2014年7月12日(土) 晴れ一時曇り

台風8号が日本列島を縦断したが、幸運なことに我が福井県はほとんど影響を受けなかった。
予報では12日は梅雨の合間の貴重な晴れのようなので、涼を求めて今年3度目の白山へ。
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12日からマイカー規制がかかるので、久しぶりに岐阜県側の平瀬道で登ろうかとも思ったが、登山口に通ずる県道451(白山公園線)が台風8号の影響で土砂流出があり通行止
またマイカー規制の始まる前日の深夜12時までは別当出合まで行くことができるが、翌朝市ノ瀬を目指すことにする。
 
5:24 市ノ瀬ビジターセンター(標高約820m)
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既にシャトルバス待ちの登山者が大勢並んでおり、準備している間にも続々と車が入ってくる。
平瀬道が使えないという前日の情報から、中京方面ナンバーの車も多かった。
でも午前0時には県道451の通行止が解除されていたようだ。

今日は新しいドーピング剤を試してみよう
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♪黄色と黒の見たことないやつ 24時間 戦うのはしんどい

決してラムちゃん姿のすみれちゃんに惹かれた訳じゃありません(笑)
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なおこの歌を歌っているのは、福井県出身の川本真琴さんです。

3、4時間戦えますか?
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20数年前のオリジナルの頃は”24時間戦えますか?”だったが、最近のモーレツ離れの影響か、こんなキャッチコピーになったようだ。
私もあの頃は1日15時間ぐらい戦っていたが、今ではすっかり定時帰宅です(笑)

今日は3台運行されていて、行列は解消されていた(5:35)
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えっ、500円!?
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消費税増税や燃料費高騰が原因なのだろうが、昨年まで400円だった運賃(片道)が100円値上げされていた。

5:56 別当出合センター(標高約1260m)
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センター前も大勢のハイカーでごった返していた。

当分の間、中飯場の水は生水での飲用に適さないそうなのでご注意を。
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観光新道で登ろうか迷ったが、いつもの砂防新道でハイク開始(5:58)
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体力の余力と時間が許せば、下りに観光新道を使おう。

前回は終始なめくじ歩きで無事登頂できたが、室堂まで5時間11分もかかってしまった。
今回は少しピッチを上げる代わりに、休憩をこまめに取る牛歩戦術に作戦変更。

序盤はハイカーが数珠つなぎで、
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石階段でもご覧の通り。
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牛歩の私が目立たないのでありがたいのだが。。。(笑)

ササユリ(笹百合)
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6:36 中飯場(標高約1550m)
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ここまで38分と前回より10分もペースアップ。作戦通り、3分ほど小休止する。

この辺りになるとだいぶ列がバラけてきた。
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7:24 別当覗(標高約1750m)
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ここでも5分ほど小休止。

凄く長いミミズが一生懸命に登山道を這っていた。
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私のような超~亀足で、どこか親近感が沸いてくる(笑)
ハイカーに踏まれないよう、移動し終わるまで注意喚起する。

オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿)
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ハエドクソウ科ミゾホオズキ属の多年草。

ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
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キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。

ベンチ(旧高飯場跡)下の雪渓もすっかり消えていた。
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8:18 甚之助避難小屋(標高約1975m)
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ここまで2時間20分。今のところ牛歩戦術が効を奏しているようだ。

前回僅かに残っていた別山(2399m)の残雪もだいぶ消えていた。
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そろそろ燃料切れになりそうなので、ドーピング剤を追加投与し出発(8:29)
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今日は黒ボコ岩もはっきり見えている。
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8:56 南竜分岐(標高約2100m)
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川越から来られた2人組と少し談笑しながら小休止。初めての白山で日帰りだそうだ。

赤兎山方面は少し霞んでいた。
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キヌガサソウ(衣笠草)
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ユリ科ツクバネソウ属の多年草。

トラバース地点の雪渓もかなり小さくなっていた。
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入口付近はシュルンドになっているので、踏み抜きに注意。
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一応、0.1tでも大丈夫でした(笑)

別当谷を隔てた観光新道にも大勢のハイカーの姿。
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イブキトラノオ(伊吹虎の尾)
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タデ科イブキトラノオ属の多年草。

十二曲り直下の雪渓はすっかりなくなっていた。
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ミヤマダイコンソウ(深山大根草)
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バラ科ダイコンソウ属の多年草。

ミヤマシシウド(深山猪独活)
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セリ科シシウド属の多年草。同属のアマニュウに似ているが、葉の形で区別できる。

ミヤマダイモンジソウ(深山大文字草)
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ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草。

ハクサンフウロ(白山風露)
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フウロソウ科フウロソウ属の多年草。

前回から比べると心なしかお花が少なくなった感じがする。
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春の野草と夏の野草のちょうど端境期なのかな?

9:58 黒ボコ岩(標高約2320m)
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登り始めから4時間。前回よりは30分ほど早いペース。

ここでも大勢休憩されていて、元気な方たちは黒ボコ岩の上で記念撮影に興じていた。
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先ほどの2人組の男性たちと再会。彼らは室堂で引き返すつもりだそうだ。
え~ もったいない。せっかくなので山頂に行かれるのをおススメする。

弥陀ヶ原に差し掛かると、今日もすっきりと御前峰が出迎えてくれた。
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10:24 五葉坂下(エコーライン合流点)(標高約2354m)
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さぁ、もうひとふんばり。

10:46 白山室堂(標高約2450m)
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今日のタイムは4時間48分。なんとか5時間を切ることができた。

広場では多くのハイカーがランチ中。
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今日は控え目?におにぎり2個だけを胃袋に詰め、山頂に向かう(11:16)
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祈祷殿裏手のクロユリは第1陣が終わっていて、第2陣の蕾だった。
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前回あった残雪もすっかり消えていた。
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ミヤマクロユリ(深山黒百合)
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ユリ科バイモ属。

イワツメクサ(岩爪草)
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ナデシコ科ハコベ属の多年草。

途中、文殊山でよくお会いするM田翁とばったり。
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翁は砂防新道から水屋尻雪渓を経て大汝峰、御前峰と登ってこられ、観光新道で下山されるとのこと。
相変わらずの健脚ぶりですね。
なお翁とお話されている女性は、先週ひろとろさんたちと赤兎山に登られた名古屋の方でした。

11:44  青石(山頂まで残り750m)
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今回も己の意に反して”妖怪なめくじ歩き”が出現(笑)

11:55 高天ヶ原(山頂まで残り500m)
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今回はあまり食べていないのに身体が重い。。。
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12:27 白山御前峰山頂(標高2702m)
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今回もヘロヘロになりながら、山頂にとうちゃこ。

山頂も大賑わいで、標識付近は撮影の順番待ちがありました。
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今日は近隣のお山は望めたが、北アルプスは霞んでよく分からなかった。
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後から判ったが、この時山頂にヘイホーさんたちもおられたようだ。

お池めぐりもしたかったが、シャトルバスの最終時刻(17:00)があるのでパス。
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山頂を後にする(12:44)
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下りは32分。
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先ほどまで居た山頂付近にガスがかかり始めていた。
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登りでお会いした2人組の男性とみたび遭遇。彼らも山頂に登られたそうだ。

売店で以前から欲しかった「白山花ガイド」(1080円)を購入。
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白山に咲く高山植物を色別や形状別に分類してあって見易い。しかもとってもコンパクトなので、携帯してハイク中に同定することも可能。

名残惜しいが下山開始(13:37)
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五葉坂では続々とハイカーが登ってきて、すれ違いに少し往生した。

13:54 黒ボコ岩(標高約2320m)
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最終バスまではまだ3時間ほどあるので、右側の観光新道へ。

ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
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シナノキンバイ(信濃金梅)
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キンポウゲ科キンバイソウ属の多年草。

14:03 蛇塚(じゃづか)(標高約2240m)
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まだ雪渓が残っていたが、ケルンの上部が顔を出していた。

雪渓下の登山道は雪解け水でさながら沢の様相。
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こちらでも登ってくる何組かのハイカーとすれ違う。
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あらら、お嬢さん疲れて寝ちゃったんですね(笑)

馬のたてがみにさしかかる(14:11)
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ハクサンフウロ(白山風露)
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この標識、昨年も倒れていたが。。。
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この付近は登山道が崩れかかった場所もあるので慎重に。

整備された砂防新道と比べると、路面にガレた岩が多い。
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このため不用意に足を置くとズルっと滑るので、慎重な足運びを心掛ける。

イブキトラノオ(伊吹虎の尾)
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ニッコウキスゲ(日光黄萓)
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テガタチドリ(手形千鳥)
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ラン科テガタチドリ属の多年草。toshi0113さんのご指摘で訂正しました。

ハクサンタイゲキ(白山大戟)
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トウダイグサ科トウダイグサ属。

キスゲは別当坂分岐まで結構咲いていた。
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14:40 殿ヶ池(標高約2020m)
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ベンチで小休止。

なお避難小屋が建て替え中のため、現在観光新道にトイレはありません。
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資材が置いたままで、まだ工事は始まっていないようだ。

観光新道にあった雪渓は2箇所のみ。
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アイゼンは不要だが、下りは滑りやすいのでキックステップで。

ゴゼンタチバナ(御前橘)
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ミズキ科ゴゼンタチバナ亜属の多年草。御前峰に因んで名付けられた。

ミヤマダイモンジソウ(深山大文字草)
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下の花弁2枚がやや長く、「大」の字に見えることから名付けられた。

ようやく仙人巌が見えてきた。
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右手には白山釈迦岳(2053m)が望める。
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実は今回、この辺りでは釈迦岳付近にしか咲かないオオサクラソウを見に行こうかと迷った。
M田翁の話ではもうほとんど終盤だということなので、来年にしよう。
でも市ノ瀬から群生地まで片道8kmほどあるんだよな。。。(汗)

クルマユリ(車百合)
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ユリ科ユリ属の多年草。

ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)
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キク科フジバカマ属の多年草。

15:29 仙人巌(標高約1800m・別当出合まで残り3km)
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室堂から1時間52分が経過。

ここが室堂~別当出合の中間地点。
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ここでも一服したかったがまだ3kmもあり、最終バスの時間がかなり微妙なので先を急ぐ。
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15:55 別当坂分岐(標高約1655m・別当出合まで残り2km)
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別当出合へは左へ。なお真っ直ぐ進むと白山禅定道(旧越前禅定道)で市ノ瀬に至る。

別当坂は1kmで一気に標高約400mも下る急坂なのでより慎重に。
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急坂が終わっても長いトラバース路が続く。
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最終バスの出発時刻が近づいているので焦りながら降りていく。

16:28 別当出合まで残り1km地点
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残り30分だが、なんとか間に合いそう。
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ようやく登山口が見えてきた。
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16:46 別当出合登山口(標高約1260m)
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下りは3時間9分。仙人巌からの3kmは1時間17分で降りてきた。
整備された砂防新道から比べると、観光新道はあまり整備が行き届いておらず、ガレた路面や段差も大きいので意外と時間がかかります。下りで利用される場合、時間に充分余裕を持った方がイイです。

なんとか最終バスに間に合いひと安心。
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先ほどの男性2人組も発車5分前に滑りこみセーフ。間に合って良かったですね。

これでやっとコークが飲める。
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今回は”モリさんとサッカーしよう”だった。
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大盛とかデカ盛は大好きですが(笑)

下山後は永平寺町の禅の里へ。
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12日(土)・13日(日)は開館1周年祭で、入浴料(500円)がなんと100円!!!
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たまたまだったが、ラッキー。

もちろん浮いたお金で食べました(笑)
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1日中イイお天気で、しかも結構風が涼しかったので、気持ち良いハイクが楽しめた。
観光新道は、砂防新道と比べると道が荒れ気味で慎重に下るせいか、思った以上に時間がかかりバスに間に合うかヒヤヒヤだった。
また前回はなんともなかった足の筋肉痛ですが、今回はしっかり翌日から悩まされています(笑)

やっぱり、山っていいね!

白山(2702m)(登り:砂防新道、下り:観光新道)
標高差1442m
登り 5時間59分、下り 3時間41分、TOTAL 10時間48分

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