白山テン泊 1日目後編

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Byよっし~

2011年8月3日(水)

南竜ヶ馬場(みなみりゅうがばんば)から室堂(むろどう)までのルートは、主に3つある。
1つめは、エコーライン(2.6km)。
一番メジャーなコースで、一部つづら折れの登坂があるが、概ねなだらかなルート。
黒ボコ岩の急登を回避してこちらを通る登山者も多い。
2つめは、トンビ岩コース(1.7km)。
南竜山荘の脇から登るコースで、途中にあるトンビ岩からこう呼ばれる。距離は一番短いが、急登箇所が多い。
3つめは、展望歩道(3.1km)。
南竜キャンプ場の手前から白山尾根の一番東側を登るコースで、その名の通り北アルプスや乗鞍岳などが展望できる。

距離から考えると断然トンビ岩コースだが、登りのコースタイム(CT)はエコーラインと同じ1時間40分。
サブザックで身軽になったとはいえ、急登続きのコースはキツそう。

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という訳で、エコーラインを選択。
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分岐からは、しばらくつづら折れの登りが続く。

エコーラインでは多くの高山植物を楽しむことができ、
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ニッコウキスゲがまだ咲いていた。

振り返ると南竜山荘や野営場が随分遠くに見える。
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この時期の白山の天気は、気温が上がるお昼近くになると水蒸気が蒸発し、麓からガスが上がってくる。
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別山や御前峰もガスってきた。
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頂上につく頃にはとれてくれるといいのだが・・・

途中の沢にはまだ雪渓が残っていた。
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11:50 弥陀ヶ原
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一面にコバイケイソウの白い花が咲き誇っている。
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黒ボコ岩方面からの登山道と合流。
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最後の試練、五葉坂(ごようざか)を登り切れば、室堂だ。
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左が歩いてきたエコーライン。右が前回通った黒ボコ岩方面へ続く木道。
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12:15 白山室堂(標高2450m)到着。
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南竜から1時間30分と、ほぼCT通り。

山頂付近を眺めると、ご覧のような状態で、気温も少し肌寒い。
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コーヒーで暖を取りながら、ガスが取れるの待つ。
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昼食は栄養補助食品の行動食。
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30分ほどベンチで待っていると、次第にガスが切れ始める。
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よし、このチャンスを逃すまい!

13:07 青石
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寒さのため、ここでカッパを着用。

13:37 白山頂上(御前峰)(標高2702m)
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残念ながら頂上からの眺めは、前回同様、ガスだらけ。
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今日は時間もあるので、お池めぐりをしてみよう。

御前峰から先は、ご覧のような険しい岩稜が広がる。
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それほどヤセ尾根ではないが、小石が多く滑りやすい箇所もある。
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御宝庫(おたからぐら(こ))を過ぎると、下り始める。
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所々ペンキで岩に矢印されているが、ガスっていると道迷いしそうなので要注意。
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油ヶ池(あぶらがいけ)
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紺屋ヶ池(こんやがいけ)
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まだこんな大きな雪渓が残っていた。
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降りてきた道を振り返る。
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剣ヶ峰(けんがみね)(2677m)
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機会があれば登ってみよう。

キレイな色の花。なんていう名前なんだろう?
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スパッと切られたような大岩。もしかして”弁慶の~”なんていう名前が付けられているのかな?
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ガスのせいもあり、一番大きな翠ヶ池は気付かずに通り過ぎてしまった。

血ノ池(ちのいけ)
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14:12 大汝峰分岐
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左へ行くと大汝峰(おおなんじみね)(2684m)や釈迦新道・楽々新道・加賀禅定道・岩間道に通ずる。

千蛇ヶ池(せんじゃがいけ)
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言い伝えによると、かつて白山開祖の泰澄大師が、白山に住む悪蛇三千匹を封じ込めたとされ、
そのうちの千匹をこの千蛇ヶ池に沈め、万年雪で蓋をしたそうだ。
だが近年は温暖化の影響で、年々夏場の雪が少なくなっているそうだ。
それじゃ悪蛇が復活してしまうんじゃ・・・

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万一雪が溶けて悪蛇が復活しそうな時は、さっき通った池の上に御宝庫(おたからぐら)が崩れ落ちて、池の蓋をすると言われているので、ご安心を。
さすが泰澄大師様。ぬかりはありませんね。って、ほんまかいな・・・

ちなみに残りの二千匹は、それぞれ千匹ずつ、観光新道の蛇塚(じゃづか)と福井県大野市の刈込池(かりこみいけ)に封印されているらしい。

百姓池(ひゃくしょういけ)
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そろそろ戻ることにする。
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室堂が見えてきた。
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水屋尻雪渓。先月と比べると、だいぶ小さくなっていた。
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この辺りはお花畑になっており、目を楽しませてくれる。
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ミヤマクロユリも咲いていた。
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ハイマツの花ってこんなんだ。
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先月はまだ柱だけだった建築中の山小屋。
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だいぶ出来上がってきた。

14:54 室堂ビジターセンター
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頂上とお池めぐりでちょうど2時間だった。

2時間前よりガスのとれた頂上。
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やっぱり、”降りると晴れるの法則”は健在だ(笑)

夏季限定の白山山頂郵便局。
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記念切手を購入できるほか、ここから手紙も投函できる。

お腹も空いてきたので、南竜に戻ることにする(15:10)。
帰りもエコーラインで良かったのだが、趣向を変えてトンビ岩コースを選択。
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前方に何やら見えてきた。
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トンビ岩
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白山噴火の際に飛んできた火山弾の大岩で、遠くから見た形状がトンビのようなので、こう呼ばれる。

トンビ岩と御前峰
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眼下には南竜山荘やキャンプ場が見えてきた。
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トンビ岩から先はそれまでの道とは一転。急な下り坂となる。
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整備された箇所もあるが、「何処が道?」という箇所もチラホラ。
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けっこう急登なので、エコーラインを下った方が無難かも。

16:08 南竜山荘
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16:14 南竜キャンプ場
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他のキャンパーは2組だけだった。寂しいな~。

今晩はここで泊まるだけなので、アルコールも解禁!
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アルコールだけでも2kg近く担いできた(笑)

ツナとコーンの缶詰に、
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マヨネーズを加えて混ぜると、
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おつまみ1品できあがり!
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かんぱ~い!うめぇ~!
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晩御飯のメニューは、すき焼きもどき

まずは鍋にすき焼きのたれを投入。
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豆腐を入れて、
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まいたけも投入。
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お麩の代わりに、高野豆腐。
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ぐつぐつ煮込んでいく。
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お肉もたっぷり入れて、
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もやしも入れて
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でき上がり!
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肝心のお味はまずまず。
これで生卵があればいうことないのだが・・・
あっという間に2本目の缶を開ける(笑)

シメはうどん玉を投入。
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甘辛いたれが染み込んだうどんは、ずるずるいける。
リュックが重かったのも、こんな食材をいっぱい持ってきたからなんです(笑)

食後は持参した文庫本を読みながら、まったりと過ごし、20時前には就寝。

2日目に続く・・・

(砂防新道~南竜道~エコーライン~頂上・お池めぐり~トンビ岩コース)
登り 6時間10分、お池めぐり 1時間20分、下り 1時間4分、TOTAL 10時間9分

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