2013年8月14日(水) 晴れ

あまりの絶景とすっかり話し込んでしまい、双六岳山頂に1時間もいてしまった。
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雲がでてきたので双六小屋にピストンしようかとも思ったが、とりあえず中道合流点に向けて
三俣蓮華岳方面に下っていくことにする(12:46)
 
この道中でも夏の高山植物がたくさん出迎えてくれる。

チングルマ(珍車、稚児車)
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バラ科ダイコンソウ属。花言葉は”可憐”。

ミヤマダイコンソウ(深山大根草)
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バラ科ダイコンソウ属の多年草。花言葉は”幸せを招く花 ”。

ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)
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キク科アキノキリンソウ属の多年草で、別名コガネギク。花言葉は”警戒・用心”。

ハクサンフウロ(白山風露)
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フウロソウ科フウロソウ属の多年草。花言葉は”変わらぬ信頼”。

クモマニガナ(雲間苦菜)
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キク科ニガナ属の多年草。

13:06 中道合流点(標高約2760m)
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ここで小休止しながら行き先を考える。

ここで双六小屋からやってくる中道と合流。
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右へ進めば、なだらかに下りながら小屋へ戻れる。

一方そのまま1kmほど進めば、三俣蓮華岳へと続く。
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あれが三俣蓮華岳? ちょうど通りかかった登山者に尋ねてみる。
登:『あれは丸山(2854m)で、三俣蓮華岳はあそこから一旦下って少し登り返した先ですね。』

(登り返し!? う~ん どうしよう。。。)

悩んだ末、行ってみることにする(13:12)

ウラジロタデ(裏白蓼)
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タデ科オンタデ属の多年草。

こちらはウラジロタデの雄花。
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なんか一段と雲が増えてきたが、やっぱり引き返した方が良かったかな?
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それしてもこの丸山、堂々した山容なのに、安易な名前で可哀相な気がする(笑)

イワツメクサ(岩爪草)
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ナデシコ科ハコベ属の多年草で、花言葉は”初恋・奥ゆかしい”。

ゴゼンタチバナ(御前橘)
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ミズキ科ミズキ属の多年草。花言葉は”移り気”。名前の由来は白山御前峰からだが、
大きさは白山のモノより随分小さかった。

13:43 丸山山頂(標高2854m)
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山頂には表示板も三角点もなく寂しい。

ガスが出てきて、三俣蓮華岳が見えない。
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どうしようかと思ったが、ここまできたら進むしかない。

ウサギギク(兎菊)
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キク科ウサギギク属の多年草。花言葉は”愛嬌”。

少しガスが取れて、三俣蓮華岳が現れてきた。
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登り返しとて言っても、あれぐらいなら全然ラクそう。

イワギキョウ(岩桔梗)
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キキョウ科ホタルブクロ属の多年草。花言葉は”誠実な恋”。

登り返しを終え、山頂らしき場所に到着。うん?
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ここも向こうが山頂のようだ(笑)
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14:15 三俣蓮華岳山頂(標高2841m)
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双六岳から1時間29分。日本三百名山にも選ばれている。
ここでも昨日からデッドヒートを繰り広げているご夫婦とまたまた再会。よくお会いしますね(笑)
彼らも双六小屋にテントをデポしてきたそうだ。

ここでも三角点(三等・三ツ又)タッチ。
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明治時代初め頃まではこの山が”鷲羽岳”と呼ばれており、現在の鷲羽岳は東鷲羽岳とされていたが、
色々な誤解により現在の名前になってしまったそうだ。
なお”三俣”とは飛騨(岐阜県)・越中(富山県)・信濃(長野県)
の三国に跨ることに由来する。

ガスで視界も悪いので、長居はせず下山しよう(14:28)
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登ってきた道を戻るのが一番近道なのだが、登り返しがあるのでご夫婦と一緒に巻道へ。

ハクサンイチゲ(白山一華)
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カール地形の斜面には、ハクサンイチゲやシナノキンバイといったお花たちが群生。
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撮影に勤しむあまり、ご夫婦にまたまた引き離されそうになる(笑)

14:39 巻道合流点(標高約2755m)
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左へ行くと昨年放映された「サマーレスキュー」のモデルにもなった三俣山荘。
1週間ほど前にブロ友の山ガールの青レンジャーさんが泊まられたそうだが、
私もいつか泊まってみたい。

右手に氷河の浸食地形であるカール谷を見ながら、なだらかに巻道を下っていく。
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鏡平でご一緒になった男性からは、「あまり良い道じゃないよ!」と言われていたが、
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道幅も広く、全然歩き易い道だ。いつの間にかご夫婦を引き離してしまう(笑)

コバイケイソウ(小梅蕙草)
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クルマユリ(車百合)
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しかしこの巻道、本当に長い
途中まではなだらかで歩き易い道だったが、次第に道幅が狭くなり、岩場の段差が目立ってくる。
あの男性が言っていたのはこのことだったのか。。。
途中テン泊装備でヘタりこんでいた男性に出会うが、まるで昨日の私みたい(笑)

家族連れが小休止していた水場で私も小休止。
その会話に聞き耳を立てていると、どうやら先ほどの男性はパパらしい。
テントの重装備はパパ持ちで、ママと子供は軽装ですか。パパはツライですね~ww

水場を過ぎると、このような岩場の急登も。
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外国人男性の2人組が「コニチワ」と爽やかに挨拶をしながら抜き去り、
あっという間に見えなくなってしまった。
すげぇ馬力、やっぱり身体の基本構造が違うんだろうな。

ようやく前方に広場らしき場所が見えてきた。あれが今朝通った巻道分岐かな。
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小屋まではもう少しだが、ここで最後の小休止(15:51)
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でも標識が見当たらないのだが。。。

程なくやってきたこの外国人のカップル。
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言葉からスペイン系かポルトガル系の方たちと思われるが、その山行がスゴイ!
4日前に黒部ダムから入山し、五色ヶ原、薬師岳、雲ノ平、水晶岳、鷲羽岳と縦走し、
今日は双六小屋へ。しかもその後は西鎌尾根で槍ヶ岳に登り、大キレット、奥穂、西穂と
さらに縦走するとのこと。
いや~、いったい何km歩くんだろう。。。

またその横に座っている年配の女性も、彼らが口にした山やコースを全て登っておられるみたい。
なんでみなさん、そんなにパワーがあるんですかね?(笑)

さぁ、双六小屋までは坂を下るだけ(16:03)
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あれ? なんか違うような。。。
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さっきの場所は巻道分岐ではなかった。Orz

16:13 巻道分岐(標高約2660m)
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今度こそ本当の分岐のようだ(笑) この巻道、本当に長く、1時間45分もかかってしまった。
多分登り返しがあっても、中道経由の方が早かったのかも。

ようやく双六小屋が見えてきた。
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16:27 双六小屋(標高約2550m)
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6時間ぶりに小屋に戻ってきた。

さぁ、キンキンに冷えたビア(500円)を買って晩飯だ。
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あ、これ2本目です。1本目は小屋前であっという間に飲み干してしまいました(笑)

テン場に戻ると、午前中とは打って変わってテントの華満開
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すげぇな~ いったい何張あるんだろう? おそらく200近くはあるに違いない。

しかもまだまだ登ってくる登山者も多い。
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我が家に戻って、早速晩御飯の準備。
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今日は山めしの定番、麻婆春雨
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ビアが進み、3本目を買いに行きました(笑)

食後はお隣の茨城から来られた初老のグループの方と談笑。
テン泊装備であの笠新道を登ってこられ、明日は西鎌尾根で槍にアタックされるとのこと。
やっぱりみなさんスゴイですね。レベルの差をまざまざと感じさせられた。

酔いと疲れのせいか、20時には眠りについてしまったzzz

2日目のお槍様の登場回数は、17回でした。
もっともこの倍以上撮影しましたが(笑)

2013北アルプステン泊ハイク 3日目 に続く

(この区間の行程)
12:36双六岳山頂
13:06中道合流点(小休止)13:12
13:43丸山山頂(2854m)
14:15三俣蓮華岳山頂(2841m・小休止)14:28
14:39巻道合流点(巻道)
15:20水場(小休止)15:25
15:51ニセ分岐(小休止)16:03
16:13巻道分岐
16:27双六小屋
16:40双六テント場(テン泊)

(2日目の全行程)
4:50起床
6:12鏡平山荘(小池新道)
6:45弓折中段
7:27弓折乗越(中休止)7:46
8:07花見平
8:33黒ゆりベンチ(小休止)8:41
9:22双六小屋テント場(設営)
10:08双六小屋(小休止)10:20
10:46巻道分岐
10:50中道分岐(小休止)10:56(双六岳直登コース)
11:23双六岳稜線
11:49双六岳山頂(2860m・大休止)12:36
13:06中道合流点(小休止)13:12
13:43丸山山頂(2854m)
14:15三俣蓮華岳山頂(2841m・小休止)14:28
14:39巻道合流点(巻道)
15:20水場(小休止)15:25
15:51ニセ分岐(小休止)16:03
16:13巻道分岐
16:27双六小屋
16:40双六テント場(テン泊)

歩行距離:12km 標高差:310m 行動時間:10時間28分


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