2014年2月24日(月) 晴れ

2座目は、R395を挟んで小谷山の南西側に位置する虎御前山(とらごぜやま)。
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旧湖北町と旧虎姫町(現在はいずれも長浜市)に跨る南北に細長い尾根を持つ独立丘陵で、織田信長による元亀元(1570)年からの小谷城攻略戦、所謂”元亀騒乱”においては、織田方の最前線基地としての砦が置かれた。また山名は虎御前という姫の悲運の伝説に基づくとされる。
主な登山口は旧湖北町側の北山麓と旧虎姫町側の南山麓があり、縦走することも可能。
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北山麓側には駐車場がないようなので、南山麓登山口のある中野集落へ。

12:36 虎御前山南山麓(中野)登山口(標高約94m)
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20台ぐらい駐車可能で、キレイな公衆トイレも完備。

看板の説明書きによると、「かつて長尾山と呼ばれたこの山の近くに住む”虎御前”という美しい姫が、ある長者の息子と結婚して身籠もったが、生まれてきたのは15匹の小蛇で、これを嘆いた虎御前は、とうとう深い淵に身を投げて死んでしまった。以来、いつの頃からかこの山は虎御前山と呼ばれるようになった」と謂われる。

矢合神社の石階段からハイク開始(12:38)
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間違いなく要らないと思うが、先ほどの教訓を生かしアイゼンを携帯(笑)

ここも階段の脇に舗装された林道があったので、途中まで車で登れるようだ。
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立派な注連縄が結われた大きな石鳥居。
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12:44 矢合神社(やわいじんじゃ)(標高約120m)
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延喜式内社の論社で、古くから”八相さん”とも呼ばれる。

一旦林道に出るが、冠木門を模したゲートをくぐって登山道へ。
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12:47 伝 蜂屋頼隆陣地跡(標高約140m)
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蜂屋頼隆(はちやよりたか)は信長の家臣として小谷攻めに従軍。信長没後は秀吉に仕え、天正13(1585)年に越前敦賀城主になった。

前方には先ほど登ってきた小谷山(494m)。
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12:49 展望台(標高約135m)
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展望台からは伊吹山(1377m)を始め、湖東の山々がすっきり望めた。
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12:50 岩屋寺(標高約128m)
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愛媛県にある四国八十八箇所の第四十五番札所である岩屋寺(いわやじ)の末寺のようだ。
本寺はお遍路で1度寄ったことがある。

さらに進んでいくと、前方に大きな建物が見え、手前には杉玉が吊るされている。
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酒造りに関連があるのかと思いきや、「虎御前山キャンプ場閉館記念」とある。
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おいおい、閉館記念って。。。

12:52 滋賀県立虎御前山教育キャンプ場(閉鎖)(標高約145m)
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このキャンプ場、15年前(1999年)に5億2200万円をかけて建設。約1万坪の広大な敷地の中にキャンプ場やバンガロー、多目的棟などがある立派な施設で、年間2500人前後が利用していたが、残念ながら昨年11月に閉鎖されてしまった。

閉鎖の理由は財政上の理由からのようだが、まだまだ充分使えそう。
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県は地元長浜市に移管するよう打診したが、市も財政上の理由で拒否し廃止が決定。
この春に約5000万円をかけて解体されるそうだ。
どこの自治体も財政が厳しいのは分かるが、まだ充分使えるのにもかかわらず壊してしまうのは本当にもったいない。また維持費がかかるのは計画当初から分かり切ったことだろうし、民間の活力を生かすとかもっと他の道はなかったのだろうか?
日本のハコモノ行政の問題が凝縮されていると思う。

12:54 林道ゲート
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ここから先は携帯会社の関係車両以外、一般車両は進入禁止。

舗装されているが、いやらしい傾斜の道を登っていく。
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正直、このコースで一番キツかった(笑)
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13:02 NTT鉄塔(標高約203m)
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ここで車道は終わり、ようやくハイキングコースらしい道となる。

13:03 伝 滝川一益陣地跡(標高約204m)
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滝川一益は織田家四天王の一人で、小谷攻めの後は東部方面軍として武田討伐などに功績をあげた。

稜線をゆるやかに登っていく
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13:07 伝 堀秀政陣跡(標高約210m)
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堀秀政は普請奉行など行政職として力を発揮しただけでなく、武将としても山﨑の合戦や北ノ庄攻めなどで功績を上げ、越前北ノ庄18万石の城主となった。

残雪は全くなかったが、風が出てきて顔が冷たい。
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しまった! 目出し帽も持ってくるべきだった(笑)

13:11 伝 織田信長陣地跡(標高約220m)
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虎御前山で一番大きい曲輪で、北・東・西の三方が切りたった崖で防御されている。

私製の山頂表示板があり、ここが山頂かなと思ったが、
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まだ先の方が若干高く見えるので、先に進む。
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なおこの先の傾斜にある手摺は手作り感ありありで、結構グラグラ揺れた(笑)

信長馬場
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13:17 虎御前山山頂(伝 木下秀吉陣地跡)(標高約224m)
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登りは39分。

ここにも3つほど私製の表示板があり、おそらくここが山頂。
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伝織田信長陣地跡を山頂とする説もあるが、今回ここを山頂としました。

三角点かと思いきや、十字の溝の位置が違う。多分境界杭かなにかなのだろう。
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後で分かったが、虎御前山の三角点(三等・中野)は山頂ではなく、滝川一益陣跡付近にあるようだ。
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とりあえずこの杭にタッチしておいた(笑)

この先伝柴田勝家陣地跡を経て、北山麓登山口へと下っていけるが、
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もう1座登りたいので、縦走せず引き返すことにする(13:22)

ここが旧湖北町と旧虎姫町の町境だったようだ。
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合併で昔からの町名が失われ、地名の位置関係が分かりにくくなったと思う。

全般的になだらかな山なので、積雪期に歩くのも楽しいかも。
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13:33 NTT鉄塔(標高約203m)
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登りの際にも気になったのが、このビニールロープ。
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最初歩いて良い場所といけない場所を分けているのかなと思いきや、等高線のように傾斜に沿って張り巡らさられている。でも等高線にしては間隔が狭い感じもするが??

13:39 林道ゲート
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下りは右側の林道へ
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てっきり矢合神社側に下っていくのだと思いきや、なんか方向が違う。
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13:47 林道入口(標高約92m)
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どうやら登山口より400mほど北に降りてしまったようだ(笑)

13:51 虎御前山南山麓(中野)登山口(標高約94m)
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下りは29分。さぁ、もう1座いくぞ!

今回歩いたコース。
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ゆっくり歩いても1時間チョッとと手軽に登れる里山で、登山道も整備されている。
是非、次回の”寅年(=2021年)”にもまた登ってみよう!

やっぱり、山っていいね!

虎御前山(224m)(南山麓ルート)
標高差130m
登り 39分、下り 29分、TOTAL 1時間15分

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