2012年6月24日(日) 晴れ

敦賀市内で一夜を明かす。今日もまずまずの天気のようだ。
今日の山行は、【三国山】(876m)と【赤坂山】(823m)。
どちらも福井-滋賀県境にある山で、高島トレイルのコースとなっている。
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滋賀県側のマキノ高原から登るのが一般的らしいが、それでは滋賀県の山になってしまう。
福井の山として登るのなら、やはり黒河峠(くろことうげ)から登らねば・・・
という訳で、野坂岳(914m)を右手に望みながら、県道211を進んでいく。
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山(やま)集落から黒河林道(くろこりんどう)へ。
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この黒河林道は黒河峠を経て、滋賀県側のマキノ林道へと続く県境越えの林道。
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次第に未舗装路になるが、この付近までは全く走行に問題なし。
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1~1.5車線の隘路だが、要所要所にすれ違い用の退避所がある。
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だが進むにつれ、こんな場所も。
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うわ~、めちゃめちゃ、コワっ!
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また2週間ほど前に通った方の↓情報↓では、土砂崩れで通行止めの箇所があるらしい。
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当初の予定では行けるところまで車で行って、その先は林道を歩いていく計画だったのだが、
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なかなか通行止の表示がない。もしかすると早々と復旧されたのかな?

でも路面の至るところに大小の落石が散乱しており、
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降りては石をどかすのを繰り返しながら、進まざるを得ない。
また倒木の枝が道を塞いでいる箇所もあり、往生することが何度もあった。

8:00 黒河峠(標高570m)
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2~3kmの林道歩きを覚悟していたのだが、結局、峠まで辿り着いてしまった。ラッキー!
予想通り?、他の車はなかったが、峠手前でテン泊されている方がいた。

黒河峠を含む福井-滋賀県境の稜線は、始点の愛発越(あらちごえ)から終点の朽木桑原まで、
12の主峰と12の峠、全長約80kmにも及ぶ高島トレイルと呼ばれる縦走路で、
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日本海側と太平洋側を分ける中央分水嶺でもある。
分割してトレイル(縦走)する方が多いのだが、中には一気にトレイルするツワモノもいるそうだ。
さっきのテン泊の方たちも、恐らく縦走されているのだろう。

8:10 赤坂山歩道(登山口)(標高570m)
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ヤマツツジ
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コアジサイ
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8:15 林道出合(標高620m)
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ここから林道を歩くのだが、
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1分ほどで再び登山道へ。
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ブナ林の斜面をトラバースしながら、緩やかに登っていくが、
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一部、ロープのある急な岩場も。
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また所々には、高島トレイルを示す黄色いテープが巻かれている。
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8:33 展望所(標高690m)
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眼下には朝靄に煙る琵琶湖が広がる。
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視線を左に移すと、高島トレイルの最初の主峰、乗鞍岳(865m)。
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展望所から先は植生が変わり、見晴らしが良くなる。
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ということは、日差しや紫外線も・・・
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木道に変わり、三国山湿原に差し掛かる。
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湿原に咲いていた小さな花。なんていう花なのだろう?
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また池塘(ちとう)には、チョッとグロテスクなモリアオガエルの卵。
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8:57 三国山分岐点(標高800m)
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分岐から山頂までは約400mだが、急な階段と茂った木々で結構歩きづらい。

9:09 三国山山頂(標高876m)
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黒河峠から59分と標準タイム(1時間)。
山名は、旧国名である近江・若狭・越前の三国の境にあることに由来する。

壊れた標柱や三角点(三等・三国岳)があるだけで、
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広さも5~6人も居ればいっぱいといった具合。

三国山山頂からの眺め。
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休憩していると、2人組の若い男性が登ってきた。
身軽な装いだったので、「トレランですか?」と声をかけると、
先ほど峠でテン泊されていた方で、昨日国境スキー場跡から乗鞍岳を経て縦走して来られたそうだ。
「ザックは?」と尋ねると、階段の途中にデポしてきたそうだ。

2人に先立ち、三国山を出発(9:23)。
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3分ほど下った階段の途中で、2人組のザックを発見! なるほど、ここで心が折れたようだ(笑)

9:31 三国山分岐点(標高800m)
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右手の赤坂山方面へ向かう。

冬の積雪のせいなのか、木々が横倒しで伸びている。
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お辞儀するかのように頭を上下させて枝を除けるので、歩きづらい。
標柱が見えてきた。赤坂山まで0.7kmか・・・ うん?!
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視界が突然開け、その先には荒涼たる岩場が聳える。
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9:50 明王の禿(みょうおうのはげ)(標高790m)
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は、はげ? ストレートな表現だ(笑)
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確かに荒涼として、草木1本も生えていないが、もう少しソフトな表現はなかったのかな?

眼下にはマキノ高原と、その先には琵琶湖が広がり、
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彼方には、日本100名山の伊吹山(1377m)も望める。
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赤坂山も見えてきた。
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赤坂山へは、一旦鞍部に下っていく。
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露出して、ほとんど階段になっていないんですが・・・

野坂山系の山々によく見られるように、花崗岩の巨岩が点在。
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キレイな円錐形の赤坂山。直登の登り返しが待っている(汗)
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鞍部付近の先は、より険阻になっている。
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歯周病っすか?(笑)
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階段というより、ハードル(障害物)だww

9:59 明王の禿鞍部(標高730m)
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登山道は樹林帯の中に続いているが、岩場への道はここで行き止まり。崩落が激しく、危険なようだ。

岩場でみつけた奇岩。 手前がゴリラで、奥がマントヒヒに見えませんか?
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樹林帯を抜けると、階段の登り返し。遮るものがないので、日差しが容赦なく降り注ぐ。
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振り返ると、先ほど登ってきた三国山と明王の禿。ようやく山頂が見えてきた。
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10:12 赤坂山山頂(標高823m)
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三国山から49分。標準タイムが1時間10分なのでまずまず。

三角点(四等:赤坂山)
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隣に県境標石があるので、紛らわしい。

大勢の登山者で賑わう山頂。ほとんどの方が、マキノ高原側から登って来られたようだ。
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山頂からは360度の絶景が広がる。

南側
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高島トレイルのコースで、なだらかな稜線が続く。

南東側
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冬ソナごっこ?ができるメタセコイア並木も(笑)
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東側
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靄に浮かぶ伊吹山や霊仙(りょうぜん)が幻想的。

北側
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なんと、白山(2702m)や別山(2399m)もハッキリ望めた。

西側
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西側には雲谷山や日本海が望めたが、昨日登った三十三間山(842m)は、大御影山(950m)に隠れて見えなかった。

絶景を楽しみながら、いただきま~す!
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さて少し早いが、お昼ごはんにするか・・・ あれ?
しまった!
今日は焼きそばにしようと、昨日買い出ししておいたのだが、車内に忘れてきてしまった。
仕方ない。緊急用として入れてある棒ラーメンでも作ろうか・・・ あれ?
うそー!
水は1Lのペットボトルに入れて2本背負っているのだが、1本のキャップが外れていて、カラッポ。
キャップをしっかり閉めていなかったようで、ザックの底から漏れてしまった。
そう言えば、途中から幾分ザックが軽くなったかな?と感じ、その時は気のせいだろうと思ったのだが・・・
コースタイムが良かったのも、これが原因だったのかも(笑)

水はもう1本(1L)持参してきたが、休憩時に飲んだりして、もう1/3ほどしか残っておらず、ラーメンを作るには足りない。
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仕方ないので、デザートの冷しぜんざいだけにする(涙)

粟柄越(あわがらこえ)まで行きたかったが、水の残りも少ないので、次の機会とする(10:41)
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10:48 明王の禿鞍部(標高730m)
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「危険通行止」の先の岩場を見ると、数人の登山者の姿。
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まぁ、自己責任ですから・・・

11:16 三国山分岐点(標高800m)
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ロープ場は慎重に進む。
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11:43 林道出合(標高620m)
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11:50 黒河峠(標高570m)
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赤坂山からは1時間9分。

峠に戻ると、他の車が駐車。いずれも滋賀ナンバーだった。
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お腹が空いたので、峠でお昼にする。
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滋賀県側は通行止と聞いていたが、滋賀ナンバーの車があるということは通行できるのかも。
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滋賀県側のマキノ林道を下っていく(12:16)

マキノ側も一部路肩が崩落した箇所があったが、
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落石も少なく、福井県側よりキレイな道だと思っていた矢先、
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突如、一般車両進入禁止の看板。
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車を降りて、看板の先を見にいくと、こんな状況。
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林道が浸食されており、場所によっては30㎝近い段差があり、ほとんど沢状態
車高の高いRV車じゃないと通過できそうにない。
ということは、さっきの峠にいた車たちは、福井県側から走ってきたのだろう。

やむなく黒河峠に引き返す(12:34)。
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再び倒木や落石を除けながら、黒河林道を下って敦賀市内へ。

赤坂山や明王の禿からの眺めは素晴らしく、次はマキノ側から登ってみたい。

三国山(876m)・赤坂山(823m)
標高差306m
登り 1時間48分、下り 1時間9分、TOTAL 4時間16分

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