金華山(329m)七曲り・馬の背コース

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Byよっし~

2019年3月8日(金) 快晴

ちょっぴり食べ過ぎたので、しっかりカロリーを消費せねば・・・
という訳で予定になかったお山に登る羽目になる(笑)

金華山(稲葉山)
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戦国大名斉藤道三の居城稲葉山城があった山で、その後美濃を攻略した織田信長によって岐阜城に改称されたことは有名。
過去4回(うち1回はロープウェイ利用)登っており、低山でありながらなかなか登り応えがある。
 
12:21 長良川河川敷無料駐車場(標高約18m)
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今回も河川敷駐車場を利用させていただく。ただし増水時は水没するので利用不可。

サブザックに財布とペットボトル、薄手のジャケットのみを入れて岐阜公園を目指す(12:28)
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御手洗池(みたらしいけ)が工事中だった。
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かつて中腹にあった伊奈波(いなば)神社に参拝する際に、身を清めたことに由来。
関ヶ原合戦時には、城代だった西軍の織田秀信(信長公嫡孫の三法師)の奥方や女中が、落城の際にこの池に身を投じたとされる哀しい伝説も残る。

12:35 金華山登山口(めい想の小径・馬の背)(標高約28m)
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左の階段が登山道だが、スルーし直進。

金華山ロープウェイ山麓駅(標高約25m)
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ウドちゃんのようにロープウェイ(片道620円・往復1,080円)を利用しようかな?(ウソ)

金華山ロープウェイ

岐阜公園三重塔
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大正天皇の即位を祝う御大典記念事業として、岐阜市民から寄付により大正6(1917)年に建立。
平成17年2月に国の登録有形文化財に登録された。

以前は発掘調査中で全面立入禁止だった信長公居館跡も見学していこう。
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信長公居館跡
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金華山西麓の槻谷(けやきだに)にあり、巨大な岩盤を背にし、中央に小さな川が流れている。

複雑な景観を利用した庭園や渡り廊下で繋がった壮大な館があったことが発掘調査で判明。
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この地を訪れた宣教師ルイス・フロイスは、著書「日本史」の中で金箔瓦の豪華絢爛な邸宅を”宮殿”と称し、庭園は”まさに地上の楽園のようである”と記している。

板垣退助像
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この場所は1882(明治15)年4月6日に演説会を行なっていた板垣が暴漢に襲われた、所謂岐阜事件現場跡で、板垣の”板垣死すとも自由は死せず”という言葉は有名。

なお私の世代では、百円札の肖像画として馴染が深く、
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保育園の頃のお年玉はこの百円札か、岩倉具視の五百円札でした。歳がバレますね(笑)

登山口に向かう前にチョッと寄り道
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金鳳山正法寺
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日本三大禅宗の1つ、黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院で、天和3(1683)年に開山。

ここには日本三大仏と称する岐阜大仏が建立されている。
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拝観料200円を払い、大仏殿の中へ。

像高13.63m顔の長さ3.63m釈迦如来座像(岐阜県重要文化財)
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乾漆仏としては日本一の高さを誇り、奈良東大寺盧舎那仏像(像高14.7m)と比べても遜色がない。

構造は乾漆造・漆箔貼で、内部はハリボテになっている。
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周囲1.8mの大イチョウを真(心)柱にし、内部を木材で組み上げ、表面を竹籠で編み上げている。
金華山一帯は古くから提灯や竹籠などの竹細工が盛んで、その上に阿弥陀経、法華経、観音経などの経文を貼り付け、を施し、金箔が貼りつけてあり、別名”籠大仏”とも呼ばれる。

また真柱は大仏殿心柱も兼ねているため、大仏様の頭部や光背が前方に屈んでいる。
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画像中央に見えるのは大仏殿2階に続く回廊だが、残念ながら立入禁止。

籠大仏ならではの弱点である風雨を凌ぐために、大仏と大仏殿を一体化させて建設している。
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正面に設置された椅子に座ると、大仏様と視線を合わして会話することができる。
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よっし~よ、食べ過ぎても、金華山に登ればオッケー牧場じゃ。
大仏様もこう仰っておられました(ウソ)

釈迦如来の施無畏与願印(せむいよがんいん)でなく、中本下生印(ちゅうぼんげしょういん)
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右手の親指中指で輪を作るのが中品(ちゅうぼん)で、OKサインじゃありません(笑)

この印は九品印(くほんいん)の1つで、人の心や行動の状態を右手で上品・中品・下品と、左手で上生・中生・下生を示し、3×3の合計9ランクに分け、極楽往生する際のパターンを表現している。
日常使っている上品や下品はこの九品が語源であり、東急大井町線の九品仏駅もこの九品に由来する。

大仏様の前面にあるのが、木造阿弥陀如来像
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平安後期の作とされ、岐阜県の重要文化財に指定。こちらは弥陀定印とも呼ばれる上品上生印

大仏様の周囲には、五百羅漢像が安置されている。
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鮮やかな色彩が施されており、完成時はもっと煌びやかだったことが偲ばれる。
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大仏様から有難い御言葉をいただいたので、カロリーを消費すべく登山口へ。
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13:08 七曲り登山道(大手道)登山口(標高約52m)
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戦国期はこの道が大手道で、過去下りで使ったことはあるが、登りは今回が初めて。

岐阜公園側にある4つの登山道のうち、比較的緩やかで家族向きとされる。
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山歩きの装備でない行楽客でも登れるが、路面がゴツゴツした個所もあるので、スニーカーやすべりにくい靴が望ましい。

七曲りとなっているが、細かい曲りも入れると十三曲りある(笑)
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山全体がチャートと呼ばれる固い堆積岩から出来ている。
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13:26 岩戸公園コース合流点(標高約133m)
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登山道はここで左に折れ、急なコンクリート階段を登っていく。
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13:29 唐釜コース合流点
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コンクリート階段は足に負担がかかるため、脇にある登山道へ。
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何回か階段と合流しながら登っていく。

道標(城へ六丁)
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金華山の場合、麓から10丁、9丁と山頂(本丸)に近づくにつれ数字が小さくなっていく。

ここも右手の登山道へ。
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画像でも分かる通り、左の階段の方がかなり斜度がキツい。

人の手に寄って削られた岩や道路縁の石垣など、戦国期の遺構も残っている。
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前方に建物が見えてきた(13:54)
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13:56 金華山ロープウェイ山上駅(標高約285m)
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登山口から48分。

下りはロープウェイで降りようかな?
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山頂までまだ標高差50mほどあり、休憩所(ろぉぷ亭)で小休止。

天下第一の門
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近年、信長公を顕彰して造られた冠木門。

馬場跡
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かつてここに馬を繋いでいたとされる。

堀切(切通)
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上に橋(松風橋)がかかっており、この先の下台所(二の丸)で合流する。

千成ひょうたん発祥の地(天狗岩)
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永禄10(1567)年の稲葉山城の戦いにおいて、木下藤吉郎(のちの秀吉)が猟師の茂助(のちの堀尾吉晴)の案内で、裏手の水手道から本丸を急襲し、天狗岩の上で槍の先に付けた瓢箪を振りかざして、大声で勝鬨を挙げたという逸話に基づく。藤吉郎はこの功績により、信長から瓢箪を馬印にすることを許され、その後功名を挙げる度に瓢箪の数が増えていき、千成瓢箪になったとされるが、この話は後世の講談等の影響が大きい。

二之丸門
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前方に岐阜城天守閣(復興天守)が見えてきた。
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14:14 金華山山頂(三角点)(標高329m)
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タイムは1時間6分。

三角点(二等・金花山)は気象台無人測候所の裏手という非常に分かり難い場所にある。
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正面からは入れず、裏手のフェンスの隙間からよじ登るので、滑落等に注意。

現在の天守は昭和31(1956)年に建てられた鉄筋コンクリート造で、独立式望楼型の3層4階建。
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過去2回見学しているので、今回はパス。

眼下を流れる長良川
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視線の先には冠雪した越美国境の盟主、能郷白山(1617m)が望めた。
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濃尾平野側も望めたが、春霞のせいか遠方の視認はイマイチだった。
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澄み渡った青空が広がるが、冷たい北風が吹いていて、たまらずジャケットを羽織る。
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14:23 馬の背登山道分岐(標高約329m)
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下りはまだ登りでしか利用したことがない馬の背登山道をチョイス。

馬の背登山道は金華山の登山道で1・2を争うハードコース
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下から見上げると、こんな感じの岩場を下っていく。
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アセビ(馬酔木)
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ツツジ科アセビ属の常緑低木。有毒植物で、漢字名は馬が葉を食べると、酔っぱらったようにふらつくことから名付けられた。

時折息を切らしながら登ってくるハイカーとすれ違う。
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登りより下りの方が難しく、難所は両手両足プラスお尻を使った五輪駆動を駆使(笑)
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14:57 丸山(めい想の小径合流点)(標高約77m)
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ここで右手からくるめい想の小径(水手道)と合流。

【注意】老人・幼児には無理ですと書かれた名物看板も健在。
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一概に無理ではないが、3点支持が必要な個所もあるので、普段山歩きしていない方や相応の装備じゃない方は止めた方がいい。

丸山から先はつづら折れの登山道を緩やかに下っていくだけ。
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15:06 金華山登山口(めい想の小径・馬の背)(標高約28m)
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下りは43分。

これでカロリー消費もOKじゃ!
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今回のルート図 (クリックすると拡大します)
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やっぱり、山っていいね!

金華山(329m)(登り:七曲り登山道(大手道)、下り:馬の背登山道)
標高差301m
登り 1時間6分、下り 43分、TOTAL 1時間58分
今年1回目・通算4回目+1
出会った人 50人ぐらい(ハイカーのみ) 出会った動物 なし
2019年:5座目


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