2013年4月2日(火) 曇り時々晴れ

先日NeNeさんから出されたミッションを無事クリアした報告をしたところ、
新たな指令が下った。
「では、次の課題を出しておきましょうか。戸口(とのくち)のトンネル付近で「三峯山」の標示を見つけました。後で調べたら三峯城址があったそうで、林道の途中に戸口滝(刀那の滝)と言うのもあるそうです。気が向いたら、先発隊で調査お願いしておきます。」

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先日大平山から戻る際に戸口トンネルを通ったのだが、奇遇にも私も以前からこの三峯山(城山)の看板が気になっていた。 ラジャー! 行って参ります!(笑)

三峯山(みつみねやま)は文殊山から尾根続きに5kmほど離れた山で、鯖江市側の金谷、西袋、上戸口の各集落から伸びる3つの尾根が山頂で合流することから、こう呼ばれるようになったとされる。
また正式名称は城山(404m)で、南北朝時代に南朝方の山城がここに築かれたことに由来する。
福井県内には数多くの城山と称する山があるので、通常、三峯山と呼ばれることの方が多い。
福井市と鯖江市を結ぶ戸口トンネルを抜けて鯖江市上戸口町へ。
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このトンネル、昔から幽霊伝説で有名なんです(怖)

なお現在のトンネルより70mも麓のところに、新戸口トンネルが建設中。
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長さ1440m、幅員9.75mで、今年度中に開通、供用される予定。

11:35 林道(椿坂西谷線)入口
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トンネルを抜けてすぐの左側に、NeNeさんの指令の基になった看板がある。

ここから登山口のある大いちょう広場まで、林道を4kmほど進んでいく。
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林道はほぼ1車線の隘路で、杉の落ち葉や枝が積もっているので、注意して走行。

2kmほど進んでいくと、十字路になる。
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ここは稜線(標高約188m)らしく、左手の新しい舗装路は広野山(319m)に続く広野林道。また直進すると、東大味町(福井市)へと下っていくらしい。右側の林道へと進む。

11:47 大いちょう広場駐車場(標高約314m)
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南越森林組合の方々が、重機で杉の木を伐採していた。

かつてこの辺りには三峯村という集落があり、福井と鯖江を結ぶ重要な中継地として栄えたが、
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昭和12(1937)年に最後の1戸が離村し、廃村となった。

また集落ができる以前は、三峯寺という大きな寺院があったが、
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織田信長の越前攻めにより、灰燼に帰し廃寺となったそうだ。

三峯の大いちょう
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泰澄大師の母君がこのいちょうの樹皮から乳を授かったという伝説から、”乳授けの大銀杏”とも呼ばれ、県の天然記念物にも指定されていたのだが、昭和56(1981)年の豪雪の際、無残にも根元近くから折れてしまった。
その後の関係者の努力で、折れた枝を接木し、再生が始まっている。

林道脇の斜面から流れ出ていた湧き水。
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なお、広場にトイレはありません。

11:53 三峯城跡(城山)登山口(標高約318m)(残り800m)
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山頂までは800m。まずは擬木の階段を登っていく。

2分もたたないうちに、U字型に掘れた峠に差し掛かる。
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11:55 追分地蔵(三峯峠)(標高約330m)(残り730m)
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峠には小さなお地蔵様が3体祀られていた。

追分の名前の通り、ここで三方向に道が分かれている。
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左(西)に行くと、東大味(ひがしおおみ)町方面に。
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真っ直ぐ(北)下っていくと、朝倉氏の居城だった一乗谷の鹿俣(かなまた)町へ。
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ただどちらも人通りがほとんどなく、道が荒れているらしい。

標識に従い、右(東)へ進む。
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ここからは稜線上をなだらかに登っていく。
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ここも最近人が歩いた形跡はなく、イノシシくんの足跡のみ。
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植生が自然林に変わりだすと、
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木々の間から一乗谷が見えてきた。
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付近の至る所の木々に白い花が目立つ。
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タムシバ(田虫葉)
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モクレン科の小高木で、「ニオイコブシ」という別名のように、コブシに似ている。

ショウジョウバカマ(猩々袴)
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カタクリも探してみたが、見つからなかった。

乾燥した落ち葉の絨毯は、サクサクと心地良い音がする。
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12:02 土橋(どばし)
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三峯城の遺構の1つで、説明通り、S字状のヤセ尾根になっている。
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土橋を過ぎると、傾斜がキツくなってくる。
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左手には白椿山(720m)や一乗城山(474m)などの一乗屏風連山が。
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今年はあの山々も縦走してみよう!

一段と傾斜がキツくなってきた。
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12:08 大手
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ここから三峯城跡になる。

虎口(こぐち)
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それにしてもこの御影石製の立派な標柱。よくここまで運んできたもんだ。

”虎口”とは城の出入口のこと。山頂までは残り100m。
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この先は山城の遺構がいっぱい残されている。

土塁(どるい)
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南北方向に主要な郭(くるわ)が階段状に並んでおり、郭の周りには
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堀切(ほりきり)
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竪堀(たてぼり)が配置されている。
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12:12 城山山頂(三峯城跡)(標高404m)
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タイムは19分。登山口から800mとあったが、そんなにあるとは感じなかった。

お約束の三角点(三等・城)タッチ。
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三峯城はヤセ尾根を利用して、郭を3方向に配置した連郭式の山城で、
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木々が伐採されているので、縄張りの様子がよく分かる。
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脇屋義助顕彰碑
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「三峯城跡 脇屋義助卿守戦之地」と書かれた題字は福井出身の海軍大将、加藤寛治の書だそうだ。
それにしてもこんな大きな石碑、どうやって運んだのだろう?
説明文によると、三峯城には新田義貞の弟、脇屋義助(わきやよしすけ)が総大将として入城し、北朝方と対峙したが、築城から僅か4年で落城したそうだ。

北側には福井平野が広がり、
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麓には、朝倉氏5代100年の都だった一乗谷が一望。
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最近は某携帯キャリアのCM(白い犬の故郷)になったことでも有名。

一乗屏風連山は木々が邪魔になって、イマイチはっきり見えない。
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南側には河和田(鯖江市)方面が望める。
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絶景を眺めながら、いただきま~す!
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今日の山めしは、普通の袋麺タイプのインスタントラーメン。
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デザートは文殊山でいただいた紅白饅頭。
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白はこし餡で、中に栗が入っていた。
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赤はしろ餡で、中心には梅ペースト。
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どちらも上品な甘さで、とても美味しかった。ごちそうさまです。

雲が増え、風も出てきたので降りることにする(12:52)
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キンキマメザクラ
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登りの際は気付かなかったが、山城跡近くに結構咲いていた。
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タムシバも満開の様子。
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13:05 追分地蔵(三峯峠)(標高約330m)
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機会があれば一乗谷側から登ってみたいが、登るのなら藪がひどくないこの時期の方が良さそう。

13:06 三峯城跡(城山)登山口(標高約318m)
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下りは14分。誰とも出会わなかった。
これで、今回のミッションも無事終了!?
待てよ、”林道途中の戸口滝(刀那の滝)にも行け”という指令もあったんだ(笑)

広場から少し下ったところにある墓地跡。
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調査の結果、三峯寺の僧侶たちのモノとされる。

戸口滝(刀那の滝)は林道の支線にあるようで、途中の分岐から寄ってみようとしましたが、100mほど進んだところで、土砂崩れで行き止まりになっていて行けませんでした。
隘路の林道をバックで戻りましたが、めちゃくちゃ怖かったです!(笑)

城山(三峯山)(404m)
標高差86m
登り 19分、下り 14分、TOTAL 1時間23分

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