2013年8月9日(金) 曇りのち晴れ

”ほんま、アツナツいですね~ って、誰かツッコんでや!”
冒頭から某自販機の音声を呟きたくなるほど、暑い!
先週(8/3)、北陸地方にも待望の梅雨明けが発表され、連日真夏日が続いている。
こう暑いと、やっぱり涼しいお山に行こう!ということで、今年4回目の白山へ。
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今年は、昨年裏年で大凶作だったコバイケイソウが当たり年だそうだ。
5:28 市ノ瀬ビジターセンター(標高820m)
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今日は金曜日だが、残念ながらマイカー規制日。

別当出合までシャトルバス(片道400円)を利用。
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いつも停めている別当出合直前の路肩は満車で、手前の道路も両側に何十台も路駐してあった。

6:00 別当出合センター(標高1260m)
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今日も砂防新道からハイク開始(6:04)
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橋の途中から稜線付近を仰ぎ見ると、ガスで真っ白。
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なんか雨も降ってきそうな感じ。出だしからテンションが下がる↓

今日も”小股でチョロチョロ作戦”で急階段を登っていく。
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6:43 中飯場(標高1550m)(別当出合から1.5km)
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ここまで39分。今日はザックをいつもの半分以下にしてきたので、まずまずの調子。

ヤマアジサイ
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7:36 別当覗(標高1750m)(別当出合から2.6km)
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ここで10分ほど小休止。

いっこうにガスが取れず、別当谷方面もご覧の通り。
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ガスのおかげで日差しがなく、すごく涼しいのだが、
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昨晩雨が降ったのだろうか、湿度が高く、路面の岩も濡れていて滑り易かった。

センジュガンピ(千手岩菲)
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ナデシコ科センノウ属の多年草。花言葉は”変わらぬ愛”。別当覗から甚之助小屋までの主役でした。

前回雪渓のあった旧高飯場下もすっかり夏道になっていた。
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ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
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8:30 甚之助避難小屋(標高1975m)(別当出合から3.5km)
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ここまで2時間26分。ザックが軽いはずなのに前回より10分近く遅く、すっかりバテバテ。

原因は分かっている。実は今日はまだドーピング剤を取っていない。
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普段ドーピング剤に頼り過ぎなので、敢えてガチで登ってみたのだが、やはりキツかった。
もうクスリなしでは登れない身体になってしまったのね(笑)

また2時間ほどしか寝ておらず、これもバテた原因なのかも。小屋内で少し横になる。
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ガスも一向に晴れないので、正直、ここで帰ろうかとも思えてきた。

30分ほど横になっていたら体力が少し回復したので、ハイクを再開(9:01)。
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外から法螺貝の音が聞こえると思ったら、山伏の団体さんだった。皆さん決まってますね~

ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)
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キク科アキノキリンソウ属の多年草。花言葉は”警戒・用心”。

おっ、少し日差しが出てきたぞ。
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9:27 南竜分岐(標高約2100m)(別当出合から4.0km)
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ここでも小休止。

別山方面や下界はまだ一面ガスの中だが、山頂方面は幾分ガスが取れてきた。
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今日は黒ボコ経由でなく、南竜道からエコーライン回りをチョイス(9:34)
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南竜道に入ると、急にお花たちが増えてくる。

ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
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イブキトラノオ(伊吹虎の尾)
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ハクサンフウロ(白山風露)
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シモツケソウ(下野草)
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ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)
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カニコウモリ(蟹蝙蝠)
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キク科コウモリソウ属 の多年草。まだ蕾だった。

撮影に忙しくて、なかなか前に進まない(笑)
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南竜にさしかかると、ニッコウキスゲとコバイケイソウが出迎えてくれる。
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ニッコウキスゲ(日光黄菅)
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9:48 エコーライン分岐(標高約2087m)(別当出合から4.4km)
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ニッコウキスゲとコバイケイソウに元気を貰い、もう少し頑張ろう。
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コバイケイソウ(小梅蕙草)
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花言葉は”遠くから見守っています”。

ガスが取れ、青空が広がってきた。
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クモマニガナ(雲間苦菜)
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キク科ニガナ属の多年草。一瞬、タカネニガナ(高嶺苦菜)かな?と思ったが、花弁が11枚(タカネニガナは9~10枚)あるのでクモマニガナだと思われる。

登山道脇に設置されていたカメラ。
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何を観測しているんだろう? もしかしてクマ?
途中一緒になった方の話では、4日程前に展望歩道コースにクマが出たらしい。

斜面一面にコバイケイソウが咲き乱れている。やはり今年は当たり年なんだ!
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つづら折れの斜面を登り切ったところで、中休止(10:19)
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行動食でエネルギー補給。暑くなってきたせいか、水の減りも早い。
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休憩当初はややガスっていた御前峰も、ガスが取れてくっきりそのお姿を現す。
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今日はこの辺りでもイイかなと思っていたが、こんなの見せられたらやっぱり登るしかないよな~(笑)

登山道の両脇はまさにお花畑!!

コイワカガミ(小岩鏡)
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ミヤマキンバイ(深山金梅)
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お~ あれは。。。
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ハクサンコザクラ(白山小桜)
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サクラソウ科サクラソウ属の多年草。花言葉は”セレナーデ・物想い”。

ミヤマリンドウ(深山竜胆)
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リンドウ科リンドウ属の越年草。花言葉は”正義・満ちた自信”。

チングルマ(珍車、稚児車)
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バラ科ダイコンソウ属。花言葉は”可憐”。

シナノオトギリソウ(信濃弟切草)
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オトギリソウ科オトギリソウ属。この草を原料とした秘薬の秘密を漏らした弟を、兄が怒りのあまり斬り殺したという伝説から名付けられたとされる。花言葉は”怨み・秘密”。やっぱりね(笑)

やっと弥陀ヶ原にさしかかる(11:02)
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弥陀ヶ原にも一面にコバイケイソウが咲き誇っていた。
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裏年だった昨年がウソのようだ。

11:12 五葉坂下(標高約2354m)(別当出合から6.1km)
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さぁ、ここで引き返そうかな?

ウソ、ウソ。 もちろん登りますよ(笑)
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登山道に落ちていたキイチゴ。もしかしてクマさんの落し物なのかな?ww
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11:40 白山室堂(標高2450m)
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今日のコースタイムは5時間36分。遅っ!
途中何度もメゲそうになったが、青空とお花に釣られてどうにか到着することができた。

センター内には期間限定の山頂郵便局も開局中。
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ここから自宅宛に絵ハガキを出される方も多いそうだ。

御前峰山頂にも雲ひとつない青空が広がる。
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もし途中で引き返していたら、絶対後悔しただろう。でも今日はここまでにしようかな?

山めしグッズは全て置いてきたので、いなりずしだけのチョッと寂しい昼食。
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あまりにも真っ青な空を眺めていたら、やっぱり山頂にも行きたくなってきた。
そりゃそうでしょう。こんなピーカンな空を見せられて、登らなかったらそれこそハイカーの名折れ。
私の足では、山頂往復は約1時間半。
バスの最終時刻は17時なので、14時までに室堂に戻れれば充分いける。

という訳で、山頂に行くことにする(12:14)
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奥宮裏手のクロユリは一輪も見当たらず、残念ながらもう終わってしまったようだ。

ハクサンフウロ(白山風露)
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ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
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クルマユリ(車百合)
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ユリ科ユリ属の多年草。花言葉は”純潔・多才な人”。

イワギキョウ(岩桔梗)
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キキョウ科ホタルブクロ属の多年草。花言葉は”誠実な恋”。

12:33 青石(山頂まで750m)
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キツい。。。 やっぱり室堂で引き返せば良かったかな。

12:45 高天ヶ原(山頂まで500m)
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ここで小休止。

13:13 白山山頂(御前峰)(標高2702m)
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室堂から約1時間もかかってしまった。

ガスっていたら、間違いなく登ってこなかっただろう。
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前回はガスで全く見えなかった大汝峰(2684m)や紺屋ヶ池などもはっきり。
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通常この時期の白山は朝方天気が良く、午後になるとガスが上がってくることが多いのだが、
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今日は午後になるほどどんどん天気が良くなる感じで、珍しい。

バスの時間もあるので、名残り惜しいが下山する(13:24)
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ウラジロタデ(裏白蓼)
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タデ科オンタデ属の多年草。雌雄異株で、手前の白いのが雄花で、後ろにあるややピンク色のモノは雌花。イタドリに似ているが、イタドリは高山には生息しない。

13:48 白山室堂(標高2450m)
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下りは24分。

ひと息入れて、水を補給したのち室堂を後にする(14:03)
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イブキトラノオ(伊吹虎の尾)
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14:13 五葉坂下(標高約2354m)
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時間にあまり余裕がないので、下りは黒ボコ岩経由で。

当たり年後の数年は花が咲かないとも言われるので、見るなら今でしょ!(笑)
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14:19 黒ボコ岩(標高2320m)(別当出合まで5.1km)
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大勢の方が休憩されておられた。あと少しですよ。みんな頑張ってね!

十二曲りに差しかかる。
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あまり時間がないので急ぎたいところだが、出会うお花たちが邪魔をする(笑)

ハクサンフウロ(白山風露)
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シモツケソウ(下野草)
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もう、早く行かないと・・・

ヤマハハコ(山母子)
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キク科ヤマハハコ属の多年草 。花言葉は”親子愛・純情・協調性”。

オタカラコウ(雄宝香)
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最終バスに乗り遅れちゃうよ!(汗)

ミソガワソウ(味噌川草)
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シソ科イヌハッカ属の多年草で、花言葉は”物思い”。
※当初ハクサンシャジンとしましたが、山ガールの青レンジャーさんのご指導で訂正しました。

砂防新道からはまだ大勢のハイカーが登ってくる。
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14:51 南竜分岐(標高約2100m)(別当出合まで4.0km)
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ずっとガスっていた別山(2399m)もようやく顔を見せてくれた。
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15:07 甚之助避難小屋(標高1975m)(別当出合まで3.5km)
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水補給を兼ねて5分ほど小休止。ここでも大勢のハイカーが休憩されていた。

甚之助小屋を過ぎてからも、依然として登ってくる方が後を絶たない。
中には小さなお子さん連れの方や明らかに白山初登山と思しき方々も。

「この先もこんな(キツい)道が続くんでしょうか?」

すれ違った単独行の女性から尋ねられたが、こういう場合、正直、答えに困る。
出会った位置とその方の表情や疲労度合を見て、あまりショックを受けないように伝えるのだが、その表現が難しい。

『う~ん、この先はムチ(甚之助~南竜分岐)とアメ(トラバース路)、そしてムチ(十二曲り)、アメ(弥陀ヶ原)、ムチ(五葉坂)といった具合ですかね。』

今日はたまたま好天だが、いつもの白山だとこの時間になるとガスが出たり、夕立に出くわす恐れも。
いくら日の長い夏とはいえ、この時間帯でまだこの辺りを登っているのはチョッと白山を甘く見過ぎていると思う。もっともこの時間帯に下っている私も、あまり偉そうなことは言えないが(笑)

15:40 別当覗(標高1750m)(別当出合まで2.6km)
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結局、別当覗をやや過ぎた辺りまで、登山者とすれ違う。

また下山者の中に、未就学と思われるお孫さんを連れた3人組の方も。
たどたどしい足取りの幼児を連れたペースでは、おそらく最終バスには間に合わないかも。

16:08 中飯場(標高1550m)(別当出合まで1.5km)
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なんとかバスの時刻までに降りられる目途がついたので、ここで最後の小休止。
そういえば今日は既に4L以上水分を摂っているが、まだ一度もトイレに行っていない。

先ほどのお孫さん連れの方が、お1人で降りてこられた。
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時間内到着が難しいので、お1人が先に降りて最終バスで市ノ瀬まで行き、警備員に事情を話して別当出合まで車を入れさせてもらうそうだ。

16:46 別当出合センター(標高1260m)
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下りは2時間43分。

どうにか最終バス(17:00発)に間に合った。
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ハイク後の炭酸って、なんでこんなに美味しいんだろう。
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17:19 市ノ瀬ビジターセンター(標高820m)
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バスを降りて、ベンチで佇んでいると、「もしかして、よっし~さんですか?」と声を掛けられビックリ!
えっ、どうして分かったんだろう?? 山めしを食べている訳じゃないのに(笑)

序盤は涼しく、いつもより軽いザックだったのに、今日もよたよたのハイクだった。
来週、また懲りずにテン泊縦走の予定なのに、こんな調子じゃ先が思いやられそう。。。

(本日の行程) 
5:28市ノ瀬ビジターセンター~(バス移動)~6:00別当出合センター6:04~6:43中飯場~7:36別当覗(小休止)7:46~8:30甚之助避難小屋(大休止)9:01~9:27南竜分岐~9:48エコーライン分岐~10:19エコーライン稜線部(中休止)10:39~11:02弥陀ヶ原~11:12五葉坂下(小休止)11:19~11:40白山室堂(大休止)12:14~12:33青石~12:45高天ヶ原(小休止)12:49~13:13白山山頂(2702m)13:24~13:48白山室堂(小休止)14:03~14:13五葉坂下~14:19黒ボコ岩~14:51南竜分岐~15:07甚之助避難小屋(小休止)15:12~15:40別当覗~16:08中飯場(小休止)16:14~16:46別当出合センター17:00~(バス移動)~17:19市ノ瀬ビジターセンター

白山(2702m)(登り:砂防新道・エコーライン、下り:砂防新道)
標高差1442m
登り 6時間35分、下り 3時間7分、TOTAL 11時間51分

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