2013年8月13日(火) 晴れのち曇り

4時50分、目覚ましはまだ鳴っていないが目が覚める。
アドレナリンが出ているせいだろうか、睡眠時間も4時間ほどだが眠気はほとんど感じない。

鍋平園地無料駐車場(新穂高)(標高約1180m) 
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100台近く停められる鍋平園地駐車場も既に満車状態。
周りでは登山者がハイクの準備をしているので、私も急いで準備しよう。
 
到着時は真暗でよく分からなかったが、駐車場には立派な水洗トイレもある。
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今回もテン泊なので、80Lザックの出動。
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前回の白馬岳ハイクの失敗を教訓に、前々日から忘れ物はないかとしっかりと準備。
だが一番注意したのは、その重量をいかに軽くするかということ。
前回テントやシュラフを除いても約20kgの重さになってしまい、
バテバテで白馬山荘に着くのに10時間もかかる大醜態を晒してしまった。
今回、当然テントやシュラフが加わるので、同じ内容だと23kg近くになってしまう。
何を削ろうか悩んだ末、まずは一番重量の重い大量のアルコール類
山荘では下界の2~3倍という値段なので、節約のため3Kg近いアルコールを担ぎ上げたが、
これはお金を出せば山上でも買えるモノ。
ましてや前回持ち上げた純米大吟醸(4合瓶)は、結局封すら切らずにそのまま背負い続け、
ほとんど歩荷訓練のウエイト状態だった(笑)
ボーナスも入ったことだし、今回は現地調達しよう。これで▲3kg

次に目を付けたのは無駄な山めしグッズ
鍋やフライパンだけでなく、メスティンや網焼き器まで持参。これらを一部削ることで▲600g
また調味料類も1週間以上の縦走ですか?と訊かれてもおかしくない種類と分量だった(笑)
必要最低限度に絞り込み、▲100g

水や行動食はほとんど削れないので、しめて合計すると、▲3.7kg
なんとか20kgを切ることができた。それでもまだまだ削れそうですがww

起点となる新穂高バスターミナルには、車道を降りていくか、登山道を下るかのいずれかだが、
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車道は遠回り(約2.5km)なるので、登山道をチョイス(5:34)
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昨日登ってきた車道に合流し右折。一旦、鍋平高原駅方面に登っていく。
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この車道、舗装されているがかなり斜度がキツい。
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途中にある登山者用有料駐車場(1日300円)。
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有料でもこれぐらいなら全然許せる。

昨晩貰った地図にもあった下山口を示す小さな看板。
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看板の指示に従い、まずは遊歩道を進んでいく。
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途中後続の登山者2人と一緒になり進んでいくが、どうもおかしい。
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10分以上歩いているが、依然として遊歩道のままで、しかも下るどころか徐々に登っている。
そう言えば、さっき左手に赤いビニールテープが張られた箇所があったが。。。

貰った地図をもう一度よく読んでみると、「入口にロープが張ってある」と書いてある。
しまった! 行き過ぎてしまったみたいだ。

途中向かってくる登山者にも行き過ぎだと伝え、みんなで500mほど戻ると、やはりそうでした!(笑)
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この登山道、看板にも書いてある通り、道幅の狭い急斜面が続く。
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ぬかるんだ場所も多く、滑り易いのでご注意を。

6:34 新穂高登山口(標高約1080m)
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駐車場から1時間もかかってしまった。ウォーミングアップ代わりとはいえ、この1時間はイタい。

バスターミナルの遙か彼方には、これから登るべき山々の稜線が。
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あんなところまで登っていくのか。。。(汗)

蒲田川にかかる仮設橋を渡ってクライムオン!(6:36)
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まずは舗装された道を緩やかに登っていくのだが、道の両側には路駐の車がビッシリ!
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路上駐車禁止の看板があるにもかかわらず、路肩はおろか車道にも平気で停めている。
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これらは全て無料駐車場からあぶれた登山者の車のようだが、どうも解せないのは私だけ?

6:47 林道ゲート(登山道入口)(標高約1125m)
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ここが登山口になる。登山届提出用のポストがあったので、小休止を兼ねて提出(6:55)
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ここから先は蒲田川の源流の1つ、左俣谷沿いに、5kmほど林道歩きとなる。
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この林道、一見ゆるやかだが、意外と傾斜がいやらしい。

薄雲が取れ、次第に青空が広がってきた。
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ゲートから45分ほど歩いた辺りで、前方に橋が見えてきた。
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橋が傾いているらしく、”通行による事故の責任は一切負わない”と書いてあるので、
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通称、”自己責任橋”とも呼ばれているそうだ。

ザックを含めて軽く0.1トン超の巨体が通過したので、さらに0.1度ほど傾いたみたい(笑)
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7:54 笠新道入口(標高約1366m)
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ここが北アルプス三大急登の1つ、笠新道の入口。ここには水場もある。
ちょうど後から走ってきたトレランのグループが、まさにこれから登ろうとしていた。
普通に登るだけでも尻ごみするのに、走って登るとは。。。 どえむ、タフですね(笑)

8:05 わさび平小屋(標高約1400m)
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ここで小休止。BTからの標準CTが1時間10分なので、やや遅れたがまずまずのペース。

小屋前のベンチでは大勢の登山者が休憩していた。
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宿泊やテン泊も可能で、前日ここまでやってきて、翌朝ここから出発するハイカーも多いそうだ。
またここにも水場があるので、水は全部担がず、ここで補給した方が良かったかも。

木槽に浮かんだ冷たく冷えて美味しそうなトマト(200円)やきゅうり(100円)。
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出発前にドーピング剤を摂取(8:21)
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今回も4本持参しました(笑)

わさび平小屋周辺は天然のブナ林になっていて涼しい。
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ソバナ(岨菜)
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キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。花言葉は”清らかな愛”。

小さな沢(下抜戸沢)を渡渉して、小屋からさらに20分ほど林道を歩く。
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8:43 小池新道入口(標高約1480m)
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ここで林道と分かれて本格的な登山道になる。なお林道をそのまま進むと奥丸山(2439m)から
中崎尾根を経て槍ヶ岳(3180m)に至る(わさび平ルート)。

小池新道は双六小屋を再興された小池義清氏らの労力によって、1955(昭和30)年に開設された。
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まずは大きな石が目立つ道を登っていく。
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一見ガレているように見えますが、石段になっていて比較的歩き易い。

おっ、あれは”ハイカー憧れ”のお槍様! 小槍も見えている。
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お槍様が見えてくると、なんだかテンションもアゲアゲ↑(笑)

しばらくするとダケカンバやシラビソの樹林帯に入る。
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樹林帯の中とはいえ、強烈な日差しで汗が止まらない。あぢぃよ~

10:10 秩父沢(標高約1700m)
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わさび平小屋から1時間30分とこの区間はCT通り。ここまでは順調だったのだが。。。

雪渓からの冷たい雪解け水が流れ込んでおり、ひんやりと涼しくまさに天然のクーラー。
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もちろん飲用可能で、冷たくてミネラルもたっぷりなせいか、美味い!
思わず500mlのペットボトル2本分を立て続けに飲んでしまった。

ここで早めのお昼を兼ねて、30分ほど中休止。
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今回から暑さ対策として新たに投入したクールタオル。
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吸水性ポリマーが中に入っており、水で濡らして首に巻くと気化熱で涼しい。

秩父沢を過ぎると、再び樹林帯の中へ。
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雲が湧いてきてお槍様が隠れ始めると同時に、足取りが重くなってきた。
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また西鎌尾根方面からヘリの音が頻繁に聴こえてくる。最初荷揚げかな?と思ったが、
空荷の様子。
鏡平山荘でお会いした方から伺ったところ、連日北鎌尾根付近を捜索しているそうだ。

11:00 チボ岩(標高約1790m)
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帰宅してから調べたところ、どうやら”チボ”とは”スリ”のことらしく、
スられた様に岩の隙間に物を落としてしまうことから名付けられたという説もあるらしい。

ヒヨドリバナ(鵯花)
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キク科ヒヨドリバナ属の多年草。花言葉は”延期・清楚”。

次第に登山道の段差が大きくなり、暑さも加わって立ち止まりが激増
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振り返ると、昨年登った焼岳(2455m)の姿が。

キオン(黄苑)
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キク科キオン属の多年草。花言葉は”元気”。

ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)
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キク科フジバカマ属の多年草。花言葉は”清楚”。

11:50 イタドリヶ原(標高約1900m)
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ここでもたまらず小休止。標準CTでは秩父沢から40分ほどなのだが、既に20分以上の遅れ。
もう間もなく正午で、行動開始から6時間以上が経過。

下山者に次のポイントであるシシウドヶ原まで「あとどれぐらいか?」と尋ねると約30分とのこと。
さらにシシウドヶ原から鏡平小屋までは標準CTでも1時間なので、このバテ具合だと
小屋までまだ2時間以上はかかりそう。

弱った身体にムチを打つべく、本日2回目のドーピング剤を投与。
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これで少しは回復すればいいのだが。。。

2013北アルプステン泊ハイク 1日目その2 に続く

(この区間の行程)
4:50起床
5:34鍋平園地駐車場
6:34新穂高登山口
6:36新穂高BT
6:47林道ゲート(小休止)6:55
7:54笠新道入口(通過)
8:05わさび平小屋(小休止)8:21
8:43小池新道入口(小池新道)
10:10秩父沢(中休止)10:38
11:00チボ岩
11:50イタドリヶ原(小休止)12:05


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