2014年5月6日(火) 晴れ

このところ梅丈岳駒ヶ岳西方ヶ岳・蠑螺ヶ岳と嶺南の山が続いたが、
今回も若狭のお山へ。

多田ヶ岳
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小浜市の南側に位置する山で、北麓の多田神社、多田寺の背後にあることからこう呼ばれるようになったと謂われる。

小浜市内に入り、南川の湯岡橋東詰交差点を左折しR162へ。
堤防を1kmほど走って尾崎交差点を左折。登山口のある妙楽寺の看板に従い進んでいく。

7:50 妙楽寺(標高約20m)
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高野山真言宗の古刹で、鎌倉初期に建立された本堂は若狭エリア最古の建造物とされ、本尊の千手観音菩薩立像と同じく重要文化財に指定されている(拝観料400円)
最初、上の駐車場に停めようとしたのだが、今日は法要があるらしく下のグランドに停めるよう指示される。

礼服を着た参詣者からモノ好きなヤツという視線を浴びながら林道へ(7:59)
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すぐに林道は二手に分かれ、看板に従い右へ。
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8:01 多田ヶ岳(野代コース)登山口(標高約28m)
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イノシシ除けのゲートは反対側からだと閉めづらいが、しっかり施錠すること。
なおこの山はマツタケが生えるらしく、シーズン(9月15日~11月30日)中は原則入山禁止
期間中にハイクする場合、地区の区長さんの許可が必要になる。(連絡先は市役所で確認)

結構幅の広い林道をなだらかに登っていく。
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右手のゲートは私有地のようだ。
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また林道が二手に分かれるが、今度は左へ(8:09)
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そして別の林道に突き当り、ここを右へ(8:11)
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8:16 林道終点(瀬波戸の滝)(標高約92m)
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正面に滝が見えてくると林道が終了。ここからが登山道になる。

沢にかかる花崗岩の大きな一本橋を渡って対岸へ。
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濡れていると滑り易いので慎重に。

滝を高巻きしながら迂回し、上部で渡渉。
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右岸を少し進んで
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ここで再度渡渉して左岸へ。
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ここから沢沿いの急斜面をトラバース気味に登っていく。
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道幅が狭くしかも結構傾斜があるので、フィックスロープが設置してある。
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ただし劣化した箇所もあるので、私のような体型の方は過信して全体重を預けないように(笑)

トラバース路が終わり、少し平坦になる(8:30)
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このルート、前半は渡渉地点が多い。
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ここで左手の尾根へ取り付く。
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登山道には標識や赤テープがこまめに設置されている。
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ヤブツバキの群生する尾根を登っていく。
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ここで尾根をはずれ、再び沢を渡渉。
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一旦視界が開け、なだらかになるのも束の間。
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ほどなく杉林の急斜面となる(汗)
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8:57 三股(標高約285m)
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対岸に渡り、引き続き杉林の急斜面を登っていく。
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急斜面が終わったところで、手頃な丸太があったので小休止(9:10)
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おそらく今日この山域に居るのは私だけのようなので、獣除けのラジオを流しなら進んでいく。
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ここからまた等高線をなぞる様にトラバースしながら登っていく。
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中にはこのように崩れかけた部分も。
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再び杉林の急斜面になる。
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このルート、トラバース→急斜面→トラバース→急斜面の繰り返しが続く。

キツい。。。
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9:50 稜線出合(標高約488m)
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立ったまま軽く息を整える。

ここから新緑のブナやコナラの中の稜線歩きと思いきや、
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すぐにまた稜線の左側を巻いていく。
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通常登山道は稜線上を進んでいくことが多いが、このルートはやたらトラバースが多い。
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稜線は細かなアップダウンが多いので、むしろこの方がありがたいのだが、山肌を縫うように進むので距離は長くなる。2万5000分の1の地形図には稜線上に古い登山道の破線が描かれているので、近年こちらに付け替えられたみたいだ。

また路面には細かい石が多く、滑り易いのでご注意を。
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左手の木立の合間から山頂部分が見えてきた(9:59)
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もうすぐのように見えるが間に多田谷があり、稜線が大きく迂回しているのでまだまだかかる。

トラバース路進んでいくと、突然前方がビニールテープで閉鎖(10:02)
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よ~く見てみると、この先登山道が大きく崩落していた。
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でも右手の斜面を高巻きする迂回路が付けられているのでひと安心。
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整備されている小浜山の会の方々のご尽力には頭が下がる。
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トラバース路は歩きやすいが、斜面上なので崩れ易いのが難点。
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迂回路から再び本コースに復帰。
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これまでほとんど花を見かけなかったが、ようやくミツバツツジが登場。
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もっとも私が見落としているだけかもしれませんが(笑)

またまたトラバース路。
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イワカガミは終盤だった。
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この付近(標高約558m)で登山道は左に大きくカーブする(10:21)
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山頂はどんどん大きくなってくるが、なかなか近づかない。
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いい加減トラバースにも飽きてきた。
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10:35 多田コース合流点(標高約610m)
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ここで多田谷側から登ってくる多田コースと合流。

山頂まで最後の急登をつづら折れに登っていく。
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前方が開けてきた。アレが山頂か?
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10:57 多田ヶ岳山頂(標高712m)
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タイムは2時間56分。標準タイム(休憩なし)が2時間35分なのでまずまずなのかな。
予想通り山頂には誰もおらず、今日も山頂を独り占め。

お約束の三角点(二等・多田村)タッチ。
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山頂は木々が切り払われているので、ほぼ360度と眺めが良い。
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麓に見える舞鶴若狭道は7月に敦賀までの全線が開通する予定。

南西側には三国岳(776m)、八ヶ峰(800m)、頭巾岳(871m)といった県境の山々。
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南東側には先月登った若狭駒ヶ岳(780m)や百里ヶ岳(931m)。
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あそこもまた登らないと。。。

おぼろげではあったが若狭富士こと青葉山(693m)も望めた。
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今日の山めしはふなっしーの船橋ソースラーメンとおにぎり2個。
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オリジナルは大輦(だいれん)というお店らしい。

肝心のお味はというと・・・
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不味くはないが、もう1度食べたいとは思わなっしー!(笑)

コーヒーを飲みながらしばらくまったりした後、そろそろ降りることにする(11:42)
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急坂を慎重に降りていると、今日初めてハイカーと出会う。
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しかもお一人は外国の方で、私と同じ野代から登ってこられたそうだ。

11:56 多田コース分岐点(標高約610m)
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ピストンも考えたがトラバースにも飽きたので、下りは多田コースで周回しよう。
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このコースも赤テープや標識が整備されている。
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でも標識は山頂方向への矢印なので、下山方向は道をロストしやすい箇所も。
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尾根を下って沢を渡渉(12:07)
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しかしこの辺りで赤テープをロスト
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うん? 道を外れたか?!

こういう場合、赤テープがあったところまで戻るのがセオリーだが、またすぐに現れるだろうと直進。
すると、前方が何やら開けてきた。

じぇじぇじぇ~ 滝だ~!

滝の左岸側になんとかエスケープできそうな斜面があったので、そこを下って滝を迂回。

12:15 布ヶ滝(標高約480m)
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どうやら登山道はこの滝を迂回するため、右岸側の斜面を高巻きしているようで、ぼーっとしてその場所を通り過ぎて下ってしまった。
運良くエスケープできたが、一歩間違えると進退極まりかねない状況で、己の判断ミスに猛省。

滝は迂回できたが、完全に登山道をロスト
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本道は右岸の斜面を巻いているようだから、渡渉して斜面を登っていこう。

藪や倒木をかき分け進んでいき、3分ほどで無事登山道に復帰することができた。
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道は斜面を登っていたので、やはり高巻きするのが正解だったようだ。
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なお地形図に載っている登山道の線は、現状の登山道と異なる部分が多いのでご注意を。

ここから先はロープのある急坂あり~の、
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渡渉して登り返しあり~のという道が続く。
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登りで使う場合は結構キツいかも。
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前方に平坦な場所が見えてきた。
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12:32 林道終点(標高約335m)
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ここから先は3kmほど林道歩きとなる。
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路肩側が崩落しかかっているのと、山肌側からパラパラと落石があるので、
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道の真ん中を注意しながら歩いていく。

背後には先ほどまで居た山頂。
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タニウツギ(谷空木)
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スイカズラ科タニウツギ属。

よくこんなところに林道を造ったものだ。
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場所によってはこのように倒木が道を塞いだ場所も。
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フジ(藤)
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マメ科フジ属。

砂防ダムが見えてきた辺りから、大規模な土砂崩れで道が埋まっている。
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昨年(2013年)の台風で土石流に襲われたようだ。
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道自体は崩落していないので歩くには特に支障はない。

この橋も心なしか傾いているような感じ。
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最近このような林道をやたら見かける。
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異常気象のせいなのか、それとも地形や自然を無視した構造だからなのだろうか。。。

森林組合のプレハブ小屋が見えてくると、
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林道は舗装路に変わる。
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13:12 林道ゲート(多田コース登山口)(標高約70m)
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下りは1時間30分。施錠されていて車は通行不可。ハイカーはゲート脇から通ることができる。
またゲート前には数台駐車可能。

小浜市街を迂回する若狭西街道(広域農道)に合流。
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右に行くとお水送りで有名な名水百選の鵜の瀬に至る。

ここから車を止めた妙楽寺までは約2.5km。
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横を行楽の車やバイクが通り過ぎていく。

13:25 多田トンネル(標高約43m)
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全長816mで、16億5000万円をかけて2003年に開通した。

トンネルを抜けて野代地区に戻ってきた。
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13:41 妙楽寺(標高約20m)
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無事戻ってくることができた。

野代コースは危険な箇所はほとんどなく、道標やロープなどもかなり整備されている。
多田コースは林道が荒れていたり、道迷いしやすい箇所もあるので、野代コースをピストンした方が無難。

下山後のハロハロが美味しい季節になってきた(笑)
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でも嶺南にしかなく、嶺北にはお店がないのが残念。大人の事情なのかな~


今回のルート図 (クリックすると拡大します)
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やっぱり、山っていいね!

多田ヶ岳(712m)
標高差692m
登り 2時間56分、下り 1時間30分、ウオーク 29分、TOTAL 5時間42分

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