、
今も二の足を踏んでいます(笑)

阿曽原温泉アクセスMAP (クリックすると大きくなります)
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上記マップは、阿曽原温泉HP掲載の図から転載、一部加工させていただきました。

劔沢から真砂沢、仙人池を経て、阿曽原に至る雲切新道ルートもあり、こちらは通行できるようだが、超ロングコースでとても1泊2日で行ける距離ではないので却下。

残るは黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)の終点欅平からの水平歩道のピストン。
急峻な黒部峡谷の断崖に造られた道幅1mほどの隘路を、片道約12km歩くコースで、
これが阿曽原温泉への最短コースでもある。

順次触れていくが、道中には難所が多数存在し、しっかりした計画と装備、経験が必要なルートで、
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某テレビ番組で、”日本一危険な温泉”の称号をもらったそうだ(笑)

こちらも冬期は雪に閉ざされ、行けるのは7月中旬から10月下旬までの約3ケ月間だけだが、
小屋のHPで確認したところもう通れるそうだ。
標準コースタイムは5時間だが、亀足の私でも6~7時間ぐらいあればなんとかなりそうで、
始発(7:32)で宇奈月を出発すれば充分16時までには小屋に着けるはず。
という訳で、今回の欅平から水平歩道ピストンのプランに決定。
阿曽原温泉はテン泊もできるが、今回は最初から小屋泊まりにし、荷物も軽量化しよう。

ネットで情報を集め、せっせと準備していたのだが、今回最大の難敵が現れる。

台風11号
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台風本体はまだ沖縄付近にあり、速度が遅いため本州にやってくるのはまだ3日ほどかかるようだが、
台風に刺激された停滞前線や南からの湿った風のため、天気予報は関東を除けば軒並み
傘マークか曇りの予報。
今回は諦めようかと半ば思っていたのだが、山の天気と登山の好適具合を教えてくれ、
最近重宝しているこのサイトを見ると、黒部峡谷の周辺の山々は8日(金)が曇り時々雨で、
登山指数がBから夕方にC、9日(土)はAからBのところが多い。

(登山指数)
A:登山に適しています
B: 風または雨が強く、やや登山に適していません
C:風または雨が強く、登山に適していません

もちろん麓と山では天候が全く違うことが多く、決してこれを全面的に信用する訳にもいかない。
とりあえず宇奈月まで行ってみて、朝どうするか考えることにする。

前日帰宅後準備を済ませ、北陸道で一路富山県を目指す。

22:30 有磯海サービスエリア(ありそうみ)
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ETC深夜割引が適用されるのは深夜0時からなので、時間調整と仮眠を兼ねてここで車中泊する。
予報通りでなくても、小雨ぐらいであって欲しいものだが。。。

阿曽原温泉1泊ハイク~1日目その1~ につづく・・・

やっぱり、山っていいね!

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