2014年7月1日(火) 晴れのち曇り

今日7月1日は全国各地で夏山開き
昨年は1日遅れだったが、今年は休みが重なったので、夏山開き当日の白山へ。
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本当は山頂でご来光を見て、8時からの開山祭にも参加したかったが、そのためには前泊するか深夜未明から登り始めるしかなく、私の技量と体力では夜間の白山登山は無謀極まりないので却下。
5月に南竜分岐で途中敗退しているので、今回は是が非でも登頂しよう!
昨年より雪解けが早いようなので、たくさんのお花に出会えるといいのだが。。。

3時に目覚ましをかけていたが、ぐだぐだしていて自宅を出たのは4時(汗)
今シーズンのマイカー規制は12日(土)からなので、市ノ瀬はスルー。

5:51 別当出合特設駐車スペース(路肩)
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路肩はほとんど満車で、中には路駐している車があるほどの盛況ぶり。
諦めて駐車場に停めようと思っていたら、ちょうど1台出る車があったので運良く停めることができた。
なお少し下ったところに大駐車場があり、通行の迷惑にもなるので、くれぐれも路駐はしないように。

準備を済ませ、ドーピング剤をチャージ
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6:05 別当出合登山口(標高約1260m)
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少し遅かったせいか、登山者の姿はまばら。

今回も砂防新道からハイク開始(6:10)
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今日の目標タイムは4時間30分。昨年同様、敢えてゆっくり歩き、心拍数の上昇を抑えて、立ち止まりや休憩を減らす作戦だ。

入山者カウンターを通過し、登山道へ。
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調査のため設置されているので、前で反復横跳びなどしないように(笑)

序盤から”妖怪なめくじ歩き”が登場!
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後続のハイカーに道を譲り、これはワザとゆっくり歩いているんだと自分に言い聞かせる。

急登の石段でも地面を舐めるように登っていく。
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ササユリ(笹百合)
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1輪だけ咲いていた。

石階段終了(6:31)
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この辺りから徐々に下山してくるハイカーとすれ違い始める。
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普段はこの時間帯に降りてくる方は少ないが、ご来光を見てすぐに降りて来られた方々のようだ。
伺ったところ、今日は素晴らしいご来光が望めたそうだ。いいなぁ~

6:58 中飯場(標高約1550m)
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ここまで48分。昨年(40分)より8分遅く、7人に道を譲る。
抜かれたんじゃありません、ワザと道を譲っているんです(キリっ)
小休止せずに先に進む。

クルマムグラ(車葎)
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アカネ科ヤエムグラ属の多年草。

エンレイソウ(延齢草)
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花は既に散って結実していた。

サンカヨウ(山荷葉)
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こちらも結実していた。

ハクサンチドリ(白山千鳥)
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ラン科ハクサンチドリ属の多年草。

ヤブニンジン(藪人参)
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セリ科ヤブニンジン属の多年草。

7:53 別当覗(標高約1750m)
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この区間も7人に道を譲る超スローペースのせいか、大きな息の乱れもなくスルー。

別当覗からしばらく行ったところで、前方からトレラン風の男性2人が下りてこられた。
うん? あの方はもしかして・・・

男性はやはり、日帰り登山&マラソンの方だった。
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この方、以前このブログでも紹介したが、
別当出合から御前峰山頂まで、1時間17分で登ったり、
http://higaeritozan.sakura.ne.jp/2010.9.20.html
1日に2往復されたり、
http://higaeritozan.sakura.ne.jp/2010.7.7.html
24時間で日本三霊山(富士山、白山、立山)を連続登頂されたりと、
http://higaeritozan.sakura.ne.jp/2013.7.4.5.html

本当にスゴイ方なんです!

この日も深夜2時に登り始め、4時には御前峰山頂に着いておられたそうだ(驚)
人間って精進すればこんな超人的なこともできるんですね。。。

キヌガサソウ(衣笠草)
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ユリ科ツクバネソウ属の多年草。

6~11枚の花弁を付けるが、均整が取れた8枚の方が美しい。
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ヒンヤリと冷気が感じられてくると、雪渓が出現。
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でもこの雪渓はすぐに終了。
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ベンチ(旧高飯場跡)下の雪渓。
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砂防新道で最後まで残る雪渓だが、雪解けが早いせいか今年はベンチ直下で終わっていた。
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8:44 甚之助避難小屋(標高約1975m)
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2時間34分と昨年より21分遅いペースで、この区間(別当覗~甚ノ助)は6人に道を譲った。
ここでようやく小休止する。

別山(2399m)もすっかり夏山の装い。
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赤兎山(1628m)方面には少し雲が湧いてきた。
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燃料補給のレーションに加え、ドーピング剤も再注入。
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室堂まで残り2.6km、後半戦もがんばろう!(8:57)
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甚ノ助からすぐのところにも雪渓があったが、すぐに終了。
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週末までには跡形もなくなっているだろう。

9:29 南竜分岐(標高約2100m)
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この区間(甚ノ助~南竜分岐)は5人に道を譲る。道を譲ったウサギさんたちが休憩している間に、カメの私はマイペースでスルー。

どんどんガスが湧き上がってきて、赤兎山方面はすっかり見えなくなってしまった。
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ここからは3箇所ほど雪渓が残っていたが、
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トラバース路は概ね夏道が露出しています。
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十二曲り付近はガスっているようだ。
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折角のお花たちがキレイに写せないかも。。。

コイワカガミ(小岩鏡)
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イワウメ科イワカガミ属の多年草。

ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
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キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。

甚ノ助小屋の水は、はるばるここから引かれている。
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最初のトラバース地点にさしかかる。
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ステップが切ってあり、登りはノーアイゼンでも問題なし。
なお雪渓上でのすれ違いは困難なので、前方を確かめ下山者が見えたら下で待ちましょう。

ミヤマガラシ(深山芥子)
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アブラナ科ヤマガラシ属の多年草。

ミヤマセンキュウ(深山川芎)
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セリ科 ミヤマセンキュウ属の多年草。小花序の下にある線状の小総苞片が特徴。

ミヤマダイコンソウ(深山大根草)
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バラ科ダイコンソウ属の多年草。

キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)
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スミレ科スミレ属の多年草。馬の蹄(駒の爪)に似ていることから名付けられた。

十二曲り直前の2つ目のトラバース地点に差し掛かる(10:09)
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ここもノーアイゼンでOKだが、通行は慎重に。

リュウキンカ(立金花)
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キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草。

普段の行いが良い?せいか、十二曲りに入るとガスが晴れてくれる(笑)
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なお十二曲りには残雪は全くありません。

登山道脇にはシナノキンバイやミヤマキンポウゲなど黄色いお花畑が広がる。
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ミヤマタンポポ(深山蒲公英)
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キク科タンポポ属。

10:25 延命水
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1杯いただくと3年寿命が伸びるとされる。

黒ボコ岩がだいぶ近づいてきた。
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10:36 黒ボコ岩(標高約2320m)
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ここで本日2度目の小休止。この区間(南竜分岐~黒ボコ岩)は6人に道を譲る。
なめくじペースのせいか、既に4時間26分が経過。最早目標の4時間半は絶望的となったが、ここまでくればあと少しなので焦らずにいこう。
でも周りで休憩されていた御姐さまたちは7時台に出発したと聞き、少しヘコむ(笑)

室堂まで残り1km。もうひと踏ん張りしよう(10:49)
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弥陀ヶ原に入り、前方に御前峰が見えてきた。
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木道の残雪もすっかり消えていました。
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昨年はコバイケイソウの大当たり年だったが、今年はやはり裏年なのかな?

10:57 五葉坂下(エコーライン合流点)(標高約2354m)
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最後の試練の五葉坂
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ここまでは意図的になめくじ歩きだったが、ここは本人の意思に関係なくなめくじになってしまう(笑)

ウラジロナナカマド(裏白七竃)
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バラ科ナナカマド属の落葉低木。

11:21 白山室堂(標高約2450m)
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終始なめくじ歩きで、タイムは5時間11分。室堂から計33人(重複あり)に道を譲りました。

開山祭の終わった白山神社祈祷殿前では、大勢のハイカーがランチ中。
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ガス欠寸前なので、山頂は後回しにして先にお昼にしよう。

今回一段と遅かったのは、おそらくこれらが原因かも。
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昨年はパンやチョコなどレーションだけの軽装備だったが、今回はあれやこれやで3kgほど余分に担いできました。

山の五目炒飯(御前峰ver.)
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ワールドカップ開催中に因み、ブラジル・日本の国旗をあしらってみました(笑)

食後のコーヒーをいただきながら、1時間ほどまったりタイム。
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あれ? 御前峰は行かないの?

今日はここまでにしようとも思ったが、やはり山頂に行くとしましょう(12:21)
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今年も大汝峰へのショートカット分岐辺りまで残雪があったが、全然雪が少ない。
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おそらく週末までには消えてしまうと思います。

神社裏のお花畑はまだ雪の下。
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クロユリ(黒百合)
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雪解けが早い割には、昨年開花していたクロユリはまだ蕾がほとんど。

でも半開きのモノがいくつか見られたので、1両日中には咲き始めているだろう。
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シナノキンバイ(信濃金梅)
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キンポウゲ科キンバイソウ属の多年草。

コイワカガミ(小岩鏡)
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”見て!見て!”とアピールするように群生していた。

ミツバオウレン(三葉黄蓮)
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キンポウゲ科オウレン属の多年草。

12:51 青石(山頂まで残り750m)
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ここでも”妖怪なめくじ歩き”継続中。燃料も補給したし、ザックもデポしたのに依然として身体が重い。
もしかして食べ過ぎのせい!?(笑)

13:06 高天ヶ原(山頂まで残り500m)
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皆さんお先にどうぞ。 止まらぬ様にのそ~のそ~っと足を動かす。

祠が見えてからも登山道が続く。
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13:36 白山神社奥宮
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無事登らせていただきありがとうございます。

13:38 白山御前峰山頂(標高2702m)
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室堂から1時間17分もかかってしまった。情けない。。。

今年もなんとか三角点にタッチできた。
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周囲の山々はガスに覆われ、北アルプスはおろか、別山も見えなかった。
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ちょうど白山頂上付近だけが晴れているような感じ。

お池や大汝峰の雪渓部分には登山者の姿も見られた。
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時間もないので、とっとと下山開始(13:43)
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下りは31分。
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あれほど居たハイカーもほとんど降りられたようだ。

今年もいっぱい遊ばせて下さい(14:25)
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なお祈祷殿は建て替えのための解体作業中で、次回来るときは一部無くなってしまっているかも。

下りも2時間半はかかるので、別当出合到着は17時近くだろう。
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弥陀ヶ原に差し掛かると、ガスが出てきた。
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14:43 黒ボコ岩(標高約2320m)
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下りは観光新道のつもりだったが、ガスと時間も遅いので、砂防新道ピストンに変更。
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観光新道のお花は次の機会に。

十二曲りより下はすっかりガスの中。
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突然、1匹のカエルが飛び出してきて、間髪入れずにもう1匹が出てきて合体。
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白昼堂々こんなところで。。。。(笑)
邪魔しないように避けながら下っていく。

雪渓トラバースの下りは一層慎重に。
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下りは滑り易いので、心配な方は軽アイゼンを履かれた方がいいかも。

すっかり真っ白で、30m先が見えないほど。
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ツボ足の場合、トレッキングポールがないと結構怖いです。
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15:15 南竜分岐(標高約2100m)
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まだ登ってくる方がいた。

15:30 甚之助避難小屋(標高約1975m)
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今日はマイカー規制じゃないので最終バス(17:00)は気にせず、ここで小休止。

非常用のおにぎりで燃料補給。
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別山方面も全く見えません。
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室堂でも見かけたこの男性のTシャツ。
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まさに私にピッタリで、欲しいなぁ~(笑)

さぁ、先を急ごう(15:39)
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トレースは幅が狭く掘れているので、トレース外のところの方が歩きやすい。
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16:05 別当覗(標高約1750m)
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登りで体力を温存したせいか、いつもは足にくる下りも快調に下っていく。

16:28 中飯場(標高約1550m)
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ここで最後の小休止。白山は水場が多いので、今回は”妖怪水くれじじぃ”はお休みです(笑)

16:49 下り専用路分岐
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ようやく吊り橋まで戻ってきた。
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結局下りは一度も抜かれずに、逆に4組ほど抜いた。

17:02 別当出合登山口(標高約1260m)
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下りは2時間37分。

”妖怪水くれじじぃ”に代わって、”妖怪こーくぷりーず”が出現。
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山開き直後のせいか、いつもは売切れの多い炭酸系もバッチリ冷えていた。
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”ミホさんとサッカーしよう”
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できれば白石●帆さんか菅野●穂さんがいいなぁ~(笑)

水芭蕉で汗を流した後は、コウちゃんのお店で晩御飯をいただきながら山談義。
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左が冬の白山で、右が夏の白山をモチーフにしたそうです(大ウソ)
もちろん、こちらは余裕で登頂しました(笑)

今年の2度目の白山は超~亀足のハイクだったが、無事山頂に辿り着けることができた。
意図的に体力を温存してスローな歩きを心掛けたせいか、下りで足にくることもなく、2日経った今朝もまだ筋肉痛が出ていません。
時間切れで観光新道には回れなかったので、次回は是非寄ってみたい。

やっぱり、山っていいね!

白山(2702m)(砂防新道)
標高差1442m
登り 6時間28分、下り 3時間8分、TOTAL 10時間52分

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