2013年9月24日(火) 晴れ

3連休はずっと仕事でお山に行けなかった(涙)
この時期は見るべき花も少なく、紅葉もまだ少し早いので、山選びに難儀する。
(え~っと・・・ そうだ!すっかり忘れていた。)

日野山(795m)
IMG_1771_20130924170530795.jpg
NeNe隊長の真似をして、今年の5月にブロ友のあつぷりさんに日野山の
牧谷峠コース先発隊を依頼。
あつぷりさんは快諾され、見事先発隊の任を果たされたのだが、
その後他の山に登るのが忙しく、すっかり忘れていた(笑)
今日はその牧谷峠(まきだんとうげ)コースから登ってみよう。
8:49 萱谷(かやだん)登山口駐車場(積善寺横)(標高約84m)
IMG_1773.jpg
今回は牧谷峠コースから登り、萱谷コースから降りる一周約7.2kmの周回コース
前回同様、ここに車を停めさせていただく。

駐車台数は5台だが、先客は居なかった。
IMG_1774.jpg
キレイな水洗トイレも完備されている。

準備を済ませ、日野神社でハイクの安全を祈願。
IMG_1776.jpg

まずは牧谷峠コース登山口まで、300mほど農道を歩いていく。
IMG_1779_201309241706058f9.jpg

農道脇にあった庚申塚。道教に由来する庚申信仰に基づく。
IMG_1780.jpg

9:06 牧谷峠コース登山口(標高約97m)
IMG_1781_2013092417061478b.jpg
イノシシ除けの高圧電線を跨いで林道へ。

牧谷峠を越えて反対側の牧谷へ抜けるこのルートは、かつて朝倉街道と呼ばれた。
IMG_1782_20130924170618bfd.jpg
その名の通り、越前の戦国大名朝倉氏が造った道で、旧南条町鯖波付近にあった鴬の関から、
牧谷峠(日野山)、榎坂峠(文殊山)等を経て、朝倉氏の居城のあった一乗谷に通ずる古道だった。

日野山山頂までは約4km。
IMG_1784.jpg

まずは牧谷峠に向けて、林道を進んでいく。
IMG_1783.jpg

途中で見かけたイノシシ捕獲用のオリ。
IMG_1787_20130924170649518.jpg
日野山周辺にはイノシシが多く、その食害に悩まされているそうだ。

萱谷コース同様、地元の小学生が作った誘導看板が設置されている。
IMG_1789_20130924170657787.jpg
中にはだいぶ年季が入っていて、文字が読み難いモノも多かった。

10分ほど進むと、林道が二手に分岐。
IMG_1790.jpg
看板の指示に随い、へ進む。

林道は沢沿いをゆるやかに登っていく。
IMG_1793.jpg

9:25 山頂まであと3000m地点
IMG_1794_20130924170728d72.jpg
ありがとう、がんばるよ(笑)

ここでまた二手に分岐。今度はへ進む。
IMG_1795_20130924170732df9.jpg

5分ほど進むとみたび分岐。今度は直進
IMG_1796_20130924170736a64.jpg
一応標識があるが、路面に落ちていて見落とし易いのでご注意を。
なお右の林道に行っても牧谷峠手前で再合流するが、遠回りになるようだ。
今回、あつぷりさんのレポを熟読し、しっかり予習。
またあつぷりさんが作製されたカシミールの登山ルートをプリントアウトしてきた。

次第に道が荒れてきた。
IMG_1797.jpg

ここで林道が終わり、道幅が狭くなってくる。
IMG_1799_20130924170804a28.jpg

9:36 山頂まであと2500m地点
IMG_1800.jpg

傾斜もキツくなってきた。
IMG_1802_20130924170812e37.jpg

9:40 山頂まであと2400m地点
IMG_1803.jpg
ここで突然、道が消える。

でも慌てない。ここも予習済で、左手の沢にかかる丸太橋を渡って対岸へ。
IMG_1805_20130924170822385.jpg
なお丸太橋にはびっしりと苔が生えていて滑り易いのでご注意を。

登山道がと化してきた。
IMG_1806_20130924170842872.jpg

通るハイカーも少ないせいだろうか、下草が茂り、折れた枝が散乱して歩きづらい。
IMG_1810_201309241708479b8.jpg
しかもイノシシと思われる地響きや猿の鳴き声も聞こえてきて、思わず熊鈴をかき鳴らす。

どんどん傾斜がキツくなり、息が上がってきて汗が止まらない。
IMG_1811.jpg
先日歩いた木ノ芽古道深坂古道から比べると、はるかに急登
南条には日野山を迂回すればよく、よりよってこんな急な箇所に街道を造らなくても。。。

でもここに街道を造ったのには訳があるようだ。
元々越前守護の斯波氏の家臣だった朝倉氏は、応仁の乱後下克上で台頭した新勢力で、
その家臣の台頭を快く思わない斯波氏や守護代の甲斐氏としばしば対立。
斯波氏や甲斐氏が治める府中(=武生)を通らずに物資や人馬の移動をするため、
この朝倉街道(牧谷越)が開かれたそうだ。

牧谷峠で小休止するつもりだったが、たまらずここで小休止(9:58)
IMG_1812_201309241708569b0.jpg

10:08 林道出合(標高約365m)
IMG_1814_20130924170900912.jpg
あれ? 登山道はどこに???

木の根元に看板を発見!
IMG_1815_20130924184936063.jpg

ここを登るようだ(汗)
IMG_1817_201309241849446d5.jpg

多少つづら折れになっているが、平均斜度40%の激登なので、息も絶え絶え。
IMG_1819.jpg
牧谷峠はまだかー

10:36 牧谷峠(標高約488m)
IMG_1820_20130924184954497.jpg
タイムは1時間30分。あつぷりさんはこの急坂を58分で登られたのだからスゴイ!

峠には天保年間に建立された小さな石碑があるのみ。
IMG_1822_2013092418495987b.jpg
石碑の裏手は野見ヶ岳(678m)に続く稜線だが、道はないようだ。

また牧谷側に降りる道も藪がうるさそうで、あまり歩かれていないのかも。
IMG_1825_20130924185023cda.jpg

戦略上の理由から開かれた朝倉街道だが、天正元(1573)年織田信長の越前攻めで朝倉氏が滅亡。
IMG_1827.jpg
難所が多いこともあり、いつしか廃れてしまった。

ふくらはぎが悲鳴を上げてきたので、ドーピング剤を投与。
IMG_1823.jpg

日野山山頂に向けて出発(10:36)
IMG_1826.jpg
登山口の看板では峠から山頂まで1kmとなっていたが、ここではなぜか1.5kmに増えていた(笑)

ここからは稜線歩きなのだが、峠(488m)から山頂(795m)まではまだ標高差300mもある。
IMG_1828_201309241850373e5.jpg

なので当然、こんな急坂が待っている(汗)
IMG_1829_2013092418505914f.jpg
さらにキツくて下ばかり見て歩いているので、トラップ(蜘蛛の巣)に引っ掛かりまくり。
頭が蜘蛛の巣まみれになってしまった(笑)

前方にピークが見えてきたが、あれは騙しピークというのも予習済。
IMG_1831_2013092418510338b.jpg

おっと、危うく踏むところだった。
IMG_1832_2013092418511044e.jpg
でもこの大きさだと、もしかしてクマさん?! 辺りを見回し急いで先へ進む。

途中視界が開ける場所では、南条の街並みやホノケ山(737m)が望めた。
IMG_1834_20130924185113a87.jpg

11:10 山頂まであと1000m地点
IMG_1837_201309241851397ed.jpg
急登と容赦なく降り注ぐ日差しのせいで、500m進むのに34分とすっかりバテバテ。

でもまだまだ急登が続く。
IMG_1839_20130924185144a13.jpg

11:30 小ピーク(標高約673m)
IMG_1840_20130924185149584.jpg

あの小ピークも越えて、まだ120mほど登らないといけない。
IMG_1841_20130924185158edb.jpg
しかも細かなアップダウンもあるし。。。

あつぷりさんのレポでキツい急登が待ち構えているのは学習済だが、予想以上のキツさ。
IMG_1843_20130924185202682.jpg
でも彼のキツいと私のキツいじゃ、レベルが違い過ぎる(笑)

11:48 小ピーク(764m)
IMG_1844.jpg
あともう少しだが、たまらずここでも小休止。

12:08 山頂まであと200m地点
IMG_1846.jpg

あれが山頂だ!
IMG_1847_20130924185233858.jpg

ブナ林の中、よたよた登り返していく。
IMG_1849_2013092418523778f.jpg

12:12 山頂まであと100m地点
IMG_1850_201309241852414aa.jpg
もうエネルギーが切れそう。。。

ようやく前方が開けてきた。
IMG_1851_201309241853035dd.jpg

12:17 日野山山頂(三角点広場)(標高795m)
IMG_1852.jpg
着いたー! タイムは3時間11分。山頂には誰も居なかった。
牧谷峠から1時間41分と大ブレーキで、残念ながら目標の3時間を切れなかった。

前回同様、登頂記念の三角点(二等・日野山)タッチ。
IMG_1853.jpg
ここでお昼とも思ったが、日陰がないので奥の院方面へ。

12:19 日野山山頂(奥の院)
IMG_1854.jpg
ここにも誰も居なかった。

今日は雲が多く、白山をはじめ加越国境の山々も見えなかった。
IMG_1855_201309241853179ce.jpg

奥越方面や越美国境も霞んでおり、かろうじて部子山(1464m)が望めただけだった。
IMG_1856.jpg

日陰を求めて奥の院直下の小屋の軒先へ。
IMG_1858.jpg
なお小屋内での火器使用や宴会は禁止されているのでご注意を。
小屋にも誰もおらず、今日はまだ誰とも会っていない。人気の日野山にしては珍しい。

お昼は先週同様、天ぷら鍋焼きうどん
IMG_1859_2013092420545758d.jpg
今回は2玉にしましたがなにか。

山頂はすっかり秋の気配で、トンボやアサギマダラなどが飛び交っていた。
IMG_1863.jpg

そろそろ降りることにしよう(13:04)
IMG_1864_20130924205535656.jpg
結局山頂で出会ったのは、単独行の男性2名だけだった。

下りは萱谷コースなので、北の社方面へ。
IMG_1865_20130924205538fef.jpg

ここからは文殊山や福井市方面が望めるが、やはり薄曇り。
IMG_1866_201309242055441ac.jpg

荒谷・西谷コース分岐点までは急な岩場が続くので、慎重に降りていく。
IMG_1871_2013092420555226d.jpg

13:22 荒谷・西谷コース分岐点(標高約660m)
IMG_1872_20130924211708769.jpg
萱谷コースなので、右へ進む。

ミヤマママコナ(深山飯子菜)
IMG_1873.jpg
ハマウツボ科ママコナ属の1年草。花言葉は”援助・嫁の涙”。登山道のあちこちに群生していた。

牧谷峠コースと比べて、なだらかな尾根歩きが多い。
IMG_1875_201309242117155ff.jpg
途中、2人組の登山者とすれ違う。

13:51 宮谷(みやだん)コース分岐点(標高約450m)
IMG_1877_20130924211719896.jpg
機会があれば宮谷コースも歩いてみたいが、結構荒れているという噂も。

小ピーク(標高約440m)手前の眺めの良い場所で小休止(13:55)
IMG_1878_20130924211723998.jpg

今日も2L水を持参したのだが、残り僅か。
IMG_1879_20130924211822756.jpg
9月ももう終わりだというのに、この暑さはたまらない。

14:14 お地蔵様(標高約310m)
IMG_1880_20130924211826643.jpg
登山口までは残り700m。もうひとふんばりだ。

これはクマ剥ぎ?
IMG_1882.jpg

14:34 萱谷コース登山口(標高約95m)
IMG_1883_20130924211841959.jpg
下りは1時間30分。

牧谷峠コースは距離が長くアップダウンも多いので、他のコースより難易度が高いと思います。
また他の登山者に遭うより、獣と出遭う確率の方が高いので、準備や装備は念入りに(笑)

あつぷりさん、先発レポ、本当に参考になりました。どうもありがとうございます。

日野山(795m)(登り:牧谷峠コース 下り:萱谷コース)
標高差700m
登り 3時間11分、下り 1時間30分、TOTAL 5時間48分
今年3回目・通算8回目

☆☆☆ランキング参加中です。☆☆☆


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村
応援のポチッ、お願いします。

↓こちらもポチっとよろしくお願いします。
関連記事
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://yotayotayoshi.blog.fc2.com/tb.php/310-efadc7cb