登山中の汗を科学する

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Byよっし~

汗っかきの私はいつもハイクの際、大量のに悩まされている。
sweat.jpg
真夏はもちろん、1年中ダラダラと汗を流しながら歩いている。
よくブロ友さんが「今日は涼しかったので汗をかかなかった」と言うが、私にしてみればありえないことで、氷点下近くでのハイクでも全身汗でビッショリ。
そのためハイク時の水分補給は重要で、いつも携帯する水の多さに悩まされる。
ちょっと汚い話ですが、ハイク中にいったいどれぐらいの汗をかいているのか、
検証してみました。
 
開始直後は当然汗はまだ出ていないが、ちょうど有酸素運動に切り替わる10~15分後ぐらいから、じわじわと汗が滲み出てくる。

一番汗をかくのがで、特におでこの周り。

発汗は上がった体温を気化熱で下げようとする人間に不可欠な生体反応で、本来はハイク中はあまり汗を拭かずにいるのが正解
しかし私の汗はしっとりと肌が濡れる”良い汗”でなく、ダラダラ流れるためその汗をぬぐい、すると気化熱が働かず余計に発汗するという悪循環を招く、所謂”悪い汗”

この悪い汗が目の周りに集まり、しかも俯いて登ることが多いので、眼鏡がすぐ曇ってしまい、ヒドイ時にはレンズ部分に大量に溜まってしまう。
視界が悪くなるので、レンズに付いた汗を拭くためしばしば足を止めざるを得ない。
これだけならまだしも、この付着した汗が次第にレンズのコーティング部分を溶かしていき、レンズをくすませてしまい、これまで3度も汗が原因でレンズ交換をする羽目になった(涙)

このため最近は汗対策として、つば付キャップ帽を被っている。
cap002.jpg
吝嗇家の私はもっぱら百均のモノを使用(笑)

こめかみの汗が帽子の縁から吸収され、つばを浸透して、先端から滴り落ちる。
cap_sweat route
つまり汗をバイパスさせることで、眼鏡付近に浸入する汗を減らそうという技である。
コツは頭と帽子をできるだけ密着させることで、隙間があると汗が上手くつばに染みこんでいかない。この技を導入してから目の付近に集まる汗が結構減り、レンズ交換は2年に1度ぐらいの頻度に低下した。

このようにつばの先から、ポタ、ポタっと汗を落としながら歩いているんです(笑)
DSCN4576.jpg
※画像は10月13日の文殊山七曲り付近で、3滴同時に落ちたモノ。

なおこの技は固い芯入りのつばがあるキャップだから有効で、柔らかいつばのハット系だと濡れて垂れてしまうのでNG
キャップの耐用年数はだいたい1年ほどで、汗がしみ込んでいるのでいい出汁が出て、鍋物の際は重宝している(大ウソ)


汗1滴はだいたい0.03~0.05mlとされ、私の場合かなり大粒なので0.05ml
落下頻度は、夏場で1秒に1回、春や秋が1.5秒に1回、冬が2~3秒に1回ぐらい。
ハイクの苦しさを紛らわすため、つばから落ちる汗の回数を数えながら登ることもあり、ちなみに文殊山だと片道で2500~3000回ぐらいです(笑)

春秋で試算すると、1時間のハイクでつばから落ちる汗の量は、
0.05ml×40回/分×60分=120ml

このため先日の徳本峠のようなロングハイクの場合、なんと、
120ml×10時間=1200ml(1.2L)
ものの汗がつばから落ちた計算となる。

しかもこれはつばから落ちる汗だけで、目の周りや首筋から流れ出る汗や、背中や下半身などからの汗は、タオルで拭いたり衣類に染みこむので含まれていない。
下半身も大量の汗をかいており、ハイク中にベンチに座ると濡れたシミができたり、ハイク後にズボンがをふくことも日常茶飯事。
ある研究では頭部からの汗は総発汗量の1/4~1/5とされ、頭部からの発汗が多い私の場合1/4として計算すると、1時間あたりの総発汗量は約500ml

だからタオルを搾るとこんな水たまりができるのも当然なんです(笑)
CIMG6315.jpg

鹿屋体育大学山本正嘉教授の研究による登山中に必要な水分量は、
登山中に必要な水分量(ml)=自重(体重+ザック)×5×行動時間
とされ、自重100kg超の私の場合、1時間あたりの必要水分量は500mlとなり、上記の発汗量と一致する。

このため行動時間5~6時間のロングハイクの場合、飲用だけでも3L
カップ麺等の調理用予備用を含めると、最低4Lは必要となり、水場がない山ではいつも大量の水を担いでヒーヒー言っている訳なんです(笑)

またロングハイクで下山後に▲5kg▲7kg痩せたという過去の事例も、この発汗量と給水量の差異によるもので、すぐにリバウンドしてしまうのもスポンジが水を吸い取るのようなものなのだろう。

sweat02.jpg

これから涼しくなるので発汗量はやや減るが、それでもダラダラと汗を流している姿を見かけたら、温かい目で見守って下さい(笑)


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