2013年10月19日(土) 曇り

文殊山山頂で見かけた県民登山大会(ふくい県民スポーツ祭)のポスター。
一乗谷から出発して砥山(といしやま)(465m)に登り、そこから山稜を縦走して4月に登った三峯城山(404m)を経て鹿俣(かなまた)町に降りるコースを歩くようだ。

一乗谷は古くから良質の刃物用砥石が産出し、昭和30年代まで採掘されていた。
朝倉氏遺跡からも多数の珠砥石が発掘されており、砥石が採れる山なのでこう名付けられたらしい。
砥山には以前から登ってみたかったので、是非参加しようと思っていたのだが、明日は生憎仕事。
う~ん、参加できないのなら、ひと足先に登ってみよう(笑)

でも問題なのは、登山口の場所コースの状態などの詳細がほとんど分からないこと。
数少ないネット情報や開催要項から推測するに、登山口が一乗滝の奥にある砥石切り出し場跡付近にあるらしい。
カシミールからプリントアウトした地図を準備。
まぁ、明日は100名の参加者が登るようなので、登山口付近には何らかの目印もあるだろう。
戦国大名朝倉氏の本拠地だった一乗谷朝倉氏遺跡へ。
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遺跡は全国で数例しかない、国の特別史跡・特別名勝・重要文化財のトリプル指定されている。

遺跡を抜けて二股に分かれる西新町で左折。一乗滝方面に3kmほど進んでいく。

8:39 一乗滝園地駐車場(標高約150m)
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ここに車を停めさせていただく。駐車場の前には立派な水洗トイレも完備されている。

準備を済ませ、100mほど先の一乗滝へ。
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園地内にある剣豪佐々木小次郎のブロンズ像。
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巌流島で宮本武蔵と対決した小次郎は、ここで秘剣つばめ返しを編み出したとされる。
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別の説では、小次郎の生誕地旧今立町(越前市)にある権現山で編み出したともされる。

ところでこのブロンズ像、誰かに似ていると思いませんか?
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現在活動自粛中の某アナウンサーにソックリだと、地元では完成当時から有名なんです(笑)

ハイク前に久しぶりに一乗滝にも寄ってみる。
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落差約12mの大滝で、泰澄大師が滝上流に滝水山浄教寺(白滝神社)を開山したとされる。

園地の地面には、イノシシくんが掘り起こしたと思われる跡があった。
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左側の林道が砥石切り出し場跡へ続くようだが、
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遊歩道で林道上部へショートカット(8:50)
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入口にはバリケードがあったが、特に危険な箇所はなかった。なお分岐した林道(藤懸線)を登っていくと、白椿山のある広域基幹林道美山線(美山林道)に合流する。

2分ほどで林道に合流。
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林道はすぐにコンクリート舗装から未舗装に変わる。
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林道脇に少し広くなった場所があった。ピストンされる場合、ここに駐車できそう。
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なおこの先は道幅が狭く、林業関係者の邪魔になるのでご注意を。

10分ほど歩くと、林道が二手に分かれる。
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数少ないネット情報を思い出し、右側の林道へ。

赤テープもあるので、多分間違いないだろう。
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一乗滝川沿いにゆるやかに林道を登っていく。
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しばらく歩いていくと、右手の沢にかかる板橋を発見。
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ここが登山口かな?と思ったが、巡視路らしき赤い看板があったので一旦スルー。

100mほど進むと1台の軽トラが見えてきた。
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ちょうど1人の男性が草刈されていたので、砥山の登山口について尋ねてみる。
登山口はここからもう少し先に行ったところにあり、赤いリボンがあるのですぐ分かるとのこと。
この方の話では先ほどの橋の先に続く道は、やはり保線用の巡視路だそうだ。

9:14 砥山登山口?(標高約300m)
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男性の言葉通り、林道終点のような場所に赤リボンがあった。多分ここなんだよな。。。
登山口の割には標識や看板もなく一抹の不安が残るが、ここからハイクアップ。
”?”にしている理由はのちほど。

まずは谷筋の道を歩いていく。
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あ、しまった! 切り出し場跡に寄るのを忘れた(笑)

道は次第に沢とほとんど変わらない感じになってくる。
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この道、本当にあっているのかな??

登山口?から10分ほど進むと、傾斜がキツくなってきた。
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赤テープがあるからやはり登山道なんだよな。。。

つづら折れになっているとはいえ、先月の牧谷峠越並の急登
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ふぅ~ キツい。。。 乳酸地獄がふくらはぎを苦しめる。

立ち止まって、登ってきた急斜面を振り返る。
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明日の県民登山大会は子供連れの方もおられるだろうが、小さな子供にこの急登は厳しいのでは?

どうにか稜線に辿りつく(9:30)
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ここからは少しはラクになるかと思いきや、相変わらずキツい道のりが続く。
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あれが砥山山頂?
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山頂はもう少し。
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着いたー!(9:40)
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うん? なんかおかしいぞ!?
三角点があるはずなのだが見当たらず、山頂を示す看板もない。
持参した地図としばしにらめっこ。
どうやらここは前峰(標高約420m)のようだ。 Orz
立ったまま5分ほど小休止。

鯖江市側の尾根に続く道は、麓の尾花集落に続くようだ。
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前峰からは一旦下っていく(9:45)
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しかもこの道、ヤセ尾根で、激下り
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メチャクチャ怖い道で、とても子供は歩けないような感じだった。

さらに次第に道が荒れだし、倒木も目立ち始めてきた。
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(おかしい。。。)
今回登山大会を主管されている福井山岳会の方々が、5月に草刈や倒木の除去など登山道整備されたはずなのに、この荒れ具合は異常。途中でルートロストしかけた箇所もいくつかあった。

鞍部からの登り返しも急登が続く。
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めちゃくちゃキツいのだが、意外と足取りはしっかりしていている。

余談だが、最近第●●次成長期なのか、夏場から比べると体重が3~5kgほど増加しているにもかかわらず、お腹回りはむしろひと回りスッキリしている。
ということは足回りの筋肉が付いたせいなのだろうか??(笑)

登り返しを終え山頂かと思いきや、またも看板も三角点も見当たらない。
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なんとか踏み跡をみつけ、もう少し先に進んでみる。
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1分ほど進むと、看板らしきモノが見えてきた。
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10:10 砥山山頂(標高465.2m)
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着いたぞー! まだ真新しい山頂表示板があり、今度こそ本当に山頂だ。
タイムは歩き始めから1時間20分。登山口?からは56分。

お約束の三角点(三等・砥山)タッチ。
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山頂はそこそこ広いのだが、周りに木々があるせいか眺望はゼロ。
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息を整え、三峯城山に向かう(10:14)

山頂からの先の道は下草がしっかり刈られ、道もしっかりしている。
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また赤テープや赤リボンもやたら目立つようになってきた。
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10:18 一乗滝分岐(標高約460m)
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どうやらこの右手の道が整備された本当の登山道のようだ。
私が今まで歩いてきた道は、電力会社の巡視路と古い登山道だったみたい。
という訳で、ここまでのルートはオススメしません(笑)

稜線はなだらかで気持ち良く歩けるが、獣の痕跡がアチラコチラに。
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時折登山道脇から飛び出してくるキジやクマ剥ぎされた木々に、ビビりながら歩いていく。

イノシシくんの大浴場(沼田場)もあった(笑)
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稜線が下り坂になる部分には、真新しい虎ロープも設置されていた。
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整備された福井山岳会の方々のご尽力には頭が下がる。ありがとうございます。

10:38 金谷峠(標高約317m)
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一乗谷と鯖江市の金谷集落を結ぶ峠で、現在はこの下を金谷トンネル(県道18)が走っている。
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これを下っていくと、金谷トンネルの脇に続くのかな??

峠には凄く小さくて、かわいらしいお地蔵様が2体祀られていた。
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調子がイイのでそのまま三峯城山に向かう。
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金谷峠からは再び登り返しとなるが、登山道は明瞭で歩き易い。
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小ピーク(標高約386m)を過ぎてまた鞍部に下っていく。
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三峯城跡ももうすぐのようだ。
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最後の登り返しを登りきると、前方が開けてきた。
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11:08 三峯城山山頂(三峯城跡)(標高404.5m)
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登山口からのタイムは1時間54分。明日の大会パンフでは3時間ほどなので、まずまずなのかな?

ここでも登頂記念の三角点(三等・城)タッチ。
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眼下には一乗谷が広がる。
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薄曇りでやや霞んでいたが、福井市街も望めた。
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さぁ、お昼にしよう。
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今日の山めしは、山の子供洋食
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群馬県桐生市のご当地B級グルメで、ビアのつまみにピッタリ!
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詳しくは山めしにて。

メインは定番の天ぷら鍋焼きうどん。
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暖まる~

貸切状態の山頂で食後のコーヒーを楽しんでいると、
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大イチョウ広場側から2人組のハイカーが登ってこられた。
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男性の方は何度か登っておられるようで、鹿俣町からも登られたことがあるそうだ。

5分ほど談笑した後、下山開始(12:15)
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切り出し場からの正しい登山道を探るべく、引き返して一乗滝分岐まで戻ることも考えたが、予定通り鹿俣町へ降りることにする。

追分地蔵までは春に一度歩いているので、見覚えのある風景が続く。
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ただタムシバやキンキマメザクラが咲いていた前回と比べ、見るべきお花もなく寂しい。
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12:27 追分地蔵(三峯峠)(標高約330m)
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ここで大イチョウ広場、東大味コース、鹿俣コースの3方向に道が分かれる。
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しばらく放置してしまった隊長からの宿題をクリアすべく、鹿俣コースへ(笑)
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まずはプラ製の階段を下っていく。
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ただし下りの場合、安易に框部分に足を乗せると滑りやすいので要注意。

またぬかるんだ場所も多いので、歩きづらい。
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要所には案内看板や
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ベンチも設置されているが、
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沢が近いせいか浸食が激しい箇所も多く、登山道は総じて荒れ気味。
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古い堰堤のところで90度左に折れると、
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登山口が見えてきた。
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12:49 鹿俣コース登山口(標高約160m)
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下りは34分。

集落の簡易水道施設。明日の大会ではここにも立寄るみたい。
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ここから車のある一乗滝まで(約4.1km)が長いんだ。。。
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12:58 鹿俣バス停
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1日に3便(7:00、13:00、17:53)しかない。

ちょうど13時のバスが走っていく。
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このバス、てっきり福井方面にそのまま向かうと思いきや、浄教寺方面に走っていく。
後から判ったのだが、一乗滝に向かう浄教寺(160円)まで周回しているようだ。
しまった。少しはラクできたのに。。。

振り返ると、先ほどまで居た三峯城山。
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この先の山道は朝倉街道(大手道)で、鹿俣峠を経て東大味地区まで続いている。
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機会があればここも歩いてみたい。

入口脇にあるお地蔵様は”鼻欠地蔵”と呼ばれ、この付近から出土したそうだ。
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東新町口(標高約76m)付近で右折。
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ここは中部北陸自然歩道に指定されている。

一乗城山(473m)を望みながら、とぼとぼ歩いていく。
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東新町集落で見かけたシュールな児童像(笑)
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まだ2kmもあるのか。
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先ほどのバスに乗ればここまで来れたのに。。。

道中の小次郎の里ファミリーパークでは、どこかの高校生たちがバーベキューを楽しんでいた。
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美味しそうだね。おじさんも食べたいなぁ(笑)

13:42 一乗滝園地駐車場(標高約150m)
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鹿俣から約1時間で到着。

金谷トンネルを抜けて、ラポーゼかわだで汗を流した後に帰宅する。
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前半は結構ハードだったが、砥山から三峯城山までのトレイルは本当に気持ち良かった。
このトレイルがもし文殊山までつながれば、もっと素晴らしい縦走コースになること間違いなし。
先日の大N翁の構想、なんとか実現させたいな~

今回は正規のルートでなかったようなので、近いうちにもう一度歩いてみよう。
やっぱりあの木橋を渡るのが正しいのかな??

砥山(465m)(一乗滝Bコース?)
標高差300m
登り 1時間20分

三峯城山(404m)(砥山~鹿俣コース)
標高差244m
登り 54分、下り 34分

TOTAL 5時間3分

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