2013年12月3日(火) 晴れのち曇り

七曲り登山道金華山を下り、岐阜公園へ。
でも時刻はまだ9時前だし、最近1日に3回も文殊山に登られた
ドM、ストイックハイクの先達、あつぷりさんにあやかり、
もう1回登ることにする(笑)
今度は百曲り登山道で登り、めい想の小径で降りることにしよう。

9:00 金華山登山口(百曲り登山道)(標高約18m)
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百曲り登山道も、馬の背登山道同様1100mと距離が短い反面、急登が待ち構えているので、
健脚向きのコースとされている。
コースは序盤から急な箇所となるが、道がその名の通り、細かくつづら折れになっており、
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要所にはこのような階段も設置されているので、馬の背コースから比べると歩き易い。
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9:19 岐阜城まで900m地点(標高約125m)
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馬の背にはなかった残り距離を表示する看板も。

だが次第にこちらも狂暴さを露呈し始めてきた(汗)
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ヒーヒー やっぱりキツい。。。

馬の背ほど険しくないが、チャート層が露出した岩場が続く。
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すれ違うハイカーもまばらで、3人としか出遭わなかった。

ようやく稜線のリス村が見えてきた。
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9:48 ロープウェイ乗り場(標高約285m)
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山頂までの標準タイムが40分なのに、すでに48分もかかってしまった。
まだ200mほどあるが、ここで小休止。

小休止していると、初老の男性が七曲り側から登ってきた。あの方さっきも見かけたような。。。
その男性に向かい、山頂から降りてきた別の男性が声をかける。

男性B:「ひさしぶり。今日は何回目?」
男性A:「え~っと、今日はこれが5回目。」
男性B:「ひゃ~ 相変わらずスゴイね。今日はあと何回登るの?」
男性A:「もう1回登ったら、今日はおしまいにしようかな」

いや~スゴイ! 2回登るだけでもキツイのに、既に5回も登ってさらに6回目も登ろうとは。。。
貴方こそ、本当にストイックな方です(笑)

山頂には馬場跡経由(右)と七間櫓跡経由(左)の2経路あるので、今度は左へ(9:53)
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七間櫓跡は現在、レストランと展望台になっている。
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前から迷彩服の防人(自衛隊)たちがやってきた。
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訓練登山だと思われるが、汗ひとつかかずに降りていかれた。ご苦労様です。

堀切跡にかかる松風橋を渡って、下台所(二の丸)で散策道に再合流。
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10:00 金華山三角点(標高328.86m)
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タイムは1時間。

もう開館しているので、岐阜城に寄っていこう。
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現在の岐阜城天守閣は鉄筋コンクリート造で、独立式望楼型の3層4階建。
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1910(明治43)年に建てられた日本初の観光用の復興天守(木造)が1943(昭和18)年に
失火により消失。1956(昭和31)年に現在の天守が建てられた。
難攻不落の城と呼ばれた稲葉山城だが、実は岐阜城時代も併せると計6回も落城している。
全然難攻不落じゃないじゃん(笑)

入場料200円を払って内部へ。
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なお同じ券で隅櫓を模した岐阜城資料館にも入場できる。

1階は受付やビデオコーナーの他に、刀剣・鉄砲・甲冑などの武具が展示されている。
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2階は城主の間で、稲葉山城・岐阜城ゆかりの人物たちの肖像画(複製)が展示されている。
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織田信長(1534-1582)
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色んな信長公の肖像画があるが、これは少しふっくらしている感じ。

斎藤道三(1494?-1556)
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異名の”美濃の蝮”というより、ス●ベ親父という感じだが(笑)

(左)竹中重治(半兵衛)(1544-1579)、(右)明智光秀(1528-1582)
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稀代の軍師と呼ばれた竹中半兵衛は、主君斎藤龍興を諌めるため、
弱冠二十歳の若さで手勢僅か16名を率い稲葉山城を占領したと謂われる。
また明智光秀の叔母は斎藤道三の室であったとされ、
道三の娘で信長の正室の濃姫とは従兄妹だったと謂われる。

3階は信長公の間で、信長公の木造の等身坐像(複製)などが展示されている。
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オリジナルは秀吉が信長公の一周忌に造らせたもので、国の重要文化財に指定されており、
京都の総見院に安置(非公開)されている。

最上階の4階は望楼の間になっており、360度のパノラマが広がる。

岐阜市街(南西)
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手前のアンテナがあるところが三角点のある測候所(上台所跡)。

名古屋市方面(南)
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残念ながら霞んでいて、ハッキリ見えなかった。

各務原市方面(東)
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写真では分かりにくいが、恵那山(2191m)もかすかに望めた。
今日はやたら戦闘機やヘリが飛んでいた。航空自衛隊の基地が近いが、いつもこうなのかな?

関市方面(北東)
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山が多くなり、長良川が狭くなっているのが分かる。

山県市方面(北)
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天気がいいと能郷白山(1617m)も望めるそうだ。

大垣市方面(西)
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岐阜市街を流れる長良川。奥には伊吹山(1377m)が望めた。

岐阜城HP(岐阜市)

天守前の広場はイイ天気のせいか、平日にもかかわらず多くのハイカーで賑わう。
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ロープウェイで登ってこられた観光客もいたが、圧倒的にハイカーの方が目立っていた。

持参したコンロでコーヒーを淹れてひと休み。
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パン屑などを手において差し出すと、野鳥たちが寄ってくる。

朝めしを食べていないのでお腹がペコペコだが、今日はレーションのみ。
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しっかり降りてから食べました(笑)

下りはめい想の小径へ(10:51)
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七曲り登山道に次いでゆるやかなコースとされるが、山頂直下は岩場の急坂が続く。
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岐阜公園からの4ルートの中で唯一、眺望が開ける場所もあるので最も人気があるコース。
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事実、降りる途中に30人以上のハイカーとすれ違った。

11:17 中間地点
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”遇い難くしていま 遇うことを得たり”(親鸞)
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親鸞上人の主著である「教行信証 総序」の中にある言葉で、
念仏により仏法の真髄に出遇った喜びを表しているとされる。

水手道とも呼ばれるめい想の小径は、かつて稲葉山城攻略戦の際に、
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木下藤吉郎(のちの秀吉)が猟師の茂助(のちの堀尾吉晴)の案内で通った間道だったとされる。

”なんという素晴らしい傑作だ 人間という奴は!”(シェークスピア)
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『ハムレット』の一節。

”心の中に平和のとりでを”(ユネスコ憲章)
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国連のユネスコ憲章の前文の一部で、原文は「戦争は人の心の中で生れるものであるから、
人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」

登山道の回りには、次第にツブラジイ(円椎)が目立ってくる。
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ブナ科シイ属の常緑広葉樹で、岐阜市の木にも指定されている。
花の咲く5月頃には独特の香りを放ちながら、山全体が黄金色に輝くそうだ。

11:30 馬の背登山道分岐(標高約77m)
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本日2回目の到着で、立ったまま小休止する。ここからは今朝登ってきた道を降りるだけ。
今日は右足の調子も良く、ほとんど気にならない。

朝方はスルーしたが、この場所にはかつて伊奈波(いなば)神社があったとされる。
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また神社跡にある烏帽子岩と呼ばれる岩は、長良川にあった岩を
農民たちがここまで引き上げてきたという伝説があるそうだ。

信長公の居館跡の発掘現場にも寄っていこう(11:36)
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分岐から2分ほどで到着するが、バリケードがあり行き止まり。
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来年(H26)の3月31日までは発掘調査のため見学できないようだ。残念。
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三重塔も修復中のためか、これ以上近寄れなかった。
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大正天皇の即位記念として建立され、濃尾地震で被災した長良橋の古材が一部使われている。

11:45 金華山登山口(めい想の小径)(標高約28m)
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下りは54分。
さすがに3回目を登れるほどストイックじゃないので、今日はこれにてハイク終了(笑)

駐車場に戻る途中、みつけたスポット。
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鵜飼観覧船造船所といい、長良川名物の鵜飼漁で使われる屋形船を造っていて、
無料で見学できる。

11:53 長良川河川敷駐車場
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朝は数台しか停まっていなかった駐車場も8割方埋まっていた。

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今回4コースを歩いてみたが、こんな都会の間近に自然豊かな山があるのにはビックリ。
また何より驚いたのは、平日にもかかわらず登っている方の多いこと。
毎日登っておられる方、1日に何度も登られる方を始め、私のように遠方からやってくるハイカーなど
多くの方に愛されている山だということが十分分かった。

戦国ロマンに触れ合え、しかもコースも多種多彩で、低山ながらも北アルプスを彷彿させる岩場や
急登もありと、初心者から上級者まで楽しめる山だと思う。
今回見落とした部分もあるので、機会があればまた是非登ってみたい。

今回のルート図 (クリックすると拡大します)
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金華山(329m)(登り:百曲り登山道、下り:めい想の小径)
標高差311m
登り 1時間、下り 54分、TOTAL 2時間53分
今年2回目・通算2回目+1

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