2014.07.19 広野山(319m)
2014年7月19日(土) 晴れのち曇り

♪ぼ、ぼくらは どえむ探検団~

いったい、いつそんな秘密結社ができたんだ!?
なおメンバーにはコウちゃんさんも入っています(笑)

今回のターゲットは、広野山
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文殊山から榎坂峠を挟んで尾根続きの山で、福井市と鯖江市の市境にある山である。
福井県のお山の教科書にも載っていない超マイナーな山で、ネットでのハイク情報も極めて少ない。
真夏日に里山に登るだけでも充分どえむなのだが、他のハイカーがまずおらず、
しかも藪漕ぎ必至の山に登るのはその極みかも(笑)
 
数少ない情報によると、広野山に登るルートはおおむね3つ
① 戸ノ口峠から広野林道(鯖江市)経由
② 別所林道(鯖江市)から巡視路経由
③ 榎坂峠から観音ヶ岳(丹波岳分岐)経由

①は以前登った三峯城山に続く林道(椿坂西谷線)から分岐する広野林道を進み、
山頂南側から登るルートで、歩行距離、標高差とも一番少ないようだ。
②は鯖江市の別所集落にある別所林道を進み、途中から巡視路を使って登るルートらしいが、
詳細がいまいち不明。
③は文殊山大正寺コースの途中にある榎坂峠から、今年3月に登った丹波岳に続く
所謂大N新道から稜線歩きするルートだが、丹波岳分岐(観音ヶ岳)から先の藪漕ぎの様子が不明だし、
何より榎坂峠からの急坂がキツい。

①だとあまりにも安易だし、③は急坂のキツさがトラウマになっているので、
当日まで②の別所林道からのルートにしようと思っていたのだが、
広野山付近の稜線を見てあることに気付く。

(うん!? あれは・・・)
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広野山西側の稜線部にある高圧鉄塔。その鉄塔に向けて麓から3本の鉄塔が続いている。
鉄塔が稜線に続いているということは、巡視路も続いている可能性が大。
この推理を確かめるべく、戸ノ口峠手前の西大味(にしおおみ)集落へ。

10:40 西大味登山口(巡視路)(標高約19m)
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推理通り、広野山北麓の高圧線直下に巡視路(北陸電力福井幹線)を発見!
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おそらくこの巡視路が稜線まで続き、そこから別所林道側に続いているのだろう。
このルートの情報は皆無だが、どえむの冒険魂がくすぐられてこのルートで登ってみることにする。

駐車場はないが、路肩がやや広くなった場所に停めさせていただきハイク開始(10:44)
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道路との間にイノシシ除けの高圧電線が張ってあるのでご注意を。

斜面には巡視路お約束のプラ階段が設置されている。
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前方に1つ目の鉄塔が見えてきた。
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ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)
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アヤメ科の園芸用外来種。NeNeさん、通りすがりのタヌキさんに同定いただきました。

この辺りから下草が茂って登山道が分かりにくくなる。
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足元のプラ階段を頼りに藪漕ぎしながら登っていく。

10:53 No.38鉄塔(標高約77m)
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鉄塔付近も下草が茂っていて、ルート消失。

藪をかき分けて進んでいくと、急に視界が開ける。
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これまでの藪だらけのプラ階段の道から一転、道幅が広いなだらかな道になる。
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巡視路には思えないほど立派な道だ。

路面にはいろんなきのこが生えていたが、有毒かどうか分からないのでスルー。
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再びプラ階段が見えてくると、前方が開けてくる。
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稜線??
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まだ20分しか経っていないけど。。。

もう稜線にでたのかと勘違いしかけた(11:04)
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巡視路の看板。 ナンバーが消えているんですが。。。
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地図には巡視路が載っていないので、看板や周りの地形と地図をにらめっこしながらルート確認。

11:07 No.39鉄塔(標高約145m)
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ここは北側の眺望が開けていて、加越国境方面には雲が広がっていた。
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標識に従い先に進む。
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巡視路は尾根を巻きながら続いている。
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北海道のラワンブキのような大きなフキ。実はこれは桐の幼木だそうだ。
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通りすがりのタヌキさんにご教授いただきました。ありがとうございます。

獣の咆哮が聞こえたので、慌ててラジオを鳴らしながら進んでいく。
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ここで巡視路は一旦右手に下っていく。
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真っ直ぐ行くのが正解かな?とも思ったが、トレースらしき踏み跡もなかったので、プラ階段のある巡視路へ。

本当にこっちでイイんだよな。。。
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標識があるから間違いないとは思うが。
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この辺りになると、また下草が茂って道が分かりにくくなってきた。
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標識の示す方向と足元のプラ階段を見失わないよう注意を払いながら進んでいく。

小さな沢を渡渉。
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これは立ち入り禁止? それとも目印?
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また前方が開けてきた。
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11:28 巡視路分岐(標高約185m)
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ここで道が左右二手に分かれる。

標識は左(No.41)を指しているが、右が開けているので行ってみる。
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11:28 No.40鉄塔(標高約185m)
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鉄塔からの眺めはなし。

鉄塔の先にもトレースが続いていたので、少し進んでみる。
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どうやらこの尾根を下ると生部(いけぶ)林道につながるようだ。
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分岐に戻り、標識のNo.41へ(11:31)
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またプラ階段の急坂が現れる。
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気温は既に30℃を超えているのだろうか、滝のような汗が止まらない。
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11:54 稜線合流地点(標高約300m)
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ようやく稜線に到着。広野山山頂は市境の稜線から鯖江市側に入ったところにあるようだ。

序盤は倒木があったり、トレースもやや不明瞭だったが、
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次第に登山道っぽくなってきた。
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なぜか道路脇にある反射ポール。
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12:04 広野山山頂(標高318.8m)
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タイムは1時間20分。もちろん誰も居なかった。

山頂を示す看板などはないが、福井三角点探訪会のリボンがあった。
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三角点(三等・広野)
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山頂は木々に囲まれて眺望がないので、小休止して山頂を後にする(12:10)
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広野山山頂への取り付きは先ほどの稜線合流より10mほど先にあった(12:15)
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この薄緑色の結束テープが目印です。

眺めが良さそうなこの先のNo.41鉄塔でお昼にしよう。
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鉄塔が見えてきた。
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北側には登ってきた尾根の先に福井市東部の山並が望める。
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鉄塔は稜線からやや鯖江市側(南側)に入ったところにある。
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12:18 No.41鉄塔(標高約275m)
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南側からは三里山(346m)や日野山(795m)など南越の山並が望める。
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鉄塔下にシートを広げ、お昼にする。
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今日の山めしはカップ麺とおにぎり2個で簡単に済ます。

シオカラトンボが飛び回っていた。
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下りはピストンせずに、丹波岳分岐までの未踏区間を調査すべく左手(西)へ(12:42)
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ここから先は巡視路ではないが、トレースは比較的明瞭。
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途中に②の別所林道からの合流点らしき場所もあった。

大N翁が整備されたと思しきリボンも要所に付いていた。
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細かなアップダウンはあるが、
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おおむねなだらかな稜線歩きが続く。
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12:51 広野峠(仮称)(標高約250m)
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少しU字型に掘れた鞍部になっていて、かつては福井と鯖江を結ぶ峠道だったのかも。

鯖江側には林道(枝線)が見える。
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ここからだと一番ラクそうだな。

鞍部を過ぎると少し急な登り坂となる。
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下草が茂った箇所があったが、歩くのにひと苦労するほどではなかった。
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これが大N翁がおっしゃられていた藪刈りが済んでいない部分なのかな?

イノシシくんの沼田場を過ぎると再び登り坂になる。
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13:00 丹波岳分岐点(観音ヶ岳)(標高約275m)
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見覚えのある竹林のある小ピーク。左へ行くと3月に登った丹波岳(290m)に至る。

ここから榎坂峠までは歩いたことがあるのでひと安心。
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前回はなかった新たな沼田場。
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この沼田場は前もあった。
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13:07 小ピーク(標高約260m)
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さて、ここからは急坂なので慎重に。
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路面が締まっていないため、足元が崩れ易い。
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1回コケました(笑)

13:19 榎坂峠(標高約175m)
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この足で大正寺コースから文殊山に登ろうかとも思ったが、ラジオで雨雲が広がっているということなので、
西袋(林道)コースで降りることにする。

岩題目分岐から先は一面雑草だらけ。
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初めて歩かれる場合、どこが登山道分岐だか分からないかも。
4月に歩いた時にはそれほどでもなかったのだが。。。

林道に入っても雑草で全く路面が見えない。
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雑草がない時の路面のイメージがあるのでそれほど困らなかったが、
細かな段差や路肩が分かりにくいのでご注意を。
でも3日後に前を通ったら、キレイに除草されていました。

13:32 西袋(榎坂)コース登山口(標高約50m)
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下りは50分。山中では誰とも遭わなかった。

車を停めた西大味まで1.5kmほど歩いていく。
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途中見かけた”文殊山火まつり”の幟。
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鬼ヶ岳のようにたいまつを持って登るのかと思いきや、単なる夏祭りのようだ。
文殊山火まつり 平成26年7月26日(土)

あぢいよ~
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持参した水も底をつき、”妖怪水くれじじぃ”が出現。
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み、みず~ みずくれ~

途中、オアシスを発見!
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ふぅ~ 生き返る~

13:56 西大味登山口(巡視路)(標高約19m)
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車に乗ると情報通り、雨が降ってきた。よかった、雨に遭わなくて。

当初予定していなかったコースではなかったが、要所要所に巡視路の案内看板があったので
道に迷うことなく登頂することができた。
また広野山~丹波岳分岐間の登山道も一部藪がうるさい箇所があったが、
概ねトレースはしっかりしており、リボンやテープもあるので問題はないと思います。
これで文殊山から広野山までは縦走可能だということが分かったので、
今度は広野山~三峯城山間も調査してみよう。

一応巡視路の標識はありますが、歩かれる場合は必ず地図とコンパスを持参した方が良いと思います。


今回歩いたコース (クリックすると大きくなります)
mt_hirono02.jpg

やっぱり、山っていいね!

広野山(319m)(登り:西大味(巡視路)コース、下り:榎坂峠(大N新道)コース)
標高差300m
登り 1時間20分、下り 58分、ウオーク 24分、TOTAL 3時間12分

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