2013年7月9日(火) 晴れ

今日も真夏日の予報。
先週に引き続き、涼しいお山に行こうかとも思ったが、久しぶりに嶺南の山へ。

御嶽山(おたけやま)
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名前はあの御嶽山(3067m)と同じだが、標高はわずか549mで、おたけやまと読む。
またかつてこの山で青白珪石(あおじろけいせき)が採掘されていたことから、地元の方は珪石山とも呼んでいるそうだ。
旗護山トンネルを抜けて若狭の国へ。R27バイパスを進み、国吉城トンネルを抜けてすぐ左折し、
佐柿(さがき)地区へ

8:10 若狭国吉城歴史資料館駐車場(標高約28m)
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御嶽山登山口の駐車場も兼ねている。先客はおらず、どうやら今回は私ひとりのハイクになりそう。

ここ佐柿には、戦国時代に国吉城という山城があった。
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この国吉城は難攻不落の城として有名で、城主だった粟屋越中守勝久は篭城戦で朝倉勢の猛攻を防ぎ切った。あの織田信長公も元亀元(1570)年の越前攻めの際、立寄ったとされる。
江戸時代になって国吉城は廃城となったが、佐柿には小浜藩の町奉行所が置かれた。

幕末期に水戸浪士(天狗党)が捕縛され小浜藩預かりになった際、
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藩士と同格扱いでここに収容されたそうだ。

8:16 若狭国吉城歴史資料館
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佐柿町奉行所跡に建てられており、木造部分は旧田辺半太夫邸を移築している。
登山者も利用できる水洗トイレも完備。

登山道は城主居館跡を抜けた先となる。
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8:24 城山・御嶽山登山口(標高約48m)
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御嶽山へはまず、山城のあった城山(しろやま)を登っていく。

国吉城居館跡
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粟屋越中守勝久は文武に優れた武将だったそうで、信長公が浅井長政の裏切りで退却(いわゆる「金ヶ崎の退き口」)の際も信長公を朽木に案内したとされる。

まずは遊歩道のような道を登っていく。
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イノシシ除けのフェンスを抜けると、階段になる。
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クマ出没注意の貼り紙もあった。

城址までの遊歩道は整備されているが、結構傾斜がある。
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ハイクじゃなく行楽で来た方は、間違いなく後悔するでしょう(笑)

ひーひー 難攻不落の城だったのがよ~く分かる。
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伝二の丸跡
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攻め寄せる朝倉勢に上から墓石や地蔵を落として防いだとされる。

まだ200mもあるのか。。。
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右手には佐柿の街並みが望める。
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本丸跡に近づいてくると、山城の遺構や発掘現場が見えてきた。
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本丸跡が見えてきた。
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8:47 城山山頂(国吉城本丸跡)(標高197m)
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まだ23分しか経っていないが、たまらず小休止。

ちょうどこの真下をR27バイパス(国吉城トンネル)が走っている。
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築城当時は木々が切り払われていただろうが、現在はかろうじて北西側が望める程度。
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ここから御嶽山山頂までは約90分。
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山城だからやっぱり下るのね(笑)
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本丸跡を下り、堀切の細かなアップダウンを進んでいくと、
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傾斜がキツくなってくる。
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気温が30℃超で、しかも風が全くないため、滝のような汗が止まらない。

登山道にはNHKの伝送用の支柱がところどころ立っている。
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この辺りの階段は結構キツい。
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9:32 小ピーク(標高約335m)
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ここで立ったまま息を整える。

9:47 テレビアンテナ中継局(標高約405m)
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あれ? 人がいるぞ!?
しかも車もある。ここまで車で来れるようだ。Orz
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草刈されていた方も佐柿から1人で登ってきた私を見て驚いていた。
伺ったところ林道がここまで続いているそうだが、かなりの勾配で4駆じゃないとキツいらしい。
しかも道がガレているらしく、この方たちの車がパンクしてしまったそうだ。

小休止した後、先へ進む(9:57)
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ここからしばらく林道を歩いていく。

林道脇にはいくつも沼田場があった。
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10:00 林道分岐(標高約400m)
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200mほどで林道と別れ、再び登山道へ。

相変わらず風のない林間の尾根を登っていくと、ところどころに鉱山の名残りが現れる。
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青白珪石は製鉄所の平炉に使われた耐火煉瓦の原料として戦前から戦中・戦後を通じて採掘され、往時は東洋一の採掘量を誇ったとされる。
日本の近代化を支えた珪石鉱山だったが、製鋼炉が平炉から転炉に転換されるにつれ、需要が激減し、昭和62(1987)年に閉山となった。

大きな岩が目立つようになってきた。これが珪石なのだろうか?
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採掘時にはこの辺り一帯はハゲ山だったそうだ。

10:33 御嶽山山頂(標高549m)
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タイムは2時間9分。暑さでバテバテだった。

山頂には三角点はなく、朽ちた看板があるのみ。
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山頂からの眺望は北東方面が開けている。
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少し右に目を移すと敦賀市街が。
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なお北東側は断崖になっているので、足元に注意。
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ここにも沼田場があった。イノシシくん出てこないでね~(笑)
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今日の山めしも山のお好み焼
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ハート型に焼いてみました。

今日は忘れずに持ってきました(笑)
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くぅ~ やっぱりお好み焼にはビアが合うわ~

風がないので、長居せず降りることにする(11:16)
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途中道迷いしそうになる箇所があるので、ご注意を。
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11:29 林道分岐(標高約400m)
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11:31 テレビアンテナ中継局(標高約405m)
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草刈されていた方々はもう降りられたようだ。三角点(三等・麻生)があるらしいが、気付かなかった。

11:57 城山山頂(国吉城本丸跡)(標高197m)
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ここで小休止。2L持ってきた水も残り僅か。

先ほどは気付かなかった三角点(四等・徳賞寺)にタッチ。
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あぢぃよ~ 夏に登るのは地獄だ。。。
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12:22 城山・御嶽山登山口(標高約48m)
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下りは1時間6分。

涼を求めて若狭国吉城歴史資料館(100円)へ。
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国吉城と佐柿の歴史を学ぶことができる。

若狭国吉城歴史資料館 http://www.town.mihama.fukui.jp/www/section/detail.jsp?id=515

見学後もう1座登る予定だったが、この暑さで断念。
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若狭町のきららの湯で汗を流した後、帰路につく。

御嶽山(549m)・城山(197m)
標高差501m
登り 2時間9分、下り 1時間6分、TOTAL 4時間40分

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