モーゼ伝説の残る宝達山(637m)のある宝達志水町には、なんとモーゼの墓があるとされる。
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モーゼ(モーセ)と言えば、旧約聖書の「出エジプト記」に登場する古代ユダヤの預言者で、虐げられていたユダヤの民を率いてエジプトを脱出。天に祈りながら手に持った杖を振り上げると、紅海が真っ二つに割れて道ができるシーンは映画でも有名。
その後民ともに荒野を彷徨いながら約束の地カナンを目指し、シナイ山で神から十戒(じっかい)を授かり、モーゼ自身はカナンに辿り着くことなく没したとされる。
古代のオカルトやミステリーが大好きな私、これは是非とも寄らねば。。。
今回はだいぶ眉唾な話が含まれますが、ご容赦を(笑)
14:25 モーゼパーク(伝説の森公園)
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駐車場は普通車用5台と大型車用2台があり、3台ほど駐車していた。意外と人気があるんだな。

モーゼパーク全景案内図
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この図では一見駐車場とモーゼの墓は近そうに見えるが、右側の白い線は道ではなく区切り線。
この部分が中央下のところになるので、墓までは遊歩道を500mほど歩いていく。

看板のモーゼのイラスト。おどけた表情に思わず笑ってしまった。
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駐車場横の高台にあるギリシャ風の3本の柱。
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明らかに最近作られたものであるが、ユダヤ教やキリスト教では三位一体(父・子・精霊)としてという数字が重要視されており、以前行ったことがある京都蚕の社の三本鳥居を彷彿させる。
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まずは林道のような遊歩道を歩いていく。
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なおここにも熊出没注意の看板があったので、ご注意を。

両側には針金のバリケードがしてあり、「山に入るな 地主」の看板が。
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だまって山菜を採る輩が多いのだろう。

1分ほど進んでいくと左手に小さな小屋がある。
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モーゼクラブなる秘密結社により、この聖地が守られているらしい(笑)
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もっとも下に連絡先の電話番号とFAX番号が記載されていますがwww

記帳所にはモーゼの墓の由来が書かれている。
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モーゼ伝説の由来になったのは、超古代日本文明を記したとされる有名な「竹内文書」
茨城県の皇祖皇太神宮に伝わる古文書で、上古代の失われた歴史が神代文字で記されているとされる。資料の多くは第2次大戦の空襲で焼失し、現在は一部分が残るだけだが、その内容は実に多岐にわたる。

・神武天皇のはるか以前の超古代には、日本の天皇がとして世界を統治していた。
天浮船(あまのうきふね)というUFOのような物体で世界中を行き来していた。
イエスキリストも日本にやってきて、青森県の旧戸来村(ヘブライが訛ったとされる)で没した。

なんかだいぶうさんくさいですね(笑)

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そして肝心のモーゼ伝説について、竹内文書によると、

神武以前にあったとされる葺不合(うがやふきあえず)朝第六十九代の神足別豊鋤天皇(かんたるわけとよすきのすめらみこと)の時代に、モーゼが能登半島の押水(現宝達志水町)付近に漂着。
富山の皇祖皇太神宮で天皇に謁見し、十戒を刻んだメノウの石(十戒石)を献上。それを喜んだ天皇は第一皇女の大室姫をモーゼに嫁がせ、2人はしばらく宝達山に居住し3人の子供をもうける。
なお”神足別”という天皇の謚名は、”神の足る(=10=十戒)を分かち与えた”という意味らしい。

その後ユダヤの民を約束の地に導き、祖国を再興するため、天皇から天浮船を授かりイタリアのボローニャに戻り、そこからシナイ山に登った後に、十戒をユダヤの民に広めたというのは旧約聖書通り。
なおその後のモーゼは長子ロミュラス(ロムルス=ローマ建国の祖)をローマに残し、大室姫と再び宝達山に戻り、538歳の長寿を全してこの地に葬られたとされる。

この竹内文書、ほかにもムー大陸やアトランティス大陸などが出てくるなどその内容のあまりの突飛さや、時代考証や文法表現が一部おかしい点などから偽書とする説が一般的であるが、私のような古代オカルトマニアのハートをギュッと鷲掴みにしてくれる。

これは以前訪れた青森県新郷村(旧戸来村)にあるイエスキリストの墓。
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さてモーゼ伝説の由来はこのぐらいにし、肝心の墓に行ってみよう。
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道が二手に分かれ、標識通り右手に進む。
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右手の崖下は薄暗い竹林になっており、時折コーン、コーンという音が響き渡る。
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もしかして秘密結社の方々が見張っているのかな?(笑)

遊歩道は道幅が広くて歩き易いが、結構登っていくのでさながらプチハイク。
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天浮船を文字ったテラス浮船海望への分岐。これは後で寄ってみよう。
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入口から10分ほどでミステリーヤードに到着。
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いったいどこがミステリーなんだろう??

広場になっており、目の前にモーゼたちが祀られているとされる三ッ子塚古墳がある。
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モーゼ伝説の説明板があるが、劣化してほとんど読めない。
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かろうじて読める部分によると、正式名称は河原三ツ子塚古墳群といい、3つの主要な円墳とその回りを取り巻く7つの円墳からなっており、石川県の埋蔵文化財にも指定されている。

正面にある2号墳がモーゼの墓とされ、
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左手の3号墳が后の大室姫。
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右手の1号墳がモーゼの孫(タルラス・イホフビリオス)のものとされる。
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ただいずれも木々が茂っており、全容はイマイチ見えづらい。
2号墳には道が続いているので、登ってみる。

14:45 モーゼの墓(三ツ子塚2号墳)
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頂上には朽ちかけた木製の標柱(卒塔婆)が1本。
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以前はダビデの紋章である六芒星のマークと「神人モーセロミュラス魂塚」と墨書されていたそうだが、くすんでしまい現在はほとんど読めない。

標柱の前にはなぜかシーサーの像が。。。
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墓を荒らすモノから守っているのだろうか?
戦後このモーゼ伝説を聞き付けたGHQが、この三ツ子塚古墳を発掘調査したそうだ。これはどうやら本当らしい。

また傍らにある小さな標柱にある文字はなんとか読むことができた。
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ハッピーポールってww
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陵墓付近に咲いていた花。何という名なんだろう。
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2号墳から1号墳に行ってみる。
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推測するにパークができた当時は木々が伐採されていたようだが、その後ほとんど手入れされていないので木々が生い茂ってしまったようだ。

先ほどスルーしたテラス浮船海望に寄ってみよう。
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出だしから倒木や下草が見えている。こちらも多分。。。

案の定木々が茂っており、日本海はわずかに枝越しに見えるだけ。残念。
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何でもこのモーゼパーク、隣の羽咋市がUFOの街として町興しに成功したの真似て、旧押水町がモーゼ伝説による町興しとして、平成4年にふるさと創生1億円を使って整備したそうだ。
創るは創ったけど、メンテナンスはほったらかしという行政にありがちなお粗末な箱物事業の感がありありと感じられた。
せっかくミステリーとロマンを感じさせるモーゼ伝説があるので、もう少し整備し直せばイイ観光地になるのにな~

伝説の森公園モーゼパーク(入園無料)


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