2011年7月16日(土)

4日前に大きな目標だった白山登頂を達成!
達成感や満足感を感じながらも、次なる山を求めて、ますます山歩きにハマってしまいそうな私。
っていうかもう充分ハマってしまっている(笑)
今日の目的地は、【夜叉ヶ池】(やしゃがいけ)。
福井県と岐阜県の県境、標高1099mの尾根付近にある池で、日野川の水源地ともされる。

実は先月の伊吹山登山の翌日、この夜叉ヶ池に登ろうとやってきたのだったのだが、
その際は登山道崩落で通行止。敢え無く引き返した。
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南越前町のHP等で確認しつつも、なかなか解除されなかったのだが、今週ようやく解除されたようなので、行ってみることに。
今庄の街並みを過ぎて、R365から県道231を広野ダム方面に向かう。
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ダムの堰堤を渡り、先日通行止だった林道入口へ。
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また通行止めだったらどうしよう?と一抹の不安があったが、情報通り、通行止は解除されていた。
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舗装された林道を3kmほど走り、登山口に到着(8:44)。

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駐車スペースは15台ぐらいで、既に10台ほど停まっている盛況ぶり。
公衆トイレも完備されている。
幹回り6.4m、樹高32m、樹齢400年を超える巨大なカツラの木が出迎えてくれる。

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古くから雨乞い龍神の伝説が残っており、石碑には泉鏡花の戯曲「夜叉ヶ池」
「花は人の目を誘ふ 水は人の心を引く 君も夜叉ヶ池を見に来たと云ふ」という一節が記されている。
またこれを原作にした坂東玉三郎主演の映画「夜叉ヶ池」は、子供の頃見た記憶がある。

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また夜叉ヶ池には、国内希少野生動植物種に指定されているヤシャゲンゴロウが生息。
その捕獲・殺傷が禁止されており、池とその付近は保護林に指定されている。

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このため指定区域内でのペット同伴、火気使用(コンロ・タバコも含む)なども禁止されている。
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いつもは簡易コンロでお湯を沸かし、コーヒーを飲んだり、ラーメンを食べたりするのだが、ここではNG。
こういうこともあろうかと、途中のコンビニでおにぎりを購入しておいて良かった。

8:52 登山開始。
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最初少し登っていくが、
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10分ほどで、ほぼ水平のなだらかな道が続くようになる。
道幅は1m弱と狭く、右側が山、左側が崖で、さながらプチ水平歩道といった感じか?
もっとも本家黒部の水平歩道は、崖下まで200m近くあり、比較にならないほど怖いそうだが。

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道幅こそ狭いが、ほぼ水平なので大部分は歩き易い。
だが所々、沢を徒渉(としょう)したり、
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倒木が道を塞いでいる箇所もある。
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左手に滝が見えてきた。夜叉滝というそうだ。
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滝を過ぎてしばらくいくと、谷川を渡る木橋。
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まだ真新しい木橋で、どうやら最近架け直されたようだ。

9:12 池まで2000mの看板。
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もう一度木橋を渡って、「岩谷のトチノキ」に到着(9:15)。ここで小休止。
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「森の巨人たち100選(林野庁)」に選ばれており、樹高35m、幹周10m、推定樹齢300年の巨木である。

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岩谷のトチノキを過ぎると、なだらかな道から一辺。尾根にとりつくブナ林の斜面を登っていく。
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上り坂と暑さのせいか、滝のような汗が止まらない。
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9:52 池まで1000m地点。
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10:21 池まで500m地点。
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すっかりバテてしまい、この500mは30分もかかってしまった。

10:34 池まで200m地点。
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もう池は近いのだが、ヘロヘロ状態。

ラスト100mはなだらかになるのだが、熊笹や潅木が生い茂り、チョッとしたヤブ漕ぎ状態。
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ようやく池が見えてきた。
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10:41 夜叉ヶ池(標高1099m)到着。
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周囲230m、最深部7.8m。越美国境の尾根沿いにあり、そそぎ込む沢や流れ出る川がないにもかかわらず、いつも満々と水をたたえているそうで、まさに神秘の池。

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池のほとりにある祠は、奥宮夜叉龍神社。
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右手に見えるのは、夜叉ヶ池山(1206m)
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土曜日ということもあり、湖畔は大勢の登山者で賑わっている。
しかし登山口の駐車台数と比べると、明らかに多い。
どうやら半数以上が、反対側の岐阜県側から登ってこられているみたいだ。

また地元ボランティアのパトロール員の方も待機されており、生態系保護の監視活動と池の説明案内をされていた。

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以前は池のほとりまで歩いて近づけたそうだが、生態系保護のため、昨年(2010年)木製の休憩デッキが作られたのを機に、デッキより先は立ち入り禁止となってしまったそうだ。

オタマジャクシとイモリ。
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デッキからだと少し距離があるので、残念ながらヤシャゲンゴロウの姿は捉えられなかった。

何はともあれ、喉がカラカラ。早速この一杯。
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う、うめぇ~!
今日は保冷バッグに保冷材を入れて持ってきたので、温度もちょうど良い感じ。

少し早いが昼食とする。
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食後は県境の尾根方面へ。
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岐阜県側の揖斐川町から続々と登ってくる登山者の姿。
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この県境の稜線、左(北)に行くと三周ヶ岳(1292m)、右(南)に行くと夜叉ヶ池山を経て、三国岳(1209m)と続く。
とりあえず南の夜叉ヶ池山に登ろうとするが、ご覧の通りのヤセ尾根で、しかもかなりの急登。

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稜線から見ると、ハートの形の夜叉ヶ池。
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頂上まで1/3ほど登ってきたが、小石が多く滑り易い。
この先もヤセ尾根の岩稜を登って行かねばならず、登りはまだなんとかなりそうだが、
下りは間違いなく腰が引けてしまうかも。
思慮の末、今回は夜叉ヶ池山登頂は見送ることにする。

休憩デッキに戻り、しばしまったりした後、下山することに(11:52)。
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12:19 池まで1000m地点。
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下りとはいえ、暑さのせいですぐに汗が噴き出す。
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12:33 池まで1500m地点。
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この看板。登りの時は見落としていた。

12:45 池まで2000m地点。
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手前の岩谷のトチノキのところで、行き同様、小休止。

13:06 登山口
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下山したら登る際は10台ほどあった車が、5台ほどに減っていた。

夜叉ヶ池山を途中で引き返したのは心残りだが、また紅葉の頃でも登りたい。

夜叉ヶ池(1099m)
標高差631m
登り 1時間49分、下り 1時間14分、TOTAL 4時間14分

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