2013年10月22日(火) 晴れ一時曇り

今回のハイクは、紅葉を愛でに大野市にある銀杏峰(げなんぽ)(1441m)へ。

一昨年名松コースで登っているが、今回は中島コース(親水古道)で登ってみよう。
大野親岳会の方々によって平成19年に復活した古くて新しい登山道で、一度登ってみたかった。
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(上記コース図は大野親岳会のHPから転載させていただきました。)
片道5.4km・標高差約1027mと名松コース(片道約3km・標高差約971m)よりハードなコースのようだが、果たして大丈夫だろうか?

当日起床すると、8時。やべぇ~ 寝坊した(汗)
前日CSの映画に見入ってしまい、寝たのが4時半だったのがマズかった。

さて、どうしよう? 今から急いで準備して登山口に向かっても9時半。
親岳会のHPによると、標準コースタイムは登りが約3時間、下りが約2時間
でもこれはかなり早めのタイムで、しかも休憩タイムは含まないようだ。
亀足の私の場合、登りに最低4時間はかかりそうで、山頂での休憩時間も含めると総行動時間は約7時間。となると、下山終了時刻は16時半と日没ギリギリ。
今回は中止し別のお山にしようかとも思ったが、次の休みは台風の影響で天気が悪そうなので、計画通り登ってみることにする。
大野市からR157で真名川ダム方面へ。
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麻奈姫湖青少年旅行村のある旧西谷村中島。
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旧西谷村の中心地区だったが、1965(昭和40)年の40・9風水害によって壊滅的な被害を受けた。
その後真名川ダムが建設されるに伴い、全村集団離村することになり、1970(昭和45)年に廃村(大野市に編入)になった。

旅行村から国道を500mほど進んだ右手に中島コースの入口がある。
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なおそのまま国道を進んでいくと、温見峠を経て岐阜県本巣市(旧根尾村)に至る(冬期は通行止)。

9:34 雲川公園駐車場(標高約400m)
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入口の反対側の真名川河川敷にあり、50台以上駐車可能。
先客は岡崎ナンバーの車が1台。よかった、今日は私ひとりじゃなさそうだ(笑)

9:40 中島コース林道入口(標高約414m)
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まずはコンクリート舗装された林道を登っていく。
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10分ほど歩き、未舗装に変わると間もなく登山口。
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なお登山口の先に少し広くなった場所があるようだ。

9:50 銀杏峰中島コース(親水古道)登山口(標高約442m)
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山頂までの目標タイムは4時間。もし4時間を超える場合は、残念だがそこで引き返そう。
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名松新道同様、出だしから結構急な登り。
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先が思いやられそう。。。

9:56 案内表示①(標高約506m)
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プリントしてきたコース図によると、中島コースにはこのような案内表示が①から⑨まであるらしい。

他にも要所に赤リボンや赤テープがあるので、道迷いすることはない。
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登山口から20分ほどでなだらかな場所になる(10:08)
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この辺りはオンノガ平(穏野ヶ平)と呼ばれ、桧や杉が植林されている。

オンノガ平は上下二段になっており、下の段と上の段との間は皆蔵谷をトラバースしていく。
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10:17 案内表示②(標高約560m)
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小さな沢を渡渉し、少し登ると上の段へ。

オンノガ平(上段)(標高約663m)に入ると、再びなだらかになる(10:25)
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中島コースはこのようなフラットな箇所と急登箇所が交互に続くのが特徴。
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10:36 案内表示③(標高約704m)
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オンノガ平が終わるここで10分ほど小休止。

この辺りからようやく稜線付近が見えてくるが、あれは山頂ではない。
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あの奥に見えるのも烏帽子という前峰のようだ。はぁ~。。。
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まだ標高700m以上登らないといけないので、ドーピング剤を摂取。
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ここから先はムツシと呼ばれ、植生が造成林からナラやブナの自然林となる。
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この辺りはまだ紅葉が始まりかけたところだった。

11:03 案内表示④(標高約800m)
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⑨まであるとされる案内表示だが、これ以降はなぜか見かけることはなかった。

ムツシを過ぎると今まで以上の急登が待っていた(11:08)
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ここはVロードと呼ばれているそうで、その名の通り尾根上にV字型の溝が掘れている。
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材木を引きずり降ろした際にできた跡だとも、雨水の浸食によるとも言われているらしい。

傾斜はそれほどヒドくないが、直登なので結構堪える。
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虎ロープが設置された箇所もあった。

道端で見つけた紫色の木の実。何という植物なんだろう? ムラサキシキブ?
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Vロードを過ぎるとブナの原生林となる。
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すごくキレイで癒されるのだが、相変わらずの急登でバテバテ。

たまらず途中でヘタりこむ(11:43)
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ふと脇のブナの木を見ると、誰かがガリガリした跡。爪痕もあるし。。。
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慌ててその場を後にする(笑)

ようやく急登が終わると、トラバース路(標高約1150m)になる(11:56)
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Vロードからここまでの区間が一番キツかった。既に2時間が経過し、標準タイムより30分近く遅れている。

この辺りからブナの黄葉が目立ち始める。
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荒蔵谷源頭部に向かう途中、何度か小さな沢を渡渉。
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沢水が流れているが、上流に水場(正仏)があるので飲用には適さないそうだ。

源頭部を過ぎると再び急登となる。
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12:29 正仏(しょうぶつ)(標高約1200m)
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山の斜面を段切りして石垣を積み上げられており、かつては炭焼きなどの出作り小屋があったそうだ。

右手に進むと水場があるようだが、ガスが出てきたのでスルーし先を急ぐ。
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正仏から先は広尾根になっており、
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ほとんどフラットな道になる。
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植生もブナやナラからダケカンバに変わってきた。
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ここで2度目の小休止(12:51)
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既にハイク開始から3時間が経過。果たしてあと1時間で山頂に着けるか微妙。。。

一向にガスが取れず、むしろヒドくなる一方。
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広尾根が終わり、再び緩やかに登っていく。
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13:02 1314峰(標高約1314m)
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ここにあるはずの⑦の表示も見当たらなかった。おそらく積雪で取れてしまったのだろう。

ここから急に視界が開け、緩やかなヤセ尾根の稜線歩きとなる。
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本来ならここから山頂が見えるはずなのだが、ご覧の通り。

前方に見えてきたのは前峰の烏帽子。
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今歩いてきた稜線を振り返る。
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ガスの切れ間から差し込む日差しに照らされた紅葉がキレイ!
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右手は”ひたちの壁”と呼ばれる急傾斜の尾根で、眼下に伸びる谷は真名川の支流の笹生川。

13:15 烏帽子(標高約1348m)
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ここにも案内表示(⑧)がなかった。

代わりあったのが、路面にあったこのピクト。
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”つまずき注意!”らしい(笑)

一瞬ガスが晴れ、前方に山頂部が見えてきた。
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でもまだ100mほど登らないといけない。。。

烏帽子から一旦20mほど下り、今度は両脇に熊笹の茂る登り返しになる。
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すっかりシャリバテで、ヘロヘロ状態。

13:27 小ピーク(標高約1377m)
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あれが山頂だ!

でも見る見るうちにガスが山頂を隠していく。
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既にハイク開始から3時間40分が経過。
ここから山頂まであと20分はかかるので、予定した4時間はギリギリ

(どうしよう?・・・)

一旦サックを降ろして考える。
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ここまで来たので登頂したいのはやまやまだが、山頂で長居せずすぐに下山したとしても2時間半はかかるので、登山口に戻るのは16時を過ぎる。
ヘッデンは持参しているが、下部の造成林付近は日没前でもかなり薄暗くなることが予想される。

悩んでいると、チリンチリンと熊鈴の音が聞こえてきた。
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駐車場にあった車の方で、伺うと7時半に登り始めたそうだ。
山頂のガスも一層ひどくなりそうで、このまま登っても眺望も期待できそうにない。
その上バテバテな状態で、慣れない道を慌てて下っていくと、予想外のトラブルも起きかねない。
残念だが当初のプラン通り、ここで中休止した後引き返すことにする。

シャリバテでお腹が空いているはずなのだが、バテ過ぎたせいか食欲が全くない。
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このいなりずしのパック(8個入)とカップ麺を持ってきたのだが、いなりずし1個を食べるのがやっとで、残りは全く手が伸びなかった。

カップ麺用に沸かしたお湯もコーヒーに。
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明日、雪でも降るかな!?(笑)

休憩中も一向に山頂方面のガスは晴れずじまい。
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山頂へは次の機会に。。。(13:53)
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烏帽子への登り返し。
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ここを過ぎれば後は下るだけ。

14:02 烏帽子(標高約1348m)
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ヤセ尾根に差し掛かるとガスが晴れてきた。
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しまった。”降りると晴れる”の法則か!?(笑)
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日差しが当たると、黄葉の輝きが一段と増してくる。
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広尾根の黄葉も、登りとは見違えるほどの美しさだった。
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14:28 正仏(しょうぶつ)(標高約1200m)
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登りではスルーした水場に寄ってみる。
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飲んでみると、冷たくて甘かった。

トラバース路も慎重に進んでいく。
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そろそろ小休止したいが、偵察のスズメバチが寄ってくる(14:45)
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登りで小休止したガリガリ箇所には、登りの際には見かけなかったクマの糞
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やっぱり、居るんだ。。。 熊鈴をかき鳴らしながら慌てて通り過ぎる(怖)

下りのVロードは滑り易いのでより慎重に。
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15:07 案内表示④(標高約800m)
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まだスズメバチがロックオンしてくるので、足早に進んでいく。
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15:19 案内表示③(標高約704m)
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自然林が終わる辺りで諦めてくれたので、ここでようやく小休止。
残したいなりずしでも食べようかと思ったが、依然として食欲がない。どうしたのだろう。。。

15:35 案内表示②(標高約560m)
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まだ16時前だが、予想した通り造成林の中は薄暗くなってきた。

15:49 案内表示①(標高約506m)
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ここを下れば登山口だ。

15:53 銀杏峰中島コース(親水古道)登山口(標高約442m)
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下りは2時間。やはり引き返して正解だったかも。

あとは林道だけなので、ひと安心。
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16:00 中島コース林道入口(標高約414m)
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駐車場に戻ると、先ほどすれ違ったハイカーがまだ居られた。
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大野市街に戻っても食欲は戻らず、旧美山町の温泉に入った頃にようやく回復する。

今回の途中敗退は寝不足で体調が良くなかったこともあるが、最大の要因はハイク開始が遅かったことに尽きる。次回リベンジの際は、もっと早く出発しよう!

<教訓> ハイクの前の夜更かしは止めよう!

銀杏峰(1441m・途中敗退)(中島コース)
標高差977m
登り 3時間47分、下り 2時間7分、TOTAL 6時間27分

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